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生まれた血筋がワルいのか??・・の巻

 リクだよーん
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     ただいま採点中でおます

しっかし・・・ナニも今にはじまったハナシぢゃござんせんが・・・

時代錯誤そのものってか、東西冷戦時代の時計のまんま停止してルとしか思えない、いうまでもない あの!北の共和国『キムの縄張り』のこってス。

つくづく・・あっこの国民が不憫ですわナ。人民がワルいんぢゃにゃい!テッペンの親方が完全に『狂人』なんだ!

民主主義も共産主義も 社会主義も『関係ない!!』いってぇドコの世界に、腹違いとはいえ、ジツの兄さん毒殺するなんて真似 マジで実行命令下する兄弟関係があるもんかって。

100マン歩譲って、あの あえなく外国の地で果てた 正男サン・・・

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って・・こりゃ『杉作J太郎さん』だった!(笑)(^^;(←300%意図的・・)※激似ですやロ?

兄貴を討ち果たすのに「義」が有ったとしてもだ、ぶっちゃけ『それだったらテメエの手でヤレよナ!!』ってわたいは云いたいス。

下の者に指令出して、テメエの手は一切、血で汚れてなんかいません♪ ってか?・・・少なくとも貴様は「侍」ではない・・・コ汚ねぇ「朝鮮人ヤロー」だ!


マスコミは、あの 刈上げブタ野郎の「尊属殺人」それも「殺人教唆」だゼ?実行犯よりも刑罰は重いのだ、この暴挙をナンで?糾弾し追及するトーンで表明せんの??
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民進党 社民 共産 各野党、平和的市民NPO(笑)!沖縄の基地移転が非人道的だってなら、この「実の兄弟による委嘱殺人行為」は非人道的ではありませんってのか??コメント出しやがれっっ!!
          
『人間の命」はナ~、この世のダレかて 平等に「尊い」のだ。その大原則、小手先の都合でコロコロ『動かすな!』恥を知れ 貴様ら。。。


 っと・・・キレさせていただいたところで 本文へとまいりますが(^^;

基本として このリクちゃまは、カラダつきこそヘンテコでござりますルが(^^;

「その本体は?」ってなら、いたって「正常」ってか、コレって特異点もナイ、『そこいらのフツーの人間』そ~思っているのですが はい。
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              か~ちゃん近こ~寄れ いひいひ♪


しかし・・・「因果にも」・・・チトばかり困ったレッテルがつきまとってもおります・・『あの家系は《シャーマン》だ』っと(--;

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       だからってナンやねんっ!?(自虐の感が)

わたいはですネ、心底から困ってたのだ・・・『だからどないやねん!』先祖が巫女さんしてたってなダケで、ほかに ど~ってことない庶民でっから。

超能力なんてござんせん。ヒト呪ったり、お祓いなんぞもあたしゃ出来ないッスよん。「選ばれし 特殊能力の人間」だなんて意識は『いっさい無い!』

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          超能力あったら たぶんヤってます(^^;


で ですネ、ぶっちゃけ 世の中全体に「大きな誤解」もございます はい。

なんというか?・・この世の中での 不可思議領域とされる「その全部」を・・この「シャーマニズムの屑籠」にブチ込んでいるのでありまして はい。

わたいですが、毛嫌いしながらも、これまで多少は 研究(?)してので、今回 それを出来る限り わかりやすくご説明させていただきます はい。


まず ノッケに、《アニミズム》ってのと、《シャーマニズム》ってのがございましてネ、

その2つは ごく同じようにも観えて、細かい部分は意外と根本から「異なる」ってのを把握しといてくらはいナ。


▼アニミズム animism (有霊観)ってのはですネ・・・

霊的存在への信仰として、人類学者タイラー Tylor が提唱。animaはラテン語で霊魂という意味でス。

人間だけでなく、動植物や無生物にも霊魂が宿っていて、物体から離れても独立して存在しうるという観念特定の事物に特別な霊的存在が宿るという考えは呪物 fetish 崇拝(fetishism)
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なんやら難解そうですが、この考え方は アメリカ大陸の「ネイティブ・アメリカン」インディアンの「ナホバ族」にも古来より 継承される 基本的な考え方です はい。

霊魂は日本語ではタマ tama (霊魂が宿る球形の石)、カム・カミ kami (畏れの対象、上方を意味する kamiとは別語源)など

な??《たましい》とか、《かみ》って 宗教的単語とどこかシンクロしてると思わへん??古来の時代よりの普遍的な用語とかってのは、必ずしも国家単位で形成されているとは限らないとゆ~1つの実証的証拠かも。


宗教の起源の研究の中で、アニミズム→多神教→一神教、という進化主義的モデルの一種として提唱されましたが、このモデル自体は否定されていたりもします。

しかし、近代的文明社会にもアニミズムは存在します。日本の「神道」の基本理念・・『八百万(やおよろず)の神』も、 やっぱ「万物に魂宿る」って、コレに近しいのかも。

・・で 一方の《シャーマニズム》ネ

▼シャーマニズム shamanism (巫術、巫俗)

語源はツングース語・マンシュー(満州)語の saman(知る人)。サンスクリット語のsrama?a(沙門)起源という説もありまんナ。

シャーマン shaman (巫師、巫者)という職能者が、トランス状態という、一種の変性意識状態に入って、霊的、超自然的存在と直接接触し、 儀礼を行うtte.
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古代日本語ではミコ(貴い人)で、これが漢字の巫女に対応させられた。民間巫者としてはイタコ(北東北)ユタ、カンカカリャー(琉球)など

『はぁぁ~ あだスが マリリンモンロ~だスぅ』って(笑)(^^;お馴染みの(?)「御霊(みたま)おろし」の構図が展開するわけわけヨ。


あんまし ネットですら言及されてない事 お教えしましょか?(役に立たないけど:笑)

あのですネ、ひとくちにシャーマンといっても・・・《脱魂型シャーマン》ってのと、《憑依型シャーマン》って、その2Typeがアリましてン。

ドッチが上位・下位ってのは関係ないス、おもろい点は・・・『その2つのの相違点は、《♂♀》の《性差》に大きく左右される』って されます点で。。。

■ 脱魂型シャーマン

脱魂 ecstasy によって他界を訪問する。狭義のシャーマン。狩猟・採集社会、南北アメリカ先住民社会に多く 圧倒的に男性が多い

要はですネ、酋長とか網元とか、その集団において代々 継承されるような《リーダー資格》アリますでショ?それの立場へと選出された人間が、

よくよくアリますやん?『なんヤ 以前はボ~っとしてたけんど、今の立場になってからあのヒト エラいシュっとしてリッパにならはったやん♪』ってな評価。
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よく言われます1つの慣用句『立場がヒトを造る』ってアレ。ヒトってのには、さして《能力の差》なんてのはナイんだ、「その気になれば」ナンだって勤まる。

ヒデぇ事ゆ~なら《ブタもおだてりゃ気に登る》の語源かも いひいひ♪ 女性管理職も多くなった昨今でありますが、『やっぱ 最高責任者はオトコでないとネ』って考え方の根源は、意外にも 能力等ではなく『性差による適正』それをば指している可能性が高いかも。

■ 憑霊型シャーマン

憑依・憑霊 possession によって他界的存在を呼び寄せます、霊媒 medium としてシャーマンとは区別されることもますわナ。

旧世界の農耕・牧畜社会に多いとされ、コレも圧倒的に女性が多いのが地域関係なく 世界的にも「セオリー」でス はい。

進化主義的な説が正しいかどうかはともかく、世界宗教(仏教、キリスト教、イスラームなど)が広まった地域(おもにユーラシア大陸)では、周縁化されていることが多くてネ、
         
日本(とくに琉球)は仏教の影響が大陸よりも弱く、民族宗教である神道も含めて、アニミズム、シャーマニズムの文化が根強いとされます はい。
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         よ~するに『性別による 向き不向き』ッス

事実ってか、リクめが知ってます がいこつじんの船員、紅毛碧眼 バリバリのプロテスタント『キリシタンバテレン』ですナ、そのヤロ~から観るならば、

イタコによる「御霊おろし」なんつ~のは、『まったくもっての サル芝居としか思えない』ンだそ~~で。

当の日本人、このわたいだって、ンな様相は、ぶっちゃけ 限りなく懐疑的ってか、マユツバで観とりますが、だけんど・・『徹頭徹尾チャカして否定するのも なんかバチ当たりそうで怖い』って気持ちは持ってる・・・

ぶっちゃけ「その感覚」こそが、殆どの「日本人に」いつのまにか 植え付けられています「神や御霊に対する 生きている者としての接し方の基本理念」なんですナ うむうむ。


で・・いよいよ 各論へと向かいますが、ナニかとシャーマン(と呪術師、占い師など)の仕事って、ジツにもって「胡散臭い」ってイメージがアリまっけど 実際・・かなり胡散臭いでス(笑)(^^;
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まず第一として『科学の視点で立証して見せようって意識が無いに等しい』ってゆ~点に尽きますわナ うむうむ。「その姿勢では21世紀は通用しませんゼ?」とイっても 当事者らは『聞く耳持たず』・・(--;

このリクちゃまがですネ、大学でナマイキにも教えている領域にも相当するのでおますけども、

この現実社会で起こりうる ぶっちゃけ『すべての超自然的なもの』っていうのは、ジツは・・・「とっくにもう」、

イイでっか?? コレ、オカルトとかと正反対ですヨ? きわめて冷静な幾何学、紡錘図形解析の過程で発見された「狐理論」ってので、ジツに明快に【 解析済み 】なんス はい。

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         コレが「オカルト」と、「現世・科学」を結ぶ方程式で

「E軸」ってのが、「時間の経過から脱してる 生き物の意識《実体》」と思ってくらはい。

で、「M軸」が 時間経過から解放されません 我々生き物の日常風景だと お考えいただきたいス。

このE軸とM軸は 永遠に交差する事はあり得ません。むしろ その「かけ離れた点と点の差」それが問題で。もっとわかりやすく言うならば、「E軸=シャーマン」「M軸=現代人」と思えばほぼ正解でス。

シャーマン側がネ、あんまり突飛な事云ったりせず、現代の常識に合致した物言い言ってますなら、E軸とM軸の「差」は ごくごく小さくて、摩擦は起きにくい ケンカしないわけわけ。

ところが、仮に M軸の方が暴走して、「この世に不可思議なモンなんて存在しないンだから、神社仏閣なんざ全部ブッ壊してまえ!」ってなると、シャーマンでゴハン食べてるよな人間でなくても『おい!チョっと待てヤ!』って当然なりまッショ?

よ~するに、【 ドチラも一方的に暴走すると 人間社会は不安に陥る 】って、ね?? おもろいと思いません?無機質に観えます 数字による方程式が、ヒトって生き物が衝突起こさず 生きていく秘訣を教え差としているって事実♪

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    ドッチの方にも『偏らず』平和に暮らせばイイのだ♪

「現実的事象」と、最先端科学でも解明不可能な「不可思議領域」コレらを 絶妙のバランスで、維持してるなら 平和ですよん♪ って、「数字が証明してる」♪♪


ウチとこ 母方の家系「シャーマン」ってのも、ホンマに『だからナンなんだ?』って事でしかナイって思うのですネわたいは うむうむ。

おそらくですが、ナニも「拝み屋」と化すために生き続けてた訳でもなかろが?ってマジ思います はい。

発祥は 暮らしてた地域社会の中で、病気の原因を探す、病気を治療する 薬草などによる治療って、今でいう「民間医療」の伝道師的な仕事が その役目の殆どを占めていたのだと。

熊野地方に生息してたらしい ウチとこの先祖は、その後 室町戦国時代に 雑賀孫一率いる「雑賀党」って、鉄砲傭兵部隊そこで ひとでなしな真似してたらし~(笑)し、
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徳川の安定したご時世では、当時の商人の世界を左右する「米相場」、土地土地の出来を隠密裏にリサーチ調査する(場所によっては ケッコ~命がけだったらしい)「忍びの者」となり、身分を隠す目的で ガマの油売り それに身をやつしたと。

ケッコ~判りやすいでス、仕事柄として 取り扱うモノの項目が、「クスリ」→「爆薬類」→「麻薬」(笑)って変化したダケ、いろんなモノとか混ぜ合わせて仕上げるって、手仕事が「なりわい」の者であったろうってのが判ります はい。
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        調合とかが好きな 手仕事職人ですわナ


っと、ココまでご説明しておわかりだとも思うのですが、小説や映画のヒットで有名になった「陰陽師」って職業(?)ネ。

アレこそが、典型的な「脱魂型シャーマン」でして ええ。陰陽師はオトコばっかってのは それがゆえの原因。

トキの為政者らに取り入るチカラ(ヨイショ能力 ショーバイ人スキルでもある)に秀でる「野心家」がノシ上がった実例でス はい。
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ぶっちゃけ・・安倍晴明なんて、ココだけのハナシ・・・たいして能力持ってやがりませんでしたからアイツは(笑)(^^;

すべての陰陽師の その源流、「役小角(えんのおづぬ)」がかけたとされる「呪詛」それ解くの見事シッパイして逃げ帰ってますから はい。
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         マルで「格が違う」 役小角♪

平安時代の公卿藤原実資の日記「小右記」の中に 晴明の名前が確認されてるってダケ、な?実態はこんなモンなのだ。

安倍晴明は 陰陽師ってより、日常の主な 宮廷における役割は、今でいう「気象予報士」って方のが正解でおます はい。
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           こんなんなら毎日見るのだが うむうむ


すぐそばの実家に住んでます リクめ産んだ お母ンも、大阪の高槻市に住む 叔母も、『我こそはシャーマン』って(^^;言い張ってきかないのでありますが。。。

現代科学と数式をもって なにかと対抗してくるリクちゃまとは、いつも喧々諤々の 言い合いになるのは毎度 必至でございましてン・・・
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     トキにオバケよか 生きてるオナゴよっぽど怖いッス(^^;

相手は『ナンで?リク、アンタはどぼちて??我が一族に受け継がれてるシャーマンの血筋を否定しますのヤ?』ってンですが・・・

わたいも反論します『いや!ワシの態度こそが!本来のシャーマン家系の人間として 正しい筈ヤ!』ってネ。
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       チョイ待ちヤ!履き違えちゃアカンがナ!

この困った お女中2人の、持ち合わせているって、「ある種の能力」それはわたいも 認めるのですよん ええ。

お母ンは 当たり前に「霊」が見えるそ~だし(イっちゃってル可能性も低くはナイですが いひいひ♪)(^^;

叔母は いわゆる「千里眼」、時空や時間を超えて、現場中継としてナンでも見透かせる・・・高校時代のリクちゃまが、勉強するフリして 部屋でチンコいぢってたのも『見てたでぇ』だと・・・イヤやわぁ(TT)
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        趣味ワルいでっせ おばちゃん!(--;

ってかネ、「あまりにも間口がデカくなるので」この霊能力やサイキック等の「その有無」ってのは この際「おいといて」・・・

ウチとこの姉にも お母ン由来の能力が多少アルって云うし、無碍に全否定するより『なんかアルんやろ』って仮定する方がスムーズだって ご理解くださいネ?


とにかくも、その「なんらかの能力がある」と仮定しましょう、でもそれを、『テメエのみに備わってる1つの特技♪』って風に、間違った選民意識を持って 甘んじては『あかんやろが!』ってことで。

ホンマに「その能力」が有るってなら、『コレを 科学的に照らし合わせるならど~なんやろか?』というアプローチで臨まないと せっかくのチカラも 宝の持ち腐れやんか って わたいは思う うむうむ。
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        科学の視点での「検証」嫌っちゃダメ!


リクちゃまとして考えますに、「シャーマンの能力」ってのは、その大半が「気」のような作用による治療【 プラセボ効果 placebo effect 】それだろうと。

自然治癒の因果関係の誤認によって治ったように感じられる?呪いをかける、かけられた呪いを解く呪いの社会的説明→平等主義的な社会では呪いが社会的平等を実現しているという側面も。

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実際、メリケン粉飲んで、重い胃病が治癒したって事例もございます。「気は心」ってか、シャーマンの能力がどうだってより、むしろ 人間には誰しもが、自身の健康とかを より良い状態へとチューニング出来る機能を有しいるんだって考える方が前向きでショ?


死者の霊を呼ぶ・神や精霊を呼ぶ霊魂仮説、ESP仮説、演技あるいは思いこみ仮説未来を予言する、その他人生相談人間に予知能力はあるのか?(決定論と自由意志の問題)バーナム効果 Barnum effect とコールドリーディング cold reading これらも・・・

リアルタイムで 相手(相談者)との短時間の会話、それで得る 断片としての単語、そのピースによる組み換え 組み合わせ、一定レベルの心理学の基礎と、洞察力 それを駆使するなら、そこそこボロが出ない「受け答え」は可能です。
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       要は「仕事で成功する者のスキル」ってことなのだ


で、ナニよりも リクちゃまがシャーマンをイマイチ 肯定する気になれないのが・・・。

どうも、神(悪魔)崇拝は、シャーマニズムそのものだってことだとも言えまして。。。
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   ありゃりゃ そこまで云う??(--;

神学者 池田満氏によれば、シャーマニズムとはイコールで『神頼み』とのことだそーで。。。

 ■ 縄文哲学(宇宙哲学) :統合的な想念  生まれ生きることを嬉しいという世界観
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        人間はサ この世に生きることは「喜び」であるべき!

 それに反して・・・

 ■ シャーマニズム (神頼み)→考えることの放棄 :分析的であるが故に分裂的(思考停止へ至る) 己以外を排除、あるいは踏み台にする世界観 統合失調

・・・ホンマ、ボロカスやんか とほほ・・・(--;

「危険な宗教」「危険な教え」ってのは、人類誕生と共に発生したのではナイのでして ええ。「邪念を抱くヒトのニーズが」それをば創生したって事でス はい。

それにより、ブードウ教やら、日本でも バサラ(神体は野犬の動物霊)て、『呪詛』を基調とするヤバヤバな「シャーマン」が形成されちゃったのだ うむうむ・・・

・・で、イっときまっけど、こ~ゆ~呪詛のためのシャーマンなんてのは【 その全部がウソ、ハッタリだからヨ!! 】

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  ボクちんはネ「オカルト大好き」でス でも、それで人を恫喝
  お金を巻き上げる『いんちきシャーマン』が許せないと思ってます


よろし~か?みなちゃま・・この先 ゼッタイに!! 騙されてハマって 大事な財産失ってはなりませんヨ!!

リクめが 怪しげな「拝み屋」とケンカしたとしましょ~、拝み屋がわたいに『貴様!死ぬことになるゾ!』って脅す。

だが生憎 リクちゃまは「元気♪」そんでもバトルから幾星霜・・この世に産まれし生き物の宿命・・やがてはリクめも この世からオサラバする瞬間を迎えます。

すると・・その拝み屋の息子だかナンだかが、『ほらネ?うちの教えに逆らい歯向かった 港のリクは無残に死にましたよ』
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       こら!!「自然死」までが「祟り」だってか!?(怒)


 ぶっちゃけ コレこそが「邪教」の正体なんだ!! 人間の潜在的な「死への恐怖」それを徹底的に利用し『とれるだけとる』。。。

マッタクもって、元手も要らない 安直きわまる集金術♪(ヤろ~かにゃ♪)(^^;


神秘領域とされます「神仏」っていうのもネ、ナニひとつ 畏れ抱いたり、特別視する必要なんてございません はい。

だって、漢字である「神」のの成り立ちはネ、 神 → 〒(祭壇)+音符の申(しん) です。

それの意味はごくごくシンプル・・・稲妻(申:カミナリ電気)のように不可知な自然のチカラに対して、〒祭壇である机を前にする、とゆ~『ただそれだけ』♪

よ~するにだ・・・『リクツや(その時代の)科学で解明できない不可思議なモノは、こういう風に《奉ってればOK♪》』って、諸作法を述べているダケなんス はいー。


キケンなのは、漢字「神」の相手は、神様でも悪魔でも、ドッチでも有効ってこと。この「神頼み」訪ねる先を間違えてはいけませんヨ って事が大事なのです はい。
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      アナタの その祈りが「正」にも「邪」にもなるのです


現代の「最も危険な」シャーマンは、ボヘミアン・グローブか、青い血の一族か、その姻戚関係にあるユダヤの金融資本家なのか???

呪いの藁人形や 五寸釘なんざ 可愛いモンだ♪ 本当に畏怖すべき その形代(かたしろ)は・・・現代の偶像であるお金:貨幣・通貨であることに間違いないのかも。。。

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 ごく少数の人たちを除いて、地球人類は・・ほぼ全員が通貨を形代とした「シャーマン」なのかも知れませんなあ うむうむ・・・。

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     とりあえず、おいちい♪今夜のゴハンが出来れば「幸福」♪


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「病魔(うそ)に倒れた」我がチームであったが・・の巻

 どもども リクです
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     冬のリゾートに遊びに行ったのでわにゃいのだ・・

本日はチト、『空恐ろしき(でもないかも:笑) 現実のこと』ブチかましますよん うむうむ。


新年が明けてからスグに、ウチとこの会社および 特に リクちゃまのチーム内に、

『インフルエンザの猛威』それがバクハツしやがりましてん (--;

最近はホント、ごく局地的に 天候がそれぞれの地域で相違がアルようでおまして・・・

チョっくら信じられないですが未だに・・・七草明けあたりの と或る日・・・どういうこっちゃ?? ハマの港付近に【 だけ! 】・・

ごくごく短時間でしたが、ホンマに「ホワイトアウト状態」に近い【マジで大吹雪】@@;になっちゃいまして はい~~。

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            生憎 こちとらは『元気そのもの』♪

みな大騒ぎ・・・『こりゃ~ 誰かよっぽど!ココロがけのワルいヤツが居る そのせいにちげねぇ・・』っと 長老つぶやく。

ハタと気づけば・・・周囲のみんなが わたいのことジ~~っと睨んでるって ンな有様(泣)


だけんど 物流に「待った」はござらぬ・・・冒頭の画像の如く、ぶっちゃけ この格好ってのも、『まず 有り得ないだろう状況を予測しての防寒シフト』なのですナ。

ホント・・まっさか この格好を使うことが有るとは思わなんだ・・・みんな頑張ってくれたのでありますが・・・

やっぱ 女性陣をば中心に、小柄な人間 人間的にアクの少ない順、エロさとスケベ度合いが足りてない順に(笑) クタバる寸前ってぐらい【 インフルエンザ感染でバタバタ倒れる! 】って騒ぎに。。。

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         アセったところでどないもならへん 時を待つべし

やっぱ やらし~~人間は「風邪ひきにくい」は本当かも・・・リクめ 今回は「無傷」でしたし♪

部下のオナゴ衆でも、《リアル貞子》が 真っ先に回復しやがりまスたお(^^;

オナゴらで素が 4名も 入院するって騒ぎともなり・・・あらためて インフルエンザの怖さを実感したのでありますが。(数日間で退院叶いました♪)
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      しかし、大量欠員だと 雑事が増えて増えて・・・
        こら!チっとは手伝え! オナゴ衆


しかしでス・・・みなちゃまらは わたいら「荒くれ稼業の生き物」を『ど~せ 予防接種もしてない奴らなんだべが』って思っとりゃせんかい??

バカにしちゃあきまへんデ・・こちとら ぶっちゃけ「最前線」で、日本国外より来航する 外国よりの物資を取り扱うわけわけヨ。

一概に申しましても「物資の原産国」「送り出し国」ってのは、日本のように文化国家では 残念ながら「ありません」で・・・

直接 目で確認も不可能な、どんだけかヤバヤバなモノが含まれてないとも言えないスからネ、日頃よりの「予防手段」については欠かしません はい。
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             コレでも細心の注意はらっとりまス


ですが・・・殊「インフルエンザのウィルス」については・・・ホントの事だから怖いですが・・・『食い止める具体的な手段は無い!』それでして。。。

すべての7インフルエンザ その「はじまり」は《鳥》でおます はい。人間と違って鳥は 国境とか関係なく 長距離移動してますからネ、インフルエンザウィルスにとっては「恰好の宿り主」だ うむうむ。

で・・ナマイキなことに、インフル野郎は『性質の自己変化』って、余計なマネしやがるときたモンだ (--;

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少なくとも 日本での流行感染を食い止めようってならば、ぶっちゃけ無謀なハナシ・・・【 中国国内のブタを一匹残らず処分する 】ってしか 他に方法はござんせん うむうむ。

中国で飼われていますブタさんをネ、旧ソ連国境に近い 大きな河の湖畔に 飼育者が連れてって 水飲ませたりするのですが、ぶっちゃけ『それのせいでインフルエンザが増幅&進化を起こす』のでして。

ウィルスを抱えた《蚊》が、ブタさんを噛んで、ブタさんの体温ってのが、人間に例えるならズバリ「高熱出ている温度」で・・・39~42度ぐらいって。

ブタさんの基礎体温こそが、インフルエンザウィルスが 自己進化を起こすための 天国的な環境ってなっとるのですナ うむうむ。

ほんでワルいことに・・・ブタさんと、人間さま・・・その2つの種の「内臓の配列構造」は ぶっちゃけ《おそろし~程 似ている》って事実。。。


今回の「チーム内の 惨状」・・それより実感したのでありますが・・・

マジなところ・・インフルエンザに「対抗」するのは・・・

 ■ ナンたって まず睡眠
 ■ ビタミンCと水分摂る
 ■ 体温を暖める(積極的に暖房と入浴もする)

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        病中のSEXは ほどほどに いひいひ♪

要は 【 それしか他に方法は無いよん 】ってことに尽きると。。。

だってネ、チーム員 全員が「予防ワクチン注射」してて、こ~なった訳だ うむうむ。

もはや『ハッキリした事』・・・断定させていただきますが・・・【 予防接種なんて 効かない! 】それでして はい。


 昨年の或る日に・・・

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ホセ「リク部長 会社の事務局から チームの全員 インフルエンザの予防接種しとくようにって言われてますが」

リク「ふ~ん ほな みんなでそ~しましょやないケ」

ホセ「でも 費用はそれぞれで自己負担ですって」

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リク「まかせなさい♪ ダテに日頃からケチなんとチャうわい♪(会社ダマシて溜め込んだウラ金で)ワシが全員の分 出したるけん大船に乗った気でいろヤ♪」

ホセ「でも、横浜市内だと 1人《¥4800円》になりますが 費用・・」

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リク「げ・・・@@;ホセやん・・チミが今日付けで我がチームの親方ネ♪」

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ホセ「いい加減にしなさい!」

 ってな騒ぎがアリましてン (^^;

チームの部下たちの健康も大事だが、1人¥4800円も いかにも惜しい(笑)

で『どないかならんのかい?・』ってなら・・・「なるよ~~」って 救いの声が聞こえて。。。


あのですネ・・・結論から申しまして・・・「インフルエンザ予防接種の料金」って・・・

ぶっちゃけ・・・『固定された 確かな相場や料金体系なんぞ存在してない』って!@@;それが今回 あらためて「あきらか」になりましてン ええ・・・。

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         『イザって時』なにかと役立つは【元カノ連♪】

交際にピリオドはうったとしても、やっぱ・・・『元カノ』には 日頃から親切にしておくべきでおますだヨ。

元カノ宴会の常連のひとりでもある 通称《三沢社長》ってのが 病院看護師でありまして♪

三沢社長『勤めてる病院の事務方がサ、発注量予測間違えちゃって、大量にワクチンのブランクが出ちゃってネ。リクちゃまのチーム全員分ぐらいなら《医院関係者価格》で摂取可能だわヨ』って。

「ジツに ありがたや」ってことで それに乘らせていただいたのでありますが。でもネ・・「逆な意味で」わたくし《驚いちゃいまして》 はい。

ってか、なんせが・・【 その 関係者価格ってもの 】・・・さあ いくらだろ~?? 予想尽きますか?

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            思わず『えっ??』って、2度聞きする価格・・

 ホント驚いた・・・【 ひとりあたま ¥400円 !! 】だ お立会い @@; ナンなんだっっ!? この常軌を逸してるとしか思えない「販売価格の《差》は!?」

あまりよくない推量でっけどネ、早いハナシが 病院としては ¥400円って、到底 儲けは出ませんでしょうが、でもそれで「損もしてない」ってことだろが??

実質として 正規ならば 14マン4千円以上もかかるところを・・僅か 12000円で済んだって事実を 素直には喜べない気がして・・・。

ヤって貰ってモンクは云えませんが・・・インフルエンザ予防接種のクスリって・・・【 結局は400円程度のモノなんだ 】ってその想いが。。。


ぶっちゃけ・・・『ナニが《仁術》だっ!!』●●メ テメエらは 平気で「12倍もの掛け値」してやがるってか イイ度胸やないケ・・・

そ~思ったせいか(??)案の定 年明けスグに エラい事態となりまして(^^;

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マジなハナシなんですが・・ 、厚生省は1994年に集団接種をヤメました。その理由・・《感染流行を阻止する効果が無いから》正式に認めちゃったとゆ~・・流行を阻止できないということは、すなわち、他人に伝染してしまうことは避けられないということです。

ツマリが・・・毎年毎年 我々市民は・・《効きもしないって確定されてる そんなモノに大金払わされてる》って事実・・・(--;

あと、案外に 知られてない(ってよりも 知られたくない・・)インフルエンザワクチンってのは、薬事としての分類で・・・

  リッパに 【 劇薬指定 】なのでありましてコレがまた・・・。
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    処方薬だからってナメてはあきまへん・・・


でネ、この「劇薬」って言い方の意味が問題・・・ウチとこの薬事主任のランによるなら『《毒物》の1段階手前だって意味だ』そ~でして う~ん・・・

ぶっちゃけ・・・それによる「効用」よりも、逆に《副作用》ぶっちゃけ「それ」がおおいに懸念されるって思いません??


元国立公衆衛生院疫学部感染症室長 母里啓子医師って偉いセンセが実際 発言してます・・

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「インフルエンザワクチンを打っても抗体が出来るのは血液中です。しかし、インフルエンザに罹るのは喉の粘膜だから、インフルエンザワクチンを打っても感染は防げません」と。。。

なるほど・・インフルエンザウイルスは血中では増えないので(粘膜に罹る)、血液中に抗体が出来ても意味がないそうで母里啓子センセは元国立公衆衛生院疫学部感染症室長ですので、感染症関係のプロ中のプロです。 元感染症関連機関の室長だぞおお~!

母里啓子医師はさらに、この動画で「厚生労働省はインフルエンザワクチンで感染を防げないは分かっている」と答えています。

みなちゃま・・ツマリはだネ・・厚生労働省は「インフルエンザワクチンの効果を期待する」ぶっちゃけ・・【 それダケ! 】なんだワクチンは神社仏閣の「おみくじ」とイッショやん!!。

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            なんたるちやサンタルチヤ・・(--;

期待だけされてもナ~~・・偏差値40の受験生は東大に合格できませんよね(笑)(^^;


・・・もっともっと【 怖い話 】・・・みなちゃまは 『 薬品添付文書 』ってのを ご存知でしょうか??

コレですけど・・・『見せてくれ』って、クスリ処方された時点で、患者から医師や病院などに、そ~申告しないかぎり けっして!医師や病院の方からは開示してくれません・・・。

現実のケース・・こ~ゆ~事 要求しますと、ぶっちゃけ その患者は「相当に毛嫌いされる」ってのも事実で。。。

で・・わたいはヒョンなことから、この「インフルエンザワクチンの薬品添付文書」それをば「入手した」のでアリまして・・・。

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で・・・な?? 「劇薬指定」って、リッパに(?)出てますやろ? 要するにだ・・・『効かない《劇薬》に 患者は高いカネ払わされてる』とゆ~事実。。。

もっともっと問題は・・・

世の「シックハウス症候群」それの根源【 ホルマリン 】@@; 次の段の【 チメロザール 】・・・ぶっちゃけ コレ・・・【 水銀 】の《言い換え称号》だゼ・・(--;
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イチイチ挙げてたらラチあきませんホント。およそ・・・「50種類もの」・・人間さまにとって ジツに有害な成分が、堂々と このワクチン成分の中には入っておりましてン・・・。


抗がん剤ってのも 怖いヨ~~・・・【 ニドラン 】って、脳腫瘍、悪性リンパ腫、慢性白血病、胃がん、肝臓がん、大腸がん、肺がん、メラノーマ(悪性黒色腫)ってから、

ぶっちゃけ 「ほぼすべてのガン症例で使用されてるに等しい」レッキとした抗がん剤なのですけどネ・・・

世のくすりってのはですネ、ぶっちゃけ『コロコロと その名前が変わる』のでありまして、この「ニドラン」ってのも、チョっと以前は、ニムスチン(アルキル化剤)って呼ばれてた。

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何度も名称が変わってるのです このニドランはネ。でだ・・・いっちゃん最初の名称 それがジツにもって問題・・・

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        チョっと・・・マジで『イイのか??』これって・・・

 あのネ・・・ナニを隠そう・・第二次世界大戦中に ナチスドイツが開発使用した 忌まわしき化学兵器・・【 マスタードガス 】それなんだ!@@;

でもま~~・・・「こういうこと」あまりにも 言及し過ぎますと、ナンでもかんでもが【 陰謀論の世界観 】になっちまうのでありましてからに・・・。

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          こ~ゆ~のも『死ぬ死ぬサギ』の一環だワ

とどのつまりが「フリーメイソンの陰謀」「賢人会議」「イルミナティー人類削減計画」だの、「ダボス会議のホントの目的」だのって・・・『まずは陰謀ありき』って考え方に 凝り固まってしまいかねません うむうむ。

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          そんなに悪意ばかりが飛び交う「筈がないだろ」って

すべてが「すべて」、ワルいヤツとが居て、我々はそれらに飲み込まれそうになってるってばかりは「想わない」ス。

でも・・ごくごく冷静に 「発表済の数値」ってモノから推察するならば・・・我が日本人って存在ですが、世界の総人口《73億五千万人》から割り算するなら 僅か【2%】でしかないって事実。

しかしだ・・それにもかかわらず、全世界的で 製造・流通している「クスリの総量」 それの【 40% 】・・・ホントでおます その膨大なル量を 日本1国で消費している計算になるのでしてコレがまた・・・

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ど~~考えたって・・【 おかし~だろコレ?? 】(--; クスリが「効くのだ!」ってなら、日本なんて 殆どの病気はとっくに根絶されてなきゃ 理論的に「おかしい」じゃんか?


こげなる しがなき 港の荒くれ でしかない わたいかて、知ってます・・・■ 政治家の天下り先は製薬会社 ■ 政治献金の多くは、製薬会社 だってゆ~『既成事実』は。。。

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やっぱ・・病気になってもらわないと困るのだろ~ねぇ。。。病気になり、薬好きな国民に沢山薬を消費させて、癌になれば、0.1g7万円もする、効果のない副作用の苦しい抗ガン剤をしてもらわないととても困るのかなぁ??


ってかネ・・・ダレも云いませんけど、ぶっちゃけ・・・【 日本人ダケが 癌罹患患者数が多過ぎている 】って コレも「事実」・・・

コレについても「資料」アルよん。アメリカ人におけるところの「死亡原因の一覧」だわさ うむうむ。

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    この統計数値を 日本医師会はどぉ説明すんだ おお!?


 な?? あの「ジャンクフード摂取大国」である アメリカにしてからが、『むしろ 癌に罹患する数値は減少している』のだわサ。。。


クドいですが・・ナニも わたい個人は、けっして!西洋医学も 近代医学・化学をも《 否定などしません 》はい。

歴史としても実証されてます、それまでには 根絶不可能だった色々な病気とかは 確実に克服してますしネ。

それにより 我が子が亡くなり 泣く母親も、親を亡くし呆然とする子供たちは救済されていると思うのです はい。

ただ・・・思うのだワ・・・【 いい加減、この《クスリの物量作戦》日本は脱却して行かないとヤバかないか?? 】ってことで。
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       世界人口の『過半数以上』は、アスピリンすら!
       必要な分量は 手に出来てない現状が有ります・・


リクめの 母方先祖は、忍びの者であると同時に、「ガマの油売り」の行商人でしたとさ。

薬事法もナイ時代でっから、《自家籠中の秘伝薬》ってんで、ぶっちゃけ・・阿片とか(笑)メッチャクチャでヤバヤバなモノ入れこさえたモノ 売り歩いてたって・・完全に今なら【ドラッグディーラー】で(^^;

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     リクちゃまも「辻斬り」しちゃお~かナ いひいひ♪

先祖の悪行の 言い訳ではござんせんが、ロクに 地方とかには医師も病院も無かった時代、『それは大変に重宝された物』だったんス。。。
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ナマイキですが「想う」のです はい。本来・・・テメエの不調なる状態をチョっとでも改善させなきゃ!って、そういった際には・・・

『 とりあえず なんとかして! 身近なモノや、周囲のヒトとかも頼って治る為の《工夫》試みる 』

「投薬」ってのは、最後の手段・・それであるべきではないかなあ?? って。

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  ヘタな「医療本もどき」より役立つ♪『BOYスカウト教本』
    伝統的「代替医療」その殆どが網羅されてまス♪

どんだけの「お墨付き」が有るクスリだって、《自分には合いません》ってのだって 往々にして有り得るでショが?

白衣の「恫喝」と、象牙の塔の権威にビビっていては「よくない!」って思いまス。けっして「荒くれだから」じゃあナイのでおます。

 《 最終的に テメエの身はテメエで護る 》今に至るまでの膨大な「時間」・・・先祖らが必死に戦ってきた《生きるためのこだわり》

「それ」を 近代の文明の下で 打ち捨ててしまうのは あまりにキケンでもあり「もったいない!」って思うのですネ はい~~。

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     しっかし・・タイヘンやったわぁ。。。ちかりた


荒くれ『ことわざ』考現学の巻

続きを読む

通常とチト異なる『 荒くれ文学館 』

 リクでぇ~ス
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 え~~今回 取り上げます『 蕎麦の味と食い方問題 』って・・・小説ではなくて コレは「随筆」なのでアリますルが。。。

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だけど正直、この作者であります 「村井 政善」って ぶっちゃけダレぢゃ?? エラいヒトなんか??


やはりみなちゃまが 確認するにしてもおカネかからない方がよろし~ってことで、いつもの「青空文庫」

 http://www.aozora.gr.jp/cards/000312/files/2036_22712.html

↑に掲載されています。それほどの長文ではなく ココのその殆どの部分コピペしてますけどネ。


 https://www.youtube.com/watch?v=JqeMv6IgU3E

 ↑ にこの村井氏をカンタンに説明しています ご興味あられる方はググってみてくらはい。

ま~~~・・・ひとことで云うなら・・・『通人ぶった俗物そのもの!』でス(笑)

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リクめが いっちゃん クチには出さずとも ココロの中で『 けっっ! 』って、毛嫌いするタイプの御仁。

いつもの 荒くれ文学館と違うところはだ、今回に限っては『気に食わないから 取り上げる』って(笑)(^^;

要はこのオッサン(遂にオッサン扱いかヨって・・)戦前の昭和の時代に食料・栄養分野で、公営の機関の責任者的立場を経てきた「エリート」。

当時の貴族とかからの支援とかも受け、早いハナシが『食物分野に関してはワタシこそが!この国の第一人者である 控えおろぉ!』って、そっくり返ってやがんのだ うむうむ。

虎の威を借るキツネの如し ジャイアンにゴマ刷る スネ夫とイッショですナ。

とにかく・・・この村井って御仁の書いたエッセイとかが、ズっと後年になって、

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        息してんのかこの御仁?

ぶっちゃけ・・バブルの当時とか わんさか!出ましたやんか?いわゆる『ミョ~にムカつくグルメ評論家』それをば誕生させる《コヤシ》になる役割を果たしたのがコイツ(笑)であろ~~とネ。


このリクちゃまにおけます「基本スタンス」でもアルのでおますが・・・

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           落ち着け!要は「単に蕎麦」なんだワ。。。

殊・・「ヒトのクチに入るべきモノ」それについて、『テメエの物言い 考え方こそが《真理》だ!』ってな言い方するヤツは でぇ嫌れぇだ! ってことで。

ぶっちゃけ 他人の「舌」それが その食べ物とかを 具体的・物理的問題として 味とかを感じ取っているのかが・・『オメエは判るってのか??』
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           このよな感じの おそば屋さんが好き♪

美味い 不味い ってのは「あくまで」・・テメエっち個人の感慨でしかあらへんやろが?

ワシは思うド・・『この世には《不味い》は無い。あるのは《自分の嗜好と合わない》それだけ』だとネ。

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         お子さんが不憫に観えまス・・・

ほんで「食」に ヘンな概念おっつける筋も「大嫌い」。一部のカン違いした 自称《ナチュラルフード志向の人間》・・ジャンクフード喰うナ! ニク控えろ!

だけんど、マリファナとかって ご禁制薬物を礼賛してたりって、ヤツらが崇拝するのが決まって『ボブ・マーリイー』ザケんな!あの御仁なんかはナ、

自然主義貫徹してたなら、悪性のメラノーマ患って、最期は脳腫瘍に肺&心臓部のガンで 36歳の若さで おっ死んでンだゾ!説明してみろ!
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        ってか・・害毒の根本はこのマリファナとチャウか??

メラノーマなんて ありゃ完全に原因は「紫外線」と「遺伝」やゾ?食い物で この世のすべての問題を凌駕出来るってな発想は「キケンだ」。


本題に戻って(笑) 村井って御仁 「そば」について 文章で述べておられるのですが・・・

わたいとして チャチャ入れる態度は 徹底して『ンな訳あらへん』ですから今回は(^^;このわたいが気合い入れて(?)ワルクチ三昧に陥るなら コレほどひでぇ事くっちゃべるってことを お楽しみくらはい いひいひ♪
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 その昔、武士と通人は「もり」、町人は「かけ」を好み、百姓は「饂飩」と定まっていたという話があります。
 
 蕎麦の味は「もり」にあり、種物食うべからずという位のものとされているなどと通人はいっています。この「もり」の水が切れるか切れないかというちょっとした間は、蕎麦の一番旨いものとされているのであります。水気が多く残っていてもいけないし、またもそもそにのびてしまってはなおさらいけないもので、旨いという時は水気を切ったその時であります。
 
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 蕎麦は硬い方がよいなどと通人のような「キザ」なことをいって、生蕎麦を食って喜んでいる人もあるというから、人はさまざまであります。
 
 専門家にいわせると、「もり」は蒸籠の四隅に盛って平らにならして出すのは本当であるといっています。そうすると箸でつまんでするするといつまでも続いて立って食わねばならないようなことになって、これがよいとされているのでありますが、面倒といった風に真中へ盛り上げて四方に広げるものですから、引いても引いても蕎麦が固まり続いて、顔を横にして食い切ったり箸ではさみ切ったりすることになります。これは蕎麦屋の職人が悪いからでありますが、これなども主人の心得一つであります。また素人で通ぶって「どうも蕎麦は箸ではさんで千切れるようなのはいけない、するするつながって来る方がよい」などという人があるのですから、段々蕎麦も悪くなり、また職人も不真面目になってごまかしものを作ったり支那蕎麦を拵えたり、時には蕎麦か饂飩の見分けのつかぬものを作るようになるのであります。

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 蕎麦の食い方は、箸ではさんで尻の方を一寸三分ばかり汁へつけて、箸の方から口へ入れ、一度汁のつかないままで、口でしめしてから本当の蕎麦の味と香気を味わいて後、静かに汁のついている方を吸い込んで煮出汁の味が分るものであります。
 
 著者は、時々宅に取り寄せて食べることもありますが、これは第一まずい。蕎麦屋に行って食べるような味はしないので、食べ方研究のためなどと口実をもうけて出かけることも多いが、近来蕎麦屋へ行ってもまずいことが多い。第一椅子に腰をかけて靴のままで蕎麦を味わうというのですから、旨かろう筈はない。また端で食べている人々を見ても如何にスピード時代とはいいながら、「かけ」を食べているのか「もり」を食べているのか分らないようで、「もり」を食べるに、汁の中へ薬味をうんなり入れ込み、その汁へ蕎麦を浸け込んで食べている人が多い。丁度「かけ」の冷ましたものを食べているようであります。これは蕎麦の味などの知ることがない、ただ醤油の辛味と薬味の味を減ずることと、多く食べて満腹するに過ぎないのである。停車場のプラットホームや特殊の料理は別として、本当の蕎麦を味わうには、やはり畳の上で静かに座して食べる方が真の味があります。
 
 近来椅子に腰をかけて蕎麦を食べている客の大半は、蕎麦を食べることを知らぬ人が多い。稀に真面目に食べている客もあるが、実際は知らぬのである。前にも述べたごとく、ざぶざぶと汁をみんな猪口に入れ、それへ葱も大根もごたごたに打ち込んで蕎麦を入れると、その猪口の中を箸でこね廻し、そのままかき込むといった風で、甚だしい客になると、ここの家は馬鹿に「ケチ」で汁が少ないなどと小言をいいながら、すまないが少し汁の代りをくれなどといっていることも見受けます。こんなことであるから旨い蕎麦も食べられぬし、また蕎麦屋泣かせにもなる。であるから、こんな客の多い家では、蕎麦も汁もまずいが盛り沢山であります。
 
 ある蕎麦屋の主人の話でありますが、汁物では「天ぷら蕎麦」は大衆向きのものですが、あまりいいものではありません。どっちかといえば素人だましの代物で、通人は「花巻」を好みます。それは、良い蕎麦で良い汁で、それに良い海苔をばらっとかけるから香気も良いし味も良いのです。これはこの海苔が千金の値打ちなのになぜ「薬味をつけないか」と文句をいう客があります。馬鹿だなァと思うこともありますが、お客だから出します。すると葱を海苔の上からばらばらとかけます。これを見ると、アアもうおしまいですよ。
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               コレが 花巻そばでス

 早い頃はこの「花巻」を頼んで薬味をくれなんていう人は、まあ千人に一人だったが、この節は「花巻」を食う客も少ないが、十人に八人までは薬味をくれというので、私の家でも最初は頑張って薬味はつけて出さなかったのですが、つけなければきっと「くれ」といわれるので面倒臭いから今ではつけて出していますが、時にはこの薬味をぽっちりとも使わずに帰る客があります。こんな客を見ると「まだ東京にも粋な人がいるなァ」となつかしく思うことがあります、と話していました。
 
 しかし近来大衆は、蕎麦の味を本位にする人が少なくなって、ごたごたしたものを好むようになったようであります。次に蕎麦の味について二、三の方々の説を略記して御参考に供してみましょう。

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・・・って 放っとけっっっ!!! なんで(笑)

みなちゃま 見逃してはいけませんゾ・・《 その昔、武士と通人は「もり」、町人は「かけ」を好み、百姓は「饂飩」》って、

ココにこそ!通人ぶった ぶっちゃけ「半可通」の【げに勝手きわまる 決めつけ】・・それが在ります はい。

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            サムい日の「鍋焼きうどん」の誘惑に
        敢然と立ち向かえる勇気をわたいは知らない(笑)

『あんだぁ?けっ!蕎麦なんてのはナ《もり》それでなきゃ 味はわかねぇんだ このトーヘンボクめぃ!』どんな貧乏人でも 一瞬でなれます「最底辺のグルメの物言い」(笑)
 
ホント思う・・・『たかが・・《くいもん》でそんなにイバるなよナ』って。。。

このわたいとてもですネ、たしかに「そば」って食べ物ですが、傍らに そばの蒸籠を幾つも積み上げるって あの行為は 正直『粋ではない』って気持ちはあります はい。
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「そば」は けっして「大食いの対象」それに向くモノではないってのはわかります。

でもネ・・《テメエと趣旨が合わない 他人の行為を指してアイツは野暮の骨頂だ》とかって、クソミソに貶すって態度はどうなんだろか??(--;

ホンマ思うのですよん・・『うっせ~!!ソバぐらい好きに食わせやがれ!!』って はい。



 《 佐々木博士の話 》
「蕎麦が売れなくなったということで、蕎麦に色をつけると話を聞いたが、それはよいことだと思います。豆の粉で色をつけることは栄養上からしても悪いとは思いません。色素からしても青竹色は悪くはない。蕎麦が段々売れなくなったということは、近頃の若い人達は風味ということなどはあまり考えないようであります。私も女学校などへ行っていますが、学校では栄養価のみをいって風味などは全然おるすであります。私も蕎麦好きの方で、一週間のうちに蕎麦を食べない日は二日位です。栄養価が分ったのですから、早く皆人達に食べさせたいものだと思います。今は時代の変わり目でしょう。昔の人は風味をいいましたが、今の人は栄養を主とします。それには牛乳を混ぜるとか卵を混ぜるとかいうこともよいと思います。食べて悪い感じさえしなければ、それと蕎麦の本質を考えて、何を混ぜるにしても栄養価を失わぬようにしたい。饂飩の中に蕎麦を混ぜてもよい。そうすると今の蕎麦と同じものになるかもしれないが」と話されたことがある雑誌に書いてありましたが、著者が思うに、佐々木先生としては栄養学者の第一人者でもあり、また蕎麦研究については最も権威者でありますから御説もごもっともと存じますが、しかし著者も栄養研究所に在職中、栄養ということを主として、饂飩や蕎麦に先生の前説のごとくバターとか牛乳、煮干粉など種々なものを粉に混じて打って料理したこともありましたが、旨いとは思いませんでした。時としては旨いと感じるものもありますが、これも一時的のもので、度々食べるとあきが来て、結果蕎麦は蕎麦切として食べた方が旨くなって来るようであります。女学校で料理を教えるように、栄養々々といっていては栄養となるべきものも結果、不栄養となることも多くなりはせぬかとも存じます。一例を申しますと、最も栄養価のあるものでもその人の嗜好に合わぬものはしたがって旨い感じをいたしませんから、まずいまずいと思って食べたものは、さのみ栄養にもならぬものと存じます。
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 近頃の学校方面の人は栄養病にかかっているようで、実際栄養の摂り方を知らぬのではありますまいか。過言のようではありますが、実際蕎麦切としては、蕎麦切の味がなければ別に蕎麦でなくとも他に栄養豊富なものも沢山ありましょう。支那蕎麦のごとく蕎麦そのものに味のなきものであれば、汁やかやくをごたごたにして蕎麦の味を食うのでなく、かやくや汁を食べることになってしまうのであります。十人十色と申しますが、そのうち食物ほどまちまちのものはないということができます。なぜならば、著者自身のことでありますが、子供の時に食べたものとまた青年時代に食べたものと五十余歳になった今日とは、全く食物の味、否いな嗜好が変わって来るようです。これは著者のみでなく一般の人々もそうであろうと考えます。で、蕎麦そのものには蕎麦としての栄養価があり、またしたじ(汁)にはしたじとしての栄養価があり、あるいは他に使用する品々もそれぞれの栄養価を持ち、蕎麦切として打つには、鶏卵も多少なりとも用い、山の芋や自然薯のごときを使用している訳ですから、特別蕎麦粉の良質であって風味良い粉の中へ混和物をしてまずくして食べないでも、蕎麦そのものの料理の仕方によって他にいくらも栄養分を摂ることができようと存じます。これは学者先生方に対し失礼なる言葉と存じますが、料理者として一言付記すると共に御指導のほどを書中ながら願う次第であります。

 《 堀内中将の話 》
 お国自慢、信州蕎麦。あれには昔から食い方があります。大根をおろした絞り汁に味噌で味をつけ、葱の刻みを薬味とし、それへ蕎麦をちょっぴりとつけて食うのであります。ただし蕎麦は勿論、大根、葱、それぞれに申し条があります。
 
 大根は、練馬あたりで出るような軟派のものではいけません。あんなに白くぶくぶくに太ったのは、水ばかりで駄目であります。アルプス山麓あるいは姨捨山などの痩土に、困苦艱難して成長したものであって、せいぜい五寸、鼠位の太さになっているものに限ります。同じ信州でも川中島や松本平のものではやはりいけません。これをゆっくりと力を入れておろし、力を入れて絞ると、ぽたりぽたりと汁が出ます。肥土のところへできたやつは、絞ればしゃあしゃあ水のように出ますが、水飴のように濃く固まってぽたりと落ちます。これは大根に「のり」があるといって旨いし、第一ひどく辛いのであります。
 
 味は、味噌でもよいが、醤油でもよいのであります。好き好きだが、私は味噌の方が好きであります。それへ入れる刻み葱もまた肥料の充分に利いた畑でできて、白根が一尺もあるような、俗にいう根深は風味がないのです。大根同様、痩土に成長して五寸位のもので、信州でも若槻のが一番よろしいのであります。
 
 大根をおろす時は「頭をぶんなぐれ」という諺がある位で、腹を立てて、うんうんいっておろす位の硬いものがいいのです。軟らかいものは甘くて蕎麦の味とぴったりとこないのです。この大根、この葱で拵えた汁の辛いというものは眼の玉がとび出るほどで、従って汁をたっぷりつけたくともつけられないのであります。
 
 大根は皮つきのまま、必ず尻っぽの方からおろすとよいのです。これを逆に頭の方からおろすと、ぐっと辛味がなくなってしまう、不思議なことです。
 
 そこで蕎麦でありますが、これがまた問題で、信州では実は蕎麦はもう贅沢品の中に入っています。どこもここも桑畑になって、まるきり蕎麦などを作る処がなくなってしまい、自然本当の蕎麦粉は非常に少ないものになっています。
 
 粉は戸隠山の産、これも「蕎麦の木」がようやく六寸位のものからとります。和田峠付近のもまあよいのです。
 
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       「更科一番粉」の蕎麦はこんなにもマッシロ

 更科蕎麦というが、もうあの辺では蕎麦らしい蕎麦は食えなくなっています。長野、松本など勿論駄目です。かろうじて蕎麦らしい蕎麦を食い得るのは、今では僅かに一茶の柏原付近ぐらいのものでありましょう。また日本料理研究会々長の医学博士、竹内先生は次のような話をされています。
 
 浜町花やしきに「吉田」という蕎麦屋があります。そこは昔からなかなか売ったもので、このうちの「茶蕎麦」はまず天下一品でありました。ところがひょっこり「コロッケー蕎麦」という妙なものを売り出し始めた、ああいけないなァと思っているうちに、もう駄目でありました。蕎麦はぐんぐん邪道へ落ちてお話にならなくなってしまいました。下谷池の端の蓮玉庵もなかなか旨いもので、十五、六年前は蕎麦食いたちは東京第一の折紙をつけ、私なども毎日のように通ったものですが、これも今はいけなくなり、蕎麦そのものの味と下地の味とがどうもぴったりと来ないようになったのであります。
 
 神田の「やぶ蕎麦」もいいが、ちと下地の味が重い上に、器物に不満のところがあります。私の一番いいのは、月並だがやはり、麻布永坂の「更科」で、あのうちの「更科蕎麦」には何ともいえない風味があります。初めは「並のもり」といういわゆる駄蕎麦ばかりを食ったものですが、しかしこれを段々やっているうちにあの白い細い更科の方がよくなり、駄蕎麦の方も旨いには旨いが、味が重いし、舌へ残る気持も少しべっとりとする。更科は少しあっさりと過ぎる位に淡々たるところがいいようであります。
 
 牛込神楽坂の「春月」もよろし。「もり」「ざる蕎麦」何でもよいが、あのうちの下地に特徴があります。この方の通人にいわせると、蕎麦は下地をちょっぴりとつけてするすると吸い込むものだというけれど、私はやはり下地を適当につけて口八分目に入れていくのがよいと思っています。
 
 信州から蕎麦粉を取り寄せて打ってもらって食べることもあるけれども、どうも旨くない。蕎麦屋に頼むものでありますから、東京式に打つので、自然饂飩粉などを多く入れるのでこんなことになるのではないかと思って悲観しております。(『食道楽』誌より)

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・・・ああヤだ ヤだこと・・(--;

世の著名人 インテリだって、要するに「権威」をだ・・・テメエっちの文章にインクルードさせることでもって、

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         「いけすかない奴」得意の手法だよネ

テメエの文章の 薄っぺらさ、そして自信の無さを誤魔化そうとしている その態度のイヤらしさったらアナタ。。。
 
「そば」ってのは たしかに、「ルチン」をはじめとした 栄養素学的にもまことに優れたモノでありましてネ、ソバの実1つ1つが「胚芽」ですから。

だけんど けっして!『ドコドコのそばであらねば そばにはあらず』って このよなジツにもって 勝手な決めつけこそが、昨今でも 独断的に美味不味いを断定したがる「野暮天」の数を増やすのだ うむうむ。

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    「いいもの食ってる自慢」・・・俗物根性の極みですナ


考えてもみよ~~・・年に1,2度、クルマとか飛ばして 長野の信州そば 越後の へぎそば、京都の ニシンそばって、名高い名店を巡るって御仁よりも・・・

おウチで 毎日のように「マルちゃんの たぬきそばCUP」食べてはるヒト、そっちの方が、
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断言できる・・『確実に《そば》って食物の持つ 栄養学的効用摂取出来ている』ってネ♪

インスタント食品礼賛ではアリませんヨ。リクめかて《おソバ》は インスタントではなく、時間を要してこさえるのが 望ましいとは思ってます はい。

だけど書きましたように「そば」ってのは、大食するべきモノではなく、あくまでも《チョイと手軽に 小腹満たすべき料理》それなんだワ。
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         わたいはこ~ゆ~雰囲気の中 食べたいなぁ。。。

ぶっちゃけ そこに、金持ちも貧乏人 通も俗物も『 関係ねぇだろが! 』ってこと。「生活スタイル」なんだお この現代においてはネ!

ホント・・真に思うのだワわたくし。。マル1日費やし ヒイヒイ云いながら 自分家と遠く離れた場所まで『ソバ食うために』出かけずにはおられないってヒトよりも・・

散歩のついでに気楽に立ち寄れる近所の、名店でもナンでもない『おソバ屋で』うんこのレベルでボクちんには充分だ 美味しいナ♪って、

そうやってココロから満足できるってヒト そっちの方こそが【 ヒトとしてよっぽど健全で 幸福じゃんか 】ってネ。

ドコ行っても 美味い蕎麦にあたらないンだってボヤくならば、いっそのこと『テメエで作れヨ ソバを』って云いたい。

試行錯誤しながら 時間思いっきりかけて作ってヘトヘトになってみやがれってんだい。そ~なりゃ しめたもの。ぶっちゃけ どんなにかクソみてぇなソバだって、テメエでこさえたそれなんだ。極上の満足が得られるってモンだゼ ええ?

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(酒井章平氏の話)
 粋の「蕎麦の味」を売り出したらどうかとも思う位であります。東京有数な藪忠ではむしろ道楽商売になっていて、東京蕎麦の真の風味を常に楽しむことは不可能といってよい。半分の「つなぎ」を入れているのはまだ正直な方で、近来は小麦粉に色をつけて胡魔化しているのが多いのであります。
 
 これというのも技術が非常に難しくて、これだけの職人を養っていては「蕎麦屋」が立ってゆかぬために、漸次「今様の蕎麦」がはびこり出したのではあるまいかと思います。
 
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 例の食道楽の大谷光瑞氏も、真の「蕎麦」の風味は太くして切れ切れのでなくては本当でないとまで負おしみをいっておられる位で、これほどまでにそばの真の風味をなつかしみ、求めている日本人が何故にこの満州人に知識を借りなかったのであろうかと思います。
 
 今までの日本人は、あまりに彼等を軽蔑し、あまりにお高くとまっていたのではありますまいか。眼を開けば到る所師ありで、人もあなどり、ものをいやしむ心の生じた時向上はない。今までの満州植民者が食物の点において、確固たる方針を定め得なかったのも、一面はかかる心持ちにわずらわされていたものではありますまいか。軽侮する者はまた恐るという通り、一方にはむやみに支那農民の食物は粗食でついてゆけぬと考えていると同時にまた反面、包米ビーンズに高粱飯を食わねば満州農業移民は成立せぬなどといっています。「閑話休題」蕎麦は栄養価値中、重要の地位を占むるところの蛋白質に関して穀類中まことに優良なるものを含有しています。
 
 鈴木梅太郎博士が「満州に蕎麦のできることは満州植民者にとって実に幸福なことである」といわれるのもこの料理法であってはじめてうなずかるるものであります。(『糧友』第八巻第九号による)

 蕎麦の真味
 何に限らず、料理し過ぎたものは風味の悪くなるものであるも、不味なるものには他の味を求めなければなりませんが、実際の味は各々別個に持つもので、蕎麦のごときも蕎麦そのものの味をたっとばねばならぬは勿論のことで、蕎麦そのものには栄養分を豊富に有しているものでありますから、蕎麦粉の中へつなぎまたは味の向上を計る味の素など以外のものを混入する必要はないと思われます。
 
 蕎麦の味は、要するに蕎麦切として食べることにより、真価を知るという結論になるのであります。

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日本が 当時 関東軍によって「満州国」を展開していた当時の記述ですから 時代性が現れているのですが。

もうこの 昭和初期の当時から既に「外国地産のそば」って、この物言いについてダケは ナマイキですが評価に値するとも思えまして はい。

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昭和50年代になって、日本の 蕎麦屋、名店中の名店と称される 浅草は 並木藪蕎麦の店が、突如 夏場時期の蕎麦粉を 国内産ではなく、タスマニア産の蕎麦粉をば導入するって発表したトキには チョっとした騒ぎになったそうで。

マンガ『美味しんぼ』でも この事項について取り上げられていますが、要するに『使ってみたならコレが美味だった!』って けっこ~な衝撃で。

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ジツのとこ そのタスマニア産の蕎麦粉を納入したのが リクめのおります 我が社で(その後ルートは現イオンへ委譲)。

それゆえ 思うのですが・・・ヒトがクチに入れるモノ、それについて、「度を越えた 国産品第一主義」ってのは いかがなものか?? ってそう思う うむうむ。
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            このオッチャンみてぇになってまうド・・

だってサ・・「わかりゃあしないのだから」。。。スーパー広告によく載ります『お得な牛肉セール』ってアレ、みなちゃま どのよな「カラクリ」かわかってます?

ああいうのはネ、仔牛として産まれ、外国農場で中サイズといなるまで そこの現地で育てられ、日本へと空輸で輸入・・・

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で、日本の牧場とかで『21日』エサ与えられて育てられるならば・・ぶっちゃけ 「22日目からは」堂々と!『国産牛』って名乗れちゃうンですナ うむうむ。

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『ンなのインチキじゃん!』って思いますやロ?? でも仕方ない・・・コレこそが今現在の 畜産関連条例が産み出す『法の隙間』なんですから ええ。

さすがに松阪とかはそれナイらしいですけど、仮に行使輸入した牧場の住所が山形とかだったなら、その肉は「山形牛」ってなるんだお・・・。
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       ぶっちゃけ・・「ヨネ●ワ牛」って、騒ぐほどウマいか??

だけんど わたいは こ~も思うのだ・・・。『そういうの 知らない わからない って方のがヒトとして幸福だろう』ってネ。

食べてみて速攻で、その牛肉の偽装のカラクリ『わかったぞお!!』って判断できる程の《舌と味覚》そ~ゆ~の有してル方のは かえって「不幸」だと思う。

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むしろ「こだわるべき」は、その食べている肉の「美味さ加減」ではなくて、《その肉の安全性》なのだって思うのですネ。

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 蕎麦切のつなぎ
 蕎麦のつなぎは、鶏卵、自然薯、長芋、薯蕷やまのいも、大和薯、仏掌薯つくねいもなどを使用します。しかし仏掌薯は蕎麦切をやや硬くする恐れがあります。
 
 鶏卵を入れて打ったものは、他のものに比較して蕎麦の量が非常に増すものであります。
 
 これがつなぎについて藪忠老人の話によると、
 
 (イ)鶏卵つなぎは、蕎麦粉一升に(百匁六個位の)卵二個、これに清水を増してこねます。また挽粉の荒い場合は一個を増して三個といたします。
 
 (ロ)薯蕷つなぎは、これは生でおろし込むことが普通でありますが、でき上がりが軟らかになることもありますから、薯蕷の乾粉を使用すると佳良であります。その割合は、蕎麦粉一升につき薯蕷粉八勺です。
 
 (ハ)葛粉つなぎは、蕎麦粉一升につき上葛粉五勺の割にするとよいとのことであります。
 
 なお東京市内ではないと存じますが、場末の蕎麦屋なり駄蕎麦屋では、鶏卵も薯類及び葛粉などを用いないで、米利堅粉を「つなぎ」に多く入れるところがあるかのように聞いています。その内ひどいのになると、蕎麦粉四合につき米利堅粉六合、即ち「四分六」の割にしているのもあるそうです。次は蕎麦粉五分の米利堅粉五分の半々位のものもあります。しかし実際蕎麦の「つなぎ」とするには、三割の米利堅粉は普通でありましょう。人によると、なァに一割でも二割でもつなぎなしでもできるといっていますが、これは当てになりません。
 
 (ニ)昔は馬方蕎麦を打って
 蕎麦屋の職人の達者な者は、昔馬方蕎麦を打って、板前の腕を磨いたという話であります。
 
 その馬方蕎麦というは、四谷にあって俗に「四谷の馬方蕎麦」といって有名であったようであります。この馬方蕎麦、その他昔から有名であった蕎麦屋について蕎麦通の高村光雲翁の話では、御維新後、蕎麦は「もり、かけ」十六文、店の前の往来へ大抵正面に「二八」横の方に「二八蕎麦」と書いた大きな「あんどん」がおいてありまして、下開きの幅の広い板が台について障子紙を張ってあり、横長の「かけあんどん」には「そば、うどん、もり、かけ」と最初に書いて、それから「花巻、玉子とじ、天ぷら、しっぽく、南ばん」と順に右から左へ縦書にしてありました。これが夜の四つ(今日の午后十時)まではとぼとぼと道を照らしていたものであります。ところによっては往来のこのあかりがひとしお淋しく感じさせます。
 
 武家は余りまいりませんが、町人は食べに行きます。家の内の拵えは今と大差なく、やはり切り落としの土間になっていて、そこに八間がついていました。この八間というのは、今の人々にはちょっと分りにくいけれども、いわば大きな紙の傘で、その下に土瓶形をした金物の油つぼがあって、その口へ火がついているのです。油煙がどんどん出るので、八間へ張った紙はすぐにくすぶったものであります。蕎麦屋とか湯屋のあかりは皆これであったのであります。
 
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 蕎麦は手打ち、うでて「しゃっきり」と角があって、おつゆをかけて出されてもきらりと光っていたものであります。「かけ」の丼は八角の朝顔形で、蒸籠も今のとはちょっと違って、あの四角の端に耳が出ていました。つまり井桁に組んであって、あげ底に細い竹が薄く簀のように作りつけになっていました。この頃は、竹の簀もしごく手軽になっていますが、あんなものでなかったのです。
 
 手で粉をこねて延し、さくりさくりと切った蕎麦でありました。今のように機械でずるずる出て来るのと違って風味がありました。「笊蕎麦」というのは、通常のところにはなく、竹あみの一枚笊へ盛って出すので、海苔なんかかかっているものではなかったのです。神田けだもの店だな(今の豊島通りを右へ廻った辺)に「二六蕎麦」という名物、つまり十二文でなみのところより四文安いが、またその安いざつなところに一種の味があって、蕎麦食い達はよく出かけたもので、なかなか旨いものでありました。
 
 四谷の「馬方蕎麦」も評判で、真黒いがもりがよくって、一つで充分昼食の代りになったのです。四谷も今でこそ東京一という新宿のような結構なところとなったのですが、あの頃は「馬方」ばかりがぞろぞろ通って、並の人よりこの方の人が多い位であったのであります。そこで馬方が休んではこの蕎麦を食べるので、遂に「馬方蕎麦」と有名になってしまったのであります。

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ココで語られてます「馬方蕎麦」ってのは、現代でいうならば 「立ち食いソバ」それがまさに当たります はい。

クルマのない時代 おウマさんの背に荷物乗せて移動してた時代の馬子ですわナ。

その馬方とかって 要は「町の労働者」相手に売っているソバってんですから、当然 そこでは老舗の名店のようには 良い材料は使えず、

「更科の一番粉」なんてゼッタイ使えない・・・二番粉三番粉って その後の、殆どマックロそのものの「挽きグルミ」って粗悪な部分。

当然「そば」としては まとまりにくいのナンのって。でもそうであれ、苦労し 工夫をして「どうにか」

「不味くはねえヨ」って程度のソバに仕上げるって、技能育成中の若い職人には 格好の技術向上の機会であったと。


だけども・・・ココの部分で まさに、《我が日本の云う国の【ソバ事情】》それにブチ当たるって わたくし思うのですネ はい。

ウドンも含め、「蕎麦」ったって、一流店のそれとは ある意味『似て非なるソバ』・・・

ウドン粉だらけだろうが、着色までされてよ~が、とにかく・・・『ソバはソバ』として。

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         この「社会の真実」に、通人は勝てるのか??

通人が吐き出してしまうようなソバであろうとも、やっぱ、そこには『ソバの文化』それが面々と在り続けていますよネ?

で・・・ぶっちゃけ「その文化」を まがりなりにも継続させてきたってのは・・・けっして高級店の「蕎麦」それではなく、

疲れ果ててる世の労働者らの その空腹を満たす「駅そば」「立ち食いソバ」いわゆる『馬方そば』ではなかったのか? と・・・。

『こうでならねばないかんのだ』 『この傾向はジツに嘆かわしい』って・・高みから下を見下ろして勝手な事はダレでも云える。

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     たとえ不細工 カッコ悪かろうが「真実」に生きたいのだ

でもわたいは、「通人」とされる人間らの手によって「そば文化」が、今まで途切れることなく継続されたとは「思わない」。。。

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 (蕎麦屋を最新カウンタ式に)
 蕎麦切を食うには、椅子に腰をかけ靴ばきではおちつきがない。真の風味を味わうには、畳の上に座して静かに味わうに限ると前述したものであります。しかし一方においては、実際蕎麦切なり蕎麦麪を味わう真の店として、いたって古風な通人向きの座席の家もなければならず、また文化の進歩した今日のことでもありますから、大衆向きに椅子に腰をかけて簡単に食べられる店も必要と存じます。しかし今日の蕎麦屋の大多数を見るに、これに反し表がまえと内部は異なり、内部は蕎麦屋ともつかず、またカフェーともつかぬ家が多く、少し町の変わった方面の蕎麦屋に入ってみるに、明治初年のそのままの店がまえの家さえあるようで、こんな家に限って客席に蕎麦道具を並べたり、またその席で出前の仕度をするなど、時によるとそこで葱をこつこつ刻んだり、大根をおろしたり、そのうえ調理場といわず客席といわず、またひどいのになると、釜湯の上を油虫がぞろぞろはっているというような不潔さであります。その一例として著者は昨年の初夏の頃でありましたが、友人を上野駅に見送って帰途、山下のある蕎麦屋に入って、天ぷら蕎麦を注文して食べようとすると驚くではありませんか、その中にしかも立派な油虫が一疋存在ましましたのでした。こんな例は他にもよく聞くことでありますが、代りを食べる心地にもなれぬではありませんか。なぜ調理場に油虫の発生するような不潔なことをするかと思ったこともありました。ともかく、第一今の蕎麦屋なるものの店舗の改良は問題の一つで、大衆向きの店舗にするには今日のごとき表がまえでは、少し身分ある即ち中産階級の人々や婦人連はどうしても入り難いということであります。これについては蕎麦屋側としても大いに一考を要することでしょう。

 今一つの問題は、前項蕎麦屋の主人の説としてちょっと述べておきました、蕎麦道具でありますが、蕎麦屋側からいわせると、塗物類は高価であるということであります。これはもっともな説で、他の飲食物の器から見ると少し高価過ぎるかたむきは本当のことで、一枚十銭の「もり」なり、十五銭の笊蕎麦の道具に一円二十銭も、少し良いものは二円近くもかけていることであるから、少し贅沢過ぎると思います。
 
 しかしそんな高価な蒸籠やその他の器物を使用する必要はないではありませんか。第一塗物類は熱湯に投じて消毒することはできないのみでなく、四角なものはよく見ることでありますが、隅々が奇麗に洗ってあることも少ないのでありますから従って不潔ではありませんか。それよりも安価で清潔に消毒もできる瀬戸物類の方がよいと思われます。ただし西洋皿の上に簀を敷くようではへんなものですから、蕎麦屋の方で考えて小判形にすることもよいし、また隅丸のものにするのもよいではありませんか。四角ものもよい訳でありますが、これは隅々を丁寧に洗うことは少し困難の点も多ければよした方がよいと存じます。しかし一方のいい分とすると瀬戸物は破れ易いといわれるかも知れませんが、それは塗物も用いていれば塗りは従って悪くなると同様と存じられます。また出前に困るということにもなりましょうが、その出前を取った場合も第一不愉快のことが多いのです。雨の日などは器の上に雨のかかっていることもあり、薬味の小皿の上に広告式の小紙をかぶせては来るも、その紙もぬれているという次第です。また風の強い日に少し遠い蕎麦屋から出前を取ると、大げさかなと思われるようですが、器の上に砂のかぶっていることも少なくないのであります。ですからこれも改良する余地は充分あると考えられるのです。
 
 関西地方で饂飩屋が出前を持ち運ぶ蓋付の箱、あるいは西洋料理店で使用しているごとき皿の下に敷く重ね輪なり、仕出し箱を使用することにすれば、瀬戸物の器でも差し支えなしと存じます。
 
 次に店舗でありますが、某蕎麦屋の主人が、著者に話されたことでありますが、一つ店の内部をカウンタ式にしたらば如何でしょうということで、これには著者も同意したことであります。それは一般にとは申されませんが、よいとなると大衆向きになりましょうと答えたことで、停車場のプラットホームでも蕎麦好きの人は、この短時間を利用して食べているのですから、店舗の内部中央に釜場をしつらえそこへ流し場もつけ、水道より絶えず清水を利用し、タイル張りにして特別清潔にして三方をカウンタ式となし、今日おでん屋がやっているようにしたならば、最も理想的な、そうして大衆向きの蕎麦屋となろうというのであります。乞う御一考を蕎麦屋主人に。

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みなちゃまも よくご存じでしょうが、古典落語の風景描写にも この「そば」ってのは ちょくちょく登場しますよネ?

確かに「そば」ってのは、江戸当時の 江戸っ子の「粋」と、「一種のデカダンス」それを表現するアイテムであるとも思う。。。


しかし・・・どう考えても「そば」ってのは、《杓子定規に他人から定義受けてビクビクしながら食べるべきモノではない!》ってそう思う。

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           お客の自由ぢゃっ ヴォケ!

いいじゃん!ツユにドップリ漬けようが。すすりあげるのが下手だろうが。サムい日に カレーうどん注文しようが(笑)ソバの中にコロッケ入れたら 死ぬのか??


落語の大名人 故・立川談志師匠 マジで偉大なヒトだと思うのでありますが、わたくし。

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「あのかた」のお屋敷で、2度ほど 席を同じくした経験がありまして、様々な興味深い話を聴いたのでありますが。

ホント、ナマイキですが、1つダケ気になった点として・・・失礼ながら 談志師匠はご自身が一時期 参議院議員だった経験からか?

ぶっちゃけ『物事の端々に 自分周辺の《世の権威》を取り上げ話す》』って、それがチトばかりハナをつくところがありまして・・・。

究極ナマイキですが(^^;そのトキ『ああ・・このヒトは語れば語るほど、自分自身がジツは《その権威のコンプレックス》それに囚われていることに気づいてないナ』って思いました はい。

テメエの「正論」それに自信はある。だけど・・それを裏付けるだけの確信と自信には欠ける・・ゆえに 世の中の「権威」それを引き合いに出す。

 『いいかっ!?著名なあのヒトだって、そ~言ってんだ!』理論・・・

ホンの数分間のハナシの中に やれ 東大の養老教授だとか、稲葉元法務大臣とか、京都の有名寺院の大僧正とかって名前のオンパレードなんですナ。

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       無意識下のコンプレックスが「権威の衣」求める

この文を書いた 村井ってオッサンも、「まさに!それの傾向」アリアリだって思わへん??権威のコロモをば着て、『いいな!反論は許さん!』ってな態度ッス はい。


気をつけなきゃいけませんゼ・・・こういった『味を語り その定義を断定する半可通』ってのは、ぶっちゃけダレでも陥ってしまう可能性が有ります はい。

「冬の旅」って名作小説を書いた 立原正秋って小説家も、エッセイの中で『わたしが住む鎌倉の●●通りの奥に ■■という蕎麦の名店がアル。しかし、わたしは最近その店には立ち寄らない。ナゼなら 最近 その店だが、《ネギの質と切り方』が以前よりもあきらかに低下しているからなのだ』ですと・・・

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        ぶっちゃけ「それほどの問題」か??ネギ。。。

生前だった 中島らも氏は、この文章を指して ひとこと・・・『ジツにもって おとなげない』イイねぇ♪♪ さすがは らもサンだ♪

そしてこうも『ネギが気に入らないならば、自分で八百屋行って、買ってくりゃあそれで解決!』って(笑)
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              さすが らもサン♪

 わたくし この世に『グルメ』は 居て構わないし 必要だとも思います はい。

「本当の味」・・・ってのが判る 味覚の証人とでも呼ぶべきヒトは居ないと困るだろうって。でも、それは ホンの「一握りで十分」

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だけんど「かれら」ですが、我々庶民らの『食の 教師』として君臨させてはいけません うむうむ。


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       いひいひ♪ ざまぁみやがれ♪♪

「かれら」から観て いかにも無知にして惨めな食生活に甘んじる 我々のよな大衆がそこに居ようとも、

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       ジツはリクめの大好物♪『湯葉のあんかけ蕎麦』♪

独りの ハマの荒くれとしてモノ申す・・・『 自説を押し付けるのはヤメとくれ 』わたくし「そば」は、ダレにも説教されず ノンビリと食べたいでス はい。

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      おケツの ドUPで ばいばい!(^^;

荒くれ文学館【 岡本綺堂 作 《 白髪鬼 》 】

 S弁護士は語る。

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 私はあまり怪談などというものに興味をもたない人間で、他人からそんな話を聴こうともせず、自分から好んで話そうともしないのですが、若いときにたった一度、こんな事件に出逢ったことがあって、その謎だけはまだ本当に解けないのです。
 今から十五年ほど前に、わたしは麹町の半蔵門に近いところに下宿生活をして、神田のある法律学校に通っていたことがあります。下宿屋といっても、素人家しろうとやに手入れをして七間まほどの客間を造ったのですから、満員となったところで七人以上の客を収容することは出来ない。いわば一種の素人下宿のような家で、主婦は五十をすこし越えたらしい上品な人でした。ほかに廿八九の娘と女中ひとり、この三人で客の世話をしているのですが、だんだん聞いてみると、ここの家うちには相当の財産があって、長男は京都の大学にはいっている。その長男が卒業して帰って来るまで、ただ遊んでいるのもつまらなく、また寂しくもあるというようなわけで、道楽半分にこんな商売を始めたのだそうです。したがって普通の下宿屋とはちがって、万事がいかにも親切で、いわゆる家族的待遇をしてくれるので、止宿人ししゅくにんはみな喜んでいました。
 そういうわけで、私たちは家の主婦を奥さんと呼んでいました。下宿屋のおかみさんを奥さんと呼ぶのは少し変ですが、前にも言う通り、まったく上品で温和な婦人で、どうもおかみさんとは呼びにくいように感じられるので、どの人もみな申合せたように奥さんと呼び、その娘を伊佐子さんと呼んでいました。家の苗字は――仮りに堀川といって置きましょう。


・・・っといったカタチで この「白髪鬼」は始まるのでありますが・・・

時代設定として 今より およそ100年ほど前の時代であるのですが この物語は。
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それなのに「妙に」・・・現代的といいますか?東京は千代田区を中心として、江戸の時代 それまでの風俗や生活ぶりを ある意味「意図的に」、拒絶するかのように、明治時代以降の『都市部におけるモダンな生活』を指向している感じがリクめするのでありまして。

今のような「奨学金・学資補助制度」もない当時に、地方から東京へと上京し、法律専門学校に通うってなりますと、ある程度以上の実家の経済力あってしかり、

でも、この小説の世界で描かれてます この時代における「エリート層」ってのは、明治大正期の「高等遊民」って、あの イヤらしさは皆無で。

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          いろエロおせぇてくだせえ いひいひ♪
         (今回作品の意図とマルで違いまス・・)

この時代のエリートにも、あくまで学術資格を取得するべく、懸命に頑張って勉強したのでありましょう、そんな気骨が感じられて リクめ好きなのでして。


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 十一月はじめの霽はれた夜でした。わたしは四谷須賀町のお酉とりさまへ参詣に出かけました。東京の酉とりの市まちというのをかねて話には聞いていながら、まだ一度も見たことがない。さりとて浅草まで出かけるほどの勇気もないので、近所の四谷で済ませて置こうと思って、ゆう飯を食った後に散歩ながらぶらぶら行ってみることになったのですから、甚だ不信心の参詣者というべきでした。今夜は初酉だそうですが、天気がいいせいか頗すこぶる繁昌しているので、混雑のなかを揉まれながら境内けいだいと境外を一巡して、電車通りの往来まで出て来ると、ここも露天で賑わっている。その人ごみの間で不意に声をかけられました。
「やあ、須田君。君も来ていたんですか。」
「やあ、あなたも御参詣ですか。」
「まあ、御参詣と言うべきでしょうね。」
 その人は笑いながら、手に持っている小さい熊手と、笹の枝に通した唐とうの芋とを見せました。彼は山岸猛雄――これも仮名です――という男で、やはり私とおなじ下宿屋に止宿しているのですから二人は肩をならべて歩き始めました。
「ずいぶん賑やかですね。」と、わたしは言いました。「そんなものを買ってどうするんです。」
「伊佐子さんにお土産ですよ。」と、山岸はまた笑っていました。「去年も買って行ったから今年も吉例でね。」
「高いでしょう。」と、そんな物の相場を知らない私は訊ききました。
「なに、思い切って値切り倒して……。それでも初酉だから、商人の鼻息がなかなか荒い。」
 そんなことを言いながら四谷見附の方角へむかって来ると、山岸はあるコーヒー店の前に立ちどまりました。

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「君、どうです。お茶でも飲んで行きませんか。」
 かれは先に立って店へはいったので、わたしもあとから続いてはいると、幸いに隅の方のテーブルが空すいていたので、二人はそこに陣取って、紅茶と菓子を注文しました。


東京の中心部・・・それが「あるがゆえに」、酉の市って 晩秋の毎年恒例のあの お祭りがかえって 際立ちます。

近代的な東京ってものと、古風とも呼べます 酉の市のその対比が、田舎を舞台にするよりもクッキリと、夜の東京の「闇の暗さと気温の寒さ」それを想像できます。

当時のカルチェラタン 神田付近で 喫茶店にてコーヒー&ケーキだって、今のご時世ならば それは仏料理のディナー食べるのと変わらないだろう出費、山岸って人物の経済的豊かさがよくわかります。


で・・・確信犯的に「はしょって」しまいますが、このハナシ・・・一種 なにやらの「因果」が絡んだと思える「怪談噺」でありまして はい。

「山岸」という その先輩は、頭がイイにもかかわらず、今でいう司法試験に 何度トライしても ついぞ合格しない・・・。

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それというのが 山岸が曰くには・・・『君は幽霊を信じないと言いましたね。わたしも勿論、信じなかった。信じないどころか、そんな話を聴くと笑っていた。その私が幽霊に責められて、とうとう自分の目的を捨てなければならない事になったんですよ。幽霊を信じない君たちの眼から見れば、実にばかばかしいかも知れない。まあ、笑ってくれたまえ。』と・・・。

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『今も言う通り、わたしは幽霊に責められているんですよ。いや、実にばかばかしい。われながら馬鹿げ切っていると思うのだが、それが事実であるからどうにも仕様がない。今まで誰にも話したことはないが、わたしが初めて試験を受けに出て、一生懸命に答案を書いていると、一人の女のすがたが私の眼の前にぼんやりと現われたんです。場所が場所だから、女なぞが出て来るはずがない。それは痩形で背の高い、髪の毛の白い女で、着物は何を着ているかはっきりと判わからないが、顔だけはよく見えるんです。髪の白いのを見ると、老人かと思われるが、その顔は色白の細おもてで、まだ三十を越したか越さないか位にも見える。そういう次第で、年ごろの鑑定は付かないが、髪の毛の真っ白であるだけは間違いない。その女がわたしの机の前に立って、わたしの書いている紙の上を覗き込むようにじっと眺めていると、不思議にわたしの筆の運びがにぶくなって、頭もなんだか茫として、何を書いているのか自分にも判らなくなって来る……。君はその女をなんだと思います。』と。。。
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あっけにとられて聞いているだけの主人公の須田。

おそらく須田としては『山岸先輩・・イカレちゃったのかなあ??』って、たぶんそう思ったと思うンですよん ええ。
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現実の世の中にも、似たパターンの いわゆる「神経病んでるヒト」ってのが居りますわナ? 「強迫神経症」ってな場合もあれば、ある意味 単純に覚せい剤とかでの 麻薬中億による幻想のケースも多々ございまス。

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「現実的現象結果」として、それらに ほぼ共通するのは、『おのれ独りにダケ 見えている現象』なのですネ。

「ヒネクレ怪談」書いてます わたいのよな ハンパな現実主義者(^^;にとっては、「そのヒトダケの現象」っていうものについては、たぶんに懐疑的になるのでしてネ、

そういった意味でも 突然に突拍子もナイ 山岸からの告白を受けた 須田って御仁の 困惑ぶりは 手に取るように判ります はい。



「そこで、あなたはその女に就いてどう考えておいでになったんです。」
「それは神経衰弱の結果だと見ていました。」と、山岸は答えました。「幾らのん気な人間でも、試験前には勉強する。殊にその当時は学校を出てから間もないので、毎晩二時三時ごろまでも勉強していたから、神経衰弱の結果、そういう一種の幻覚を生じたものだろうと判断しました。したがって、さのみ不思議とも思いませんでした。」
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「その女はそれぎり姿を見せませんでしたか。」と、わたしは追いかけるように訊いた。
「いや、お話はこれからですよ。その頃わたしは神田に下宿していたんですが、何分にも周囲がそうぞうしくって、いよいよ神経を苛立いらだたせるばかりだと思ったので、さらに小石川の方へ転宿して、その翌年に第二回の試験を受けると、これも同じ結果に終りました。わたしの机の前には、やはり髪の白い女の姿があらわれて、わたしが書いている紙の上をじっと覗いているんです。畜生、又来たかと思っても、それに対抗するだけの勇気がないので、又もや眼が眩くらんで、頭がぼんやりして、なんだか夢のような心持になって……。結局めちゃめちゃの答案を提出して……。それでも私はまだ悲観しませんでした。やはり神経衰弱が祟っているんだと思って、それから三月ほども湘南地方に転地して、唯ぶらぶら遊んでいると、頭の具合もすっかり好くなったらしいので、東京へ帰って又もや下宿をかえました。それが現在の堀川の家で、今までのうちでは一等居ごころのいい家ですから、ここならば大いに勉強が出来ると喜んでいると、去年は第三回の受験です。近来は健康も回復しているし、試験の勝手もよく判っているし、今度こそはという意気込みで、わたしは威勢よく試験場へはいって、答案をすらすらと書きはじめると、髪の白い女が又あらわれました。いつも同じことだから、もう詳しく言うまでもありますまい。わたしはすごすごと試験場を出ました。」
 あり得うべからざる話を聴かされて、わたしも何だか夢のような心持になって来ました。そこへ蒲焼のお代りを運んで来ましたが、わたしはもう箸をつける元気がない。それは満腹の為ばかりではなかったようです。山岸も皿を見たばかりで、箸をとりませんでした。

     

 うなぎを食うよりも、話のつづきを聞く方が大事なので、わたしは誘いかけるように又訊きました。
「そうすると、それもやっぱり神経のせいでしょうか。」
「さあ。」と、山岸は低い溜息を洩らしました。「こうなると、わたしも少し考えさせられましたよ。実は今まで郷里の方に対して、受験の成績は毎回報告していましたが、髪の白い女のことなぞはいっさい秘密にしていました。そんなことを言ってやったところで、誰も信用する筈もなし、落第の申訳にそんな奇怪な事実を捏造ねつぞうしたように思われるのも、あまり卑怯らしくって残念だから、どこまでも自分の勉強の足らないことにして置いたのです。ねえ、そうでしょう。わたしの眼にみえるだけで、誰にも判らないことなんだから、いくら本当だと主張したところで信用する者はありますまい。まして自分自身も神経衰弱の祟りと判断しているくらいだから、そんな余計なことを報告してやる必要もないと思って、かたがたその儘にして置いたんですが、三度が三度、同じことが続いて、おなじ結果になるというのは少しおかしいと自分でもやや疑うようになって来た。

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そこへ郷里の父から手紙が来て、ちょっと帰って来いというんです。父は九州のFという町でやはり弁護士を開業しているんですが、早い子持ちで、廿三の年にわたしを生んだのだから、去年は五十二で、土地の同業者間ではまずいい顔になっている。そのおかげで私もまあこうしてぶらぶらしていられるんですが……。その父も毎々の失敗にすこし呆れたんでしょう。ともかくも一度帰って来いというので、去年の暮から今年の正月にかけて……。それは君も知っているでしょう。それから東京へ帰って来たときに、わたしの様子に何か変ったところがありましたか。」
「いいえ、気がつきませんでした。」と、わたしは首をふりました。
「そうでしたか。なんぼ私のような人間でも、三回も受験に失敗しているんだから、久しぶりで国へ帰って、父の前へ出ると、さすがにきまりが悪い。そこは人情で、なにかの言い訳もしたくなる。その言い訳のあいだに口がすべって、髪の白い女のことをうっかりしゃべってしまったんです。すると、父は俄かにくちびるを屹きっと結んで、しばらく私の顔を見つめていたが、やがて厳粛な口調で、お前それは本当かという。本当ですと答えると、父は又だまってしまって、それぎりなんにも言いませんでしたが、さてそうなると私の疑いはいよいよ深くならざるを得ない。父の様子から想像すると、これには何か子細のあることで、単にわたしの神経衰弱とばかりは言っていられないような気がするじゃありませんか。その時はまあそれで済んだんですが、それから二、三日の後、父はわたしに向って、もう東京へ行くのは止せ、弁護士試験なぞ受けるのは思い切れと、こう言うんです。実家に居据わっていても仕方がないので、わたしは父に向って、お願いですから、もう一度東京へやってください。万一ことしの受験にも失敗するようであったら、その時こそは思い切って帰郷しますと、無理に父を口説いて再び上京しました。したがって、ことしの受験はわたしに取っては背水の陣といったようなわけで、平素のん気な人間も少しく緊張した心持で帰って来たんです。それが君たちに覚られなかったとすると、私はよほどのん気にみえる男なんでしょうね。」
 山岸は又さびしく笑いながら語りつづけました。


もう一つ、わたしに強い衝動をあたえたのは、父の手紙にこういうことが書いてあるんです。たとい無理に試験を通過したところで、弁護士という職業を撰むことは、お前の将来に不幸をまねく基もとであるらしく思われるから、もう思い切って帰郷して、なにか他の職業を求めることにしろ。お前として今までの志望を抛棄するのは定めて苦痛であろうと察せられるが、お前にばかり強しいるのではない、わたしも今年かぎりで登録を取消して弁護士を廃業する。」
「なぜでしょう。」と、わたしは思わず喙くちをいれました。

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なんというか、「事の因果」については いっさいが不明なままですが、息子より相談を受けた 山岸の父親には なにか??「思い当たるフシ」があるようで・・・。

ネタのバラしになりますが、「その謎」については、ラストの部分まで読んでも ナンも語られないまま、文字通りの「謎のまま」なんですナ。ぶっちゃけ かえって「それゆえに 怖い」。

かえって、「怪談としての出来具合」って点からするならば、この手法は より「恐怖」を大きく映し出す コンテンツともなります はい。

『たしかに なんらかの因果みたいなものが存在し、父親にはそれが思い当たるらしい。だけども、自分にはそれが皆目 見当もつかないまま』って、文字通り「罪もないまま 引き込まれた者が抱く恐怖感」のそれですわナ?



「なぜだか判らない。」と、山岸は思いありげに答えました。「しかし判らないながらも、なんだか判ったような気もするので、わたしもいよいよ思い切って東京をひきあげて、年内に帰国するつもりです。父はF町の近在に相当の土地を所有している筈だから、草花でも作って、晩年を送る気になったのかも知れない。わたしも父と一緒に園芸でもやってみるか、それとも何か他の仕事に取りかかるか、それは帰郷の上でゆっくり考えようと思っているんです。」
 わたしは急にさびしいような、薄暗い心持になりました。どんな事情があるのか知れないが、父も弁護士を廃業する、その子も弁護士試験を断念して帰る。それだけでも聞く者のこころを暗くさせるのに、さらに現在のわたしとしては、自分が平素尊敬している先輩に捨てて行かれるのが、いかにも頼りないような寂しい思いに堪えられないので、黙って俯向いてその話を聞いていると、山岸は又言いました。
「今夜の話はこの場かぎりで、当分は誰にも秘密にしておいてくれたまえ。いいかい。奥さんにも伊佐子さんにも暫く黙っていてくれたまえ。」
 奥さんはともあれ、伊佐子さんがこれを知ったら定めて驚くことであろうと、わたしは気の毒に思いましたが、この場合、かれこれ言うべきではありませんから、山岸の言うがままに承諾の返事をして置きました。
 お代りの蒲焼は二人ともにちっとも箸をつけなかったので、残して行くのも勿体ないといって、その二人前を折詰にして貰うことにしました。それは伊佐子さんへのお土産にするのだと、山岸は言っていました。熊手と唐の芋と、うなぎの蒲焼と、重ね重ねのおみやげを貰って、なんにも知らない伊佐子さんはどんなに喜ぶことかと思うと、わたしはいよいよ寂しいような心持になりました。
 表へ出ると、木枯しとでも言いそうな寒い風が、さっきよりも強く吹いていました。宿へ帰るまで二人は黙って歩きました。
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それから綜合して考えると、これは弁護士という職業に関連した一種の秘密であるらしい。山岸は詳しいことを明かさないが、今度の父の手紙にはその秘密を洩らしてあるのかも知れない。そこで彼もとうとう我がを折って、にわかに帰郷することになったのかも知れない。
 わたしの空想はだんだんに拡がって来ました。山岸の父は職業上、ある訴訟事件の弁護をひき受けた。刑事ではあるまい、おそらく民事であろう。それが原告であったか、被告であったか知らないが、ともかくも裁判の結果が、ある婦人に甚だしい不利益をあたえることになった。その婦人は、髪の白い人であった。彼女かれはそれがために自殺したか、悶死したか、いずれにしても山岸の父を呪いつつ死んだ。その恨みの魂がまぼろしの姿を試験場にあらわして、彼の子たる山岸を苦しめるのではあるまいか。

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           まさかネ。。。

 こう解釈すれば、怪談としてまずひと通りの筋道は立つわけですが、そんな小説めいた事件が実際にあり得るものかどうかは、大いなる疑問であると言わなければなりません。
 さっき聞き落したのですが、一体その髪の白い女は試験場にかぎって出現するのか、あるいは平生でも山岸の前に姿をみせるのか、それを詮議しなければならない事です。山岸の口ぶりでは、平生は彼女と没交渉であるらしく思われるのですが、それも機会を見てよく確かめて置かなければなりません。そんなことをいろいろ考えているうちに、近所の米屋で、一番鶏の歌う声がきこえました。


須田の「困惑と悩み」は 言い換えるならばコレは、旧い「因習文化」と、「近代的合理性」のブツかり合いによる 悩みだと思います。
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     「行燈」が「電灯」へと替わり 恐怖の概念も変化が

ぶっちゃけ 「江戸時代における 怪異や怪談」ってのは、明治の文明開化で、「電灯」ってアイテムが一般化したことにより 滅びたともいえますわナ?

おそらくは それまで庶民を恐怖させていた「怪異なもの」ってのは、新しい文化と価値観によって コテンパンに否定されていたのだと察せられます。
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ただ・・・正体のてんで判らない「怪異なものによる恐怖」ってのは、トキに 時代性をも「超えてしまうもの」でもアリましてネ、

ナマイキですが『岡本綺堂ウマいっ!』って、思わず思うのは・・・このハナシの舞台が、江戸の時代の物語展開だってするなら ぶっちゃけ「たいして怖くない」・・・
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   岡本綺堂センセは 明治期の大劇作家でおます
       
文明開化の時代が訪れ、『ンなもん 今どきアルかよ!』ってな、因果が絡んでいるらしい 古式な「怪談」それが、近代的であるがゆえに、「さらなる謎」として、その恐怖の実体を より大きくしているのですからネ。


同じような「内容が判らない恐怖」については、リクにも いくつか経験がありましてネ・・・

ジツのところ・・・東京湾沖の 夜の海なのですが・・・決まった時期に「必ずのように」、

いわゆる「鬼火」ってのが何十という数 それが舞い狂うのでありまして マジに・・・。
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実際わたいも観てます。でも「その原因 因果」ってのが てんで「判らないまま」。。。

この道の相当な先輩に 問いただしても・・・『言わない!ってか、知らない方がオメエのためだからヨ』って、教えてくれませんで・・・。

なんか・・・航空機の事故が その鬼火と関係しているってウワサもあるんですがネ、詳細や時期についてはマッタクの「謎」。。。


あと 品川から 川へと入ったエリアにおけます『ヤバいのが出やすい地域』ってのも 未だに有って。。。

わたいが目撃した「それ」は・・・水面から 鎖骨のあたりから上の部分が出たまま 微塵も動かない「おとこ」。。。

プカプカって、上下に動くなら「あ 人間だな」って理解できるンでおますだヨ、でも・・水深が8mぐらいあります そのエリアで、上下に揺れるでもなく 「直立している」ってのは、まず・・・不可能で。。。

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      気持ちよくない目で ジっと見てるコッチを・・

で、浮いてる「それ」が、キツい目つきをしながら、ぶっちゃけ『視線が動く』・・・あきらかに「それ」は、コッチの動きを 目の玉ヨコに動かして追っているって。

そしたら やっぱ先輩格の人が『見えてないフリしてろ!そうすりゃナンも起きない。間違ってもアレに声なんかかけるなヨ いいな!』って。

『海ってのはナ 昔っから色々あんだヨ。イチイチ首突っ込んでたなら 命いくつあっても足ンねぇゼ』って。

「なんらかが起きている」それって《事実》なんだと思いまス、わたいも無碍に否定なんかしません はい。

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        考えりゃ このカラダも「不可思議」(笑)(^^;

でも、「プラマイZERO」で、いかにも因果でござい!ってな 怪談よりも、「オチがわかんない」ってのの 独特の恐怖、そういうのが確かに有ります はい。


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午後六時ごろに伊佐子さんがわたしの部屋へ夕飯の膳を運んで来ました。このごろの六時ですから、日はすっかり暮れ切って、狭い部屋には電燈のひかりが満ちていました。
「きょうは随分お寒うござんしたね。」と、伊佐子さんは言いました。平生から蒼白い顔のいよいよ蒼ざめているのが、わたしの眼につきました。
「ええ、今からこんなに寒くなっちゃやりきれません。」
 いつもは膳と飯櫃めしびつを置いて、すぐに立ちさる伊佐子さんが、今夜は入口に立て膝をしたままで又話しかけました。
「須田さん。あなたはゆうべ、山岸さんと一緒にお帰りでしたね。」
「ええ。」と、わたしは少しあいまいに答えました。この場合、伊佐子さんから山岸のことを何か聞かれては困ると思ったからです。
「山岸さんは何かあなたに話しましたか。」と、果して伊佐子さんは訊きはじめました。
「何かとは……。どんな事です。」
「でも、この頃は山岸さんのお国からたびたび電報がくるんですよ。今月になっても、一週間ばかりのうちに三度も電報が来ました。そのあいだに郵便も来ました。」
「そうですか。」と、私はなんにも知らないような顔をしていました。
「それには何か、事情があるんだろうと思われますが……。あなたはなんにもご承知ありませんか。」
「知りません。」
「山岸さんはゆうべなんにも話しませんでしたか。わたしの推量では、山岸さんはもうお国の方へ帰ってしまうんじゃないかと思うんですが……。そんな話はありませんでしたか。」
 わたしは少しぎょっとしましたが、山岸から口止めをされているんですから、迂濶うかつにおしゃべりは出来ません。それを見透かしているように、伊佐子さんはひと膝すりよって来ました。
「ねえ。あなたは平生から山岸さんと特別に仲よく交際しておいでなさるんですから、あの人のことについて何かご存じでしょう。隠さずに教えてくださいませんか。」


須田はいわゆる「板挟み」ですわナ?下宿屋の出戻りの娘 伊佐子ってのが、どうも 山岸に惚れているらしい。

だけど 須田と山岸の関係性、ハッキリとした友情とかではないでしょうが、『このハナシは内密に』ってクチ約束にせよ 男同士で締結した「秘密」について言及は出来ませんね。


そのうちに伊佐子さんの顔色はますます悪くなって、飛んでもないことを言い出しました。
「あの、山岸さんという人は怖ろしい人ですね。」
「なにが怖ろしいんです。」
「ゆうべお土産だといって、うなぎの蒲焼をくれたでしょう。あれが怪しいんですよ。」

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 伊佐子さんの説明によると、ゆうべあの蒲焼を貰った時はもう夜が更けているので、あした食うことにして台所の戸棚にしまっておいた。この近所に大きい黒い野良猫がいる。それがきょうの午前中に忍び込んできて、女中の知らない間に蒲焼の一と串をくわえ出して、裏手の掃溜はきだめのところで食っていたかと思うと、口から何か吐き出して死んでしまった。猫は何かの毒に中あたったらしいというのです。
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 こうなると、わたしも少しく係合いがあるような気がして、そのまま聞き捨てにはならないことになります。
「猫はまったくそのうなぎの中毒でしょうか。」と、私は首をかしげました。「そうして、ほかの鰻はどうしました。」
「なんだか気味が悪うござんすから、母とも相談して、残っていた鰻もみんな捨てさせてしまいました。熊手も毀こわして、唐の芋も捨ててしまいました。」
「しかし現在、その鰻を食ったわれわれは、こうして無事でいるんですが……。」
「それだからあの人は怖ろしいと言うんです。」と、伊佐子さんの眼のひかりが物凄くなりました。「おみやげだなんて親切らしいことを言って、わたし達を毒殺しようと巧たくらんだのじゃないかと思うんです。さもなければ、あなた方の食べた鰻には別条がなくって、わたし達に食べさせる鰻には毒があるというのが不思議じゃありませんか。」

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         普通ハッキリ証拠もなしに「そこまで云うか??」

「そりゃ不思議に相違ないんですが……。それはあなた方の誤解ですよ。あの鰻は最初からお土産にするつもりで拵えたのじゃあない、われわれの食う分が自然に残って、おみやげになったんですから……。わたしは始終一緒にいましたけれど、山岸さんが毒なぞを入れたような形跡は決してありません。それはわたしが確かに保証します。鰻がひと晩のうちにどうかして腐敗したのか、あるいは猫が他の物に中毒したのか、いずれにしても山岸さんや私には全然無関係の出来事ですよ。」
 わたしは熱心に弁解しましたが、伊佐子さんはまだ疑っているような顔をして、成程そうかとも言わないばかりか、いつまでもいやな顔をして睨んでいるので、わたしは甚だしい不快を感じました。
「あなたはどうしてそんなに山岸さんを疑うんですか。単に猫が死んだというだけのことですか、それともほかに理由があるんですか。」と、わたしは詰問するように訊きました。
「ほかに理由がないでもありません。」
「どんな理由ですか。」
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      上等じゃんかテメエ。。。

「あなたには言われません。」と、伊佐子さんはきっぱりと答えました。余計なことを詮議するなというような態度です。


おやおや??なんだかミョ~な雰囲気です はい。伊佐子ってヒト、単純に 山岸に恋い焦がれているとも云えない感じが・・・。

ぶっちゃけ このリクめが 須田はんの立場だったならば・・・『やっべ・・・このオンナ、チトばかり《サイコ》だワ・・・。かかわりたくねぇ~~(泣)』って 逃げ出したくなる確率200%だワ うむうむ。

お読みのみなちゃまにも お聞きしますが、ドラマや映画のような いわゆる強烈な恋愛した経験がなくとも・・・
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        ぶっちゃけ「この手の人種」か伊佐子は?

上記のようなパターン・・『ねぇ!■■君がワタシのこと、なんか云ってなかった??知ってンでショ!教えなさいよ!隠してないで!』などと・・・ガッコのクラスで 正直なところ『はぁ??■■がマジで オメエのこと好いてるだなんて思ってル??(呆)』って女子から、こちとらはゼンゼン関係もないのに、ナンでか?不条理に、クロい渦の中に引き入れられちゃうって そんな経験。

メンタル的にも 多分に「揺さぶられちゃってル」かかわりたくないタイプのヒトってのに 時代の変遷はござんせん。ヒト同士の環境は 明治大正の頃と、今とで微塵も変わりませんネ。


 わたしも頭がむしゃくしゃして、再び二階の部屋へもどる気にもなれなかったので、何がなしに表へふらりと出てゆくと、そのうしろ姿をみて、奥さんがあとから追って来ました。
「須田さん、須田さん。」
 呼びとめられて、わたしは立ちどまりました。家から一五、六間も離れたところで、路のそばには赤いポストが寒そうに立っています。そこにたたずんで待っていると、奥さんは小走りに走って来て、あとを見返りながら小声で訊きました。
「あの……。伊佐子が……。あなたに何か言いはしませんでしたか。」
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 なんと答えようかと、私はすこしく考えていると、奥さんの方から切り出しました。
「伊佐子が何か鰻のことを言いはしませんか。」
「言いました。」と、わたしは思い切って答えました。「ゆうべの鰻を食って、黒猫が死んだとかいうことを……。」
「猫の死んだのは本当ですけれど……。伊佐子はそれを妙に邪推しているので、わたしも困っているのです。」
「まったく伊佐子さんは邪推しているのです。積もってみても知れたことで、山岸さんがそんな馬鹿なことをするもんですか。」
 わたしの声が可なりに荒かったので、奥さんもやや躊躇しているようでしたが、再びうしろを見返りながらささやきました。
「あなたも御存じだかどうだか知りませんけれど、このごろ山岸さんのところへお国の方から電報や郵便がたびたび来るので、娘はひどくそれを気にしているのです。山岸さんは郷里へ帰るようになったのじゃあないかと言って……。」
「山岸さんがもし帰るようならば、どうすると言うんです。伊佐子さんはあの人と何か約束したことでもあるんですか。」と、わたしは無遠慮に訊き返した。
 奥さんは返事に困ったような顔をして、しばらく黙っていましたが、その様子をみて私にも覚られました。ほかの止宿人たちが想像していたとおり、山岸と伊佐子さんとのあいだには、何かの絲がつながっていて、奥さんもそれを黙認しているに相違ないのです。そこで、わたしはまた言いました。
「山岸さんはああいう人ですから、万一帰郷するようになったからといって、無断で突然たち去る気づかいはありません。きっとあなたがたにも事情を説明して、なにごとも円満に解決するような方法を講じるに相違ありませんから、むやみに心配しない方がいいでしょう。伊佐子さんがなんと言っても、うなぎの事件だけは山岸さんにとってたしかに寃罪です。」
 伊佐子さんに話したとおりのことを、わたしはここで再び説明すると、奥さんは素直にうなずきました。

 伊佐子さんに対しては一種の義憤を感じていた私も、おとなしい奥さんの悩ましげな顔色をみていると、又にわかに気の毒のような心持になって、なんとか慰めてやりたいと思っているところへ、あたかも集配人がポストをあけに来たので、ふたりはそこを離れなければならないことになりました。
 そのときに気がついて見返ると、伊佐子さんが門口かどぐちに立って遠くこちらを窺っているらしいのが、軒燈の薄紅い光りに照らしだされているのです。わたし達もちょっと驚いたが、伊佐子さんの方でも自分のすがたを見付けられたのを覚ったらしく、消えるように内へ隠れてしまいました。



またまたナマイキ、この 岡本綺堂ってセンセは ホンマ・・『上手いなあ。。。』って そう思います はい。

さすがは 作家である前に「劇作家」であった そのスキルが縦横に発揮されてます はい。

伊佐子の母であり 下宿屋の主人の「奥さん」この上記短い会話で「すべて」、『ひととなり』ってのが明解に判ってしまいます。

伊佐子と同様に『イっちゃってル』ヒトではなくて、常識も冷静も併せ持った 市井の常識人 かつ「悩める母」でス。

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そうしますと、見事な手法・・『対比法』が成立します。至極真っ当な母親の娘 伊佐子が、母親が正常である分もっと余分に、「その異常性」がクッキリ浮かぶという。


 物語はハイライト部分に突入します・・・


 奥さんに別れて、麹町通りの方角へふた足ばかり歩き出した時、あたかも私の行く先から、一台の自動車が走ってきました。あたりは暗くなっているなかで、そのヘッド・ライトの光りが案外に弱くみえるので、私はすこしく変だと思いながら、すれ違うときにふと覗いてみると、車内に乗っているのは

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【 一人の婦人でした、その婦人の髪が真っ白に見えたので、わたしは思わずぞっとして立停まる間に、自動車は風のように走り過ぎ、どこへ行ってしまったか、消えてしまったか、よく判りませんでした。 】
 これはおそらく私の幻覚でしょう。いや、たしかに幻覚に相違ありません。髪の白い女の怪談を山岸から聞かされていたので、今すれちがった自動車の乗客の姿が、その女らしく私の眼を欺いたのでしょう。またそれが本当に髪の白い婦人であったとしても、白髪の老女は世間にはたくさんあります。単に髪が白いというだけのことで、それが山岸に祟っている怪しい女であるなどと一途いちずに決めるわけにはいきません。いずれにしても、そんなことを気にかけるのは万々ばんばん間違っていると承知していながら、私はなんだか薄気味の悪いような、いやな心持になりました。
「はは、おれはよっぽど臆病だな。」
 自分で自分を嘲りながら、私はわざと大股にあるいて、灯の明るい電車路の方へ出ました。ゆうべのような風はないが、今夜もなかなか寒い。何をひやかすということもなしに、四谷見附までぶらぶら歩いて行きましたが、帰りの足は自然に早くなりました。帽子もかぶらず、外套も着ていないので、夜の寒さが身にしみて来たのと、留守のあいだにまた何か起っていはしまいかという不安の念が高まってきたからです。家へ近づくにしたがって、わたしの足はいよいよ早くなりました。裏通りへはいると、月のひかりは霜を帯びて、その明るい町のどこやらに犬の吠える声が遠くきこえました。
 堀川の家の門かどをくぐると、わたしは果して驚かされました。わたしが四谷見附まで往復するあいだに、伊佐子さんは劇薬を飲んで死んでしまったのでした。山岸はまだ帰りません。その明き部屋へはいり込んで、伊佐子さんは自殺したのです。

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 猫の死んだ一件を女中がうっかりしゃべったので、帰るとすぐに私も調べられました。そこへあたかも山岸がふらりと帰ってきたので、これは一応の取調べぐらいではすみません、その場から警察へ引致いんちされました。伊佐子さんは自殺に相違ないのですが、猫の一件があるのと、その書置に、「山岸という男に殺されました」などと書いてあるので、山岸はどうしても念入りの取調べを受けなければならないことになったのです
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要は この「イカレおんな」は、テメエ独りで 妄想の挙句に、毒呑んで自殺しちゃった・・・って、ジツに ハタ迷惑なお女中で(--;

ま~無理心中とか 放火に及ばなかったダケ イイとも申せますが うむうむ・・・。なんにせよ 人騒がせだ。

しかし この時点で、死んだ 伊佐子ですが、山岸に対する「想い」ってのは、もはや この段階において思慕や愛情のそれではなくて、

むしろ 確定した「憎しみ」・・テメエの勝手な自殺行為を 山岸による犯行だと、冤罪に仕立ててやろうって、明らかなる「悪意」が存在しますよネ?

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ただ・・・無性に「気になる」。。。須田が見かけた 一台の自動車の中に居た 【 白髪の女性 】・・・一体ダレなんだコイツは??現在進行形の物語の中で どのような「役」を演じているのでしょうか??



伊佐子さんは単に山岸の帰郷を悲観して、いわゆる失恋自殺を遂げたものと認めるのほかないことになりました。猫を殺したのも伊佐子さんの仕業で、劇薬の効き目を試すために、わざと鰻に塗りつけて猫に食わせたのであろうと想像されました。猫の死骸を解剖してみると、その毒は伊佐子さんが飲んだものと同一であったそうです。
 ただ判りかねるのは、伊佐子さんがなぜあの猫の死を証拠にして、山岸が自分たち親子を毒殺しようと企てたなどと騒ぎ立てたかということですが、それも失恋から来た一種のヒステリーであるといえばそれまでのことで、深く詮議する必要はなかったのかも知れません。
 そんなわけで、山岸は無事に警察から還されて、この一件はなんの波瀾をもまき起さずに落着らくちゃくしました。

ただここに一つ、不思議ともいえばいわれるのは、伊佐子さんの死骸の髪の毛が自然に変色して、いよいよ納棺というときには、老女のような白い髪に変ってしまったことです。おそらく劇薬を飲んだ結果であろうという者もありましたが、通夜の席上で奥さんはこんなことを話しました。
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「あの晩、須田さんに別れて家へ帰りますと、伊佐子の姿はみえません。たった今、内へはいった筈だが、どこへ行ったのかと思いながら、茶の間の長火鉢のまえに坐る途端に、表へ自動車の停まるような音がきこえました。誰が来たのかと思っていると、それぎりで表はひっそりしています。はてな、どうも自動車が停まったようだがと、起って出てみると表にはなんにもいないのです。すこし不思議に思って、そこらを見まわしていると、女中があわてて駈け出して来て、大変だ大変だと言いますから、驚いて内へ引っ返すと、伊佐子は山岸さんの部屋のなかに倒れていました。」


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 伊佐子さんの葬儀を終った翌日の夜行列車で、山岸は郷里のF町へ帰ることになったので、わたしは東京駅まで送って行きました。
 それは星ひとつ見えない、暗い寒い宵であったことを覚えています。待合室にいるあいだに、かの自動車の一件をそっと話しますと、山岸は唯うなずいていました。そのときに私は訊きました。
「髪の白い女というのは、あなたが試験場へはいった時だけに見えるんですか、そのほかの時にも見えるんですか。」
「堀川の家うちへ行ってからは、平生でも時々見えることがあります。」と、山岸は平気で答えました。

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「今だから言いますが、その女の顔は伊佐子さんにそっくりです。伊佐子さんは死んでから、その髪の毛が白くなったというが、わたしの眼には平生から真っ白に見えていましたよ。」

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 わたしは思わず身を固くした途端に、発車を知らせるベルの音がきこえました。



 ・・・っと ま~~こうして終わります はい。

思うのですが、こハナシ 《怪談噺》として見るならば、『肝心の《オチ》がマルでわからんやんケ!』未完成というか ハッキリってシッパイ作品ですわナ?


でもネ・・・リクめは思うのですが、ぶっちゃけ・・『このハナシは《オチ》が無くてこそが正解!』であると そう思うのでして ええ。

「コレは こうであって・・・それだから・・・こうなったんだよね わかるでショ?」って、チマチマ説明なんかしない方がよござんす。

それよりも「謎は謎のまま」であるからこそ、独特の不可思議さと不気味さがクッキリと浮き立ちます。

ほんでネ、リクめ思うのですが・・・この「白髪鬼」って小説、テイストとして 日本の古い怪談であります 「雪おんな」に かなり似ているって思うのです はい。

山岸に 死霊か生霊かは判然としませんが、とにかく《執りついた》存在が、山岸の試験合格を邪魔する、その「遺恨」は親の代からの受け継ぎでもあるらしい。

しかし 山岸がおかれていたシチュエーションの怖さってブッ飛んでますよネ?? 告白を聴いた須田は てっきり、その白髪鬼が出現するのは 年に一度の試験会場のみであると思っていたならば・・・

山岸の「目」には、普段から生活する 神田の下宿屋で【 毎日 】・・・伊佐子ってゆ~ 白髪鬼とカオを合わせていたってンですからアナタ・・・。


『そうかな?そんなに怖いか このハナシ??』っと お思いの方 チトばかり 最後のわたいのハナシ聴いておくんない。

リクめ作り出した 「親父」のハナシなのですがジツは・・・。


オヤジは 幼少時から、幾度も幾度も 同じような夢を見たそうで。

それは、茫洋とした 霧の中に自分独りが立っていて。霧がチョっとだけ晴れますなら、そこに・・・

「巨大な2つの目」が出現して オヤジのことをギロリ!って睨むのだそうで。
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『オンナの目ヤってのはスグにわかった。造りも整った 美人の目ヤってのもわかる。その目が訴えてくるのヤ』

鋭い視線で睨みつけてるのですが その目は、でも なんかわかる・・・憎しみとかの怨嗟の感情ばかりではなく、オヤジに対して 愛情を抱いている感じがあるのも「判る」。

そんな ヘンテコな「夢」を週イチぐらいのペースでズっと見続けていましたそうな親父は。


『ほんでナ リク坊。ワシ大学も中退したやん?加賀テツヤさんとこのバンドでギター弾いてたンやけどナ、或る日・・・加賀さんが、《今日から これら女のコにバンドのダンサーして貰うことにしたから》って、3名の女のコ連れて 楽屋に入ってきてナ・・・』

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          当時の「ゴーゴーガール」って商売ッス

『で・・その3人の中の 1人のコと《偶然目が合った》・・・【 こ・・この・・この目やんかっっ!!夢でワシがズ~っと うなされ続けた《目》は!!】ナニ?その女のコがダレやて?・・・ぶっちゃけ 他でもあらへん・・・【ウチとこの お母ちゃん ヤ】・・』と。。。


 「怪談」とは、ぶっちゃけ そのモチーフとなる 「元の現象」は、数えきれないほどの量 【在る】のでス。

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  この「怖い目」にズっとうなされたお父ンはチトだけ不憫(笑)

ただ「それ」が、科学的に解明出来なかったり、場合によっては 経験している当事者が どのような因果とかが そこに関係しているのか?

そういったモンが「てんでわからないまま」そういった「端切れ」みたいな事象は どこにでも転がっています はいーー。

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          息子のリクめは 10倍は愛らしい(??)
                (^^;;


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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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