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 「たからもの」を キミにあげるね (完結篇)

 王 錫山(ワン・シーシャン)は こう述べました・・・。

「結論から述べよう。 答えは 《YES》だ。 しかし!・・・今、この時点の状況では【 決定的に《足りないピース部分》 】それが在る・・・」
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見返りとしての 王への「報酬の額」 それを積むのが少な過ぎたか?? ブラの生地に包まれている 胸の谷間に、冷たい汗が流れるのを実感しました はい。

そのリクの動揺を見透かしたかのように 王は さらに述べました。

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「誤解はするな。極東の国の《息子よ》・・かつての儂の再来よ。儂はナ、かつての《平成バブル期》か?その時代の日本人ビジネスパーソンは 大嫌いだった。皆 金に魂を売って ヒトとして持つべき矜持を失った 醜き禽獣そのものだった」
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      嗚呼・・わたいはやっぱ「ちいさい」なぁ。。。

「・・・・・。」


「だが、リクとやら、オヌシは会社や自らの国ダケではない、欲望は有っても良い それを恥じるな!それは行動原理なのだ。オヌシが、かかわる仕事、国籍や人種・民族を超えて、皆が 安穏で平和でありますようにと・・それの実現に この台湾の地にまで訪れたのには正直 感服した。協力してやりたい気持ち ウソは無いゾ」

「では・・・??」

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「聞け。・・・この台湾は、《いかにも小さい》・・中国本土は当たり前、日本や朝鮮半島よりもズっと 矮小な島国でしかない。判るか?基本的に社会における《世界観のスケール》それがミニマムなのだ」
          
「ですが・・・その 台湾を事実上、陰で支配 動かしているのが、王センセイ 貴方そのひとではありませんか・・・」


「社会構造の規模が小さいという事だ この台湾はナ。そうなるとナ・・・儂のような立場ともなると、色々様々・・・ため息が出るヨ・・・。清濁併せて、一方では世界を相手にIT産業でバリバリ金を稼ぎ、また一方では幼なき子供らに教育を説く。で、陰では悪党らを率いて、夜の繁華街に恐怖政治を敷く。まるっきりの分裂症だ(嗤)その役割から、棺桶におさまるまで解放されそうも無い・・・」
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「王 錫山・・・存じてます。貴方は、活動の大元は、台湾民族派の《政治活動家》それがスタートですよね?」


「どうかリクよ、理解してほしい・・・。儂は儂でしかないが、しかし儂は、けっして、老いぼれたジイさん、イチ個人という訳にはいかんのだ・・」

「はい・・・」

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「次の間に控えている さっきの子分たちダケでない、儂が抱える立場である いくつもの企業、少なくない数の社員・・それに付帯する 家族も居る」

「よくわかります はい・・・」

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 ・・・「同じ匂いがする」・・・そう思えた。このヒトも 大きな苦悩の中、それを逃げずに抱えながら 生きているのだ・・・。


「その《かれら》に ひもじい思いをさせる訳にはいかない。それは儂の責務だ。《お墨付き》など 容易い。が・・・可能性の問題・・行動結果として、今まで対峙した事のない、強大な《敵》・・・それと向き合う覚悟 それが必要になる わかるな?」

「ええ・・・充分に。。。」


「先程の《贈り物》、それの額が不満だと述べているのではないのだ。むしろ十分過ぎる。ああ。しかし・・・《リスクを冒してでも オヌシに助力してやろう》そう思わせるには、もうひとつ・・・ナニかが足らんのだ ああ。」


いよいよだ・・・。切り札をきるゼ・・・。《 Kill the 【 TRUMP !! 】 》

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             いよいよ「切り札」だ!

日本から、厳重に隠匿して 持参した 忌まわしき「これ」・・・。それを ようやっと「成仏」させられる。委ねられるのは この 王 錫山しか他には居ない。。。


「無理からぬ話です・・突然ご訪問した、日本のヘンな若造、そんなのに運命預けるなんて とてもとても・・。しかし・・コレはどうでしょう??世間に露見するならば、イチコロで このわたくしなんぞ 葬り去るコンテンツにもなりますが」

持参した もうひとつの包装紙から「あるもの」それを 王 錫山の前へと出しました。

「?? それは??」
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 ・・・はい。(Ulysses Simpson Grant)要は・・・米国政府発行 50$札・・・それの【 基板 】。。。上手に刷るなら、低レベルの紙幣鑑定機を楽々クリア出来る・・・【 贋札が刷れます 】。

「なんとっっ!! ・・・っっ」
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 ・・・申し訳ないですが、それ・・・表側【片面のみです】。もう片面は・・8割以上の確率で、この世に存在してると思います。おそらくは・・・日本国内でしょう。行方は不明です はい。

かつて 1993年に 《和D-53号事件》って おおがかりとも呼べます 偽札事件がおきましてネ。ヨコハマの港界隈で、正直・・善玉とも悪玉とも呼ばない《稼業》してますからわたくしもネ、

それで ひょんなことで知り合った 重病に喘ぐホームレス 通称《師匠》って人間、その基板・・・その《師匠》から、忌わの際にわたくし 託されたのですよ ええ・・・。

そのトキですが もう既に、もうひとつ、ウラ面の基板は 何者かによって 盗み出されたらしい・・・。


いやあ・・ぶっちゃけ 悩みましたヨ(笑)ンなヤバヤバなもの託されて、何度 警察駆け込もうか?ってビビりました はい。

だけど 落ち着いて・・・こんなボクに師匠が託した・・「その意味」をジックリ考えました ええ。

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 ・・・そう・・。師匠もわかっていたのだと思う・・・。【 自分は《魔物》を この世に産み出してしまったのだ! 】ってことに。

贋作・・・贋札にも《芸術作品》はアルんだと思います。知識ございませんが、その基板は、まさしく!芸術と呼べる域のモノであると思う。


興味深い《実話》を お教えしましょうか?その 《和D-53号事件》で、師匠が刷ったとされる、贋札の 一万円札。

公式の警察発表とは 真実は異なり・・・ジツのところ、警察の鑑識部署は、《見た目では》・・・それの真贋を見極めるのは不可能だったのですと。
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じゃ、どうして?? 贋札だってのが発覚したのだって言いますとネ・・・それはマッタクもって ひょんなところから。。。

大阪の下町地区に代々 店を開いている、中華式大衆飯店・・日本の巷では《ラーメン屋 中華屋》って呼びます。

そこの店主ってのが、当人の自覚以前に、音楽に例えるなら《絶対音感》、要は 味覚の天才だったようでしてネ。

店の営業が終了した毎晩、ビールを飲みながらの 帳簿付け、それを行うのが日常の習慣で。

以前からの《癖》で、レジに一万円札の入金があると、無意識に、札の一部を ペロって、舐めるって、そんなヘンな癖があり・・・
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で・・・『味が違うっ!!』って 気が付いた店主が、警察に駆け込んだ っていうのが、発覚の経緯だそうで ええ。

正規の 万札の「味」よりも、ホンの微妙に『酸っぱかった』そうです ええ。。。


ね?面白いでしょう♪ 見た目では真贋が付かない カンペキとも呼べる贋札、それが 事もあろうに《味》でアシがついたって 皮肉なハナシ。

未だに 謎です はい。どうして?味なんかに差が出たのか?? 推定の範囲ですが おそらくは・・所詮は民間人らの悪事、日本銀行発行の 正規紙幣で使用されるインクとか・・それ100%同じモノを入手できなかった・・そのせいではないか? って。 


かつての日本に、そんな 贋札創りの天才が存在したって お判りいただけましたか?

その天才が、この世での最期のみやげに、こさえました 米国50$札の《基板》・・・・・。

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しかし・・《そんなモノ》、なまじの人間って生き物が それを手にしたなら、言い切れます・・【 確実に狂う 】・・・。

警察組織も 残念ながら《信用に値しない》・・・。星さえ見えない 暗い世界で・・・それを奪い合い、幾多の 血や屍が築かれるかも。。。
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・・・センセイ、これは お世辞で言ってるのではございません。この基板を手元に置いて 確実に制御できるのは・・・【 貴方をおいて 他には存在しない 】そうでしょう?


ご懸念には及びません、《片面ダケ》です ただいま現在は まだ。それを所有していても ナンの罪にも匹敵しませんから ええ。

どうでしょう?? ご興味があるなら・・・もう片面を行方、アナタほどの実力者だ、捜索の手を伸ばすなら、案外と容易に 片面の所有者を発見できるのではないでしょうか?
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        「友愛の精神」ではムリだ・・・
     死屍累々の屍に立つ「勇者」でなければ

正直・・・ボクには 荷が重すぎます。そろそろいい加減、この轍の中から 降りたい。。。

王センセイなら ご存知でしょう? 100$ 50$札には現在、その札が 米国以外へ持ち出された際、追跡可能な機能、《追跡用の極細 ワイヤーチップ片》それが密かに混入されてますよネ?
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贋札には 当然、その機能は無い。だけど・・王センセイにとっては ある意味《そっちの方が都合がよい場合も少なくは無いでしょう??》・・・

からかっているツモリはございません 誤解無きよう。センセイの活躍される現場では、アレでしょ?・・その国の国税庁を通さない 金銭による組織間での精算、有っても当然ですよネ。
     

・・・センセイ、ボクは正直、《なんだかわからなくなった》って、悩んだ時期があったのです はい・・・。
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      「理想と現実」「本音と建て前」に苦悩した

長い期間 貿易の仕事に携わるじゃないですか、そうするとネ・・・テメエの年棒をも遥かに上回る額の《金》それを・・悩みもせず 右から左へって、無造作に動かしている自分が居る・・・。

そうすると ココロの内部に・・・『紙幣制度とは何なのだろうか??』って 社会経済ってモンに目覚め始めた 中・学生みてぇな疑念が。

・・・そう・・・気づいた。。。《紙幣》なんてのは結局、単なる《紙切れ》、国の中央銀行が保証した、信用手形でしかない。。。
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          正義と邪悪の概念すら五里霧中へと・・・

実際 2008年に アフリカはジンバブエで起きた ハーパー・インフレでは、《年率 2億3,100万%》って!終いにゃ《100兆ジンバブエ$札》までが発行され・・・
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市場での買い物、荷車一杯の紙幣でもって 食パン一斤も買えなかった。絵空事ではありません、【実際に起きた 真実】なのです はい。

額面上、世界でダントツの《借金大国》我が日本が・・どんだけか債務が膨らんでも マルで潰れる気配が見えないのも「それ!」
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      国有不動産総額と国民貯金額が「担保」

資産・財産を保有する人間【 その資産額は常に不動だ 】って事。たまたまサイフに入れてる額が足りないで、借金したに《過ぎない》。保有の資産は瓦解なんかしない。

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       有事ともなれば、紙幣は「ハナ紙」頼れるは金塊

この台湾国内に 3つ以上の銀行を傘下にする 王 錫山・・それはイコールで、「台湾経済社会そのもの」ってことを指し示す 違いますか??


案外と便利ですよ その基板♪ 何故なら、贋札が発覚しやすい条件NO・1、《紙幣通し番号》、その基板は 一種の機械でもありますから、通し番号 それがランダムに1枚ごとに変えられる。


そう・・・西側経済社会のおける まさしく【 パンドラの箱 】ですそれは。それを破滅を避け、制御できる人間は センセイしか思いつかない 真意です。

この若造なりに、悟り・・・ってまではいきませんが、現実とボクは 1つの「折り合い」つけました ええ。

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この世には いったい?何枚の《紙幣》が存在するのでしょうネ??《兆》なんてモンじゃなかろう・・《京(けい)》かな?《垓(がい)》かな? 《載(さい)》《極(ごく)》《恒河沙(ごうがしゃ)》《阿僧祇(あそうぎ)》《那由他(なゆた)》遂には《不可思議》って、気が遠くなる数かもしれない。

そんな状況、『この経済社会には 1枚の偽造紙幣など存在しない!』と のたまって、一体ダレが信用するか?(嗤)

ねぇ センセイ・・・違ってますかネ??【 この世の経済活動とは、一定量の《贋札》が混じっている前提で 正常に回り続ける 】って、その考え・・・・・
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        いつまでも悩んでられっか!ワシは「港のリク」ぢゃ


首領「・・・熱血の日本青年と思いきや・・・オヌシ、侮りがたき《悪魔》でもあるのだナ・・・」

リク「述べましたでしょう?《欲望の権化》だと(笑)どないでしょうか?? これでもはや、わたいはキ●玉 貴方に握られました。同じ船に乗り合わせた乗客同士でス。もうこれで・・・頂けますよネ?《お墨付き》♪」


首領「・・・おかしな気分だ。。。何十年ぶりか? 同世代の すべて打ち明け相談できる かつての懐かしい朋輩に出会った気分だ。なあ?お若いの。ひとつ、この老い先短いジジいに 教えてはくれぬか??儂は・・・このまま、儂が儂として生きてきた道、それを 突き進めばよいのであろうか??」


リク「センセイほどのお方だ。真に強いヒトでしょう?ならばご懸念は不要。ワルい取り巻きに囲まれていようと、それの言うなりになんかなりはしませんって♪それに・・・心配要りません、人間って・・《遊びながら 真剣に働く》そんなものです はい。《善行を行いながら、無自覚に悪事もしてしまう》そして・・・《悪事を働きながらも、やはり無自覚に 善行を愉しむ》ナマイキですが それが人間。その《二面性》が無い人物などこの世には居ないと思います。誰もがココロに《魔物》それを飼ってます。勧善懲悪では 世の中は割り切れない。王センセイ貴方も無自覚なまま、ジツに多くのヒト、その命と 営みを支え 護っておられるのです はい・・・」

ダレだかが ワシに《言わせている気がした》ま~た いつもの・・・おセンチでPessimistの 天使の仕業か??
 
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「出向かえ時」とは うって変わって、いわゆる 「最恵国待遇で」(笑)

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銀色に光るBodyのベントレーで 宿泊の安HOTELまで 送って貰いました。

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「戻ったでぇ」ゲタ代がドアを開けてくれました。「みんなは?」訊きますと、

「うん。カークイさんは酔って寝込んでる。メコンウィスキー全部開けちゃったんだヨ、オムツ履かせた方がイイんじゃない(笑)ロテさんと八百政さんは、泥のように眠り込んでる。よっぽど 疲れたみたい。」

「そうか」

「お仕事・・・ウマいこといったの?? アタシなりに心配してた・・」
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「へっ♪ この段階でもってヘタこく程 トーシロとはチャウわいワシはヨ♪」

「リクさん、アンタって 見た目は♀にしか観えないけど、やっぱ《親方》だね」

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                 ビッチのハマGAL よくやった♪

「でだ・・・。とりあえず、ゲタちゃんヨ、キミの任務は無事終了でヨ。もう日本にいつ戻ってもよろし~デ。明日・・って もう今日か。早い便、やっぱ日本の航空会社がよかろ?ワシがチケット予約しといたろか?」

スマホを取り出しますと ゲタ代は。


「アリガト。でもイイ、リクさん お風呂入って休みなヨ、チケットぐらい自分で買える。で・・いよいよ 香港・マカオに乗り込んで 本番だよネ?《邪魔で迷惑》・・ってのじゃないなら その前提だけどサ、アタシも・・・そっちの方 手伝わせてくれないかなあ?ダメ??」

「居てくれるのはマジで 大助かり♪ そやけど・・・ぶっちゃけマジで 鋭いナイフの上を綱渡りすることになるのやデ?ガチで怖いデ?」

ゲタ代は 深夜でも 静かだとは呼べない 龍山寺の街の喧騒を 窓越しに眺めながら。
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・・・アタシさぁ、チョっくら、《中国人に恨みが有る》のよネ。京急富浦の駅前でサ、アタシの実家って 小さなタイヤSHOPしてたんだあ。

ムカつく・・・《かながわ中国信用組合》って在ったの知ってる?もう日本国内からは店舗引き上げて撤退したけど。そこの金融機関にハメられて 土地とられたんだぁ ウチの家。
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      かつて ハマの街にもこのよな傾向があった

ウチの ひいおばあさんってヒトが、大陸から日本に来たヒトだったって縁で、三代に渡って そこと取引してたんだけどネ、

ある時、《どうしても 金借りてくれ!そうでないと困るのです!》って、そこの営業社員が 父親に設備投資資金それ貸し付けて。そしたらスグに起きたのが あの・・《リーマンショック》・・・。
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イキナリ!態度180度変えて、《今まで貸し付けた資金 一括で返済しろ!契約条項だ》借金返すために またよそから借金するって、潰れて当然だよねぇ。。。


でも、潰れる瀬戸際 家族全員で とにかく頑張った。アタシも高校中退して・・・あ?でも、悲惨だって思わないでネ、出席日数と取得単位の問題で、既に留年決まってたモンでサ あははは♪
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で、ハマ駅西口のキャバクラ勤め始めた。ギリッギリ、落ちるか落ちないか?って手形決済の日時迫っててサ、思い出しても吐き気がする ヒヒおやじに抱かれたりもした・・・。やっぱ、アレは  泣いたなぁ。。。

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そんでネ、「やっとこ・・」家族全員働いて、手形のために口座振り込みは完了して ホっと一息 そんなトキだった・・・。


入金した・・・100にはちょっと欠ける枚数の諭吉サン、その・・・【 僅か 一枚の紙幣が《偽札》だった 】って・・・口座は県警によって一時凍結、父親もしょっ引かれて拘留。
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          有ってもイイのか!ンな事が!?

・・・結局 手形 落ちなかった。ウチは倒産、債務精算で 正直・・あまり良い条件ではなく 土地と建物手放すってハメに。


だけど・・・「それ」一種の謀略だったんだ・・・。その例の、中国系の信用組合の担当のオトコがサ、アタシが入店してるとも知らず そのキャバクラに客で来て・・・
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シャンパン開けて 自慢たらたら、《最近デカい仕事をした♪駅前一等地の店 破格で地上げ・買い取りに成功したゼ♪》だって・・・。

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アタシ・・・なびくフリしてサ そいつに。店外デートで、店舗も閉まった時間帯、ハマ西口の ダイアモンド地下街の隅っこでサ、

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・・・ケリ入れて地面へ転がしてサそいつを。馬乗りになってボッコボコにカオやハラ殴りつけて、白状しろ!って迫ったら、ワンワン泣きで 吐いたヨそいつ。


「・・・ヤっちまえ!そんなヤツ。 許す! 少なくともこのワシが っっ!」
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     連れてこい!そのクズ野郎・・・

単純な構図、中国人実業家、そこの金融機関の理事とかだって。そいつが事業展開のために ウチとこの土地と場所 欲しがったんだって。

「ってか・・おかしいじゃんっ!あきらかにヨ・・。必死の思い・・・で、家族協力でやっとこ・・入金するって際やデ?それ1枚1枚・・・《コレはホンモノの札だろうか?》なんて確認するヤツ 居るってなら 連れてこいっっ!!三代の付き合いの金融機関なのやろ??このクライアントに限ってそんな訳はない!って、顧客庇ってこそ しかるべきやんか!」

うん でもサ、《証拠》たって、罪の告白それダケで、シロートの小娘がサ、いやしくも銀行とかを相手にリキんでも どうにもならなかった。

その遺恨で アタシは中国を恨んでる。でもネ、リクさん 勘違いして欲しくない・・・。アタシね・・・【 そ~ゆ~自分がいちばんヤなの! 】・・・。

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「 ゲタ代ちゃん・・・ 」

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そんな恨みの気持ちを抱き続けて 歳をとっていく自分を想像するとガクブルじゃない?ぜってぇ それって《醜い ババぁ》間違いないじゃん?

だから・・1度でイイ。へっ!!ザマみやがれ!って♪中国の連中に あっかんべ~して スカっ♪とした気分で、すべて忘れてフラットで 出直したいんだ アタシの【 人生 】をネ♪
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でネ・・・《香港マカオのラウンドはボランティア無償で!》って・・・カッコつけたいのはヤマヤマだけどサ(照)

欲はかかない、ホント 少しでイイんだぁ。ギャラのオプションはずんでくれるなら うれしいなあ って♪


リクめは、次の間のドアを開けました。

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中では ロテ公と 八百政が ゲタ代が云った通り、ノートPCを横にして 死んだように 眠りこけていました はい。

ふたりとも、目の下に 夜目にも判る 色濃いクマが。・・・スマンな。そして 有難うな・・・。キミらの頑張りのおかげで【 王の封じ込めに成功出来た 】


眠りに落ちる数秒前まで、打ち込み作業をしていたと思えます ロテ公が その手に握りしめている 100$の紙幣の束、それをわたいは慎重に「受け取った」

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      罪深き人間だなぁ わたいは・・・

ロテ公の掌は「あたたかかった」。このわたいがモノホンの♀ならば、抱きしめてキスしてやりたい気持ちでした はい。(ロテにしたなら大迷惑でしょ~~が)(^^;


十数枚はアルだろう。『ホレ、これ取っとき。追加分のギャラの前払いヤ』っと、ゲタ代にそっくり渡しました はい。


「えっ!?イイの??こんなに。。。日本に戻って 会社に怒られない?リクさん・・・」

「けっっ!《この程度の決裁権》それがダメだってンなら、ンな なさけない会社ヤメて、ワシャ 台湾マフィアにでも鞍替えした方がマシってモンじゃい!取っときヤ♪ バーキンのバッグは とても買えへんセコい額で恐縮やけどナ ああ」
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       プレミア付中古で 600マン円ですと!@@;


ゲタ代は微笑んで、「ううん アタシ バーキンのバッグなんて欲しくもナイよ!そんなのが 今のアタシには似合う訳もナイってぐらい わきまえてるもん」

「だけんど 若いコとかの憧れやロ?バーキンのバッグは。あのナ・・ワシが親方つとめるチームに、《貞子》って、ぶっちゃけ《野放し》(笑)居るねん。そいつ・・・エラい事 目論んでやがった・・・。コッソリ、このワシにナ?生命保険かけて、早晩クタバったなら、それの保険給付でバーキンのバッグや、中古マンション取得資金狙ってやがった!@@;笑えるやろ♪」
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      てめワリ~やっちゃナ 貞子っち(笑)


ゲタ代は云いました。

・・・アタシはさぁ、バーキンのバッグよりも・・・せっかく《職人大国》ニッポン、それもハマで産まれたんだヨ?
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     片やキタムラのバッグ 3万円から♪

《キタムラのバッグ》それチョイスしてこそ ハマっ子のいなせと粋ってモンでしょが♪ それでもわかってる・・今のアタシのままじゃあ そのキタムラでさえ、バッグが泣くってのかな? 身にそぐわないってこと。


でもサ、アタシ思ってるんだ うん。キタムラのバッグ買ったならば、それ、大事に大事に・・・なんせが 殆どの場合の故障は無償で!修繕してくれるんだヨ キタムラは!

いつになるかなあ?・・・気分よく晴れた 日曜日にサ、アタシ そのキタムラ持って、山下公園とかに お散歩に出たいって思うってるんだぁ。
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そのトキって、も~アタシは おばあさんになってるかも知れない・・・でも、道行くヒトの目に《ああ このおばあさんに よくよく似合っているな 手に持ったバッグがいかにも》って・・・

そう 思って貰えるなら、なんか無性に 嬉しくなるって気がするんだぁ 大事に使って、もし娘や孫がアタシに出来てたら、そのコらに引き継いでやりたいって思ってる うん♪
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  ・・・《アレ》を贈るべき人間が こんなにも近くに居たか・・・

わたいはサイフの奥から 『はい。 コレあげますキミに』って、お札にも似た「それ」を ゲタ代へと差し出しました はい。

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いぶかしげな眼で ゲタ代は、「なあにこれ??え??・・・【 ZEROルピー】って??」


・・・ゲタちゃんヨ それはネ、実際に インドで発行されている《ゼロ・ルピー》って、それこそ価値は《ZERO》、買い物にも使えないけど リッパに《紙幣》なんだ ああ。

公務員による あまりにもの《賄賂要求》それを是正しようってマトモなインド の政治家や哲学者らが、知恵を出し、《次に賄賂を要求された際は、敢然と このゼロ・ルピーを その相手へと渡しましょう》って思想の運動。

その札ナ、わたいは、体重300キロ近い、ひとりのサモアンの男から受け取った。
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           元気してはるかなあ・・・

そいつやけど、ぶっちゃけ・・《天使のココロ》そのもののヤツやったワ ああ。イビツに凝り固まった こんなワシにヨ・・・《 I Presant You 》って、満面の笑顔で贈ってくれたんだ ああ・・・。

で・・ズ~っと・・・テメエを恥じてた。《コレ》を持つべき 資格なんて とても無いって思ってた。いや、今だってそうだ。。。

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             正直「その資格にあらず」だからネ・・・

どうカッコつけたところで、わたいは 【 富への執着 】・・・それから逃れられない。我を捨てきれないカネの亡者なのかも。

いつもいつだって、1秒の安息よりも増して、テメエの家族に あれ買ってやりたいとか、会社の部下 ロテ公とかにも もっともっと、マシな額の給料与えてやりたくて ジぃジぃ歯切りしてる。
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     イチ労働者に過ぎない自分って生き物・・

そんな・・・テメエから 逃げたって意味などナイって思わへん??そやから 決めたんヤ。。。

が、サモアンが呉れた この ゼロ・ルピー札は・・・【 金で持ち前の生き方・価値観が 揺らがず替わらない素晴らしいヒト 】

そのヒトに出逢えるまで、ワシは 一時預かりの係しているのだってネ。でもって、見つけたんだヨ こんなコ汚い 台湾の土地でネ。

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            ゲタ代チャン はいこれ♪


    ボクの「たからもの」 キミに 差し上げましょう♪


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「なっかなか・・感動的なハナシだったアルな Mrリクよ」

やっぱ 狸寝入りしてやがったか 喰えない野郎だ レイモンド・カークイ。

シャワーをかぶり、出てきたトキには ゲタ代も既に熟睡していて。酩酊して眠り込んでるはずのカークイが皮肉に ソファーで座りなおして嗤ってやがりました。

カ-クイ「そんなにシブい顔することも無いよろし。このワタシだって無垢で純情って そんな当時は有ったのだヨ♪」

リク「けっ 到底 信じられませんがヨ。な?現在只今、ワシらは《チーム》やド?いい加減 仲間内での 探り合いはヤメとかへんか??」

カークイ「《契約内容通りに》・・リクよ リーダーであるオマエが、怖気づいたり 妥協したり、オマエの最もの要注意点・・・情に掉差してあらぬ方向に事態が流されないか?それを見極めるのがワタシって人間の流儀だ 悪く思うな」

リク「過去に ココロに傷を持つ少女との 感動の触れ合い・・・それでジ・エンドって程、お花畑な 生き物だって思ってたか? 港のリクが」

カークイ「ホント・・面白いヤツあるナ 君は(嗤)掛け値なしで、背負っている半分が天使、で もう半分が見事に《悪魔》こんなに見事に判りやすい人間は初めてだ♪興奮するよ、ああ。」


リク「カークイ オメエ・・・ホンマ《喰えんやっちゃナ》・・・かつての地位から転落し、メコンウィスキー耽溺して アル中になってたって・・・ぶっちゃけ、【それ自体が《アングル》だった】ってか・・・。アキレてまうワ」

カークイ「ははは♪ 見抜いたか」

リク「数時間前、ココ出かける際にヨ、景気づけにと思って、オメエが飲んでたメコンウィスキーのハイボール ひとくちクチにしたんヤ わたい」
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カークイ「柄にもないナ。《別れの杯》ってことか?」

リク「アル中 ウマいこと演じやがって・・・中身《アイス・ティーやんか》ぶっちゃけ するかぁ??ソコまでの騙す演技・・・」
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カークイ「《よい演技者であってこそ 大きな仕事が可能になる》それがワタシが長年で習得した《哲学》だ」

リク「しんどいやっちゃ ったく・・・」

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カークイ「で??・・・どうなんだ?王ファミリーへの《封じ込め》・・見事成功したのか??」

リク「ああ。ダテに 前世紀の骨董品に大金  貢ぎに出かけた気はナイけん。思ってたより《熱いヒトやった》(笑)キミの進言通り、《イチバン横取りしそうなエネミーを篭絡して味方につけよ》ってクヤし~が正解やナ・・。孫氏の兵法かヤ?」

カークイ「うむ 良い生徒だ(笑)だが・・・あなどれないキミだ」

リク「オメエにダケは云われたくない!」

カークイ「追跡装置・・・仕込んだのだろ?王へ贈った10万ドルに・・・八百政クンと、ロッテルダム君が、ここ3日間 眠る間も惜しんで、PC入力していたアレだ」」


・・・ああ。あくまで《合法的に》仕込んだ・・・。強大な 虎の【王】それに立ち向かう オレら裏町の野良猫は、正規な手段こそが唯一の対抗手段ヨ。


日本の 経営の神様と呼ばれた 松下幸之助知ってるよナ? おっさん買い物で会計の際、サイフから札出して 渡す際には《早よぉ戻って来ぃや!》って、呪文かけてたそうヤ。
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思うやんか?《今 自分のサイフにある札って、どういう経由で自分へと巡ってきたんだろう?》って。ぶっちゃけ 今の時代『 それが可能になった 』ああ。


カークイよ、《 Where's George? 》(米国1$札の肖像がG・ワシントンから由来します) って知ってるかナ?アマチュア運営のサイトなんやけどネ。
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         現存するサイトです はい

ぶっちゃけ・・・ケツ持ちには、CIA、DIA、NSAとかのラインがカラんでるってワシは 睨んでる。

今 自分のサイフに存在する【 札 】・・・それがナ、どういう経路を辿り ドコの口座から引き出されて、結果 今自分の手元へと巡ってきたのか??

そんな 小・学生が夢想するような事が・・・《その紙幣の 通し紙幣番号をサイトのHDに登録することで可能になった》のだヨ うん。

大事な事・・・【 これは正規で発行された《正規の紙幣だから可能だ》って事だ 】。。。ロテ公と八百政が、必死で【すべての札 登録完了してくれた】

《旅に出た》その紙幣がサ、金融機関口座に入金されたり、大手店舗とかの紙幣チェックマシンを通過するなら、自動的にWWW.のクラウドシステムに情報が打電されるって仕組み、あなどれへんデ。



 な?? 笑っちゃうやロ♪ 東アジア圏で 名うての《ニセ金使い》の 王ファミリーがヨ、

ワシらが 贈った10マン$って 冥加金、金庫の中から出されて 流通がはじまったなら最後・・・以後の動きが 事によっちゃ《まんまと ガラス貼り》になりよるんやワ! ああ 愉快♪愉快♪

けっダレが平身低頭で 命金よろこんで差し出すかって! コレは今後のワシらの 防波堤であると同時に・・・イザって際の手強い《武器》になるでぇ♪


カークイ「・・・共産党内部にも、数々の《ワル》が居て、随分とそれも見てきたが・・リク、オマエは それらと比較しても、【最高部類的魔王】たいした《 mother-fucker(クソ野郎)》だ。こみ上げる笑いが止められない♪」


・・・ああ そうだ。《それも疑いも無く 真実》なんだ。コレはピクニックじゃない。これからワシは、数々の 虎や獅子、常識はずれのクルった大蛇 そいつらが相手にする。

仲間であるチームにも、1秒でも気を抜いたなら、足元すくわれかねない ワシと共に地獄に堕ちるであろう人間を装った 魔族も。

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それでも・・・あの ゲタ代の「ひととしての きよらかさ」・・・それもまた 1つの《真実なのだ》。。。

そして、昨晩・・・ホンの一瞬ではあったけどサ、まさに台湾ウラ社会の首領 『 王(ワン)錫山(シーシャン)』 と、親友(マブダチ)のように、ココロ通わせ胸襟を開いて 語り合えた・・・

それだって けっして夢 幻ではない【 この世の 真実 】それなんだ ああ!


 王 錫山は最後に ボクにこう告げた。

「一度しか言わぬ、メモもとるな。。。夜が明けて 10時から正午までの2時間内に、台南の《高雄(カオシュン)》国道17号線沿いにヨットハーバーがあるから、そこへ行け。あえて地味な高速作業船を用意しておく。オマエらチーム、その手段でダイレクトに香港島へと渡るがよい。どの手段よりも現地に早く着く。追手監視の目を一時的に封じるにも都合がよかろう?で・・現在のミッション終了まで、オマエらに仮名・・《建 王順ファミリー》と名乗るがよい。この名は1つの【共通ドメイン】だ。香港マカオででも、裏通りの住人との交渉には何かと役立つだろう。」

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     船旅かぁ ワシらに向いてるやん♪

素直に「有難い」。が・・・それはアレやろ? 調子コイて、その仮名を乱発したなら、ワシらの今後の動き、王センセ、アンタらの耳に 筒抜けってことやろが・・・


 『では気を付けて旅立つがよろしい。 我伯共度辻的快采时光,我一直会留在心里的。我叔以后経常保持朕系掴!(あの楽しかった瞬間はたぶん忘れない、機会が有ったらまたツルもうゼ) 再見」



 とっくにもう 「賽は投げられている」チマチマ悩んでるヒマなどは無い。いよいよ香港マカオに乗り込んでの 「本番」だ。

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    ご一同! ご陽気に出かけましょ~「いくさ」に

        さあ みんな 行くゼ。


             《 完 》


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    【  ごめんね  】 By ふくろうず


   あたしたち違う人間になりたかった

   青春の夜明けはひび割れたガラスのよう



   誰より本当は傷つけられたような

   やさしい瞳はひび割れた子供のよう



      ごめんね

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   正しいも正しくないも意味はないのさ

   君はすてきだ!困った顔がよく似合う



     ごめんね 忘れてくれ


   あらそいも、約束も、流した涙さえも

     ちっぽけだった

     ごめんね



   殺してくれ!と叫びだすような恥ずかしい夜は

   抱きしめててくれよ、ほんとごめんね

      ありがとう



   あらそいも、約束も、流した涙も

   ありふれてるあたしたちの運命も

      ごめんね
   
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「たからもの」を キミにあげるね (中篇)

 え~~ まことにすみません はい。
「前後篇」ってツモリでしたが、要らん筆が滑るってゆ~か、
ぶっちゃけ「まとめきれず」(^^; やむなく(?)3部作と させていただきます ごみんネ~~
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 なるほどね・・・。ハマーJeepってクルマ初めて乗ったが、ごていねいにも「警察車両」だってか(呆)

夜間の軍事演習は かえって もってのさいわいだよナ。本来なら 夜中でも渋滞が当たり前の 台北の環状線をまっしぐら。

1度も 赤信号にもつかまらない・・・わかってるツモリだヨ、『台湾警察も 組織の傘下にしてるのだ』って、その威容を誇りたいハラだろが 違うか?

でもナ・・今 アンタらが拉致した気持ちで 後部席にちょこんと大人しく鎮座している 港のリクって 生き物・・・。

知らないのは当然やけど、チワワの如く プルプルふるえてるほど、純情可憐ではナイけんナ。

って・・・思えば わたいも、ホンマ、図太くなったよなぁ。。。正直・・・『恐ろしい』って ンな気持ちがチビっとも起きよらへん。。。

いや それよりも 奥深くに潜む アドレナリンジャンキーのココロが「もっと もっと!」って、ひぃひぃ ヨガり声挙げてやがる。。。

やがて車は 滑るように、「仰德大道」と呼ばれる 富裕層台湾人が好んで住みたがる 高級住宅街へと入り。

褐色のレンガ塀に囲まれた 西洋 仏蘭西と、古式中華風と そして昭和初期の和風建築がMIXされたよな、日本人のわたいからすんなら、ナンともカオスっぽい瀟洒な邸宅へと着き『降リルヨロシイ』


侵入してきた「そいつ」は、無言のまま『早くしろ』と せかす。チョっと 待てヤ、「おみやげ」を 色々と持っていかなきゃならへんよってヨ。

次の間で 2台のノートPCに つきっきりになってます 八百政と ロテ公に声をかける。

「チョっくら これから出かけてくるからヨ。ご丁寧にも お迎え付きだってから。(超小声で)《喰いついてきやがった♪》例の・・・Benjamin(100$札のスラング)束で10セット分(10万$って意味)用意出来てるかヤ??」
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ロテ公が答えます「あいヨ!たった今、それだけの分が完了したところッス。ってか 相変わらず 悪運強いよナ リク部長殿は♪」って皮肉にニヤリと嗤う。

そして盟友 八百政が、「今まで一緒に、幾度もヤバい橋を渡ったけどサ、本当 今回ばかりは 否応も無くヤバいから、リクさん 気を付けてナ!」
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      合点だ盟友!「明日の太陽」観ずに 死ねるか!

わかってるがナ♪ それとドタマの隅に入れとけ」ヤ。万が一、ワシが夜明けまでに《戻らなかったら・・》イコールでそれは、作戦全体が無残に頓挫ってことだから・・・。

エエか? 約束やデ? ワシの身の心配は一切 無用で、即!撤収に踏み切れ!ハナから このリクなど存在しなかったって、エエな?

最低でも、ゲタ代とカークイの 身の安全を最優先して、漁船使用してでも《無事に逃がせ》。で、キミらは、韓国の仁川ハブの迂回経由で なんとか成田まで『 逃げ通せ 』頼むデ。。。


・・・しっかし・・洋の東西を問わず、ぶっちゃけ コ金持ちの「居間」ってのは、豪勢なようでいて、そのジツ 無個性でつまらんモンやナ うん。

やったら 位置の低い、ミョ~にシメった触感の皮張りソファーがあってヨ、壁面にはフェイクかどうかわからんけど 暖炉があって。
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釣り下げ型の、ワザとタールと煙で燻したようにした シャンデリアがさがってて、動物のはく製があり、そのヨコには、陶磁器の大きな白い壺。

で、ナンでだか? 床の間モドキのスペースがあって、そこの壁面には 水墨画が掛けてあるって・・・まさに金満家のステレオタイプ。。。

おそらくは、根拠も無く 自家用車は、スキでもないのに、ただ安穏と、ベンツを幾台も乗り換えてるンだろ~ヨ。


要するに・・・《一代 成金》やわナ ココのボスである人間は・・・。

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        ゲタ代の頑張りのおかげで ココへ辿り着けた。。。

ゲタ代が クエスチョンを寄ってくるオトコらに 持ち掛けた、組織内の幹部4名の名前。誰が そのどいつなんだかは、不明だけど、どうやら その4名全員がそろっているようだ。

で「親方」はスグに判る。無論 見た目での年齢それもアルけど、ぶっちゃけ『ヒトとしての たたずまい、存在感が段違い』だ うん。

・・・ 目だ。 この「目」には 記憶が有る・・・。この目は、太極拳、陳家太極拳の総帥 《陳照奎》その人の「目」だ ああ。。。
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       すべて得心の上、ヒトをコロした人間の「目」

けっして 殺戮などは毛頭 好まない。しかし・・・そこに「忠」と「義」が存在するならば、顔色ひとつ変えずに 障壁となる あらゆるものを《排除・駆逐する》

ぶっちゃけたハナシ・・・『 ひとごろしの目 』それだ・・・。コロした作業を おそらくはこのジイさん、1ミリも後悔などしてないのだろう。「この目」に比べりゃ、日本の Vシネマの悪役役者の目つきなんざ、幼稚園の お遊戯だって。


ジイさんは鷹揚そうに述べた「こりゃまた、今晩は《奇怪有趣的人物》・・・けったいでおもろい♪ 輩の来訪だな。我が あばら家にようこそ♪」

「・・・お時間を作っていただき、感謝に耐えません」

「なに♪ タイクツで息が詰まってる毎日だ タマにゃ 余興でもナイとたまらんって♪」

「それにしても・・・台湾のご当地には多いと 聞いては居りますが。随分と 流暢な 日本語使われるのですネ。」

ジイさんは「ああ そりゃそうだ。ワシの世代の人間はナ、昔・・股間に毛が生える頃まで、ポツダム宣言発効までの期間、事実上の《日本人扱い》「赤とんぼ」も「ふるさと」も、今でもカラオケで 淀みなく唄えるゾ。」
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       台湾のカラオケ 日本の曲だらけ!

「さようですか」

そしてジイさんは「不躾だが・・・お前、《Lady-boy》か??」

・・・ふ~ん たしかに不躾 も~そういったことを訊いてくるってか。ンならコッチも 気を遣い過ぎるのも損するわナ。

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わたいは「チャイますがナ。こ~観えても オンナ大好きってか、ホモ気はいっさいおまへんレッキとした♂ですねんデ わたい。中国の女妖怪に見込まれたか?こんなカラダつきになり果てました はい」

「おお!《呪泉郷》にハマったひとりかオヌシ。・・・でも マジでアルのか??呪泉郷ってのは??」
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・・・あのネ そりゃ らんま2/1だって(--; アニメファンかヨ ジイさん。。。


そのジイさんの目がキラリ・・と光り・・・

「《均躰性体(ホモ 同性愛者)》ではないというオヌシが・・・なにゆえ?街の路地裏で、クイズにも似た《判じ物》で、オトコどもらに色目使って近づいてきた??」

「はい。あの一連の作業は、云うならば、このわたくしの《影》、性別、本物の♀、それに指令出して実行させました。すべての責任はこのわたくしです。ご了解願いたい」
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       『テッペン』はワシや。罰だってならワシが受けますゼ


「仮に・・・ワシが《ああ!頭上のハエが五月蠅くてたまらん!》って感じていたなら どうするオヌシ??」

「ま~~、台湾くんだりまで来て、ハエ叩きでペシャンコにされるってのも、正直 報われない気持ちでイッパイですが(笑)テメエの悪運もコレで尽きたってことで、あの世とやらでジックリ悔やみますかねぇ?」

わはは! っとジイさんは大笑し、「ホンの少々だけ《気に入った♪》この瞬間から オヌシは今宵のワシの《客人》として扱う よいな?」


 みなちゃまは《大禹嶺高冷茶》って、聞いたことがアリますでしょうか? 最高級ウーロン茶で有名な《凍頂山烏龍茶》ぶっちゃけ それを遥かに上回る、

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正直「茶葉」の優劣には 様々な基準が存在するのも事実なのですが、この 大禹嶺高冷茶ってのは、アジアにおける 文字通りの「幻の銘茶」です はい。

「客人」として 扱われるってことで、目の前のテーブルには、台湾の珍味が これでもか!っとばかり、並べられたのではアリませんでした ええ。

正直なところ、焼いたアヒルの肉や、腸詰とかが並んだ方が よっぽど、緊張などはしなかったでしょうと思います。

茶うけの、小麦粉で焼かれた 薄く甘い味のせんべい、そしてこの寿司屋のアガリの如く 茶碗になみなみと注がれた 大禹嶺高冷茶が出たってダケ。

ぶっちゃけ ・・・ 『 正味の意味で 最大級の《もてなし作法》 』・・・福いくたる その茶の芳香をクチの中で感じながら わたいは、さいぜんよりも緊張しているテメエの「ちいささ」を実感しました はい。

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      この茶の「もてなし」の意味は とてつもなく「重い」

中華圏に よく在ります『冷茶』って表記、日本や欧米の それと違って、中華圏の「冷茶」とは、熱っつ熱つの 淹れたお茶を指します はい。

「暑さ」への同調効果、でも タダお湯を飲めばイイってモンではないです、ネックとなるのは、「茶葉の質」。


ジイさんは「ほほぉ♪ この茶の価値がオヌシはわかるようだナ?親から 良き躾を受けて育ったと見える」

わたいは「トンデモない。お恥ずかしくも 至って《野にして粗》な人間でしてわたくし・・・」

「だが《卑》ではなかろうが?」ってニヤリとコッチを覗き込むようにして笑う。・・・喰えないジイさんだ。。。

「ウチの《冷茶》は、暑さも吹っ飛び忘れるほどの 良い茶葉使ってますヨ♪」 という意味なのです。『マジで、スゲぇモノを飲んだ・・・』それが そのトキのリクめの気持ちで。


しかし・・・気圧されてばかりじゃ居られない・・・。そろそろ 手勢に無勢って際の、荒くれサバイバル交渉術を開始するデ ああ。。。
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       こちとら 嗤われに来たツモリは無いのだ・・・

リク「日本の・・・我が社の在り様に関しては、いくらかの情報はお掴みであらせられますか??」


首領「ああ。なかなかに手堅い、評価できる方の企業だな。《屏図和屏障,不可打?多。那是必定倒?束(衝立と屏風は開き過ぎてはならぬ。それは必ずや倒れて終わりだ》身の程を知る企業はいつの世でも残る」

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リク「っと・・その手堅いが売りの会社に・・・このわたくしってゆ~《鬼子》が居りましてネ♪かいつまんで説明させていただきましたように、あの中国から、3万トンもの乾燥大豆、ものにするってプラン。手順もお話ししました。興味ございますか?《寄越せ》って、ヨコから手ぇ出そうって思われます??」

首領「そんなもの無いナ うん。そんな大量の穀物をだ、仮に 貰い受けたって、次のタイミングで発生するだろう《それの販路》それを有さない我々にメリットなんかあるか?ムダに倉庫代がかかるダケ、無駄だそれは」

リク「その お言葉、とにかく信じましょう はい」

首領「勝手に期待を抱くのは自由だが、企業人として 利益も薄そうだから 興味がわかないってそれダケだ」


リク「そう《勝手ですが》・・可能ならば かかわって欲しい。ご面倒はけっしておかけしません。《お墨付き 善しとする意向》王 錫山センセイよりの《それ》を 真に欲しているのです はい」

首領「それはどうかな?? 龍山寺(ロンシャンスー)の お守り札よりもズっと効能は薄いのと違うか(嗤)ウチの如き、主流から外れた古典的組織にそんな」


台湾の「闇組織」それは 日本における「ヤクザ」それの【 すべての面でのお手本 】なのです はい。
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コッチで「結義」ってのは まんか、日本ヤクザの世界で「義兄弟」を指します。

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黒社会には 2つの 大きな派閥 流れが存在します。「本省掛」と呼ぶ、大昔より この台湾の地で 自警団や政治的闘争から発生し、反社会組織へと成長した筋。

対して「外省掛」 大東亜戦争が集結し、それまでの日本国管理より、元の中国管理へと返還がなされた以後、中国大陸内の権力闘争に敗れた 国民党 蒋介石の残党に準じて この台湾の地へと流れてきた筋。
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外省掛勢力の大部分は古い幇の制度を受け継ぎ、警察や軍隊の勢力を融合し、組織制のある?派に発展していきました。

台湾で有名な外省掛暴力団には《竹聯幇》、《四海幇》、《松聯幇》、《北聯幇》、《三環幇》、《飛鷹幇》がある。彼らは、殺しもためらわない団結で有名であり、速やかに強大な勢力を築いています。

本省掛の大部分は形態を組織していない。本省掛の親分は《角頭(サアタアマア)》といい、意味は部分の地区の地元勢力。

地元ヤクザの親分(角頭)の勢力範囲のため。本省掛の暴力団で有名なものは例えば《天道盟》、《牛埔幇(台北)》、《十三鉄衛幇(桃園》、《東門幇(台南)》、《七賢幇(高雄》)、《西北幇(高雄》など。)


外省よりの新興勢力に押されているとはいっても、首都であります 台北から、有数の観光名所 龍山寺地区までを網羅し、ウラ社会で権勢と利権を牛耳る《天道盟の角頭 王 錫山》のネームバリュー それがボクは ノドから手が出るぐらい「欲しかった」。。。

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『遅くなりましたが、これが、本日のご挨拶料および面談料 そして《お茶代》です』ロテ公と八百政による「ある作業」が完了した、《新光三越デパート タイペイ南西店》の包装紙でくるんだ「それ」を差し出しました。

「それは ご丁寧に 痛み入ります」礼儀正しく 深々とコッチへ頭を垂れた首領は、子分らへクイっとアゴで指図。

さっき HOTELの部屋まで 迎えに侵入してきやがった幹部の一人が、テーブルに置いた その包みを鷲掴みしやがりましたので、
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        ワシはナ、オメエらにまで頭下げる気はナイのだ

わたいは『おい・・・。その中身は まごうことなきCooLなマネー。もチっと丁寧に扱えヤこら。少なくとも《それ》は モノホンの《正規紙幣》なのやからナ!』

場の空気が 凍り付くのを感じた。リクに言われた そいつは やや紅潮した顔つきで 『 ・・仰在的対白,打算着什公?(今のセリフは・・ナニを意味してるのかな?)』
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わたいは『今述べました通りヤ♪知ってるデ、アンタら組織・・・。苗栗(台湾の北西部)のどかでイイ田園地帯ですわナ♪そこにホレ、世界中から 優秀な職人集めた・・・《特殊な 印刷工場》持ってはりますやロ?残念にもイイ腕の職人が集まっているのにかかわらず、そこでは 名刺もスーパーの広告も受けてはくれませんって」
         
『・・・想説称什歴?回答(貴様・・ナニが云いたい?? 答えろ!)』
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『ははは♪ ンなカタくなりなさんなって♪ ナニも云うてへんデ まだ(笑)。アレやろ?世界中・・・その国の偉人さんの肖像画、それにお詳しいンでショ?ってこと。日本なら、福沢諭吉センセの、縦76mm、横160mmって、小さ目サイズの肖像画・・・とても精巧に造らはってる・・・違ってませんやろが?』


 カチャリ・・・・・。ヒトが この世で手にする「最も禍々しき 鉄製の什器類」それの 撃鉄が起こされただろう音だ。。。

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・・・ふんっっ ナンだ・・案外と 【 怖くもねぇヤ 】。つまんねぇ。思えば このワシって人間も スッカリと すれっからしに成っちまったって証拠か??

あのなあ・・・コレでもワシは、カタギの日本人 ビジネス・パーソンやゾ? そりゃドタマに1パツ、38口径のスペシャル弾食らうならイチコロだけどヨ・・・

だが・・オメエらが普段(?)ウラ通りでコッソリと、街のゴロツキ始末するようにはいかへんド。後始末も骨が折れるし、ナンたって、ワシにも《眷属》が居る。それらがマジで 地の果てまでテメエを追っかける。その覚悟有るか??試されてるのはテメエの方なんじゃ ああ??
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     《敵》にするなら、ぶっちゃけ厄介やデ ワシはヨ♪


『客人に対して その態度はナンだ!?そんな作法オレがいつ?お前に教えた!?』うまいところで 首領が双方にとっての「助け舟」を出してくれました。やっぱ・・相当数の 修羅場踏んでやがんな このジジい♪

首領は子分の脚をステッキで小突くようにして、『請感謝預先領受。東西平時的向金庫(有難く頂き物は頂戴しておきなさい。いつもの金庫へな)』 『・・・了明白了(わかりました)』


  ・・・おい お前たち。少しの時間席をはずせ。この客人は、サシで儂と話がしたいようだ。


さすがに場数を踏んだ大物ってのは 察しが良い。リクめとジイさん以外 他にはいなくなったリビング。

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        いよいよ帝王とサシで交渉だ・・・

「この部屋には 隠しマイクもビデオカメラも無い。ゆえに、リクとやら・・虚心坦懐に真実を述べるがよろしい」ジイさんは云う。とりあえず 信用する他はあらへんわナ。


首領「本音述べよ。儂の《お墨付き》・・・マジでそんな 守護の証文欲しさに 台北まで来て、危険な思いをしている そんな筈があるまいて??」


リク「申し上げます・・・。竹のカーテンの向こう側で、わたしらを待ち受けているのは、けっして・・・虎ダケではなさそうだって事で ええ・・・」

首領「どういうことか?具体的に述べよ 日本のビジネスパーソンよ」

リク「未だ 実像はよくわからんのです ええ。それゆえナンとも不気味。。。その見えない連中こそが、恐怖の正体でもありまして」 「ふむ・・・」



・・・もはや既に・・・今の瞬間、ユルい感じでですが、《監視の目》それがわたしら一行の背後に目を光らせているってのは とっくに承知しています ええ。
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       それは 日本にまだ居る時期からズっと・・

それはこの 業界の異端児がなにか動きを開始してるってのと同時に・・・レイモンド・カークイって、かつて中国共産党 最高指導者グループに雇われ、主席の交代により あえなく自分を見限った祖国を・・得意の経済分野でリベンジしてやろうと牙を磨いてる・・その動向を注視している。

ですが「そいつら」は、ナニもコッチの命まで狙うってことはあり得ないと思う。要は 事態をキャッチして、先回りで おいしい部分を かっ攫おうってのがハラだと思えます。

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が・・・この人間社会で 最も・・と呼んで過言でないぐらいに 凶暴にして凶悪な《テロ犯罪》・・・それは、【 横取り組織 】・・それの暗躍です はい。

センセイも ご存知ですよね?《鹵獲(ろかく)》って軍事用語を。そう、敵側の武装兵器や補給物資を奪い 敵の戦力を削ぐ行動を指しますよね。
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どうやら・・・その連中が 牙を磨いているって雰囲気を感じましてネ ええ。

もちろん、《そいつら》は、乾燥大豆なんてモノ狙ってるわけもナイ。公然とは 社会では知られてすらいない、《フクザツな業界事情》・・それに由来する事柄です。


あのですネ・・・3万トンって、量の 乾燥大豆《それの容量》って 想像できます?? ええ・・野球グランドそれの2面分 それに約17mの高さが加算されます。

ケタ外れの光景ですよ、アフリカ象だって、間違って転落したなら 完全に隠れちゃって、そのまんまオダブツです はい。

倉庫に置いてある段階では 判りもしない状況・・・それが荷揚げされ、船で 海路へと船出した後、その運んでいる船の乗組員、関係者らは、云うまでも無く、船の空間に いたるところ 大豆って穀物に囲まれることに相成ります。

「マメ科の穀物」って、侮れない・・ぶっちゃけ 怖いモノなんです ええ・・・。
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シャレじゃ済まない症状・・・『急性 高タンパク中毒症状』・・・ええ 女性の妊婦さんが陥りがちな『妊娠中毒症』それに類似した急性症状が発現。


体全体に《浮腫》そして《高血圧》《尿たんぱく症》《肺のうっ血 梗塞》そして《心臓・肝臓・腎臓の機能急低下》《脳出血》・・・《癲癇発作》起こす場合もあります はい。

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             まさに降雨が「死の雨」と化すのです はい

で・・・それに輪をかけてヤバいのは・・・船での輸送途中に・・【 突然の予期しない 降雨があった場合は 地獄です 】。。。


本当に 倉庫で備蓄段階ではわからない、広大な海、照り付ける太陽の日差し、その条件下で、雨が降り出したなら??


《気温 湿度》《水分》そして 海ですからネ、《塩分》が加算されたなら、現象結果として 次に起きるのが【 大豆マメの 発芽現象 】・・・それなんです。
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        最近までこの構造は判らず、多くの船員が死亡した

要は《光合成》です、も~~ハンパなく、船一杯に積載している 大量の大豆が生命を吹き返し、バッカバカ!! 周囲の酸素を消費し始めますから ええ。

ヘタすると そのタイミングに居合わせた船員とかは、【酸欠による ショック死】起こします・・・。ジツに 怖いです・・植物にも 命が当然あり、その量が膨大なら、わたしら人間なんてのは、食虫蘭に食われてしまう ハエと なんら変わらないのですよ ええ。。。
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海の上では 少数でしかない人間らが、それがマメたって、3万トンもの量の穀物と、酸素の奪い合いしても勝てませんから ええ。。。


首領「穀物の船搬送がキケンだってのは理解した。だが・・そのことが、儂の庇護を必要とする その意図が正直 判らん」


ご説明します。あってはならないアクシデントですが、《もしも》に備えて、大豆にコロされないようにって、防御の手段 それを講じます当然。

「高タンパク除去剤」・・コンタクレンズの洗浄でも有名ですが、基本、それと類似してます。
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《Wobenzyme,Phologenzyme》とかって、専門的過ぎるので割愛しますが、要は 血中タンパク分解剤ですね、それを航海に際して準備する訳で。


・・・ところが・・その除去物質、価格なんて本当 たいした事ない、低廉です。1リットルで1$とチョっとってぐらい。

ですが この製品・・その国々の 保健省だったり、厚生省とかの厳格な管理の下、使用のたびに 数量とかを確実にチェックしなければならない そんな製品で。


その理由は・・・その、正規の手段で購入するなら、ジュース1本分とセイムなモノなのですが、それが テロ組織に渡ったならば・・・

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    あまりにも知られていない 日常に潜む「恐怖」

大学の実験室レベルで案外と簡単に、【 神経ガス兵器が作れてしまう 】

お役人は気づいてさえもいません、今回だって、中国政府の役人は、取引の書類を差し出す際に『ホレ、イザって場合はコレ使用するように』って、ナンの危険意識も無く、コッチへ タンパク除去剤をオマケのように渡してくるでしょう。


・・・「横取り屋」の標的は《まさにそれ》。全体合わせても正規の価格なら 100$いくか? って、その薬剤が、闇のネットワークでは、数百万ドル単位でヤリ取りされ・・・

結果として、数万人ってヒトの命を奪える、神経ガス兵器が作成されちゃうって事です。。。


それでですねセンセイ・・・いかに ひとでなしのテロ集団「横取り屋」でも、今回、上海港あたりから、日本の 神戸港までの《海路ルート》・・・

テロ集団にするなら それって、完全に《アウェイ》、海の上での 海賊行為は、正直、確率が高いとは思えない。


そうすると・・・テロ集団は《下請けチーム 実働部隊》を雇うでしょ? おそらく・・・その 海賊行為は、与那国の直前、日本国の排他的経済海域に入る直前・・
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台湾の 鳳翔建設開發股份有限公司が在ります、沖合の海上が おそらくは【戦場】・・になると思う。

「雇われるるのは誰だろうか??」・・・センセイ、もうお判りですよね? 周辺海域にも長けて、度胸もあり 手際も良い、

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消去法の論理でいくなら 答えは明白・・・この台湾の原住民族である【 高砂族 】・・・ぶっちゃけ それ以外思いつきません ええ。。。

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               頭脳明晰で勇猛果敢な「高砂族」

大東亜戦争の際、日本軍の指揮下《高砂義勇隊》 その勇猛さは、戦史に刻まれています。ね!センセイ?・・その高砂族実行部隊の動きを牽制・指揮できるのは、

《本省掛》であるところの、【 王 錫山 】センセイ、貴方しかこの世には居りませんっ!! お願いします!・・・というより【祈ります!】

「ナニも起こらず 粛々と作業が進み やがて終了する」それを具現化するための、今わたくしが必死に動いている作業は、【 平穏への おおいなる保険 】それなのです。

王 錫山という人物、とても・・正規での手段では その面会希望は叶わない・・・。ゆえに、お叱りを承知で、このような非礼極まる手段で飛び込まさせて頂きました。お許しを。


王 錫山は、目を閉じ なにやら沈思黙考しておりました。やがて 目を上げ・・・

「リクとやら、オヌシ 気苦労が絶えない職務を担わされているようだナ。若いのに御苦労 オヌシが儂の身内の人間だったなら 大層 不憫に思うゾ。自分の昔を思い出す気がするヨ ああ・・・」

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         そうではない・・・「欲望の権化」なんだボクは・・・

「すべては 《欲》との二人道中で動いています、が・・・己の欲を完遂させる為に、無辜の他人や家庭の幸福を奪う、ボクにはとても出来ません・・・。お墨付きをいただけないでしょうかセンセイ!?」

王 錫山は重たい態度で、「うむ・・・答えは・・・」

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       次回へ続きます(ホントに次で終わりまス)(^^;

「たからもの」を キミにあげるね (前編)

 台湾  台北の龍山寺(ロンシャンスー)
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真夜中の街に 鳴り響く 大音量のサイレン。 片頭痛持ちにはマユをしかめてしまう不快な音。

『ああ アレは、年に数度、抜き打ちで行われる 台湾軍の緊急軍事訓練の知らせのサイレンだ。ナンも無いから気にする必要は無い。まあ 明け方までは、ココの宿から出歩きに出ないのが利口ってもんだがな』
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観光名所でも有名な 龍山寺 でもそれは あくまでも「昼間のカオ」で。

駅の周りには 倒れている人や アルコール中毒の オッサンらが クダを 巻いていたり、 路頭に迷った ボロ布ばあちゃん が ゲボ 吐いていたり と駅前
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大変 危険な方が 多数おられますが? その駅前を 渡り 商店街に入って その裏側には 真っ当な日本人は【 絶対に 近づいては ならない 】

暗黒 黒社会経営の 悪徳キャッチ 風俗バーが 多数 存在致します。日本で例えるならば  おそらくは、敗戦直後の新宿 渋谷 池袋での様相、それと変わりないのかも。


特に深夜などには 絶対に 歩いてはならないです。 この暗黒危険地域! ブラック店舗の数、約50! 色々な お店が あり 時にレストランにも見え、
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訳も 解らず 歩く外国人ほど 危険な事は ございません! この お店の皆様には とても怖すぎる 台湾黒社会などの 経営者なども ゴロゴロ居て、

この21世紀の今でもマジで・・・ 大きな声では 言えませんが、消されてしまう 外国人も 後を たたない。

それは お金を 払わなかっただの、お金が 無かっただの、オ●ッコを 漏らしただの? 女の子を 盗んで行っただの? 訳の解らぬ 奴 ばかりなので あります。
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さらに 外国人には 到底理解できない 悪習慣も 輪をかけて! 人間の命が 紙みてぇに軽く扱われ、それを隠しもしない・・・

ある意味で 現在 アジア圏で最高峰の 暗黒地帯は この「台湾」です はい。

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台北 龍山寺の 駅の 信号を 渡った商店街の裏側で リクめは 社用で訪れた2014 年 2月 の深夜

無理ヤリ キツイ お顔のパーマ姉さんに 変な 店に 連れ込まれて しまったので あります。

何故その日 わたくしが 興味本位で そのエリアを 散策していたか?と 申しますと・・・

その昔 この 龍山寺の 裏側エリアで 凄いモノ!を 見てしまっていたから なのでありました。


それは 同僚のロテ公と偶然通りかかった このエリアの 小道に入ってまいりますと 左側に・・・

ワイヤーフェンス製、檻のついた 小屋があり、その檻の中には ニワトリかなんかと思いきや・・・そこには 若い女性が 5名!・・・
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コッチに向かって 『助けてちょうだい』 みたいな? 目で 通りますわたいらをば見つめているので ありました。はい・・・。

まるで 誰かに 捕まっておるかの ように。でもネ・・・情けを出して、それの「在り様」に かかわってしまったなら ある意味「一巻の終わり」。。。

コレは全て 【 客寄せ演技 】なのですネ。 ナンなっだコレはっ!? ってんで、立ち止まり なんとか自分に出来ないものか?って、逡巡してますと、
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背後や周囲には、刺青だらけの人相の良くない アジア系ととしか判らない、間違っても公務員には見えない(笑)ンなオトコらが5,6人もスッカリと 取り巻いていて・・・

『よぉ兄弟♪ イッショに楽しく飲もうゼ。イイ店紹介するからヨ♪』ってんで 事実上「ラチられ」・・・後は 言うまでもない、「尻の毛まで抜かれる」のです はい。

で そんトキは、自慢の合気道 ではなく・・・このトキほど 先祖が忍者で幸いだった って思いましたネ。いわゆる「火遁の術」ってので、なんとかこちとらは 逃げうせました。
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     ウォッカ「スピリタス(99%)」のもひとつの使い方

ゴロツキどもらには 少なからず 恨みは買ったと思う いひいひ♪


今回も、果たしてヤ この現実が未だに あるのか どうか?確かめたくも なり 伺ってしまう 事と相成る次第で あります。

それの以前に わたくしが 無理ヤリ 連れ込まれて しまった その小屋と 申しますのは 入り口は 一見 普通のレストランで チョット 怪しい雰囲気は ありますが? 何の疑いも 無く 入って行ってしまうような 普通の 御飯屋さんで ございますが? 入り口には 何名かの 女性が おり! わたくしも 疑いも無く そのパーマ姉さんに 腕を つかまれて 軽々と 店内に 連れ込まれてしまった次第で 。


そして店内に入りますと? 何かレストランの クセに お風呂屋さん の 番台のような 入り口台みたいな ものがあり、その キツイお顔の お姉さんが 番台の親父さんに 台湾語で 何やら? 囁き始め! どのコースにするのか? とか? どれに しますか? などと 言っているような 雰囲気で あります。 なんせ ここ 龍山寺 の 街は 英語が 通じず わたしは 台湾語が あまりよく解らない上、向こうも 日語など 解る 訳も 無く、
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      なんかメシ屋と風俗がゴッチャになってる感じで

もう何が何だか 解らずじまい 台湾野郎なので ございました。

わたくしは 店内に通されて 案内の まま 変な個室へ! これは プライベート料金か なんかの 特殊な レストランかとも? 思いますが?

何かレストランでは 無いような? と思っておりますと キツイお顔姉さんが ジーンズ おろして! と。 キツイお顔姉さん が 言い・・・

『 料金は 3000元よ! アンタ・・一見オンナみたいだけど、その股間の盛り上がりからしてオトコなんでショ?そ~う~《めんどくさい》オトコは、このアタシぐらいしか相手にされないから納得しな』っと・・・。

え?! ココって風俗かいナ?? ヤバい! 出よう! わたいは キツイお顔姉さん の 腕を 払いのけ 表へとダッシュ!そんトキは 幸い? 誰も 追っても来ず なんとか脱出出来た 次第でございます♪
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      迷わす「撤収!」頼れるものはテメエの脚力



注意を申し上げておきますネ、1「.阿公店/泡茶店」
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これは風俗の類ですが、ある意味そうでもありません日本で客が喫茶店に行って、若い女子と話をする店がありますこれは台湾のバージョンです

客はお茶を飲んで話をします、それで”泡茶店”(お茶を淹れて飲む店)といいます行く人は殆ど老人ですから、"阿公店"(おじいさんの店)

でもモチロン、ただお茶を飲むだけじゃありません・・・お触りは自由ですが、本番をするのは珍しいですただし本当に、ただを茶を飲んで話をする人もいます

ココのお茶は半端なく高いです、タダのお茶じゃないから・・。もし”泡茶”を見たら絶対に”ここはお茶を売ってるんですか”と思わないでください


次が 2.站壁
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    トキとして「地獄の一丁目」となりまス

阿公店の人は、普通は店の中で待機、中から出てきません でも站壁は全然違います

コレはビルの一階で女の人が並んで立ちます、それで”站壁”(壁の隣に立つ)と言いますこの人たちは、通りすがるすべての男に話をかけに来ます

”一千?””お茶飲む?”そこで引っ掛かった人がいたら、ビルの奥まで案内します 昼間にも出ますから夜中ところか、例え昼間でも安心して通れませんデ。


でもって 3、風俗店

今度客引きをするのはママさんです街の中に立って、通りすがる男に話をかけて別の場所まで案内します。
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  このよな おねいさん出てくるのは クジに当たったよ~なもの

わたくし けして買ったのでわにゃいけんども、その界隈で迷ったことがあります。

小さい街に入った後、大勢のママさんが一気に迫ってきました『要らん アッチ行け!』と言っても きゃつらはしつこく諦めません。
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     大抵 「このていたらく」が平気で出てくる(^^;

ってか、次第にその数は増え、遂には ママさんらを牛耳る 元締めらしき 人相のきわめて良くないオッチャンらすらまでが登場・・・

仏頂面をしたまんま 突如、一番速い速度 50m 5・5秒の脚力発揮しダッシュ!!えてしてウラ通りのよからぬ住人ってのは、生活の不摂生で とりわけ 足は遅いですから、まんまと逃げたッス。

街を出た後の感想は”もう絶対ここ戻りたくない”西欧とかの観光客のヒトらが 日本の観光にリピートするのが多いっての なんか判ります・・・

例の「おもてなし」以前の問題として、日本はドコ行こうとも それだけ「外国人に親切で 不安な思いを起こさせない国だから」でス。
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台湾のウラ通りなんてのは マッタク逆!! 『どおせ も~生涯逢わないんだから 徹底的にシボりとってやれ』って態度が露骨!ホンマ、エゲつない連中でス はい。


旅行ガイドはけっして書かれませんけど・・・マジで龍山寺の 裏側街道は 全部 アリ地獄! 入ったら 最後! アナタは 助かる方法は ございません! 台湾当局、政府が 取り締まりを 強化して・・ってけども、

その実態となるや、「売春行為」は台湾、 売っても買っても 仲介しても、特例なし!容赦なく 監獄行きの重罪ですが あくまで・・

夜の そんな裏通りでは、パトロールの警官らはいっさいの取り締まりなんぞしてません、ってか「見てない」(笑)
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なんせが 台湾の警察機構ってのは、内部監査や勤務査定も厳しく、地方公務員である日本とは異なり、警官らはポンポンとクビきられますから ええ。

そしたなら・・昨日まで警官だった「そいつが」次の夜からは 龍山寺のウラ路地で 堂々と(?)ポン引き稼業にクラ替えしてやがるって ジツにわかりやすき世界。

闇黒世界では こそこそ と 網を張って待ち構えておるので あります。

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      『ヒトの体温』それを この街には感じるんです ええ

ぶっちゃけ ンなクソみてぇな街を・・・・・【 ミョ~に 気に入ってる自分がそこに居て 】


京都ってより、北陸の最果てに近いド田舎の港町 そこでの「花街」で育った身の上ですからリクめはネ。

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       国違えど「花街」には独特の 哀しさがあります

毛嫌いし、おぞましくも思う気持ちと同時に、「荒んだ地獄の街に 不思議な安息を憶える気分」それをば けっして否定できないって、考えればわたいも リッパな「ろくでなし」(笑)


 『そんなところに ナンで?? お前らは来ているのか??』

申し訳ないが(笑)この悪徳と腐臭にまみれた街を 浄化しに来たツモリは微塵もナイ。

『徹底的に 仕事の踏み台にしてやる』それダケです はい。ナニ♪《ケダモノ》らに 人間の言葉は通用しないのです。ならば 刈り取ってやることに躊躇などは無い。


今回 部分的にではございますが、足掛け3年になり、《禁を解く》この話。 ぶっちゃけ  ケッコ~にエグいデ。。。


内部における 腐敗の構造は もはや 有って当たり前の伝統様式、自国の国民には「言論の自由」すら与えず、モンクあるなら デモする広場で、戦車で躊躇いも無く 轢いて、せんべいにしちまう そんな国「中国」。
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      リアルこの世の悪魔は 最前列の中に「居る」

「共産主義イデオロギー」プラス「自由主義(風)経済」 = 『 ご都合主義 』いっとき「世界の工場」として 躍進を続け、

スッカリと「イイ気になりやがった挙句の態度」それが、超大型タンカー2隻分農産物、米国より自国消費分へと輸入契約した 大豆、それの代金を『納得がいかない価格ゆえに 支払い拒否するアル!』って言い出す 暴挙・・・
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ドコまで 不遜になりゃ気が住むンだろか?? その貿易契約締結に仲介をしました 日本の商社筋も、数十億円単位の含み損をば計上・・・。

だけど『そんなんでも・・・』国同士のTOPらによる 要は『政治的解決策』(ケっ!)とやらで、結論・・この事は「無かったことに」。。。

木の葉一枚 散らさなかったらしい。 エエやろ、上の方で勝手にヤってくんな。だけどヨ・・・そうやって、オトナの政治で 結果宙に浮いた【 大豆はどうなる?? 】

中国の港に 塩漬けとされ、みなちゃまもお判りでしょう?「安全で清潔な食品管理」なんてのが ハナっから期待できない あの中国だ。

劣化を食い止める策も無く 放置され、もはや「古豆」となり果て、も~ナマでは食べられない・・・加工食品として使用するしか。

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でも、それですらボーっとしてたなら、3万トンって大豆、それが最終手段として『ブタの餌』 ならヨ・・・その「宙に浮いた大豆」、捨て値値段で いただいちまお~じゃねえかって♪

米国産たって、ナニ 大豆はダイズだ さぞかしの数の 手頃な価格の お豆腐が出来上がって、善男善女の 明日への糧とならあってモンだ。

『ナニそんなにも 大豆ごときに拘り見せるのか?』って? ワシャな、トキに 超エゲつない真似もしよります けっして良い評判ばかりの人間とはチャいます。


それでも 貿易に携わる人間として「矜持」がある。この社会の ヒトがクチにする物、「だからこそ!」

それを消費するヒトが、1ミリも危惧や懸念を抱くことなく、安心してクチにしてしかるべき「物」、それをどうかして、少しでも廉く卸せる それを日々追い求めては 各所に網を張っているのだ。

上の方ばかりを歩いてきた人間にとっては 大豆なんてのは、つまらん穀物でしかないだろう・・・。だけどヨ・・

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        このかれらこそが『社会の主役』であるべきなんだ!

日々ほぞを噛んで、汚泥のような巷に蠢くしかない民草の者らと接することも無く、車座で肩を叩き合い 酒を酌み交わした経験もナイ そんな上の奴らに『なにがわかる!』

日々取り扱う「物資」それに プライドを抱けなくて なにが貿易だってんだ!! 多くのヒトの労働 汗と苦労、それが無残に「なかったことにされる」・・・
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          それがせつなき「祈り」でもある・・・

労働者の 落胆と怒りを 甘く見なさんなヨ ええ??

ですけどネ・・・このリクめ 八百政 ロテ公 そして レイモンド・カークイって、突飛とも呼んでしかるべきチーム、今回実行しますのは・・・

間違っても 誉められない・・・イってみりゃこの手段・・【 合法的な 詐欺 】なんだワ いひいひ♪

おそらくは 世界中の「表の報道」には出ないと思う。3万トンの大豆は既に 上の方の連中らによって無かったモノとして扱われてますしネ。

かかわった 上の方は、報道があかるみに出るのを嫌うだろう。それでも 蛇の道は蛇・・わかる人間にはナニが起きたのかは一目瞭然。

中国 全人代で最上位の席を占める ヒトの皮まとったヤツら 盛大におちょくって、恥かかせてやらあ♪ コレは労働者を代表とする「リベンジ」なんだ。
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       支那人に恥かかせて ウマい豆腐喰ってやる♪


だけれども、「それの」具体的 実行の場所ってなら、今居ります 台湾のあぶねぇ地帯なんかマルで関係なくて・・・主戦場は 香港でありマカオなんだ うん。


ラスベガスの MGMグランド・ガーデン・アリーナで行われます ボクシングの世界タイトルマッチ試合。放送権料から 賭けまで含め 何百億ってカネが動きます。

コレも 裏側では まことにシビアなる「政治戦」が繰り広げられる世界です、そう 【調印式から 既にゴングは打ち鳴らされている】のであって。
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          ありったけの「愛と謀略」 悪党だヨ ワシは

ケタがデカい、緊張を要する「作戦実行」なんて、ホンの「一瞬」です ええ。むしろ大事なのは、その最後の一瞬にかかるまでの 目に見えない部分それをいかに確実な準備と仕掛けを張り巡らせるか?それが勝負を分けるカギです。

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     終われば即座に「撤収!」当方、荒くれ一座でござい♪

台湾は「親日国である」って 印象が強いですよネ?表向き「それ」に間違いはないのですが、もっと 知られざる真実・・・

ぶっちゃけ 台湾ってのは、『東洋最大の 暴力装置が都市や行政 国家までを牛耳るエリア』だって 事実なのです はい。


『台湾 建国の歴史』マジなところ、表向きの歴史内容と、実際とでは 相当の「温度差」がアリます。超大国アメリカの開拓の歴史がそうであったように。

けっして否定ではございません。この台湾という国家は、ひとでなしロクデナシの「ならず者」が 文化 産業 政治体制って、それらを打ち立てたと言い切って過言ではありません はい。

だからこそ 内部権力闘争に敗れた 蒋介石が逃げ込ん先が この台湾。しかし、あの強大な筈である中国は、蒋介石追討には着手もせず、ただの一編も あの小さな小島 台湾へ攻め込んでも居ない。

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中国上層部は理解しているのです、チンケな小島でしかない「台湾が」、可能な限り かかわりたくもない 荒くれて かつ凶悪な連中らが 陰で運営する げに恐ろしき国家であるっていう事実を。
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        非合法組織の首領の葬式 殆ど「国葬」扱いって


「しかし Mrリクよ。正直・・この段階になっても尚・・・アンタの組み立てたプラン・・・達成にはムリがあると思うのだが・・・」

眠るのを諦めた カークイが リビングのソファに座り直し、メコン・ウィスキーをグラスに注ぎ喉を鳴らし飲みます。
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「イイ加減 そのヤバい成分のサケ、控えろヤ カークイ。身の防御としてアル中を装っていたのはわかるけどヨ、そろそろ・・悪習慣は抜いておかんと 本番でしくじるデ」
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「心配ない。《飲み貯め 飲み納め》アルのことよ。ワタシも《プロフェッショナル》アルのことヨ♪仕事かかったならば、ミネラルウォーター以外 いっさい飲まない それ信条ネ」
    
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「ねぇ なあに?あのサイレン・・。うるさくって寝られやしない ったくも~・・」今回の仕事で エキスパート人員として日本からスカウトして 連れてきている 通称「ゲタ代」が、ほとんどシャーツいっちょ姿で ぶつくさ不満を述べます。
       
カークイが「っていうか ゲタ代チャン。あのやかましいサイレンは、街の連中に 寝てないで起きろ!って意味アルのことヨ。一度鳴り出したら 早くても30分は鳴りっぱなしネ」


「想像してたより、台湾のオトコって、どこか淡泊よねぇ。コッチがせっかく マッパに近い格好で色目使ってやってんのに、《例のあの質問》クチにすると、途端に 二の足踏んじゃうんだから・・・」っと ゲタ代。

「リクにクリソツの女」ってことで・・・ロテ公が見つけてきたのが、横浜駅西口界隈で、定職もないまま、浮草のような毎日を過ごす《ビッチ》この ゲタ代だ。
 
ところが・・・「ぶっちゃけ 似てねぇ~~っっ!」(笑)『ドコがワシとクリソツやねん!』って、盛大にツッコミたいが、ま それは ゲタ代にも言い分はあるべいって。
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でも、ゲタ代は 意外にも、コッチが出した指令行動をキチっとこなしておりました はい。

それは・・・この台湾の地元の半グレのオトコらを逆ナンパ、それに見せかけた『情報収集』・・・っと・・・それに見せかけた『暗号キーワードの流布』それでして。。。


このリクめ、とてもじゃないけど、水着だの 半裸の格好して、この 近くても外国である台湾で、街の野郎らを誘惑するマネなんて出来ません。

勇気がナイのではありませんが、10センチの距離感で、こちとらが『オンナよ~ん』って、騙し通すほどの 化けるレベルがアルだなどとは思ってもいませんからネ。

ならば、リクめに似たモノホンのオナゴ(似てないけど:笑)そいつを 街へと、「鳩として飛ばす」。。。


街の酒場や ホテルのプールサイド。ドッグレース場や ビーチの付近に、ゲタ代を送り込み、いかにも『オレは強いゾ 怖いゾ』って、ツラに書いてある わかりやすい「地元のカタギではなかろうオトコ」それらに 当たりをつける。
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オトコらがハナの下伸ばして、ゲタ代の誘惑演技にノってきたならば、そこにて「質問」・・・。『ねえ?アンタ、《黄(ホワン)玄哲》さんと知り合いじゃない??』

同じ名前ばかりではない 『蔡(ツァイ)陵元』であったり、『楊(ヤン)蒐充』であったり、『呉(ウー)角翠』であったりも。


・・・しかし、けっして クチにはしない・・・『 王(ワン)錫山(シーシャン)』という氏名ダケは。。。

蛇の道は蛇、「そっち側の人間」ならば 必ず「ピン!」とくる。

上記挙げました 4名の名前ってのは・・・とある組織の最高幹部の名前であり、そして クチにしない名前こそが・・・その組織の「首領」その氏名なのです はい。
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  『内密理に 王 錫山と面会いたしたき意志あり』おそらくは 情報を聞いた 組織は、その暗号に気付いてくれるだろう・・・ぶっちゃけ それを千秋の思いでボクらは待っていた。

カークイが「今晩あたり、なんらかのリアクションが有ってしかりだとは思ったが、この 軍事演習じゃ それも多分無いあろお。明日以降に期待しようMrリク。」

「ゲタ代チャンよ、ロテ公と八百政は もう寝たンか?」わたいが尋ねると ゲタ代は「ううん。二人とも、なんか 執りつかれたように 例のお札 前にして、パソコンになんか打ち込んでるヨ ズっと。オタクだよねぇ~全然かまってもくんない つまんなあ~い」


 『Hi! In late at night, excuse me.(深夜に失礼します) 我的说想雇佣主要会见以你没错吗?(ウチのボスに面会したってのはアンタらだよナ?)』
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ぶっちゃけ いつ??入ってきた?? 場末に近いダウンタウンのHOTELとはいえ オートロックやゾ ココ・・・

こちとらの疑念 カオにモロ出てるのだろう。いつのまにやら部屋の中に入って来ていた「そいつ」は、無言のまま ニヤリと嗤い、
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ズボンのポケットから、合鍵らしい カギの束を出し コッチに向けてチャラチャラ軽く振った。 そっか、要は ココのHOTELもコイツらファミリーと 「利益共同体」ってことか・・・。


 『 職業花樣多少,對想像力有自信(職業キャリアでナ、インスピレーションには多少 自信が在る)隊伍的領導人,那裡的。哎?男人嗎?還是女人嗎即使虎,孔只有的(チームリーダーはお前・・おや?男なのか?それともオンナか?ドッチにせよアンタだよナ?)』

  そして・・・


 『 据说我方的会长应对面谈。那样现在马上。会见对方只一人(ウチの会長が面談に応じるそうだ。そう・・今スグだ。面談相手は一人のみ)・・・ホホオ アナタ リクサン イイマスカ。御同行ネガイマショ♪ 』

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    虎穴に入らば虎児を得ず・・いっちょ出かけてくっか!


    ☆☆ 次回 後編へと続きます ☆☆

けだもの達の 降誕祭



「ふう~~ん・・・刺されたってか?あのイチハラが? 余程ヌカったか?それともヤー公としてそろそろ潮時か(嗤)」

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ぶっちゃけ・・徹頭徹尾、ムカつく言い方 それしか出来んのか?このクソおまわり・・・シモダは。


「で?生きてンだろ??刺した容疑者も逃亡・・・まあヨ、事件にせん方がイチハラ、アイツの為だろ?違うか??」

「云わせて貰いますがヨ・・・ぶっちゃけ エエんかいそれで? あんナ・・人間やデ?たとえヤクザだから云うても、自宅の玄関先で卑怯にも配達人を装った賊に襲撃受けたんヤ。エエのかヨ?そんなの野放しにしといて?」


シモダはクチャクチャと、《烏賊のくんせい》新しいのを指で掴み噛みだした。コイツ・・・こんなマジな会話のトキえも イカクン喰う神経 どないなってルのやろか・・・
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           くせぇンだお!!

「ってかヨ 港のリクの旦那? ぶっちゃけ、イチハラ、アイツは《ヤクザ》だゼ?日本国の憲法には誰もが平等の権利ってけどヨ、個人的見解だが オラあ・・ヤクザなんつ~のが到底、《護るべき市民》としての資格要件を有してるとは思わん 人食いサメが、他のサメに噛まれましたって、それダケだろが けっ!」

「せめて 鑑識係ぐらいはイチハラ宅に寄越せよ なあ?」

「でもヨ~・・・想像の一環だ カリカリすんなヨ?その《殺傷事件》ってなあ、《ヤクザ亭主と その内縁の女房による痴話喧嘩の果て》って・・・その可能性だって捨てきれんゾ ああ?」
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「ンな アホな・・・ っっ!!」

「なあ・・リクよ まあ聞け」シモダは包み込むように・・・


「旧友を思う お前の気持ちは判る・・・。が・・ぶっちゃけオラぁ もう10年以上も、暴対4課で鍛え上げられた最前線の人間ヨ。反吐が出るぐらい ヤー公ら、星の数ほど見てる。」

「そこんとこは充分認めてますヨ だが・・・」

「ヤー公らってナ・・アイつらは云うなら《映画の書割》だ。イタリアスーツにベンツ乗り回してようが、生活実態・・・ってなら、世間の予想に反して、案外とチンケなモンなんだ ああ。オラあ そういう事例 飽きる程見てきた」
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「ナニが云いたい アンタ??」


「カッコとメンツ、それを維持して守るためなら、ヤツら 平気で見え透いたウソ、ベラベラ並び立てる・・ンな連中なんだヤー公ってのはヨ♪ってか オメエ、疑いもせんのか??オメエって機動力もそして度胸も有る《使える人間》それを更に籠絡するために、イチハラが内縁の女房と打った《ひと芝居》ぶっちゃけ それにまんまと乗っかってる自分って読みはナイのかヨ?」

・・・けっっ!虫唾が走るワ。もうコレ以上 話しても時間の無駄やナ・・・。

「帰るのか? ってか・・おいリクさんヨ」 「なんヤ?」

・・・アンタのご友人の為に 組織は動かせない それは変わらんのだが。状況はしかと受けた。よく理解したツモリだ ああ。


あのナ・・ヒョっとしてリク、オメエさんは 《現在は小休止入った》って、そう思ってるかもしれんが。ぶっちゃけ・・・《逆だゼ》・・・

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ああ 導火線は かえって短く切り詰められた。間違いない。イチハラってのが意外にも なっかなかのインテリやくざであるってのも アンタの情報で固まって来た。

けどナ・・・どうあったところでヤクザはヤクザなんだ ああ・・・。

このまま《ヤラレっぱなし》ってんじゃあ、あの業界の中で イチハラですらが、アっという間に 周囲にナメられて輪の中心から脱落し やがては忘れられんのサ。

ぶっちゃけ・・・ドンパチの開始ベルは 更に早まって来たゼ。思うが、イチハラほどのプライドが高い人間、並みの《落とし前》じゃあ得心する筈もなかろうってヨ・・・」

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                不安の念が フト・・・

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「すまねえ兄弟。この通り アタマ下げるゼ。オレもウカツだったのは認める。ってかヨ・・全然知らなくてサ。早トチリによる暴発なんだ。オメエとオレっちの長い仲じゃねえか?こらえてやってくれねえか??な?」

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一応の・・・「いつものイチハラぶり」を取り戻したアイツ。親団体の事務所に詰めています。先ほどより 謝罪を繰り返すのは 組の若衆頭の兄貴分。


「いや本当に申し訳ないス イチハラさん。」同時にヨコで詫びているのは、本来が敵対組織に属する 若衆頭の「ムショ仲間」 木下というオトコ。

木下は弁明します「下の若い者には常々、《もうオレらはヤクザ組織じゃねえんだ!浄水ビジネスの営業マンなんだから 意識切り替えよ!》ってクチ酸っぱくして云ってるのですが、若いのになっかなか鎖はつけられませんヤ。」

若頭「だから 木下っちのヨ~、カタギのビジネス会社の若いのが。チョっくらそいつヤンチャでナ。イチハラお前がサ《ウチのオヤジの営業方針と理念をバカにして 邪魔立てしてやがる》って、ついつい邪推した挙句、考えもせず、イチハラの、オメエに怪我させるって、ンな行動に走っちまってナ。こらえてくんねえか?頼むワ!」

木下「若いのは 《死ぬほど》キツく??っときましたから ええ。お望みならば・・・指でも詰めさせますが。いかがでしょう??」


「そうスか・・・」
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デュポンのオイルライターで ジタンに火をつけ ひと吸いし それを灰皿に押しつぶすイチハラ。

「あのッスねぇ・・・《お里が知れる》って慣用句知ってます??《水》は大事ですよねぇ♪ ナンたって人間の根幹だ。リッパなお仕事です ええ。」

木下・若頭「・・・・・」


イチハラ「その ごリッパな会社のテッペンのヒトが《指詰める》なんて・・・たとえ仲間内だからって、ゆめゆめンなセリフ云ってはシャレになりませんって」

木下「それは・・・どういう意味に受け取ればいいのかな?」 若頭「おいイチハラの。こうしてアタマこそ下げてるが今日は・・。木下さんはオイラの義兄弟、本来オメエっちよりも格上のヒトだって それ忘れるなヨ ええ?」


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 『 笑わせないで欲しいネ、ハラの傷口に響きますからよぉ・・ 』ソファで脚を組み換え そっくり帰りますイチハラ。


・・・木下さん よく聞きなよ。アンタ、オレの情報収集能力チト、ナメてやしねえか?

ぶっちゃけ オレ刺したチンピラ、ミョ~に手慣れた「手つき」だった ああ・・・。暴走族上がりで昨日や今日《筋者》になったって野郎の仕業とは到底思えねえ・・・。

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オレが刺された翌日の晩だけどヨ、チャンと掴んでるよ情報・・・。長者町の「フライデー」ってライブハウスで、《オレオレ!!オレ見事ヤったから♪ あの人食いサメのイチハラ ブスリとよ♪》って・・・ノボセ上がって浮かれてるバカ居やがっったってのをヨ!!

今日の今日になって「それ」が判っただと??笑わせるねえ♪ M-1でも出場したらどうヨ?ヘタな漫才コンビよりよっぽど笑えるゼ。

アレだべ? まっさか刺されたこのオレが、こんなにも早く 現場復帰するとは毛頭考えてなかったから それで慌てたんだろが? 違うとは云わせねえ・・・。
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親の《言いつけ》よ~く聞いて実行してくる 孝行息子じゃねえか♪アンタ、その・・・躾の良い若いのに、詫びとして指落せって平気で云える神経なんだ へええ~・・・

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木下「・・・っっっ!! おい!若頭 オメエ弟分にどういう教育してんだ ええ!?」 若頭「イチハラ!テメ調子ノルのもたいがいにしろ!今すぐ詫びろ 兄弟分に」

イチハラ「謹んで・・・お断りすんよ それはナ・・・」 『 なにいっっ!! 』


イチハラ「許せねえ・・。ナニが許せねえって、女房観てる前で オレのこと刺したナ・・・。女房はナ俺の・・セーター編んでくれったなら、毛糸の玉と格闘してヨ、メシも喰わずに徹夜して、編み上げたトキにゃあ テメエがネツ出して寝込んじゃうって、そういうオンナなんだ。いっときでも そんな女房を巻き込んだテメエっちの《手口》・・・義理も仁義も ンなもんアルかっっ!!空は割れ 台地が裂けてもオレは許さん・・・」

木下「ほお・・じゃっ!どうすんだおお!やんのかヨ?やったるゾこらあイチハラ このクソ野郎が!!ヤクザは辞めたからって、任侠の精神は未だ持ってらあこちとら!」」


イチハラ「うるせえ!!オレがクソなら テメエはそのクソにたかってる銀蠅じゃねえか!」 若頭「いい加減にそろイチハラ!」

イチハラ「なんだおい??ま~たオレにKOされて ベロだら~んの醜態サラシてえってか おい♪」「くっっ!!」


イチハラ「やい!木下 って・・ぶっちゃけ 《そのツラ》《その骨格》ど~考えたって、テメエ・・《在日》だろが ええ!?《木下》そりゃ《通名》だろおい?本名は おそらくは《朴(パク)》か?ナニが《任侠精神》だっての(嗤)半島の人間がエラそ~に!」

木下「テメエ・・もう 吐いたツバ呑み込めネエゾこら・・・許さん・・・」

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…上等じゃねえか ああ? ってかテメエこそよく聞けヤ。そんなクサった若いバカの指なんざ要らねえワ!詫び入れるってなら・・・テメエの その汚ねえ【 クビ詰めて持ってこい 】魔除けとして玄関先に飾っといてやらあ♪


《もう完全あったまきた》《後で泣くなよクソバカが!》口々に罵りの言葉を残し 若頭と木下が去っていき・・・。


「へへへへ♪ ついに・・ヤっちゃいましたネ兄貴。なんだか気分がイイですよ自分」 そうイチハラに声をかけたのは ハマのマー坊。
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「マー坊 コレ・・・」っと、なんだかの《鍵》を差し出すイチハラ。「なんスかこれ 兄貴?」

「税務署には内密の・・・チョっとまとまったカネ。■■信用金庫 元町支店の貸金庫に預けてある」「はあ・・・」

「わからんか?オマエにそれ《遣る》・・・。身辺まとめて どっか遠くに暫く 消えてろ・・・」 「な、ナニ・・云ってんですか!兄貴・・・」

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「オメエこそわかってんのかエエ?《戦争》だゾ 戦争・・・。オレらはイってみりゃ サモアの土人だワ。ぶっちゃけ・・アメリカ第七艦隊に太刀打ちできるかヨって♪ 振り向かず一目散に逃げた方が利口だゼ」


「・・・・・まだ・・傷が癒えない兄貴であることは判ってますが・・・ぶっちゃけます!・・・一発 殴ってもいいスか??」

「目先の計算も出来なくなってる、ンなアホな上司に最後まで付き添うなんてのは、それこそが究極の阿呆だゼ?姿さえ消せばヨ、ヤツら側だって オメエをとことん追い詰めるまではしねえだろう。トキに勇気ある撤退も得策ってモンだ マー坊ヨ」

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拳を ぎゅっと握りしめ、奥歯を食いしばるマー坊 ギリギリって・・・歯ぎしりの音が室内に響くかのよう・・・


・・・兄貴 忘れちゃいましたか?アナタはもう・・・。

南関東の小都市・・・平凡な 公立高校の教諭のオトコが、ナニをトチ狂ったか、不動産投資と先物取引に手を出し 案の定 大穴開けて・・・

退職金はおろか、自宅も差出し それでも足りず・・・挙句の果てが、深夜の電機店にバール持って 押し入り、商品を盗み出してる最中 取り押さえられ逮捕って。
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そのバカな奴の息子がふたり・・・親の負債のため 片側の《腎臓》、抜き取られる手術の直前に・・・

そのヤバい筋への債務のすべて、肩代わりしてくだすった、兄貴、アナタの あの行動は、単なる一時の《気まぐれ》だったって云うんですかい?? ねえ??

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          この人は『 鬼神 』だ。。。

云いましたよネ?その際アナタは・・・。《誤解すんなよ?コレは お情け、人助けとかじゃねえ。「債権の帳簿上の付け替えだ」》って。そしてこうも・・《テメエの肉体がクタバり果てるまで オレへの債務は消えねえから覚えとけ。だが ヒトの一生は長い。泡食って早期に返済しろとはオレは云ってない。ドジ踏んだ親のツケのために、息子のテメエっちまで運命 心中する義理などネエさ♪テメエ自身をシカリ!確立してから再起を目指せ それまで待ってやる》って・・・。

ああ このヒトは まさに《鬼》であり《ヤクザそのもの》なのだって そう思いました。16歳当時の オレ・・・。

でも同時に こうも思った。《マー坊 オメエに その気があるなら 連いてこい。最低でもオメエの骨は拾ってやるゼ》って・・暗にこのヒトはオレに対して問いかけいるのだ って。。。
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「くっだらねぇ事ダケは やけに憶えてやがんナ テメエ(嗤)もうとっくに、その債務なんつうのは完済してんだろが?テメエも21世紀生きる筋者なら、チったぁソロバン勘定働かせろ ムダに早死にすんゾ♪」


「あいにく・・・直の師匠にあたる人間がド阿呆だったせいでネ♪ このアタシも、根底の部分、加減乗除もよく判らない《天才バカボン》に育っちゃいましたヨ ええ。バカボンは《バカボンパパ》とコンビでなけりゃ価値など無いですよネ??勝手させて貰いますヨ・・・最後まで憑連いてきますから ええ・・・」


「けっ! ンじゃあ 港のリクは《バカボンママ》か?それとも《ハジメちゃん》か? 気に入らんねぇ・・その例えは。 ‥‥勝手にしろ! ど~なっても知らんゾ。賽の河原で 恨み言云われたってオラぁ知らんからナ!」

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        せめて「峰不二子」にしてけれ(^^;

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「ごきげんさん」

「あ リクさん 珍しい時間においでですネ。なにか 作りますか?」 例のワインBARで。


「ふむ・・今日はなんぞ飲んだろか。。そやナ、《グレイハウンド》こさえてくれへん?」
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「《ソルティDOG》って言い方しないとこが いかにもリクさんだ♪ 自分も同意見でス、グラスの淵になすりつける《塩》は むしろジャマじゃないかって意見」

「ところで マーちゃん。あの‥…あのヒト新人さんのバーテンか?見るのお初やけど」

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「ああ、彼ですか。クスミ君っていいましてネ、火水木だけ 今のところシフトに入って貰ってるんですヨ ええ」

「それなりに・・・トーシロやなさそやナ 技術有りそうだ」

「ええ なっかなかの腕ですヨ。仮に《もしものことがあったら》ココの場も 安心して任せられるかなって」


「おい・・・」 「は?なんですかリクさん??」

「ぶっちゃけワシが 聞き逃す思たんかい?マー坊ヨ キミ、その若さで早くも《終活》か??」

「・・・・・」
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        わからいでかい!アホ・・・


「基本として・・・ワシはこれでも堅気の世界の荒くれヤ。キミらの業界のことには よぉ立ち入る気はないけん。そやけどナ・・・」

「はい??」


「いい加減 ワシらも付き合い長いやんケ、隠そうたってムダやデ? いよいよ・・・エナミーと《火花が散る》ってか??」


・・・隠しきれませんよネ?なんたって リクさんですもの。

ええ そうでス 決定したのです《最後通牒の談合対峙》それが。。。

アタシらの稼業もネ、近代化されつつも どこか、旧い部分はまだまだ残ってまして ええ。

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リクさんもよくご存知の、本牧三之谷にあります《三渓園》。蓮の池の奥、ちょっと高台になった位置に、和風の建築アリますでしょ?

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その建物、とあるヒトの紹介というか、ルートで 時間借り、レンタル可能なんです ええ。

ウチの組に代々伝わる《究極の揉め事の最終裁定の場》それってのが、その建物の一室で 揉めてる双方が膝詰めで、組の最高顧問とかも交え、《どうする?》かを決めるっって、会議というよりも儀式的な。

それが開催されることに決定しました。正直・・・シャンシャンで無事納まる希望的観測は薄いッス。

《決裂だあ!》って決定した その瞬間から、鉛のタマと血しぶきが飛び交う可能性も低くは無いです はい。
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で、まあ アタシもイチハラの兄貴も、それなりの覚悟ってのはしてる訳でして。


日時ですか?? 困ったなあ・・・兄貴には《リクには絶対教えるな》って言われてるのですが・・・

今週末の土曜、正午ピッタリの時間から開始です。部屋には イチハラの兄貴とオレ 相手は 若頭と木下ってメンツのみですが・・・

建物取り巻いて、数十人単位のヤクザ者が あたりを取り巻いて警護してますから ええ。リクさん?・・けっして その場に来ちゃあいけませんゼ??イイですね??

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「ふうん・・・そっかい。生憎 その時間じゃ、なんせがこの年末で貨物のラッシュ・・・。とても抜け出せへんワ。ワシ。…そらそうとだ・・チョっとだけ、クスミ君だっけか?あの新人の彼と、お話したいのやけど 構わんか?」


 『おお お忙しいとこすみません♪ クスミ君でしたっけアンタはん? なんか、共通の友人が居ますようで、チョっと 教えて貰いたい事アリますねんけど、お時間取らせません 店の裏手 御一緒願いますやろか??』


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「イイとこ・・・100点満点中 45点の出来だったナ 港のリクさんよお・・・」

「・・・チったぁ お義理でもゲタ履かせて ヒト喜ばそうって そ~ゆ~愛嬌ナイんかいアンタは・・・」

けったくそワルい シモダと逢ってる。 ハマ駅の西口 スタバ。タバコ吸いたいってシモダのせいで、北風吹きすさぶ 舗道側にせり出したベランダ席で 震えながら対峙している ムカつきます。。。
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          さみぃよお(泣)

「ってかテメエこそ 誤解すんなヨ?45点だってその意味・・・TVのNHKの政治番組観てみろ、時の政府がどんだけ良い政策成し遂げても、政治評論家の先生らはきまって、《良くて45点の出来ですなあ》って厳しく断じるだろ?それとイッショよ。ああ。《それなりに良くやったのは認めるが 立場上手放しで称賛するのは差し控えたい》そういう意味だよ 判れよ」

「・・・ホメられたんだか??かえってバカ扱いされてんだか??」


「まあそうクサるなって(嗤)最終会合の日時までを掴んでくれたのは まさに朗報だヨ ああ。これで市民が巻き込まれる懸念はグンと減った。」

「この先 どないしはりますのん??県警暴対4課としては?」


「そうさナ・・・ヤー公とはイっても、アイツらにも《面子》はアルわナ?表向きのカタチは成立してやらんと立つ瀬がナイだろうよ。その最終会議とやら、会議を《開始》ってところまでは泳がせてやるツモリだよ ああ。」

「問題は 開始後です そうですやろ??」

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「ああ。まだ決定はしとらんが おそらくは、開始後5分から10分・・・オレら組織、機動隊の連中も動員して、その建物を急襲すっから ああ。一網打尽で全員しょっ引く。面子が面子だ、イチハラもそうだが、朴・・《キノシタコーポレーション》社長の木下、カタギでございって澄ましてやがるが、アイツだってそうだヨ。まっさか手ぶらで来る筈はなかんべ?フトコロ探ればご禁制のヤバいもんがボロボロ出てくるべえ♪出ないってなら、なに《コッチとして 仕込むダケよ♪》ビデオ撮っといて、ほとぼり冷めたコロ オメエにも褒美で観せてやんヨ ははは♪」

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・・・ 【 笑う警官 刑事マルティン・ベック第4作目 】ペール・ヴァールー / マイ・シューヴァル共著の世界的ベストセラー。その小説をフト リクめは思い起こしました はい。

少なくともココには 1ミリの 少年活劇モノのような「社会正義」「勧善懲悪」などは 無い・・・。

モチロン・・・このわたいだって充分! そういったモンとは 恐ろしくなるほど 無縁に生きている まさに鎖を噛み切った狂犬そのものなのやけど・・・。
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ジィムス・エルロイ著の 戦後LA警察機構腐敗小説「ブラックダリア」「LAコンフィデンシャル」「ホワイトJazz」それら小説内で展開する 警察によるワルい目論見 そっちの方がよりマシかも知れないって そう思った。


ボクは・・・ある意味で「怖い」のだ・・・。ロクデモないし、ぶっちゃけシモダのような野郎に警察バッジ持たせててイイのか!?って気持ちは有る だけど・・・

少なくとも シモダのクチから吐かれる【本音は】・・・並みの哲学書 その記述よりも、ボクのココロに抵抗なく 響き 納得を覚えさせる。。。
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            ダメだゾ自分・・それは悪魔の囁きだ・・

世の中なんてのは 底に面している部分は こんなものだろうって・・・無菌室的にキレイな訳がないってのは 百も承知・・・

むしろ、その【最底辺を覗き見る】ことで、今テメエが立っているポジションの位置を確認し どこか安堵を覚える、ロクデモない人間だワ ワシって生き物も・・・。


しかし・・・《それでイイのか??》って・・鋭く ボクを問い詰める声も聞こえる・・・。

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《ナンのためにワタシが、田舎者の凡庸なそんなオマエに、世の中の 究極とも呼べるおぞましくも有り、哀しくも有る、そんな色々な場面を体験させたか判らんのか?オマエ自身にも《女性化》って、1つの《枷を与えた》それの意味をもう一度噛みしめて考えよ!》

最近 随分と旗色がワルく フテ寝していた(笑)ボクのココロに巣食う 天使が恨み言を云うのが聞こえる・・・。


《オマエの取柄というならば それは、なによりも凡庸で、そしてダレよりも貧しく弱い 同じ人間を自分の事として理解できるそれなのだ。オマエはなにひとつ優秀さは持っていない。むしろそれは【愚かであり凡庸なる者の代弁者である】そこから外れたなら、もはやオマエには 生きるべき価値など存在しない。それ 忘れたか??》

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      罰ゲームにしちゃ チト、シャレがキツいデ・・・

ああ・・・今更 云われんでもそれは よぉ判ってらあ。。。だけど どうすりゃイイ?? どうすれば。。。

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「あの件」以来、どこか 訪れるのも 憚れるようになっちまった イチハラのマンション宅。

サトコさんってのは「よいひと」だ。 だが‥… 哀しくもあるが やっぱ カノジョはどこかしら「ぶっこわれてる」。。。

生い立ちと育ちのせいだとも思える。当人には致しかたの無い部分であると信じたい。

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ナンていうかなあ?? サトコってヒトにとっての「しあわせ」ってのはサ、ジツのところ カノジョ自身のスグそばに、いつでもコロがっていて《ココだよお!》って、大声で呼びかけてるのに、

それに気付かない あるいは気づかぬフリ、ワザとしてるんだ ああ。

あるいは やっとこ手にした幸せを そうなるのを半ば承知で・・・自らの手で 捻りつぶしてしまう・・・そういう《業》なんだ カノジョってヒトはサ。


観ろ・・・・・今日だって。事務的な お使い事で訪問したわたいに、クラブ勤務時代には その《目つき》で・・・

沢山のスケベオトコ客らを籠絡してきたのだろうヨ・・・《今 アンタが触れれば 落ちるわヨ アタシ・・・》って 目つきでワシを誘惑する・・・。
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マブダチの女房に 手など出すかい!! その気持ちにウソなどは 露ほどもあらへんけど、ぶっちゃけ・・【 このワシかて牡やド! 】

なまめかしき目つきで 目の前でケツ振られたなら、普段 必死コイて 封印してる・・・【 ケダモノが目を覚ましちまう 】。。。

知らねえゾ! ある意味でワシは あのイチハラんなんぞより よっぽど・・・煩悩と邪念 それの塊やねん・・・。
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「リクさん ウチのヒトを。。。 イチハラを救ってやって!お願い!」

・・・あのなあ・・・ぶっちゃけ【それが出来りゃあ】ナンも苦労はネエんだお! 勝手な事くっちゃべるナ このオンナ。。。

「助けてやって欲しいのヨ! ナニも要らない!このマンションも お金もみんなアナタにあげますから お願い!」


・・・サトコさん・・大きな【運命の歯車が】もう既に 動きを始めてしまったのだ ああ。ダレにも止められないのだ それはヨ・・・。

「でないと・・・恨むからアナタのこと!死ぬまで呪ってやるから!」

メチャクチャや〈嗤)だが 生憎だわナ。いっくら生霊飛ばしたところで、こちとらは《シャーマンの家系の者》やけん。

ダテとはチャウねんデ、ぶっちゃけ 飛ばされた《念》見事に弾き返させて貰いまっせ。より苦しみに喘ぐのは アンタ自身やから ああ。



・・・だけど 有難う サトコさん。マジな気持ちです。1つ 大きな勉強をさせて貰いましたアナタから。

ようやっと・・理解できたんだ ああ・・・アンタが見せている 間尺に合ってない 醜態とも呼べる その媚態・・・

軽蔑とかじゃない 誤解せんといてナ? アンタがワルいのではない。

それこそが・・・【 母性本能の正体 】ってヤツそれなのだって この歳になって 判った。。。

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本能なんだ すべては・・・。己のヴァギナの奥深くへ、懸念するすべてを 包み込み、呑み込んでしまおうって【本能】。

それで事のすべてが 平穏に無風状態になるだろうって想う 牝としての《我》。。。


悪いナ。こちとら ナリこそ こんなだがヨ、いや逆かしらん?? ぶっちゃけ【 こんなナリですら 牡 捨てらンねえんだワ! 】

サトコさんアナタもひとつ 学んでおくが良い。あのネ、世の中にはネ・・・

普段 様々な《縛り》その中で、その牙を隠しながら健気に生きてはいるが・・・イザって際にはヨ、ンな全ての《取り繕いの姿》ひっくり返し 座敷のちゃぶ台ひッくら返しても収まらず 叫び声挙げて 外へと走り出てっちゃうって《オトコ》
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ぶっちゃけ それが イチハラでもあるし マー坊も ンで、憚りながら ワシやねん ああ・・・。オトコって生き物 その精神性はナ、意志の強さ それではない・・・【 我の強さ 】それなんだ。


よっしゃ・・・仕方ない。この踏ん切りもワルい このワシやけど いっちょ 覚悟決めたワ・・・。

どうなることやら?? 《五里霧中》とは まさに今これやがナ。


おかあちゃん 暮れの「おせち」手伝えなくなったならカンニンな? とことんアホな息子持ったもんだと アキラメてくれヤ な??

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深夜に近い時刻 ところは 三渓園にはぶっちゃけゼンゼン近くではない・・・本牧1丁目にあります《見晴トンネル》その脇に、本牧バス通りに流入している小径。
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「奇珍亭」という 案外に美味い 中華屋があって それが唯一の目印だって、意外にも目立たず、夜ともなるなら静まり返り 街頭も少ないようなエリアの。

バブル当時 鳴り物入りで地上げしたまま ハジケた後 ナンも計画が進まず 放置されているに近しい そんな300坪ほどのエアポケットにも似た 空き地がアリました はい。

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暗闇に ふたりの「男」が浮き出ます。人間は不思議な「共有感性」があります はい。だだっ広い 野っ原とかに来ますと、コレが不思議に・・・ナニもない部分に足を止めようって気が起きない。

イヌかても同じでス、なんだって構わない。木でも電信柱でも、《寄らば大樹の木》その念が働く そういうもので。


「まさか・・・アイツは 来ねえだろうな? マー坊・・・」

「はいそこは充分。観念したフリして あのヒトには フェイクの情報渡してアリますから ええ 兄貴」


 『 甘~~いっっ!! 』叫んだのは・・・モチロン「わたくし」(笑)(笑)

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言い終わると同時にわたいですが《飛び降りた》・・・イチハラとマー坊が 無自覚に足を止めた この空き地に唯一 立っている4m程の 常緑樹の木 それの枝の部分から《飛び降りて》・・・

 『 リク・・・ っっっ!! 』


「ケケケ♪ このワシが宮本武蔵でヨ オメエらが吉岡一門だったなら、ぶっちゃけ 見事ワシにヤラレてまっとるデ♪ 油断しちゃアカンがナ うむうむ」

イチハラ「先回りで・・・ズっとココで待ってたってか・・・ クルってやがる!」

マー坊「ある意味で・・・さすがは 港のリクだけのことあるかも・・・」

リク「って・・こら!!オメエら!ワシのこと とことんナメとんのか おお!?ココまで来て 置いてけぼりは あんまりやんか!ヒデえゾ!!」

イチハラ「はあ?? 世の中にはサムさで頭イカレるってあんのか?リクよ・・オメエは別世界の人間だ ああ。■■海運ってリッパな大会社で 己の才覚で副部長まで昇りつめたンな人間とオレらは あきらかに違う」

マー坊「ウソの情報流したのは 謝ります。でも・・リクさん・・・」


リク「コレ聞いたからって 怒って殴ったりすんなよ、サトコさんヤ。ウチとこのダーリン 生きて返せってヨ。今にもワシに股開いて迫ってきそうだもんで、なんか面倒になってまって(笑)《はいはい!》って つい安請け合いしちまった いひいひ♪」

マー坊「しっかし・・・この場所だってのが よくわかりましたねぇ。。。」


・・ふふん。あのナ マー坊ヨ、キミも成長著しい たいした傑物やけんども・・・

ぶっちゃけ まだ 足元見るの正直《甘い》デ?? 《今のこのタイミングでヒョっころ現れた人物》モチっと それ疑ってかからにゃあぶないド うむうむ。
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ダレって? 他でもあらへん・・あの《クスミ》やがナ ああ。店の裏手に呼び出してワシやけど アイツを合気道の技で やさしく(笑)《素直に吐かないと 指折っちゃうよ~ん♪》ってソイメ上げたなら アッサリ吐きやがった ああ。

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              いひいひ♪

正直《油断》したナ?ありゃあ 木下・・朴の野郎の情報刺客ヨ ああ。ワシを偽りった。ぶっちゃけ 三渓園での最終談合会議なんて《無いのだろ??》事実はこうやって・・・


ワシも遅ればせで掴んだとこの情報は、今晩のこの時刻は、《キノシタコーポレーションの大納会》ズバリ その日ヤ。
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あの若頭も 当然のようにぞれ参加してる。あのふたり 住んでるとこもごく近所で、納会の後には、同じ車で 根岸までの裏道で 混雑とは無縁の《この通り》必ずや通過するだろうって・・・

オメエら ふたりでもって、それに急襲かけようって算段 それに違いないやろが??


これ以上は 恨み言云わんけんどもヨ、【 さてとどうする?? 】なあ??

キミらの動向 すべて・・・アッチの側に漏れてるのやデ? あのアイツらがだ・・・事の調停に 弁護士や宗教家や哲学者をクルマに同乗させてるって思うか?(笑)

ぶっちゃけ・・・【それ相応の返り討ち準備】欠かすほど アイツらは善人やなかろが? さあ・・・アキラメて あったかなマイホームに戻るか ラストチャンスは今だつーの。


シュポ 背広からジタンのタバコを取り出し いつものライターで火をつけたイチハラ。見慣れたポーズやけど やっぱ・・決まってんな。。。

 『 それで おとなしく スゴスゴ戻るような生き物じゃねえってこと・・・オメエだって百も承知だろうが え?? ヒトがワルいゼリクよ・・・』

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「しっかし・・・ゼンゼン来ねぇやんか。ど~なってんだ??イチハラよ・・・」

「こうして待ってる分だけ 寿命が延びて有り難いって思わんかヨ リク」

「ワシャな、結論を先延ばしにされンのが いっちゃんハラに据えかねるんヤ。あのクソ野郎ども 早よ来んかい!」

「あのお・・・」 「なんだ マー坊?」

「もしかして・・・アイツら もしかして・・・来るに来れない なんらかの事情が生じたのじゃないでしょうか?例えば県警とか・・・」

「けっ!!県警のシモダかよ・・これで《貸し》つくったと思われちゃたまらんデ」


「しっかし・・・オレらもアホっちゃアホだよナ?クリスマスも近いってのに こうやって・・なぁリク?今しかナイって思わんのか?オレら筋者の抗争にカタギのイメエが義理立てする必要ないんだゼ?」

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「今更 この場からラナウェイしろってか?あ?・・・出来るかヨ!ナリこそ乙女でも、こちとらタマとサオついてらあ!」

「オメエにだって やっとこ掴んだ地位も名誉もあんだろが?社会性って面でソロバン働かせろヤ」


「あいにくワシのソロバン 珠は全部ハジケ飛んだ。」「やっぱアホかもナ オメエは(嗤)」


「ああそれはわかってる。・・・ここがオトコ稼業の ツライとこやって・・・」


 ※ ココの部分は 当然・・「コピペ」でおます いひいひ♪(^^;


マー坊が「あ?リクさん よかったらコレ・・」

手には 1丁の 38口径リボルバー。S&Wのレディースミスか・・・「使わずに済めばそれがなによりですが 一応」

わたいは「要らん ンなのは。考えてみ?ワシのよなトーシロ いわば足手まといが、慣れないチャカなんて ぶっちゃけ 使える訳が無かろうが。ってかヨ、チャンと持参してるのヤ♪」

 『じゃ~~ん♪ 観て観て スゲえやろコレ♪』 「なんだそりゃ??リク・・・」

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・・・ケケケ♪ こりゃあナ ココんとこズっと、お昼の休み時間に、会社のサンダーって研磨機械使ってヨ、鋼鉄のテッパンから切り出して作りました【忍者の三方手裏剣ヨ♪】

 デモンストレーションで、さっきまで隠れてました 木の幹に向かって投げつけます。サクって・・乾いた音がして 手裏剣は意外にも深く刺さる。バールでもなきゃあ なっかなか抜けないでしょう。

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「あと、コレも有るけん♪ 南米のブッシュナイフである 通称【マチューデ】日本刀の繊細さには完全負けるが、ぶっちゃけヒトのクビぐらいラクに飛びよんデ♪」

『 やっぱ・・・オメエって人間 【キチガイだ】・・・っっ! 』

「キチガイはわかってんヨ。あのナ・・・歴史でも有名な 新選組による《池田屋事件》知ってるよナ?アレの《真実》やけんども、歴史に残る 未曽有の斬り合いってなれるアレやけど、ジツのところ・・・池田屋内で斬り合いで死んだのは、北添佶摩、大高又次郎、石川潤次郎らを軸とした《僅か 8名》・・ってそれなんヤ」

「ふむ・・・」

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            真実は小規模な 仇討ちの「戦闘」

「それとナ?剣豪 荒木又右エ門、《決闘 鍵屋の辻》で、又右エ門による《36人斬り》って逸話 ありゃあ講談師による創作もイイとこで・・。実際のとこ全体での死者は4名 又右エ門にせよ斬ったのは僅か《2名》に過ぎないって・・」

「ナニが云いたい オメエは??」


「大多数の死者が本当に出たなんてのは、近代における大きな世界大戦、ぶっちゃけ そんなモンってことヤ。巷の決闘や斬り合いで勘定すんなら、決まってほぼ全部がチンケなレベルやんか?」

「たしかにそうかもナ・・・」


「こ~イっちゃナンやけど・・・。イチハラよ オメエ含んで《ヤクザ者のドンパチ》なんぞは、所詮は・・・ンな同じようなレベルやろ??武士やもののふ 忍びのスキルなどは無い連中やん?」

「オメエ・・・まさか??」

「うん♪ 今日って今日はナ・・テメエとして すべてのリミッター・・・それ とっ外して・・エナミー 地獄に送ったろ~思ってんねん ああ♪ワシの内面のイビツさ もはや判るやろ??止めてもムダやから。ぶっちゃけ・・・【 コレは2度とない格好の機会なんだからヨ 】」
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「マー坊 憶えとけ。イザって際にはナ オレら筋者より、リクみてえな クルったトーシロの方がよっぽどデンジャラスなケースもあるってナ」

 『 それにしても遅いなあ。。。 』


イチハラが「おっと・・・ライター落としちまった。マー坊 オメエの足元だ 拾ってくれ」
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云われたマー坊が 体をかがめて「あ ありました兄貴」っと、なった その瞬間でした はい・・・


 【 ばこ 】ってにぶい音がして・・・前のめりで地面へと倒れ込む マー坊・・・。

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イチハラ「これで・・・朝までは目覚めないだろう ああ・・・」


リク「イチハラ お前・・・・・」


・・・わかってる ナンも云うな! 

なあリクよ? オレら・・・3人ツルんで これまでに色んな思い出アルよナ?

血こそ繋がってないけどヨ オレが長男・・・で、リクが《長女で》(笑)ジョークだヨ シブいツラすんなって♪ 可愛い、末の弟が このマー坊で・・・そうだろ??
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なあ?思わないか?? ヘタすりゃ オレら野獣の兄弟も 今宵限りで命が尽きるかも知れねえ。どう希望的に考えたところで 勝ち目は薄いって。

仮にそうなら・・・思わんか? せめてもだ・・末っ子の弟ダケは・・・どうかして!生き延びて。。。オレらふたりの伝説 それ継承してくれる人間が居る方のがイイって。。。

チョっと手伝え・・。マー坊 発見されないように コッチの茂みの中 隠しておこう これでよし。 さあて・・コレでもう 思い残しはネエや♪ 散ろうか??オレらで見事にヨ♪


「・・・その気持ちは・・よくよく判るデ イチハラよ。 でも・・・明日の朝だけどサ、目を覚ましたなら マー坊、きっと ワンワン泣きよるデ・・・ っっ!!」

「それでも クタバり果てるよかマシだべさ。なんせ死なせるには惜しい 弟じゃんコイツはサ・・・」


思わず ナミダがボロボロ流れ出そうになって。ボクはビュンビュンと、意味もなく マチューデをブン回して誤魔化した。


イチハラは またジタンを咥え 火をつけた。
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わたいは「ワシのもイッポンくれ その煙草」

「珍しいナ・・・カラダにワルいゾ イイのか?」

わたいは「確かにナ・・・。肺がんで《早死に》しちゃタマランわナ♪」

暗闇の中 ボクらは クククっと静かに笑いあった。 もうコレで・・・【 度胸は据わった 】

 
 『 お? いよいよ来たんじゃねえか? あのクルマのライトは・・・ 』

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だけど「それ」は・・・標的である 朴らの乗ったクルマではなく・・・

『あんだあ?ありゃ・・パトカーじゃん・・』

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回転灯は回してない、ぶっちゃけ 緊急出動とも思えない、2台でやってきた コンパクトカーのパトカーで「それ」は。


空き地のヘリに停車したパトカーの内部から それぞれ2名ずつの警官らしき 正直・・・緊張感を欠くカオした オッサン警官らがコッチへと近づいてきて・・・

『具体的姓名は伝えられません。上の方からの伝令をお伝えしますので聞いてください』って、やはりのほほんとした声のトーンで警官。
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     アンタら、警察でも「事務職員」チャウんか??

『先程 市内飲食店駐車場敷地内で、後部トランクに一定量の銃刀法違反物を隠匿しているクルマを発見。ただちにその持ち主及び 関係者ら8名を凶器準備集合罪含め 緊急逮捕しましたこと 確かにお伝えします』と・・・。

 「はあ??」

『伝令です ええと・・(メモを出す)この先 いつまでも待ってても風邪引くだけだから とっととその場から解散して帰れ・・・以上です 確かに伝えました』


   おい・・・フザケんなヨ こら・・・ぶっちゃけ 命が繋がった♪って 喜ぶよりも むしろ・・・

   コレじゃあ トンビにアブラゲ攫われた気分だって~~の!
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         な~んかなぁ。。。

『じゃっと 伝えましたよネ?伝えましたからワタシら。自分らですが 県警でも広報室の事務職員ですから。これで帰ります では!』

そそくさと 再びエンジンをかけ 遠ざかっていっちまいました はい。

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「忙しいんだヨ オラぁな。とっとと要件かいつまんで云えや おお?」

県警の正門玄関前に呼び出した シモダはブツブツいってます。

「ボクらの命を助けていただいて有難うございます! ・・・って、言うとでも思ったかシモダはんヨ・・・」
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「てっきり 高級メロンでも携えての御礼かと思ったけどヨ♪」

・・・フザケてやんナ コイツ・・・。


リク「・・・シモダさんヨ、アンタ・・・オレら…敵味方含めて、使い捨ての駒として 【 勝手な絵 描きやがったよナ? 】ネタはとっくに挙がってんだ ああ・・・」

シモダ「・・・はぁ?? ナンのことだかサッパリ・・・。連日の睡眠不足で、遂に白昼夢か妄想に憑かれたのかい リクさんヨ♪」

リク「やっぱ…バックレるか。。。シモダさん アンタ、キャリア警察官としては優秀なんか知らんけど、ホントに意味をもってするなら・・・【アタマ悪いナ アンタ】」

シモダ「あんだとお?・・・県警の正面玄関で、暴対の刑事にアヤ(因縁)つけるってかテメエ・・勇気あるじゃんか おお・・・」


リク「あのナ・・・【人選は殊更 慎重が上にも慎重に行え】この言葉知らんか??」

シモダ「ナニ ホザいてやがんだ ああ?」

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       バレてんだヨ 全部ナ・・・

リク「シラきるのは勝手やが、おい・・・馬車道のワインBARに潜伏して情報漁ってやがった 木下の密偵《クスミ》って若い野郎・・そいつのこともアンタ知らんってか??」

シモダ「・・・・・」


リク「クスミってのはヨ・・早いハナシがアイツ【Wスパイ】だ・・・。木下が手を付ける以前に、シモダさん アンタが先にイヌとして鎖手繰ってた 違うとは云わせんデ・・」

シモダ「ナニを・・根拠に・・・」


リク「もう忘れたんかい?ワシんとこのチーム 若いのを謀略のとっかかりにパクりやがったやんかアンタ。」

シモダ「オレらが日常どんだけの事件・事案抱えてると思ってんだ?イチイチ チンケな捕物憶えてっかって!」


リク「だから!!・・・《そこ》に油断が生じるのだ ああ。あのクスミって野郎は、ウチとこのミツオの部屋に無理やり押し入って、乱痴気パーティー開きやがったミツオの悪友、それの【 連れ 】やないか!いいか?このワシが そういう事実を見逃すって思うか?あんまりワシ ナメんといて欲し~ワ」

シモダ「・・・ちっっっ! 」
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リク「クスミもパクられて、取調室でアンタ、たぶん 危険ドラッグ所持、ヒョっとして販売もあったかも。それをタネに脅しまくって・・・不起訴とバーター条件で、クスミには、《イチハラの動向》と、《若頭&木下の動向》そのつ同時に探らせて情報集めよったナ・・・」

シモダ「なるほど・・・だが・・その推理はまだ推定段階だろうが?」


リク「ナニが【 IR構想 】だヨ けっっ! ンなもの未だ 砂漠の蜃気楼に過ぎんのやろが!? おいウヌボれんのもエエ加減にせいヤ。県警の警視風情にイニシアチブなんぞアルかって!アンタは その【無い】夢のような未来、未定の案件をウマいこと利用しやがった 違うとは云わせん!」

シモダ「・・・このハマの街に ヤクザが滅んで・・街がクリーンにもなる。それがナニがいけねえってんだ?」

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リク「あのナ よく聞け・・ヤクザかてリッパに人権はアルのだ。その人間には・・・《事に際して 未来の生活を計画し夢見る権利…【 期待権 】》それが憲法にはチャンと記載されている。相手がヤクザだかたってナ、シモダ、アンタは、その、表の稼業へ鞍替えしたいと熱望した、多くの人間の【夢】それを欺き 裏切ったのだ 恥を知れ!」

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シモダ「ちぇっ! 港の人足は阿呆でいりゃイイのにヨ。小賢しいのは始末にワルいゼ ったく!」


・・・シモダさん 聞きなさい。アンタにだって 警察官としての意義 それがあるのは認めよう。だけど・・・決定的にダメなのは《その手段》だ。

アンタにとっての《本当の狙いは》・・・イチハラと若頭&キノシタらが真正面からブツかりあう抗争をなんとか避けたいって ウソだ!

むしろ、マジでブツかり合う寸前まで追い込み・・・事が暴発する寸前で 天秤にかけたドッチだかを効率よく【一網打尽に検挙する】ぶっちゃけ それやろ??
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ドッチにサイコロが転がろうがヨ、テメエにとって 損の無い、《ど~ちぃ~らに しよぉ~かな?》ウラで絵描いて ほくそ笑んエやがった それこそがアンタや。


しかし、コレも聞いてるデ・・・アンタの部下の4課の巡査部長が・・・アレやてナ?マズいことに、調査対象である 看板つけ替えた 旧・木下組、現キノシタコーポレーションそこの社員か?組員か?

とにかくそこの、現在 刑務所収監中で、留守宅預かるそいつの《女房》、それと 深い仲になっちまったって、手垢のついたようなハナシ・・・
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やっぱ・・それ世間にバレたら 相当マズいですか? 記事やTV画面にNEWSとして露見するより以前に、懸案となるキノシタをぶっ潰すのが得策ヤって そう思ったかな?


ぶっちゃけ イチハラや このワシなんぞが エナミーらによってクタバろうが、アンタ、眉ひとつ動かさんのですやろ??運がイイ・・のかな??サイコロの目が要方向に転がったダケや。ウチらにとって。

暴力団員8名を 銃刀法違反および 凶器準備集合罪で寄せ場に送るってか?や~~お手柄ですわなあ♪ 次に狙うは 昇進で 警視正・・警備部の部長職あたりを お狙いでっか?


シモダ「‥… もういいか?寒空の中で ご高説を聴き続けるのもツラいからヨ。云いたいこと済んだなら もう行くゼ、忙しいっていったろが」


リク「 きたねえヤツだ。。。テメエがイチバンに 」 シモダ「 なにお!? 」

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  バコっっっ!! 右フックでシモダを殴った。前向きに 地面へと崩れ落ちるシモダ。

今のパンチはワシの怒りであると同時に、イチハラやマー坊 かれらの怒りでもアルのだ 思い知れ シモダ・・・。

正面玄関で 警らで立っている制服警官がスグに 走り寄って来た。鋭い目つきでボクを睨みつける。


「・・・・。・ っっ!! ナンでもネエ!勝手にテメエでコケたダケだ!持ち場に戻れ 早く!!」

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ニブく唸りながら ガクつきながら立ち上がる シモダ・・・・・。左手でクビを押さえ 忌々しそうに右の肩をグルグル回しました。


・・・港のリク ぶっちゃけ・・ 痛てぇゾ バカ野郎(嗤)

オレにも 言い分はアルけど・・・あえて もう反論はしねえヨ ああ。

サンザンと、アンタとか利用して ワルかったって気持ちはある。が・・・オラぁ警官だ 正式な謝罪はしねえゼ。

ハラの虫が収まらねぇってなら またオレを殴りに来い 逃げねぇからヨ・・・。


公務員もナ、オレのようなキャリアとなると、ぶっちゃけ《昇進するのも業務の一環》なんだワ。昇進レースから外れた途端、それは 窓際・肩叩き要因でな。

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警察組織だろ?《数字》ってモン挙げないとなんねぇ 面倒だ。生きてる人間相手はホント面倒だ・・。


オラぁ たしかに 汚れたおまわりかも知れねえけどヨ、オレらのような手段選ばない人間居ることで、ぶっちゃけ この世の中はボロが出ず なんとか体裁保ってるんだゼ?

テメエとしての コレまでヤってきた方針、それに悔いなど感じないネ♪ コレからもオレはこういった手法だ ああ。

さ 本当にもう行くゼ。覚えとけリク!エリートはナ、エリートは《エリートであり続けなきゃ負けなんだ》

負けて 安らぎが待っていればまだ幸福だが・・・オレらの世界じゃ 一挙に・・・手にしていた全てを失い スッカラカンだ・・・。

テメエっちらみてぇな《雑民》いつまでも相手にしてるヒマはネエ。まだまだだ・・・登り詰めるゼイ・・・オレは。 じゃな!

あそうだ。港のリクよ 質問がアル・・・

リク「はい ナンですかいナ?」

シモダ「オメエ・・こういった一連の《捜査の積み重ね》・・・いったい どうゆう手段で達成しやがったんだ?それが疑問でナ」


リク「あのねえ、ワシはチンケな若造に過ぎませんて。だが・・八百政って 頼れる 元探偵の盟友。職場には頼れる 事情通の諸先輩。その他でも、大勢の・・・こんなワシでも協力を惜しまない【たくさんの仲間が居るのだ】ぶっちゃけ シモダは?アンタにはそんな仲間が居てますか?」

シモダ「… 必要無い そんなものオレには…」

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リク「…そこんとこがナ…【 アンタとワシの《差》やねん 】」

苦虫を嚙み潰したカオで シモダは足早に去っていった。


・・・あばよ シモダ。正直 もう2度とかかわりたくないアンタにはナ。

でも気をつけな? さっきから何度も 右肩回してたろ?異常に肩がこるのだろう 右肩の方だけに。。。

以前から『きっとそうだろう』って そう感じてた。自覚症状を 知らないフリしてるダケやアンタは。

アンタ・・・【 肝臓相当にヤバいド・・・ 】いか野望に燃え 昇進に燃えようともヨ・・・アンタのよな症状 ワシは港の界隈で何人も観てきた ああ。
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人間 肝心となる『体と健康』が阻害されちゃあ そればかりは どもならへんエ。人間はナ テメエがしただけの《報い》は降り懸かるのサ。。。


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   エピローグ

ボクは 昨晩の イチハラを思い出していました。


パトカーが去っていき 再び夜の静寂と闇が訪れて。

イチハラは、草むらの陰に隠していた 気絶しているマー坊を・・・そっと・・宝物でも扱うように「ごくごく やさしく」背中に おんぶで背負い 『リク 帰ろうか』

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本牧の大通りを 途中 タクシーの空車は幾台も通過しましたが、ボクらは何故だか・・マー坊をおんぶしたイチハラと とことこ 歩きました はい。


「しっかし・・こ~観てると なんかイチハラよ キミとマー坊 ホンマの兄弟としか思えんな。マジで可愛いンかい?」

イチハラは静かな口調で「ああ。かけがえがないぐらい コイツは可愛い・・・。出会ったトキからズっとな・・」

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      思わずひいちゃうスパルタ教育

「でもアレやん。キミずいぶんと厳しく 教育って名の折檻 マーちゃんにしよったやんか」

「オレら・・・ヤクザだからヨ、リクのようにカタギとは異なるんだ ああ。頼るべきオレって人間が いつクタバり果ててもヨ、マー坊にはいっちょまえに シビアな稼業で生き残れる・・・それに1秒でも早く 育て上げる・・【 その必要があった 】それだもんでヨ」

なんだか ウルっときた。。。建前ではない。今晩 今のイチハラは【本音】でしゃべっている・・・。


「…な、なあ!イチハラよ?キミ、仮にヤクザなんてなってなかったなら、ぶっちゃけ ど~ゆ~職業に就きたかったんか?やっぱ その知識量活かしてガッコのセンセとか??」

暗闇でよくは判りませんでしたが、イチハラはマー坊をおぶり直し きらめく星空 それを眺めるようにして こう云いました。


・・・そうだなあ・・・。ナンでもイイんだが職業はサ。

仮にだゾ?このオレが百姓になるってなら、近隣でナンバーワンの 美味い野菜つくる百姓になる自信はあるゼ♪
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海の漁師ってならヨ、一流料亭やレストランが直接買い付けに来る、カツオでもマグロでも、超一級品バカバカ獲る そんなスーパー漁師になる。


ホント、ナンだってイイんだ。。。ただ望むことは、テメエが働いて 苦労もして汗かくじゃん? いろんな工夫も勉強もして・・・

で・・そういうテメエの【働き】をナ? 周囲のヒト達は、オレのこと、怖がりもせず・・・怯えもせず、軽蔑もせず・・・

『よくヤってるじゃん!』『エラいじゃん』って・・・オレの肩とかポ~ンと叩いては 笑いかけてくれる・・・出来るならば、そういう仕事に就きたかったなあ・・・ってフト思うんだ ああ・・・



 ボクは・・・ついに こらえきれなくなって  『 泣いた 』

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むせび泣きじゃない。 わああああああああ~~~ん!! って・・深夜の舗道歩いたまま… 思いっきりの大声で 泣いたのだ。


イチハラの生い立ちとかへの憐憫では無いのだ。それよりも・・・

【 その想い 】それを タダの1回として、他人へ漏らす事はなく、ズっと・・・自身のココロの中に仕舞い 固く鍵をかけ続けてきたイチハラ・・・ボクは その彼の 圧倒的な 【 孤 独 】それを感じ取り 泣いたのだ・・・。

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通りを行く 通行人から観たなら ヘンな3人組に見えたでしょう(笑)酔ってツブレた弟らしきをおんぶする兄貴。その脇でウェンウェン泣き続けてます ヘンなネーチャンって(^^;


やがて 互いの住処の分岐点に来ました。イチハラは 穏やかな口調のまま・・・

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     その背中に「弟」を背負いながら・・・

『 オレのために・・・こんなにも泣いてくれて アリガトな リク・・・。初めてだ そういうヒトは・・・ じゃ また♪ 』


次第に遠ざかるイチハラを 小さく 見えなくなるまで星空の下でボクは見送りました。 

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クリスマスには もう近い、冬至の夜に 流星がひとつ流れ、それはすぐに消えました はい。

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     【  太陽  】 槇原敬之




 僕らにかかった雨雲は すべてを隠し試した

 信じたものが全て嘘にするなら この雨をやませてやると


 僕はそのとき思い返してた あの夜風に追いやられ

 逃げる雲さえきれい染める 夕焼けを見たことを


 美しさは変わらない もしも変わるとすれば

 それを映す人の気持ちが 変わるだけだから


 何も求めずに何も変わらずに

 いつも僕らを照らす太陽を

 この暗闇の中 雨に打たれながら

 ずっと待ち続けた


 そうして今僕は明るい日差しの中で ずぶぬれになった僕に

 変わらない あのぬくもりを また感じ始めていた。


 確かに一度も迷わずに いられた訳じゃないんだ

 疑うことで本当の事が 確かめられる時もある

 例えばあの時雨雲が 僕らにかからなければ

 前より強いこの気持ちを 感じられていただろうか


 誰かのための幸せを 当たり前のように祈りたい

 今の僕に必要なのは ただその一つだけ

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 何も求めずに何も変わらずに

 いつも僕らを照らす太陽を

 この暗闇の中 雨に打たれながら

 ずっと待ち続けた


 そうして今僕は明るい日差しの中で このぬくもりをあたりまえに

 感じていた僕に 初めて気づいた


 今まで一度も自分に 嘘をついたことはないか?

 違うのに正しいと やり通したことは無かったか?


 問いかけた時 僕は気付く 喜びも悲しみも

 自分がすべて選び心に 招き入れていることに


 何も求めずに何も変わらずに

 いつも僕らを照らす太陽を

 この暗闇の中 雨に打たれながら

 ずっと待ち続けた


 当てのない不安で容易く変わるような ものを僕はもう信じたくない

 僕の見上げた空に 太陽があるから


  それがとても嬉しいから

 
  http://video.fc2.com/ja/content/20110903WGmHUAV9/

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 九死に一生をつかんだように観えた イチハラ。

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  サングラスを取ると、こんなにもやさしい目をしてた「イチハラ」

 しかし・・・・・人生の運命とは かくも無常か。。。 この半年後に、イチハラは 彼岸の向こうへと旅立つのでした 嗚呼。。。


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       今夜は想い出をサカナに飲もう・・・

クリスマスには まだ遠く(完結編)

・・・いよいよ・・・【 政治 】が・・動き出しやがったか・・・

直観として リクめは そう思いました はい。
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最愛のダーリンが観てる前で「刺されて」・・・完全に 恐怖と動転が止まらない サトコからの電話内容は《よぉわからへん》状態で。
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それでも 最小限の《事実状況》を把握する限りにおいて。

先ほど リクめが マンションを出てから 20分も経過しない時間に、イチハラが帰宅。

シャワーを浴びてから、就寝する前 TVなどをぼんやり眺めていた そんなトキに・・・。
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玄関のインターフォンが鳴り、こんな真夜中にダレだ?? って、問うなら『お待たせしました。Luckyピザ 海岸通り店の配達です』って若いオイトコの声が。
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モニターカメラで確認。確かに、最近近隣でよく見かける、『24時間いつでもオーダー OK♪』がウリの新興ピザチェーン 「インディゴブルーの 特徴のある ハットと制服を着た青年が ピザの箱を抱え ドアの前に立ってる。

イチハラは「この時間にピザだと?? オーダーしたのかおい?」 「いいえ、知りません。注文なんてしてません」ってサトコさんも答える。

で、イチハラがインターフォンに向けて「なんかの間違えのようだゾ。ウチはオーダーしてねえからピザ」

そうしますと「ええ??・・・困っちゃうなぁ・・。確かに30分ほど前、電話でご注文受けたのですよ。MIXピザ、Lサイズ10枚」

イラついたイチハラ「 しらねぇって!ウチは夫婦ふたりだ、この真夜中に ピザ10枚って・・有るかヨ!とっとと持って帰れ 知らんからマジで」

「・・・たしかに コチラ・・・イチハラ様よりのオーダーお受けしたのですが・・・」「しつこいナ だからなんかの間違えか ガキのイタズラ注文じゃねえのか」

「…困ったなぁ・・・お会計 2マン8千円プラス消費税・・・。カラ手で帰る訳には・・・」今にもベソかきそうな弱弱しい口調の配達員。

イラつきもMAXとなった イチハラ・・・『他人家の玄関先でウェンウェン泣くなっ!!ド阿呆が!いいヨ!代金払って貰えば それで済むんだべ?今 払ってやっから、クサったピザ持って帰りやがれ! おいサイフ持ってこい』

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内側からドアを開けイチハラ、「おらっ!!払うヨ モンクねえだろがコレで!」突っ立ってます配達へ 諭吉3枚突き出す。


・・・ぶっちゃけ・・イチハラの その【 侠気 】が 仇となったのだ・・・。


サトコは そのトキ「見た」。配達員の青年 左手の側に 大きなピザの箱を抱えてて。反対側の右手には・・・《キッチンはさみ》、エナメルで覆われた大きめの取っ手がついている カニ料理で、カニの甲羅や脚をバリバリ切る際に有りますと便利な「あれ」、それを持っていた。
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         殺傷能力 きわめて「高し」・・・


・・・まさか、《それ》が 凶器に早変わりするだなんて 露ほどにも思わなかった サトコ そしてイチハラも。


 配達員の若いのは・・ナンの躊躇もせず、まるで伝票を切るような きわめて《事務的に》・・・

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対峙する イチハラ、その右手上腕部と、そして腹部を  刺した。《へへへ♪ ヤったゼ俺♪》って、高揚したカオつきで、抱えていたピザの箱 それを1つ1つ、マンションの通路にブチまけながら逃げていく。

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なるほど・・ウマい逃走方法かも・・・。流れ出すチーズに加え ぶっちゃけかなりの量の《油脂》、後から追いかけてくる者は それら中身に阻まれ、追う速度を上げられない、それが狙いか・・・。


ドクドクドク・・・さすがの 《人食いサメのイチハラ》も・・・刺された衝撃と、流れ出す出血 思わず玄関先でしゃがみこみ 低く 唸り声をあげる。
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そして ショックで《気を失い事すら出来ずにいるサトコ》カノジョに こう云ったのだと・・・


『救急車は呼ぶな!110番もダメだゾ!ああ・・死ぬ気はネエよ 今晩はナ。ってか 死ねるかヨ!まだまだ。よく聞け・・・リクに・・SOS出せ。【《メイDAY》の処置でもってオレをサルベイジしてくれ】ってナ、それでリクなら意味 理解する ああ』

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リクめとして思いました。「マジってか・・・。半ば伝説化した あの《メイDAY》の緊急処置法・・・無論だが 経験なんてナイ。だが・・・ジックリと考えてる時間の余裕はなさそうだわナ・・・」

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          よし・・出かけよう・・・

ケータイをかけるわたくし。「あ、こんな超真夜中にスマン!ぶっちゃけ そんだけ緊急ヤ。《サダヲ》よ・・・」

・・・頼みがアルんヤ ああ。社長・・叔父貴のゴルフバッグとかぶっ込んでる 1Fの廊下 押入れアルやろ?? そこにナ・・・

スグ判るよ ああ。分厚いグリーン色のラッピングペーパーのコーティング部分に、《 venez m'aider 》(仏語で ヴネ・メデ・・《助けに来て》)って そう黒マジックで書かれた包みがあっからヨ。

・・・その中身がナニかってのは ぶっちゃけ《云えない》。ってかヨ・・・一切を知らん方が オメエの為だ ああ・・・。

ヘタをコイて、騒ぎにでもなったならヨ、《すべてはリクが勝手にヤったことです》それで通し尽くせ。それがキミの為でもあり、叔父貴の為だ 数分後に寄るよって、用意 出しといてくれヤ・・・。


イチハラのマンションまでは クルマで約15分だわナ。でも今宵は 《7分で》行く。

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頼むデ、愛機の 650ccバイクマシンよ。今晩に限っては 到着地まで ブレーキは使わんよってナ ああ。

リミット外された際の オメエのキチガイじみた速さとモンスターぶりを 街の連中に知らしめてやんねえか♪

御就寝中の 街の皆の衆 スマンですナ。わたい チトただ今、内部の アドレナリン それに火がついてますねん ええ。

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構わんといてナ? ヤケドしまっせ 耳をふさいで あったかな おフトンかぶってなさい うん。



この夜半の寒波の中、サダヲは 玄関 門の前 暗がりの中で立って 待っていてくれた。

「やっぱバイク・・・だと思ったヨ。だもんで、背中で背負えるように、ナップザックに入れといたからリク」

「おお 助かる。 スマンの・・・サダヲよ 恩に着る。」

「・・・かかわらない方が良いって。それも判るけどサ、でもやっぱ気になるから、中身覗いてみたワ。うん、あえて・・ナンも云わねぇ。それでも、自分なりに気づいたモノ数点、足して入れといたから。不要なら廃棄してくれ」


「ヘタ打ったとしても、サダヲよ オメエと女房と子供、それに叔父貴にはメイワクかけへんよって」


「・・・オレらはさぁ リク・・《ケンカ仲間》だよな? みんな周囲は誤解してるけど。反目、ヤリ合いながらも それでもやっぱ・・目指すべき港の方角は同じなんだよな そうだろリク?。逢うのがコレが最後・・・なんてイヤだゼ??約束だゼ!」

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         オレらは『合わせ鏡』似たもの同士サ

リク「 いややわぁ あほんだら(フザケんな ばかやろう)・・・」

サダヲ「 お気ばりやす (笑) 」


暗みの中 ボクらはニヤリと笑い合った。 サダヲ有難く受け取るゼ その「想い」。

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自分自身に「約束した」キッカリ「7分」でマンションには到着した。

「惨状」・・・だけども 意外にも「静か」。。。リビングの壁、それに寄りかかるカタチで、率直なところ「白い顔」をした イチハラが、支えるようにヨコにつきそうサトコ ふたり寄添い座ってた。
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タオルで イチハラは自分で 刺されたという腹部を押さえ、それの上腕はサトコが やはりタオルで押さえ 止血を試みているようでした。とくとくと、未だ 止まる兆しを見せないようで。

「傷、見せてんか」そう告げ 確認しましたわたくし。ぶっちゃけ 「凶器」はキッチンはさみだ、「・・・マジでタマ(命)盗ろうって気は無かったようだわナ」

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       「深手を負わせる」それが目的か・・・

・・・しかしだ 「そうなると」・・・考えられる可能性は ある意味で「かえって厄介」・・・この強行テロルは、《指揮系統により指揮された きわめて政治的ま背景を有する 脅し》・・・。「はずみでそうなった」って、犯罪とはチト、レベルが違ってる気が。


サトコ「・・ウチのヒトが死んじゃう!早く 救急車呼んでリクさん!!」

リク「いや・・・。《救急も警察も呼ぶな》って、イチハラの判断。あながち・・・間違ってないっていうか かえって《それ》こそが正解かも・・」

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サトコ「??? っっ! アンタってバカ?? こういう際に呼ばないで いつ呼べば正解ってのヨ 救急車は!?」

『騒ぐな うるせえ』 さすがに、腹圧が下がってかずれる声で イチハラがサトコを制した。


・・・落ち着けサトコ・・・。コイツがダレだと思う? リクだゾ 港のリク。

なまじの ノンキな町医者なんかより、ある意味で よっぽど《修羅場観てる》。
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イイんだ ああ・・ココに・・・このマンションから 暫くは《一歩も》・・外へ出ない、それが【 鉄壁の防御 】それになるのだ。。。


・・・『やっぱ ワシら、わたいとイチハラ《同じ推論》していたのだナ ああ。』ココロでつぶやくわたくし。

「あまり喋るなイチハラよ、ワシがその先説明するけん」


・・・あのねえ サトコさん?コレは ある意味で複雑怪奇な側面を持つ《凶行》なんだ ああ。

イチハラに なんらか遺恨を抱く人間の指示による《見せしめ》ってなら、ンな単純ではないと思う。。。

キッチンばさみで凶行って、一見・・それには《コロすまでの意思はない》って・・・そう感じられますけどネ、

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・・・ココからが本当に怖い部分・・・あのネ・・それは、《コロしまではしない》って、そう考えるよりも むしろ・・・【 致命傷を与えるのはココの場ではない 】って・・・イチハラの世間での立ち位置を考慮するならば、そっちの可能性の方が より高いって思える うん。


・・・昭和38年12月8日午後11時頃、赤坂のナイトクラブ「ニュー・ラテン・クォーター」で、当時の国民的英雄のプロレスラー・力道山(本名:百田光浩、当時39歳)が住吉連合系暴力団の大日本興行組員・村田勝志(当時24歳)に登山ナイフで刺され病院に搬送され 一週間後に亡くなったという、世に言います【 力道山 刺殺事件 】

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ウラがあってネ、この《事件》には。ってか、《裏しかない》とも呼べる。刺した 村田だけどネ、《ジツは村田の方が 力道山にトイレでズタボロの半殺しに》されてたんだ。

刺された方の 力道山は事件後 しばらくは店のホステスらと歓談するほど【 元気だった 】・・・。その後 心配した関係者らにより 収容された病院 《赤坂山王病院》で・・・
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同時代に 実行犯の村田と、ヤクザとして同格の同業者であった、ベストセラー作家 《安部譲二》さんはこうイっておられます、【 ラテンクオーターでの村田の凶行は《一の矢》で、赤坂山王病院こそが《二の矢》ではなかったか? 】ってネ。

マジでもって《力道山をコロしてやりたい》って人間は、おそらくは、《二の矢》である 山王病院、それに舞台装置を予め 先に完了させていたって思えてならない。
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     力道山の「カルテ」が紛失(未だ理由不明)だと・・・

で、ロケーション上 都合の良い 赤坂のナイトクラブで発生した《チンケな》傷害事件・・黒幕はおそらく、【 その2つのアクションが重なるトキを待った 】のだとい思う。


おそらくは・・・今回のも【それ】だゼ? あのさあ・・ぶっちゃけサトコさん? 人間って、《刺されたって程度じゃ》なっかなか死なない訳ヨ ああ。

だけども 病院とかへと《担ぎ込まれて》・・・対応に出てきた医者に向かって《オメエ、ホントに医者か??》って疑う??ンなよぉ せえへんやロ?

ウチらは盲目的 条件反射的に、白衣着てはるヒト 無条件で信用してしまいますやん?


な?? 力道山のケースと同じような、謀略が用意されてへんとは イチハラに限っては【 云い切れない 】・・・。
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          なんたってイチハラだから そこは

ぶっちゃけ「病院」って舞台装置アルなら、刃物や鉄砲のタマなんざ要らんデ、人間ひとりクタバらすのにヨ・・・。

ホンの注射イッポン・・・10cc程度の薬物で 人間はカンタンに【逝っちゃうことも】・・・。なんせが 血圧や血糖値が急激に低下したくらいで ポン!っと・・。

お恥ずかしいながら、刺されて苦しい中、イチハラがこのワシにSOS発信したって時点で、ナニを求め ナニ考えてるかは【よくよく判った】 ああ・・・。


 さあて・・・明日の夜明けを待つ余裕はなさそうヤ。サトコさんも 覚悟きめなさい。ええ? ウンそうヤ、始めるデ、ココの場で【 メイDAYの措置 】をナ・・・。

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ふむ・・・思っていた以上には、腕もそうだが、腹部に受けた傷、それの「深さ」はひどくはない。

臓器や腹膜とかの損壊も心配はないだろう。 となるとだ・・・問題は、キッチンはさみなんぞってラフなモンで イチハラを ぶっ刺しやがった事についての《凶器による 雑菌感染》問題の骨子はそこだ・・・。

しかし、かなり以前、イッショに酒飲んでたトキに ワシがポロっと漏らした「一言」、よくもま~それを記憶してたナ さすがはイチハラだ。

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《メイDAY》・・・コレは主に、印度洋とかでマグロ獲ってる漁師の船に伝えられる【 究極の応急処置手段 】・・・

ワシら荒くれは 船員じゃあないけどナ、若くても ワシみてえなモノ好きな野郎は、もしもの際にって、学んでる。


広大な印度洋の洋上・・陸地は 遥か遠い距離、そこの地点で・・・《大きなけが人》発生したなら どうする??

このワシにだって、当たり前だが 医療資格は無い。だがヨ・・・目の前でダチが死ぬほど苦しんでいたなら・・・【 ンなモン 知るか!! 】

あくまでワシを罰したいってなら そうしろ!だがヨ・・・これからワシがやろうとする作業、ジャマしようってならば、テメエのこと《オシャカ》にしたるから覚悟せぇヨ。獄舎に繋がれるのは「そのあと」だ。
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         ま~~イヤミよかはマシやと思う(^^;


サトコさんにも働いてもらう。 サトコさん、イチハラの左の「掌」、このアルコール液、たっぷり使って、爪の隙間まで含めて《完全にキレイに消毒》してやってくれ うん そういう感じ。
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       完璧にキレイキレイしてけれヤ

イチハラよ 腹部の創傷、これからそれ 消毒かけるデ。痛さにビビりよって チビるなヨ オメエ(笑)

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 『 そうか・・さぞかしや 痛いやろう・・・だけどカンニンな?ワシなんぞが出来る措置なんやから、ぶっちゃけ 限界だらけでヨ スマン 』

注射イッポン打つデ、完全な医師法違反やけど 知るかい♪ しっかし・・この注射の中身・・謳い文句は《コデイン》(メチルモルヒネは鎮痛、鎮咳、および下痢止めの作用のある、μ受容体アゴニストのオピオイド)ってけど・・ぶっちゃけモノホンの《モルヒネ》だとしか思えません。。。まあ どっちみち「強力麻薬」だけど いひいひ♪

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         気分は「ドクターキリコ」のリクちゃま(^^;

あとナ・・ぶっちゃけ この《メイDAYパック》が 社長宅に隠匿されてたか??もひとつの「秘密」あってナ。うん。

ああこれこれ♪ このやたら古式豊かな容器に入った膏薬・・・モルヒネなんぞより コッチの方が《見つかったならタイヘン》・・サトコさん コレなんやわかるか??
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コレな・・・ぶっちゃけ《慶応弐年製造》の、【ウチの家系、《忍者》だった先祖が愛用 製造してた 1ミリの混ぜモノ無しの 【 ガマの油 】やねん】 うん。

現代の《薬事法》からすんなら、マジで 手が後ろに回るヤバヤバな成分・・・。それがゆえ、社長が厳格に保存・隠匿してたんやワ。だけんど《イザって際》には躊躇なく使用しようって気でナ♪ うん・・それが《今》なんだ。。。


請け合うけどコレ・・【効く】・・・。でも、その替わり、基礎的成分がヤバヤバもイイとこやからナ、コレから約 2時間ぐらい、イチハラよ キミ、精神【狂うゾ】・・・
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サトコさん それだから、これから数時間、イチハラがヘンテコなこと喋くりだしてもマトモに取り合わないようにネ!

・・・でも、このイチハラが《バブちゃん言葉でしゃべりだす》ってのもチト興味あっから♪そうなったならビデオで撮っといてくれへん?(笑)


《阿芙蓉(あふよう)》ハヤいハナシが 強力【アヘンの塊】やけん。仮に足の骨折れても ヘラヘラ笑ってられる程なんだ。

あとイチハラ このカプセル飲めヤ、化膿防止の 抗生物質 ・・え?モチロン ワシのこの行為 違法やデ♪モンク等は治ってから云えって(笑)


よし・・じゃあ 最後の措置ヤ。

失血はかなりあったやろ?こんなシロート処置やからナ、どうやっても《輸血》ダケはムリ・・・。

コレなんかわかるか?うん《生理的食塩水》ヤ。PH、浸透圧的に、急場での《血液替わりになる》ホンマは1,2時間かけてユックリ点滴で入れるのがスジやけんど、そうもイってられへん。
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注射器で入れるでぇ ん??大丈夫だって! なんせがガキの時分にゃあ《昆虫採集 標本のオニ》って呼ばれたワシやド いひいひ♪ まっかせなさぁ~~い♪

よし・・・。じゃあ サトコさん、カンペキに消毒した その左の「掌」、対角線上の 右の腹部の傷面に 慎重にナ・・《ピタっと・・》蓋をするようなコンセプトで 覆い隠すようにしてくれ うんそういう感じ。

自分自身の細胞とDNAがヨ、格好の《バンドエイド替わり》になるねん、バカに出来ひんデ? 戦国時代から伝わる この手法は優れた 民間医療なのだから ああ。
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え~っと、サラシの反物は・・コレか。ぐるぐるコンブ巻きの要領ヤ、一か所ダケを強く締めないよう注意して、「左の掌ごと」緊縛してしまおう うんその感じ。

よし・・・コレで一応《終い》ヤ。ん??大丈夫・・・だって思う・・ってか《思いたい》ワシ自身がナ。。。

分岐となるのってサ、こういうケガのばやいだけど やっぱ・・《生命リョクのしぶどさ》それやろうって思うヨ ああ。

早ければ おそらくは・・・夜明けになるころには高熱も下がり、意識もシッカリ取り戻すって思う。【ワシが信じるイチハラであるなら】・・・。


ぶっちゃけ この《イチハラが》・・・テメエの 落とし前つけずに、コテ!っと おとなしくイってまうだなんて 有り得んやろが?

情念が強い分 安心だとワシは思いますヨ♪ コレで済んだ・・・。あれれ? やっぱ・・ワシやけど、チョっくら 気が抜けて疲れたのかなあ??

なんだか 操り人形、それの テグスの糸がプツンと切れちまった気分・・・。イチハラよ お互い まだまだ若い気やけどサ・・・
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     さすがに・・・チョっくら 来たゼ・・

せつないってか・・あの・・大学の当時のようには スタミナ続かんわナ(笑) 疲れなんて 知りもしなかったよナ?お互い・・・。


夜明けまでにチト時間アルよネ? ごめん・・いいいい!ナンも気遣い要らへんから!サトコさん。このフカフカ カーペットの上で・・・ホンの少しの時間でイイです、


 チョっとでイイ・・・休ませて、眠らせてくれないか? サトコさん アナタはイチハラに寄り添っててやってくれ。ワシはどうでもイイ、せめても イイ夢みようって思う・・・。ごめん・・・なんか もう 落ち・・・

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         森の中を 飛び回る そんな「夢」を見た

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12月 年末特有の、どこかフン切りのワルい 朝日の太陽の昇り。

「ぼそぼそ」と・・室内に聞こえます 男女の会話、その波動が刺激となり、わたいは目を覚ましました はい。

イチハラと サトコさんが なんか会話してる・・・。目覚めてないフリで このまま、チョっとばかり会話聴いててみようか・・・。


「ねぇ?痛くないの アンタ?」

「ああ・・。ズキズキ疼く 波動みたいな刺激があるのは判るのだが、マルで痛みは無い。熱も下がったようだ。・・・スゲぇ 薬・・使ってくれたもんだ リクは」


「精魂・・精魂尽き果てて、崩れるように寝ちゃったネ リクさん・・・。」


「年末に 忙しいのはヤクザばかりじゃネエんだゾ。そういう・・・そういうヤツなんだ リク・・ってオトコはヨ・・・」

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・・・サトコよ 見ろ リクの寝顔。カラダ含めて あれをダレが・・・港の 荒くれオトコだなんて想像するかって なあ?

今もだけど、大学でナ、初めてアイツに出会ったトキなんざ、ぶっちゃけ・・・可愛かったぞお(笑)ホモ気は一切無い このオレでもドキっとしたもんだ ああ。

サイショはこう思ったのだ・・オネエかオカマが意地になって、ワザとに ガサツに雑駁に、《いかにもオトコの態度と行動》周囲に見せ付けてやがるのだろうと。


 だけど《違った》スグにそれは判ったヨ ああ。

今にして《ああ 残酷な真似したもんだ》って、リクに対する思い出がある。大学二年の頃ナ。

ナンも深くは考えず《なあ?女性化するって 気分的にどうなんだ?野郎なのに 胸にパイオツ出来ちゃうってどうヨ?》って無遠慮にナ・・・。

そうしたらナ、リクは別段 怒り狂うでもなく、静かに、そして どこか憂いを秘めた顔つきでオレに・・・

《いや、ぶっちゃけ 無い部分にナ、要らんにせよ なんかが【出来ちゃう】ってのは、それほどショック それは薄いのヤ》って、

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で・・《ホンマ ショックやったんはナ、太れない体質を無理してメシ食って、トレーニングもして・・・。なんとか・・築き上げた とくに下半身の【筋肉】・・それが女性化起きて アって間に【消えちゃった事】・・・なによりもそれが哀しくて せつなかったワ》ってナ。

そんトキ判った・・・。リクの時折見せる 「憂いの正体」ってのは、胸の乳房組織が出来たってことによる不安や苦悩ではなくて・・・

かつて必死に・・・真剣に《築き上げた》ものが・・脆くも【 喪失した 】・・・ああ それだ・・【 失った悲しみ 】それだったんだ。

そんトキに思った。【 コイツは完全なるオトコのココロ持った人間だゼ 】ってナ。


正直・・・大学 入学してホンの一週間でヨ、『ああ・・入るべきとこ大シッパイしちまったなあ』って 後悔してヨ俺(苦笑)

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     キャンパスライフ・・笑わせるゼ っての

それなりに真剣に勉強したツモリだったんだが、なんか・・・ムダな努力をしていたってか・・筋者のオレみたいな人間が入学したところで、ナンも役に立たない失望感が。


でも、それでもまあ 行くじゃん大学のキャンパスに。

そうすっと、講義の教室には 《リクが居てヨ》・・やっぱ、チョっとホモ的な感情あったのかな??そこんとこ未だに解釈しきれてないのだが。
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アイツ観てると、ンで アホな話とか、エロな会話とか、エロしって奴も含めて、みんなで盛り上がってると・・・

なんていうのかなあ??・・・【 こういう世界もアルんだあ・・・ 】って。ホラ、ヤクザ者の世界なんて《上下関係しかない》じゃん?


それが、リクって人間を中心に、その《輪》の中では、上も下もナイ、すべてがヨコ並びの、言いたいことを存分にワイワイ言い合えてる・・・そんな世界が存在してて、なんとも その《空気感》が心地よくてナ・・。

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大学は 正直、卒業までつまらんかったんだけどナ、恥ずかしいが、《今日もリクの顔見たい》って・・・そういう気持ちで 通いきれてたのは事実だあナ・・・。


サトコ「そうなんだぁ・・・。アンタにとって、リクさんはココロの天使みたいな存在だったのネ・・・」


・・・なあ サトコ? 「ん??なあに?」

イッショになろうか?? 正式に。キチンと籍入れようヤ。今 特養に入院中のオメエのオヤジさんにも正式に挨拶に伺おうと思う。

「・・・アンタ・・・」


今回・・・こうやって 地獄のほとりまで行く羽目になってヨ・・・

オレなんて人間は 孤独で産まれて 孤独でクタバり果てるのが正しい姿だって思ってたけど・・・

サトコ、オメエっていう・・《やすらぎ》が無性に 欲しくなった・・・。これは真意だ ああ・・・。


あと・・・イっとくがヨ、ずいぶんと前から知ってたから ベツに気にすんな。

オメエが 高崎の親戚筋の家に預けてる 産んだ息子・・・もうじき四歳だっけか?

「・・・・・ っっ!」

こんなオレに気を遣うな。呼び寄せてやろうゼ。イっとくが オラぁ怖いおとっちゃんだゼ(嗤)躾は甘くないしヨ、学校も私学なんざ入れねえ、大学まで出してやろうって思うが、基本は公立学校それだから。

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ヘンな 偏った贅沢はさせんゾ。だけど・・思うんだが・・メシは 目一杯!食わしてヤリてえなあ・・・多少肥満児になったって構わん!ニコニコ笑いながら わしわしとメシ平らげる そんなコがイイや俺・・・。

・・・なんだ?おい・・・。泣いてんのか?  バカだな オメエはヨ・・・。

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 もうチョイと・・眠ったフリをしておこう・・・。

 でもイチハラよ、オメエ調子コイて、この場でSEXとか始めるなよこら(笑)傷に響くド うむうむ。

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 【 祭りばやしが聞こえる 】


そこにおまえが BABY いるだけで ああ・・哀しみは 消えてゆく

 幸福とは おまえのことさ oh BABY 身体の傷も癒やされる

 ひとりが似合う奴もいる だけど俺には 似合わない

 だからこの手で抱きしめる oh BABY

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 背中を吹きぬける oh BABY

 この淋しさは 何だろう BABY

 朝の陽ざしも BABY 両手かかげて 心に影落とす

 あれほどバラ色に輝いた oh BABY 

 おまえの青春(はる)の日を 忘れたのか

 明日が似合う奴もいる だけど俺には 明日もない

 故郷なんか どこにもない oh BABY

 
 https://www.youtube.com/watch?v=sLjYkFDhMGU


    【 完 】

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 っと・・・チョっくら待ったあっっ!!

はいはい!ココまで お読みくださいました アンタはんの 言いたいことは『判ってる』・・・。

《ナンしゃ??この終わり方はヨ!?》 ぶっちゃけ そこなんだ・・・。

各所のセンテンスや 伏線とかが、《マッタク解決されてないじゃん》はいはい まさに「その通り」で。


ってか わたい自身が「本意ではない」うむうむ・・・。

ラスト曲も、ンな 「いかにも」なのを使用するのには イマイチ気が進まない・・・。

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      チト今 「暮れの煤払い」中でネ(^^;

言い訳させてくらはいネ、以前にですネ・・ヒロミツって わたいの弟分の奴が、無残にも 3・11、三陸の津波でその尊い命を失って。

シイちゃんってコとのロマンス、それをしたためたトキなんですが、ぶっちゃけ・・・『おい自分・・ココまで書かないかんのか??』って・・・なんだか 自己嫌悪の念が湧いてきまして はい。

「作品の完成度」って、ナマイキでっけど、その観点でいうならば、オチまでチャンと書くべきなのは たしかでもアリますのですが・・・。

な~んか・・死者をば冒涜してるかのような、「なんとも後味悪い」そういう気もしまして はい。


みなちゃまも おそらくはご存知だと思いますが、今回の主人公というべき「イチハラ」・・・

彼は もう彼岸の彼方に出かけました人間で。

おそらくは『ああ 遂に、イチハラの最期の回か・・』って そう思われたかもしれませんよネ?


ところがぎっちょんちょん!・・・ぶっちゃけ【 今回 まだイチハラは死なない 】(^^;

でも・・・今にして思えば、ヤツの 命のローソクは、確実に、揺らぎをば見せていたのも【事実で・・・】


ゆえに・・・今回、「荒くれノベル 3部作」としては、《とりあえず完結》とさせていただく うむうむ。

しかし、序編の冒頭の3人の会話 それの「意味」・・・

人食いサメのイチハラが、ヤラレたまま リベンジもぜずに居るってのだろうか??

あの「いやなやつ」県警のシモダ、ヤツは果たして 敵なのか?味方なのか?・・・

ベツ作品として、スグにUPして みなちゃまにお届けしようと思います はい♪

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      次作はチョっくら「カオス」でス はい


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港のリク

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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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