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ケダモノの本懐

 要は…1人の ハマの荒くれが、定年退職ってことで、港を去るって、それダケのハナシ。。。

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通称で「リンさん」日本人だ。ハマの港で働きだして、正直…もう何十年になるのかさえわかりません。

ランクは? ってなら、親方・サブリーダーはおろか、港湾作業1チーム12名の《ギャング・リーダー》にすらなれなかった・・・

警察組織でいうなら、巡査部長にもなれずに《巡査長》どまりだった御仁。だけど、リンさんってのは、これまでにも度々、ギャングリーダーへ昇格するチャンスは有ったンですが、

結果として『自ら固辞して 役付きとなるのを嫌った』それでしてネ。

疑いようも無い、港での作業の超ベテランであり 生き字引。判らない事の大抵は、このリンさんに尋ねるならイッパツで解決って。

現在も 多くの若い衆から慕われ、愛されているベテラン作業員です はい。

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「このまま・・・ナニもせず…リンさん 引退させて・・果たして それでイイのでしょうか?」 っと ショーゴが云います。

「あのなぁ・・だったら どないせえっちゅ~んヤ? 退職の日はダレかて来るもんやデ?キミかて ワシかて・・・ま、命が無事であるならってカッコ書き要るけんどもヨ(笑)そない遠いとは呼べない日には、この港から去るべきトキは来る ああ」っとわたい。


「キンさんや、ゲンさんみたいに、60過ぎても、雇用の継続って可能な筈じゃないですか。60歳定年も撤廃されてる昨今だし」

「まぁ理屈ではそうだがヨ、キンさんらは 特殊技能と、若手の人材育成って大命題でもって、雇用の継続が可能やねん。だが その再契約にしても、あくまで《単年度契約》…年次ごとに再度の契約。事実として、このチーム暁の、親方であるワシがエキスパート雇用しているンだわサ ああ」

「リンさんは他のチーム所属のヒトですが、なんとか・・・ウチで引き取るって、出来ないものかと・・・」

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    甘いナ…情実で人事が動く会社はやがて「滅びる」ンだワ

「率直に言う・・・【そんな気は 一切無い】・・・ウチとこチームはナ、ハローワークでもシルバー人材センターでも無いからヨ。ヒトの採用と人事は安易な《なさけ》でもって決めるのは ホンマのアホアホ親方のする事やて。次の このチーム、リーダー候補最右翼のオメエやろが?ンな了見じゃあ 組潰すゾ 覚えとき ああ?」

「リク上司の言葉とは思えませんが・・・」


・・・やれやれ・・「人間」ってのは…1つの樹木のようなモンなんだ、枝先に咲いている 花弁ダケを観て、その植物を論じるのは早計そのものだ。
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咲いた花以外の部分、その植物の樹木、幹の部分がのさばる事で、その周囲の 生命リョク乏しい 他の樹木をどれだけか成長を阻み 死滅にまで至らせるか・・・

そして、地中の根っこも、エゲつない程 張り出しては、他へと回るべき地中の栄養を独占しているか…迂闊な人間ほど《それを観ないで 勝手に結論付ける》。。。
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        枝先の可憐な花ダケで その樹を語るなかれ…


たしかにリンさんは、若い衆らには人気があって、親しまれてもいる。でも・・・それはけっして 彼による《人徳》ではナイのだ ああ。
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このリクめ自身が、ハマの港に就職し、サイショに《エエ人やナ》って、そう思ったのもリンさんだったしネ。。。


しかし・・・次第に「いろんなことがわかってくるうち」・・・勝手な幻想は一挙に《醒めた》・・・このヒトに憧れを抱いてはいけないのだ! っと。

ショーゴをはじめ、若い連中は、リンさんってヒトの《光の当たる面》それしか観ていない・・・。計りようも無いぐらいに、リンさんってヒトの《暗い面》を知りもしない・・・。

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 夜逃げのキンさんはいう『リンの奴だと??ありゃあロクデモねぇ ギャンブル中毒者だって!』っとクチを尖らせて。

・・・まぁ…他人の事は云えねえ(恥)かなり昔のハナシだがヨ、年末押し詰まった頃、ボーナスの残りと、12月の給料全部ブッ込んで、1点勝負!で賭けた有馬記念が見事ハズレちまってヨ・・・
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         結果…カスリもせず、トホホな オケラ街道(^^;

正月 草津温泉でも出かけてハレンチなバカ騒ぎするツモリが借金取りから逃げ回って アパ-トにも帰れなくなっちまってナ。

時計 質屋に入れたカネでなんとか、サウナ泊まり歩いて…にっちもさっちもいかない所に…『兄さん オレとひと勝負してみねえか?』って、声をかけて来たのが そのリンの野郎でヨ。
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正直なっかなかに練れたバクチ打ちだと思ったがリン、観たイメージ通りに、アイツの打ち方には あきらかに《ムラがある》・・・

時間はかかったが、ラストの勝負で、おらぁスっちまった額と ほぼ同額取り返すぐらいに 勝った♪


・・・ったなら…リンの野郎 今でも思い出す度ハラ立つ、『すまんっ!!払いたくともオレも一銭も持ってねえんだ』だと!!
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           ナンだヨ おい・・・トホホのホ(--;

憤るより先に呆れてるオレっちにリンは『埋め合わせはする ついて来いヨ』って。

で、ついてった先ってのが、当時のオイラのヤサと変わんないボロなアパート、リンの家でナ。
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リンの「嫁」が中に居た。ボッサボサの髪の毛セットして、そこそこのキレイな服でも着せるなら、なかなかの上玉のオンナだとは思った。

10分以上も リンと女房は言い争ってたけど、ミョ~に上機嫌のリン『よっしゃ!ハナシはまとまった♪』


部屋の中央に せんべい布団敷いたリン・・・『兄さん、アンタこのオンナ好きにしてイイぞ。ココで抱けや』だとサ(呆)

《ンなもん 願い下げだぁ》って断ると、『いや!それではオレのメンツが立たねぇ』ってメチャクチャだあ(笑)

ったらリン『そっか…要は恥がジャマしてるんだナ?ならばオレがサイショに手本示してやっから♪』って・・・

嫌がる女房押し倒して・・・【 いきなり おっ始めやがったんだ 】ああ。。。

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コッチは益々凹むばかりヨ、横眼でリンと女房のSEX眺めさせながら、おらぁ強烈に思ったネ《ナニやってんだろかオレは?》って。

前の歳の年末ってなら、オレは大商社の海外支局長だったのに・・今年はコレかヨ・・って、

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     キンさん《思えばアレが、立ち直りのキッカケだったかもナ』

ある意味で・・《生まれてより初めて、テメエの人生を真剣に反省した》ああ。で・・・ナンとか今が在る・・・

角度替えるならば リン公は、オレの最大の反面教師、生き方をヤリ直すキッカケ与えてくれた人間でもあるがナ。


 ・・・だが・・やっぱ、ロクデナシだゼ あのリンって御仁は。。。


ショーゴよ このワシかてナ、どこか世間を斜めに眺めてル ハマの荒くれヤ。《麻雀放浪記》に出てくる ドサ健や出目徳らの、あの 破滅的な生き様に 憧れの概念を抱かないではない・・・
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だが・・チト考えなアカンで…それへの憧れの気持ち・・リンさんのよな生き様に、オメエら若い衆が《毒される》のは、一生をフイにしかねない強烈な《毒》持ってるんだ ああ。。。

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         オメエ達若いのは『枯れた 今のリンさん』しか知らない…

な??ショーゴよ?こういうリンさんの逸話 キミとかは知らんやロ?云うならばリンさんは《フグ料理》みてぇな人間で、

いかにも淡泊でクチ当たりも良く観えるが、案外強烈な《毒持ってる》テトロドトキシン…ジツに あの青酸カリの2倍の毒性を有する・・・シビレに気付いた時点でもはやオダブツって毒だ・・・

このハマの港には こういった暗部は幾つもある、知らない世界がイッパイあるんだってことを、わかるために なんかワシは大人になった気がするよ。ああ。。。
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「それでも・・なんだか最近のリク上司は、《守り》に入ってませんか??リンさんを抱えたなら ウチのチームが世間体が悪いって・・・」ショーゴが云います

「逆に問う、じゃあ世間体ってナンなんだ ああ??世間体なんて、世間が食べさせてくれるわけじゃなし、このワシみてぇな、♂の出来損ないが世間体気にして生きられっか?? ンなモン ワシには関係ない。」
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        「世間体」気にしてたら、ワシの居場所などドコにも無い…

「それじゃあ どうして・・・」


・・・わからんか? 少なくとも言える事はだ・・・ワシはナ、ショーゴよオメエをはじめ、チームの若い連中に・・・

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          間違っても、人生の手本なんかにしちゃダメなんだ!!

【 感化された挙句に リンさんと同様の人生などは絶対に!…辿って欲しくないのだ 】ああ。。。


この世にたった一人しかいない 大切な自分を・・・リンさんの辿って来た人生、それに投影させてどうすんの??


なあショーゴよ、オメエがヒト 男女関係ない、それを好きになった時にとるべき最善の方法は、そのヒトのことをキチンと知ろうと目を凝らし、耳を澄ますことだ。
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そうするならオメエは、そのヒトが自分の思っていたよりも単純ではないことに気づくだろう ああ。

かのゲーテはこぉ云ってる《涙とともにパンを食べたことのあるものでしか人生の本当の味は分からない》ってナ、

だが、必要も無いのに 涙で濡れたよなパンなんか進んでクチにするって、それは単なる 酔狂でしかないのだ。

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         リンさんという 1つの「騙し絵」に幻惑されてはならない…

今 オメエら若い者は、「ないもの」について考えるときではない。「今あるもので何ができるか?」それを考えるトキなんであって、

リンさんってヒトの人生、その一端のみを切り取った 勝手な解釈で、大事な【事の本質】…それを見失ってはつまらんデ?

ショーゴ「でも・・・ボクらが居る この業界って…やっぱりどこか《不公平》ですヨ!役職の肩書こそ低くても、ボクも みんな多くも、リンさんには様々な事を教わり、同時に世話になった・・・。リク上司にだって、リンさんに世話を受けた経験ナイのえすか??」


リク「では逆に問う・・・。ハマの港の世界が不公平だと云うならば…果たして…《他の世の中は公平か??》ンな女々しきグチなどは言い出したら無限、キリ無いデ・・」

ショーゴ「・・・・・」
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       簡単には語り尽くせない この世の欺瞞・縮図なんだ

リク「ワシら現場叩き上げの人間が どんだけ汗を流そうが、現場に引きずり出して働かせたなら半日で音を上げるよな、暁星→東大ってサダヲみてぇな、家柄も佳き坊ちゃん層が、組織のテッペン押さえてフン反り返るのが世の中だ ああ」

ショーゴ「世の中って・・・やはり《神》などは居ないのですよネ・・・」


リク「甘いナ・・ケーキの喰い過ぎかヤ ショーゴ??ドタマの中まで お砂糖が回ったってか?神頼みに慣れたものは、また神に頼ってしまうものヤ。 神様というのは敬うものであって、願掛けをしたりものを頼んだりするものじゃない。願掛けは自分のココロにするものだ。ああ」
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          神仏への信仰は「敬虔」であらねば不純なのだ

・・・まあ聞けヤ ショーゴ。

ワシやけど、バクチ狂いだって理由でもって、徒にリンさんを否定しようなんて気などはナイ 本当ヤ。

ナマイキやけど、思ってる、ヒトの人生なんて、あくまでそのヒト独自の人生であって、客観的な価値観なんていうものはあり得ないんだ。


それに思う・・・平和になり過ぎたら文明も文化も成長や繁栄なんかアリやしない。《世界はひとつ》とか何とか甘いこと 今は考えるな!!
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そんなフザけた 実体の無いバカなこと考えちゃいけない。常に破壊と建設、建設と破壊というものは縄をなうようにしていって、

そこに人間の生活が生まれ繁栄していき、人生を形づくっていくんだ。なあ?ぶっちゃけ、ナンの不公平も差別も存在しない世界…それを世の中の過半数の人間が意識した瞬間こそが【 地獄の入り口やデ 】・・・
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次の瞬間から・・・その世界は 新たなエゴイムムか交錯、暴発を繰り返し…崩壊を迎え 我々全員が 無残に滅びるんだ 間違いない・・・。


それと・・・このワシかてナ、あのリンさんには【ある意味で世話になってる】ああ。チト意味深な言い方ヤけどナ。

まだ、キミらには話したことも無い 随分と昔のハナシなんやが 聞いてくれっか?
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すべては【出世のための打算】コネも持たず、単に 現社長の甥っ子ってダケで、それも贔屓させるどころか逆に 疎まれ警戒されるワシって生き物は・・・
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            例の「マオ老子」の一派な

灯台下暗し…スグ身近な《横浜中華街》、それを陰から支配する《中華街の古老連》それを味方につけて、中国大陸貿易のパイプ樹立を試み、

でもそれは反面で、古老連中の《使い走りのイヌ》…それに身を置くこととなった ああ。。。

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       なんか、テメエが最弱の生き物な気がしたヨ ああ

たしかに古老連は 大きな仕事の発注をくれたし、結果としてケッコーにワシも儲けて、それを足掛かりに 引退する 文鳥親方の後を引き継ぐ親方の座を掴みとれた それは否定しない。

代償として・・・クヤんでも意味ないがヨ、純真素朴なボクちんも(笑)古老連らの《言いつけ》を従順にこなす上で、随分と汚い、エゲつない事をしたのだヨ ああ。

時代劇よろしく、病気の人間から そのフトン剥ぐような真似すらした・・・。《鬼畜》だよナ・・・もぉコレで 間違ってもテメエなんぞが天国には行けないだろって覚悟もした。。。
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      「この世という名の地獄」徘徊する気分だったデ…


覚えとけショーゴよ・・・中国人ってのはナ、ありゃ けっして一筋縄の民族では無い・・アイツらのアタマの中には…《真の味方 同士などは存在しない》のだからヨ。
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同じ家族、女房や子供ですら油断しない、ナゼなら テメエの弱点、弱味を充分に理解しているのが《家族だから》・・・。

常に脳内に《敵》を意識し、隙あれば出し抜くことのみを考えてる。身近に敵が居ないのなら、味方の中に敵をこしらえてナ・・・

《言いつけ》により、このワシなりに 必死コイて走り回り、どうにか・・光明を見出したって そう思ったトキ・・・


ナンのこたぁあらへん・・・古老連と敵対している筈の 敵側組織がウラでは癒着・結託し・・・ジツは共同での利益を追求する方向、テーブルの下で握手交わしていたってのがヒョンなことで発覚してナ。。。

ワシが流した 大量の汗と血なんてのは、意味も無いポーズ100%の《ブラフに過ぎなかったんだ》って判って、立ち上がる気力さえ失せたのだ ああ・・・
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       見事裏切られたボクを周囲は蔑んだ目でザマミロと・・

でナ・・ワシやけど、けっして《ムシャクシャして》ってのとはチャウからナ?むしろ冷静に・・・古老の連中…【 アイツら全員焼きコロしたろ 】って思った 本当ヤ。。。
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       もはや勘弁ならヌ ワシはグレてまったけんナ・・・
       (ある年の忘年会の余興の衣装ッス)(^^;

実際 準備したデ(笑)火炎放射器??アホ云うな、もっともっとスケールはデカいって♪ あんナ…本牧の海岸地域に コスモの原油精製所がアルやん・

あっこに忍び込んで・・・【 4KLのガソリン・タンクローリー 】かっぱらってヨ♪ 狭いチャイナタウンの あの市場通りに突っ込んでバクハツさせて、ジジイども 北京ダックならぬ 人間BBQにしたろって真剣に計画した・・・。
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こんなチンケでしかない【影法師にだってヨ!】プライドと意地はアルのだ!ってとこ見せつけたろってナ。完全にイカレてたわナ(笑)


そうしたなら・・・あの…リンのおっさん 目敏く、それキャッチしやがって・・・ワシの知らん水面下でもって・・・リンさんなりに走り回り、古老連にも《リクの立場とメンツも立ててやってくれヤ》って折衝してやがったんだワ ああ。
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         ありゃりゃ…すんででトンビにアブラゲ攫われてまった…

その リンさんによる講和策のお蔭で・・・ワシは《稀代の殺人鬼》となる事も無く、こぉいてアホやってられんのだがヨ(笑)それ以後、古老らのワシへの扱いも いくらかはマシになった。


リンさんに感謝??・・・ああ、今となっては感謝の念だよナ。だが・・当時ワシは、リンさんによる平和交渉が発覚した際は・・・

ドタマに血が昇って、リンさんを倉庫の裏に呼び出し ボッコボコ!! 足腰立たンぐらいにドツいては はっ倒したった ああ・・・。
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そう・・理屈やあらへん完全にナ(嗤)ワシって生き物、ケダモノとしての《本能》それの 為せる業》ヤて。。。

『テメエっっ!!他人の《獲物を》ヨコの方からちょっかい出してんじゃネエぞこらっっ!!』って。ま・・・言い訳やナイけど、ここいらがワシら荒くれの常識通用せず空恐ろしい部分やわナ。


同時に 1つ学んだのは…意識する してないにかかわらず、ヒトってのは、誰だかに《支えられて生きてるんだな》って事。。。
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もっと正確に言えば、《こんな自分でも愛されている》という実感 それなんだナ ああ。。。

そして、最も大事なポイント・・・《Keep your friends close, but your enemies closer.》(友は近くに置いておけ、だが敵はもっと近く置いておけ)

コレって才能にも欠けてる、ンなつまらんテメエが明日以降に 1ミリでもデカく成長する為には…ココロ許せる仲間やダチだけではダメ、目前に立ち塞がる エナミーの存在こそが、自分にとっての《肥やし》なんだとナ・・・。



リンさんは、積極的に 前向きな人生の努力が出来ないヒトで、当人が 気ままに生きる、その代償として 数多くのラッキーの機会を自らの手で逸してきたヒトだ。

人間はみんなが、美しくて強い存在だとは限らないよ。生まれつき臆病なヒトかてもいる。

弱い性格の者も幾らも居るし、メソメソしたココロの持ち主もいる…
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けれどもネ、そんな弱い、臆病な男が・・・自分の弱さを背負いながら、

テメエよりも もっと哀れで弱い生き物に映る 若い オンナみてぇな後輩を救おうと・・・一生懸命 必死に走り回って 事を穏便に収めようとしてくれた それは・・

たとえこちとらがアルツハイマーになっても 決して!忘れてはならない【大恩】なのだ ああ。
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ショーゴよ オメエらってチョイとばっか、あのリンさんを《報われずに生涯の仕事を終わる 哀れなヒト》って、そう決めつけてはいないか??

野に咲く 同じような花でもナ・・雌雄が交わって身を結び、次代を育む花もあれば、自分が養分をシッカリと蓄えて根を伸ばし、自分の株からは花は咲けずに終わろうとも、
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その根から芽を伸ばして、また美しい花を咲かせる植物もあるものなんだヨ。


リンさんが辿った人生を、オレらが勝手に論評するのは失礼であり 間違いやデ?

よく《あのころこうしてたらよかったのに…》とか言うけど、ぶっちゃけ それはないんヤ ああ。

学生時代勉強にしても、勉強したいという意識はあっても、《勉強できなかったから勉強しなかった》それが全てであってナ?

それはすべて、自分の生きてきた来し方って必然の集積なんだ。不運でも罰を受けたのでもあらへん、ヘンにそこに 情けの棹を差すのは間違いやデ?


リンさんってヒトやが、《意味ある 堕落 それを徹底・貫徹したヒト》そう思うねん ああ。。。

ヒトは正しく堕ちる道を、《堕ちきることが必要》なのだ。

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堕ちる道を堕ちきることによって、本当の自分自身を発見し、救わなければならない。

思わんか?リンさんって人物の ホンの1面しか観ていないオレらがだ・・ヘタに リンさんへ手を差し出す事ってのは、かえって・・リンさんが 正しく堕落するのを阻害しかねない。。。


ショーゴ「・・・そうですネ。。でも…そうなるとやはり・・リンさんは このまま、還暦過ぎた1失業者へ・・・」


リク「なぁショーゴ?このワシって生き物、それのドタマは、立場が上の時に下げてこそ初めて効果がある。違うか?」

ショーゴ「って・・おっしゃいますと??」

リク「ナメんなヨ?オメエに云われンかて、とっくに、あのリンさんの再就職先、あちゃこちゃに打診してたんだワ ああ。キミは入室する直前にもFAXが届いてヨ《明日にでも来てくれ!》やて♪」

ショーゴ「本当ッスか!?」

リク「ほれ、もぉ 7件もの再就職候補が有るけん、スマンがショーゴ、キミからリンさんに渡して、正式な退職日までまだ時間が有るよって、ジックリ選ばせとけヤってナ。あえてワシの名は伏せとけ」

ショーゴ「ダメっすヨ こういう際こそ!恩を売って 名を挙げなくちゃあ・・」

リク「アホ、ダレが パラダイスみてぇな桃源郷の職場を斡旋するかってヨ(笑)ンなもん有るならばワシが行く(笑)《あのヤル気の無いジジイせいぜいコキ使って 過労死させたれヤ♪》集め回った再就職先ヤ、逆恨みされちゃタマラン。同じよな仕事 職場環境でも、ハマ港では無いし、東京・神奈川の港の仕事先もあっけど、殆どが県外やしナ」



・・・でも、ワシらが ンなにもシンパイする必要も無いだろうって思ってル ああ・・・

ワシもまだまだ半人前やが、でもこうして生きてきてみるとナ、茫洋としてながらも・・なんか判るねん ああ。。。

なあショーゴ?《人生》ってサ・・めったにはない、何十年に一回くらいかナ?それが無いかもしれないが・・

「ああ 生きていてよかった」と思う夜がある。定型化はしてへん、様々なパターンでもってナ。

弱い人間であろうとも、一度でもそういうことがあれば、《その思いだけがあれば》・・・
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あとはゴミクズ、カスみてぇな日々であっても ヒトは生きていけるってナ。。。


正直、ウチとこから 2番手 3番手の会社に下っての再就職はキツいって思う。でもナ・・・ある意味ワシも勝手な妄想かも知れんが、きっと リンさんなら出来よるって そう思うのヤ。

あのヒトには 向上心は無い。。。が…なんとも表現できない 包容リョクと、後輩の人間をほんわりと包み込む ンな魅力があるじゃんか。


リンさんを その なぁなぁの仲間意識で《甘やかし》…結果クサらせてまったのは、ジツのところ、このハマ港の 良くない特性なんだって ワシは分析するねん ああ。

思い切って・・・地に足をつける地点を 変えてみるってのもエエって思わへん?《人生100年時代》って云うやん?仕切り直しは 遅過ぎだとは思いたくないのサ ああ。


でも、そのリンさん《独特の生き方 人生観を》ウチとこのチームの若い者が まんまフォロワーとなって《新たなリンさん》それを産み出すのは、管理者としてワシは出来ない わかるナ??


ショーゴ「でも・・・」

リク「 I'm going to make him an offer he can't refuse.(文句は言わさん) 」

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ショーゴ「(ニヤリ)ゴッドファーザー・・ドン・コルネオーレのセリフですか・・」

リク「ああ、荒くれ業界の その親方ってのは、ンな風に不条理で一刻者なのヤ。それがイヤだってなら、サッサと こんなワシ出し抜いて 追い出せヤ(笑)」


 ・・・なあショーゴ?

「未来」というのは、いくつもの名前をもっている。

弱き者には「不可能」という名。

卑怯者には「わからない」という名。

果たして?リンさんがそうだとは断定できないのが残念だが、勇者と賢人・・・とっとと見捨てて、高みの見物してりゃあイイのに、

ナンの得にもならへんのに、若い者を救おうって 意外なところでその勇気を発揮できる そんなヒトのとっての「未来」って言葉は・・・

きっとやそれは「理想」に 脳内変換されるモンなのさ ははは♪

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          いざ行かん…目指す次の港こそがアルカディア(理想郷)だ!

 今後の リンさんの生き様・・・世界を変えてみたくはないか?? ワシはひとつ この《賭け》ノってみるとするヨ ああ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー《 完 》---------

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          ショーゴよ、21世紀の荒くれに 必要なのは・・・
        「哲学」と「侠気」そして…変らぬ「狂気」(笑)なんだわサ♪



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内容が濃くて

 荒くれ版『師匠とその弟子』ってタッチによる
すごく哲学でもあり、浜風ミステリーとしては おとなしめ(?)の内容でしたが、
その根底に脈々と息づく 男気あふれる世界観に 小生いたく間隙を覚えました♪

そう…だれからも愛される好人物とても、置いておくには問題が多い人物は居るもので、
組織論と 過去に受けた恩、そのはざまで リクさんもおおいに悩まれたって思われますね。。。

良い意味で リクさんは「おとなになられた♪」後をやがて託されるでしょうショーゴさんにとって
最高レベルの「師匠」であると思いますね。

陰で奔走しておいて

終わった後には なにも自慢もせず、自分は関係ないよって顔をしているリク様
昔 バンドの頃と なんら変わらないアナタなんですよネv-10

多くの人の事を 真剣に考え陰に回って奔走する・・・
だからこその 今の人徳であり、それがリク様独自の「武器」でもあるのですv-91

No title

 はるか年上の、出世にも恵まれてなかった人を 整理するより他ない
リクさんとしての苦悩を思うと さぞかし大変だっただろうと。

ぼくらの業界でも、人柄は抜群に良いのですが、運転が雑だったり 到着時間守れなかったりって、
そういった先輩ドライバーは少なからずいましてね。
そばにいてくれて 気持ちが良いっていうだけで、人間は全部を評価できるものでは無いですよね。

キンさんの過去噺に

 団鬼六さんのエッセイ集の中に、
「まさに まんま」の内容のがありましたよ。
人は 最低の最低な状況、それに遭遇した時に、
「次は浮かび上がるだけだ!」って 立ち上がる勇気が湧いてくるようです。
でも、いちばん賢明なのは、その最低の状況に足を踏み入れるのを避ける事。。。
愛されていても 手本とはなり得ない人、なんか 身につまされる
でも、清々しく 善い内容でしたよ ええ♪

定年

定年って、なんで誕生日までなんでしょうね?
最近では学校や役所は、年度替わりの3月末ってのが多いみたいです。
途中で来なくなると困りますもんね。

有能な人ほど、スパッと辞めて再雇用はしないですね。
色々とやりたい事が多いみたいです。

日本人が来ないので、ベトナム人を採ってるんだけど、日本語が通じないので、現場は阿鼻叫喚の嵐です。

辞めるときは、あのガスタンクを爆発させて全壊にするのが、今の会社に行く動機かもしれない。
家から近いってだけで選んだけど、もうどうでもイイ感じ。

鬼上司のひとこと

>では逆に問う・・・。ハマの港の世界が不公平だと云うならば…果たして…《他の世の中は公平か??》ンな女々しきグチなどは言い出したら無限、キリ無いデ

思わず ドキリ!ってさせられました言葉。。。
それも 責任の放棄からは無縁で真逆な、リクさんの言葉だからこそ 余計に重く響くのです。。。

世の中がすべて公正・公平であるなら どれだけ良いか それについては異論はありえないのですが・・・
いろんな理由によって『公平とは呼べない』それの状況に陥ってるのが 人間の社会ですものね。
それを肯定こそしないけど、後輩のショーゴさんに『青臭い理想論で今瞬間の現実を否定するな!』という趣旨を リクさんは言いたかったのですね。。。

花より実を取る。
リクさんおっしゃる所の薄情けでしょうか。
恩に報いる為、花道を用意するのでは無く、ふさわしい次の舞台を用意する。
決して甘々な設定では有りませんが。

麻雀放浪記
哲、ドサ健、出目徳、女衒の逹
四人のデスマッチ。
ここまでは、確かに面白い。
原作のシリーズを全て読みましたが、読み進むうちに気持ちは、暗澹となっていくのです。

次の舞台が複数用意されている。
選択権は己に有り。

リンさんの人生、まだまだこれから。

Re: 長生きの秘訣さんへ

 長生きの秘訣さん いつもありがとうございます♪

>  荒くれ版『師匠とその弟子』って

・・・ホントは「荒くれ こんにゃく問答」のほうが近いかも(^^;

> そう…だれからも愛される好人物とても、置いておくには問題が多い人物は居るもので、
> 組織論と 過去に受けた恩、そのはざまで リクさんもおおいに悩まれたって思われますね。。。

はるか年上の先輩格のヒトが 今や部下の立場となって・・・
そのヒトが定年を迎えるって際は、やっぱ気分としてはフクザツになりましてネ ええ。
けれど 特別扱いは出来ない・・後に続く「規律が」ワヤになっちゃいますから はい。

> 良い意味で リクさんは「おとなになられた♪」後をやがて託されるでしょうショーゴさんにとって
> 最高レベルの「師匠」であると思いますね。

『ワシの轍は踏むナ!同じシッパイ繰り返すのはアホやデ』とは よくよくイっとります はいーー

Re: JJさまへ

> 終わった後には なにも自慢もせず、自分は関係ないよって顔をしている

ってかヨ・・・『ワシがヤってやったねんデ♪』ってナ 自慢程ワシに似合わないモノあらへんやロ・
「恩は石に刻め 施しは水に流せ」それやて ああ。

> 昔 バンドの頃と なんら変わらないアナタなんですよネ

でもサ・・考えれば、ワシ以外でも JJさん含めて ウチとこのバンドは「いいひと」多かったから。
それを調子コイての ヴォーカルの「暴走」・・・本来してはならない領域にまで足を踏み込ませた要因はワシらにもあるのかも。。。

> 多くの人の事を 真剣に考え陰に回って奔走する・・・
> だからこその 

いや たいした事あらへんってホント。
無限のやさしさは わたいにゃああらへんから うん。ただ、知ってるカオのヒトらは 皆笑顔でいて欲しいよナ♪

Re: タキさんへ

 タキさん いつもありがとうございます♪

>  はるか年上の、出世にも恵まれてなかった人を 整理するより他ない
> リクさんとしての苦悩を思うと さぞかし大変だっただろうと。

まぁ それが管理職なった人間のノルマですからネ ボヤいてばかりは居られないと。。。
永遠に続く毎日ってのは本当は存在せず、日々 物事は1つの終焉と 新たな勃興を繰り返すのですよん ええ。

> ぼくらの業界でも、人柄は抜群に良いのですが、運転が雑だったり 到着時間守れなかったりって、
> そういった先輩ドライバーは少なからずいましてね。

憶えておきましょうネ? ヒトには必ず どこかしらの「長所」は在ります はい。
同時に 短所もアルんだ うん、ドッチかの片方ダケで そのヒトとかを判断してはいけない。
冷静に 両てんびんで 人物の評価を為さなくては 物事の方向が見えなくなってしまいますからネ。

Re: サンシャインさんへ

 サンシャインさん いつもありがとうございます♪

> 人は 最低の最低な状況、それに遭遇した時に、
> 「次は浮かび上がるだけだ!」って 立ち上がる勇気が湧いてくるようです。

でも、それには 手痛いシッパイとか 経験とかを当然 伴なうでショ?それが せつないですよネ。。。
考えれば「古典落語」・・・どんな世界文学よりも 殊 卑近なレベルの言葉で 人間の業をば描いている それに驚かされます ええ。

> 愛されていても 手本とはなり得ない人、なんか 身につまされる

「愛嬌」は 最後のところで そのヒトを救う大切な部分だと思います ええ。
でも、それに甘えてはいけない・・・1つの長所で 全部が思うままになろって考えは よくないのです うむうむ。。。

Re: 菊川鈴音さまへ

 菊川鈴音さん いつもありがとうございます♪

> 定年って、なんで誕生日までなんでしょうね?
> 最近では学校や役所は、年度替わりの3月末ってのが多いみたいです。
> 途中で来なくなると困りますもんね。

最近だと だいぶん曖昧になってますよネ。
当人が希望すれば 次の都市の会計年度末まで延長も可能てケース多いようですから ええ。

> 有能な人ほど、スパッと辞めて再雇用はしないですね。
> 色々とやりたい事が多いみたいです。

でも…当初に描いた セカンドライフの理想が、『早期で燃え尽きちゃう』ってのも多いと聞きますよネ・
いかにmpラクではないのは判りますが 菊川さんのように、もひとつの「家業」がアルのが 良いのかも。

> 日本人が来ないので、ベトナム人を採ってるんだけど、日本語が通じないので、現場は阿鼻叫喚の嵐です。

う~ん「それ」イっちゃあ…わてらとこの現場なんざ ぶっちゃけ 目も当てられませんから(笑)(^^;
わたいなんざ NOVAにも通わず アラビア語 ウクライナ語 エストニア語 スロバキヤ語って、軒並み「自然に憶えちゃった」
唯一メチャクチャなのが「日本語」だと(--;

> 辞めるときは、あのガスタンクを爆発させて全壊にするのが、今の会社に行く動機かもしれない。

わたいもそうですが、「このようなこと」云ってる人間ほど、なっかなか!辞められないモンですわ会社って。。。

Re: ちゃー子さんへ

 ちゃー子さん いつもありがとうございます♪

> >では逆に問う・・・。ハマの港の世界が不公平だと云うならば…果たして…《他の世の中は公平か??》ンな女々しきグチなどは言い出したら無限、キリ無いデ
> 思わず ドキリ!ってさせられました言葉。。。

ぶっちゃけ その「不公平」の上に築かれているのが 社会の構造であり、その頂点に エリートって生き物が君臨しています ええ。
で・・その「核さ」それが あまりにも堆積すると、声と行動を挙げた 多くの弱者層らが「革命を起こし」・・・
またまた それにより、理想の仕組みでは無くて、「新たなル収奪 支配の構造が懲りずに生まれる」歴史が証明してますね ええ。

> いろんな理由によって『公平とは呼べない』それの状況に陥ってるのが 人間の社会ですものね。

「メイドさあ」ってアルでショ? ぶっちゃけアレこそは、富裕な家に生まれた、その家のお嬢様が 家が破産しての「成れの果ての姿」なんです ええ。
ボクちんは、メイド喫茶を嫌うのは そういった理由。大正期までホントに有ったんだ この日本にもネ。

Re: アツシさんへ

 アツシさん いつもありがとうございます♪

> 花より実を取る。 リクさんおっしゃる所の薄情けでしょうか。

元より「無力な自分」ですからネ。どんなにスキな先輩でも そのヒトの人生を背負うまでは出来ません ええ。。。
出来得るギリッギリの部分で 今までの借りは返せましたかネ??

> 恩に報いる為、次の舞台を用意する。決して甘々な設定では有りませんが。

彼には かえって、ハマ港のようなマクロなところよりも、「逃げ場のない」テメエでヤルっきゃない 小規模の港こそが 再生のカギだと思いまして ええ。

> 麻雀放浪記 哲、ドサ健、出目徳、女衒の逹  四人のデスマッチ。
> ここまでは、確かに面白い。

アサダ哲也センセは、『あえて そこで筆を折る』ってことが出来なかったようにも思えますよネ?
あの物語の根底に流れる「悲壮な美」の世界というのは、延々とシリーズを重ねるべきでは無かったかも。。。
「ゴルゴ13」が続く理由ってのも、細菌のゴルゴなんてのは、ハイライトの狙撃シーンの 何コマしかのみしか登場しないって@@;(笑)
長く続けるには、そういった水か空気のような存在に 主人公が昇華するのが 長生きの秘訣かも(^^;

泪なしには・・

Wharfedale Diamond 10.1をPCとUSB DACで繋いだ深セン生まれの中華アンプでドラブして・・・
ええ、
読むほどに切なさばかりが次々と心に突き刺さるのを、何とか歯を食いしばって絶えながら
好きな Serge Reggiani のYoutubeを聴きながら書いています・・

気まぐれな今頃の気候のように定まらないのが人のココロ
人の優劣をきめているのは一体何なんだろう?

与えられた肉体や頭脳、さらに好機を活用することが出来ない弱さ故に、
「一廉」はおろか「凡庸」すらたどり着けなかった人々は測り知れない

プログラムされたロボットのように、忠実にインプットされた命令を実行出来ないのが人の弱さなのか?
人の脳には「良し」とすることだけを実行出来ない、何か特別な制御構造が組み込まれているのかも知れないね

人生の結果として権力・名誉・財を手に入れば、それが人生における幸せなゴールであるというのは、古今東西変わることのない「真理?」でもあるかのようだ
全てのベビーブーマーは既に人生の最後のステージに来てしまっている
せめて最後の人生くらいは充実させたいと想うものだが、どっこい人生は甘くはない!
キリギリスの喩えを出すまでもなく、しでかしてことの結果を味わわねばならないのだ
多くの人にとって、リンさんの中には自らと共通する所も多くある・・
中には絶望の淵に立っている人もいるだろう・・

気位の高かった太宰、大きなカラダに蟻の心の田中英光はこの世で落ちてしまうことを拒んであの世に行っちまった
安吾ほどの開き直りと図々しさがあれば死ぬことはなかっただろうに
安吾が地獄を見たとは思わない
彼は観念の人だからね

いつものように午後から西風が我がモノ顔で暴れている
ソロソロ港ヨコハマは黄昏て来ているのだろうか?
それとも背負いきれないほどの人の今日も哀しみで泪しているんだろうか

PS
甲斐で壊れたココロはナカナカ治りそうもない

Re: pierrot le fou さまへ

Pierrot le fouさん お辛いですか?? 行間に 深い悲しみを感じ得たりもします。

> 読むほどに切なさばかりが次々と心に突き刺さるのを、何とか歯を食いしばって絶えながら
> 好きな Serge Reggiani のYoutubeを聴きながら書いています・・

今回の主人公 リンさんと、ピエロさんは 同年代とも思われるのですが。
団塊中期から後期のヒトは 戦後における「戦士」あったと思えてなりません ええ。。。
ボクとかからするならば、『目の上のタンコブなんだけど でも、イザって際に 頼れるのはこのヒトらだ』って、なんとも調子がいい。

だけども・・この年代層のヒトらを 単に 実年齢ってダケでもって お引き取り願う・・・ってナ 社会はおこか7間違っているでしょうって思えて。
おそらくは・・・欠けていく団塊のヒトらの欠損が、今後の日本のあらゆる産業の現場の そのスケールとダイナミックさをオンオン、失い 瓦解を迎えるのかもと。

> 与えられた肉体や頭脳、さらに好機を活用することが出来ない弱さ故に、
> 「一廉」はおろか「凡庸」すらたどり着けなかった人々は測り知れない

うーん それはチョイと違うって思うなぁ。。。
「凡庸」という 波風の立たない 退屈だけども ひとつの線をジっと辿り得るって人生は コレって一種の「悟り」の1つなのだと。
誰しもが 内心では「そうありたい」とは思うには思うけども、でも「その安穏」それこそが、快楽の罠とでいうか?
そのヌクヌクとした母体の中のような状況に、『こんなのはイヤだ!!』って、
敷かれた線路を行けばよいのに、あえて・・清潔だけども、ダレひとり 仲間も知り合いも居ない 荒野を目指すのが 本来の「漢」で。

> プログラムされたロボットのように、忠実にインプットされた命令を実行出来ないのが人の弱さなのか?
> 人の脳には「良し」とすることだけを実行出来ない、何か特別な制御構造が組み込まれているのかも知れないね

物事を 斜めに観てしまう癖がつくと、ボクなんぞでも、(たかが)機械が設定する 満点の回答方法なんぞは『意地でもするかいっ!!』って、ケツまくります ええ。
カラオケマシンで100点満点出したってサ・・・それって本当の ヒトのココロ震わすチカラ持った 歌声か?? 違うだろが。。。
思います『あえて はみ出す勇気は必要だ』と。

> 人生の結果として権力・名誉・財を手に入れば、それが人生における幸せなゴールであるというのは、古今東西変わることのない「真理?」でもあるかのようだ
> 全てのベビーブーマーは既に人生の最後のステージに来てしまっている
> せめて最後の人生くらいは充実させたいと想うものだが、どっこい人生は甘くはない!
> キリギリスの喩えを出すまでもなく、しでかしてことの結果を味わわねばならないのだ

ねえピエロさん ナマイキ云うけどサ、『バクチは最後、《下駄を履くまで》勝ったとも負けたとも思わない事だ』
イッパツ逆転を狙うのではない・・・勝ったツモリのヤツ それの寝首かいてやるんですヨ♪
それぐらいの「毒気」がなくちゃあ オトコ稼業が泣きますゼ♪

> 甲斐で壊れたココロはナカナカ治りそうもない

アナタは「戦士」だと思う。戦士にも休息は必要とも思う。
でもボクはまだまだ、羽伸ばして 思いっきり!眠り尽くすのは、棺に入ってからにしようって そう思ってます はい。
プロフィール

港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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