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狼は懐かない

 いいか? テメエの母親 あるいは姉貴がヨ・・・

たとえ 母親がどんだけか不細工でも、あるいは姉貴がロクデモない尻軽だとしてもだ・・・

暴力で以て 無残に犯され 道端に放り出され 唾吐かれて罵倒されたってならば、オマエは【 それ赦すか?? 】
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チト大袈裟な例えかも知れん、けどナ ヒトにはそれぞれ 大切にしている《こだわり》それが存在する。


云っとくゾ オマエはワシの《狼の鬣(たてがみ)に触れた》

オメエにとっちゃ ワシ個人の つまらんこだわりに過ぎないって思うだろう。それは自由だ ああ。

しかし・・・ワシはその こだわりを捨て オメエに迎合する気持ちは1ミリもあらへん それもワシとしての自由だって事忘れなヤ?


 モノといての価値 値段を指すのではない・・・オメエはワシがゼッタイに赦せない領域のタブーに触れたのだ  なあ?覚悟しろヤ?怒りが失せるまで ワシの悪魔ぶりは解けへんよってナ。。。

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『やっぱ・・・数が合わへんか・・・』 半月に1度の 棚卸しの打ち合わせで。。。

ショーゴが暗いトーンの口調で「ええ・・・まぁさしたる大被害って訳でもありませんがね。モノそのものからして 冷凍蟹ですからネ、《冷凍焼け起こした製品故に現場判断で廃棄処分》ってことで 帳簿的には問題も無いのですが・・・」

「ですが・・・ ってぇと ナンやの??」

「そろそろ…正式に問題化、表面で正式処理するべきではないでしょうか?率直な感想…最近 とみに《図に乗っている》気配がして・・・」

「やっぱショーゴ、チミとしては、一連の《ツマみ喰い》の下手人は・・・《警備員の連中》だって・・・そない思うか??」

「状況的に考えても…《かれら》以外に 冷蔵・冷凍倉庫内から 物資を抜き取るって作業、それ可能なのは・・・」

「う~~ん。。。」

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 『冷蔵庫の アタシのプリン食べたの誰れヨっ!? きいぃぃぃっっ!!』

有る筈のモノが消え失せるってのは、事の大小有れども、事の基本は《それと》マッタク変わりないモンだろうって思ってます はい。

それが無いって以上、超常現象でもない限り、誰かがパックン♪しちまったってゆ~~・・・


管理職の辛い点のひとつ、消えた商品が発覚するたび、徹底した大捜査網を敷くってのも それはいかにも《ちっちぇぇ~》

でもでス、『いいヨ 何百トンも有るやん、チビっとぐらい消え失せたからって大慌てすなヤ♪』って、多寡くくってル訳にもいかない・・・。

わたいリクめはケチでス が・・・ナニもモノが惜しくて述べるのではござんせん はい。

危惧するのは、『現場意識の低下』それなのです。貿易会社には《社格》ってのが有って、超希少ななんだかの製品を 特定の企業とかに 高値で卸す、それがサイコーですが、

そんなのは大抵が 日本郵船 商船三井 日通の海外便に占められています。ウチとこ社のような 忠犬に毛が生えた企業が 生き延びていくには・・・
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マジでもっての薄利多売… 1ケにつき《何円》ってナ利潤で とにかくバタバタ!動き回る それにこそ生命線が存在するのでして ええ。


昨年末より チョコチョコと 不連続的に 倉庫内の物資が《ヘンに消え失せて》・・・コレが 盗品横流しってならば、ゼッタイに犯人挙げて 警察に突き出す前にギタギタにしてヤリまっけど いひいひ♪


どうもンな雰囲気ではない・・・あきらかに、盗んだ人間が、テメエら仲間内で消費しているダケだろうって、そんな少量。。。
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今回は ベーリング海沖で獲れた 毛ガニの冷凍品だったッス。5キロ程度の段ボール入り、これまででの量にして4,5杯って。

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わたいは けっして、「事なかれ主義部長」ではございません。

ショーゴが述べるには『チョコチョコと《消える》倉庫内の物資、それをヤったのは ウチの社が委嘱している《さざなみ警備》その警備員連中に違いない』と。

『どないなっとルねんっ!こらあ!!』って、さざなみ警備の本社に抗議の電話かけるならば、スグに解決の方向になるのは「判ってる」。。。


 ・・・しっかし、事をジックリと 振り返り 状況を把握するたんびに 思わず【 考え込んでしまった・・・ 】それも事実。。。
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横領でも自社の財産を横領した場合は公安委員会(実態は警察)は動きませんが、警備業務上の財産(輸送中の金品)の横領で事件化されれば公安委員会は動きます。

社内の事件ならマスコミに公表されることも少ないですし、運悪く公表されても、あとは営業力でカバー出来る場合も結構あります。

しかしこれが、【 警備業務上だ 】とニュースになれば、営業停止処分程度でも、その間 実行した社員は当然、管理する会社の方も収入が無くなります。

他社へ業務を振り替えての出費もありますから体力の無い警備会社なら倒産の可能性もあります。その上、信用問題も付き纏いますから体力の無い警備会社なら倒産止む無しかも知れません


で・・・もっともっと、『コレは不憫じゃんか・・・』って、そう思ってしまう、わたいの 弱さかもしれませんが、ぶっちゃけ…「警備員 かれらの《待遇》」・・・

 正社員の警備員:340万円 契約社員の警備員:320万円 派遣会社の警備員:300万円 アルバイトの警備員:240万円

 【階級別年収】
 一般警備の年収:230万円~
 副隊長警備の年収:250万円~
 隊長警備の年収:300万円~
 管理職:年収340万~
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アルバイトの警備員は時給で警備会社の規模や勤務する地域にもよりますが、平均的な時給は900円から1200円程度が相場のようです。

正直・・・『この給与額で よくもまぁ…日々の あのキツい業務を続ける気になる』それで・・・

アルバイト警備員の場合だと 仮に時給1000円で、1日に8時間の勤務だと25日間で働いたとして 月収20万円だって現実。。。

勤務時間も問題の大きな要素でス。大手であろうと 実質「36時間連続勤務」など【 当たり前 】・・・

人手が払底した時期などは 72時間の勤務って、チト信じがたい勤務シフトで 警備の現場は 疲労と眠気で戦っているって事実。。。


なるほどって思う・・・リアル貞子や ホセ♀んんかが入社試験受けに来た年、

カノジョらがクチにしたセリフってのが『キツい仕事だろうっていうのは覚悟してます。でも、頂ける給与額が 相場より確実に上ですから』って。。。
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      マテリアルガールは理想と夢では動かない

 【 夢とロマンじゃ ヒトはついて来ない。確実な《リセール》が保証されない限りは 】

よくヤってられるって マジに思えます。仕事量と それへの対価が、あまりに見合ってナイ現状の 警備という仕事を。


余談ですが・・警備員とひとくちにイっても、全員が同じスタンスではなく、複数の種別がございます。


【1号警備】と呼ばれているものが、ショッピングモールなどで警備を担当している人のことです。

    商業施設に限らず、それこそ銀行や駅、企業などを警備する任に当たります。

【2号警備】と呼ばれているのが交通誘導、雑踏警備をする警備員です。

    交通誘導はイメージがつきやすいかと思いますが、雑踏警備のほうを説明すると、これはイベント等で一時的にある場所が混雑する場合に、その場に秩序を与えることが目的の警備です。

【3号警備】では現金輸送などで見かける機会が多い、輸送警備です。

    時には放射性物質や毒などといった危険物質を輸送することもあるので、大変リスクの高い警備です。

最後の【4号警備】では、身辺警備を担当していくこととなります。

   一般的にイメージされるのが、芸能人などのSPに類似した業務です。 そこそこ以上の《腕に覚え有》が当然要求されますね。

お読みの みなちゃまはご存じなくて当然なのですが、この 日本国内にはジツに、

「警備会社」って名がつく法人 それの数たるや 【 9548社(H29年度統計) 】存在します はい。


新聞における「報道マジック」やったら《元自衛隊員》《元教諭》による 刑事犯罪が勃発しているかのようにも観えますが、


ぶっちゃけ・・『違うゾ それは』・・・犯罪の「発生」については、あくまでも その基準となるのは【 人口比率 】で。

自衛隊員やガッコのセンセがあぶない職種なんてのは 意図的なオメージでしかありません、

人口比で発生した 犯行者が 偶然【その職業経験者だったに過ぎない】。。。

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言い出し難いですが、「警備会社」にも 窃盗をはじめとした 刑事犯罪はゴロゴロ【 起きてて 】・・・


警備業法違反等により、公安委員会が行った行政処分(認定の取消し、指示、営業の停止命令、営業の廃止命令)の警備業者を公表しています。

なお、指示については、過去3年以内に指示を受け、又は過去5年以内に指示を除く法の規定に基づく処分を受けたものに限ります。

公表の期間は、当該処分が行われた日から3年間です。公表に係る行政処分を受けた警備業者は以下のとおりです。

株式会社KBふたば
認定:東京都公安委員会 第30003155号 指示 平成30年1月15日

株式会社DENCO
認定:埼玉県公安委員会第43000173号 指示 平成28年11月9日

株式会社MSK
認定:東京都公安委員会 第44000190号 指示 平成28年8月1日

セキュリティーセキュリティー株式会社
認定:東京都公安委員会第30003906号 営業の停止命令 平成27年10月2日

っと 上記の会社が直近の行政的処罰を受けています はい。

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 『 …問題が発覚したなら・・・潰れよるわナ あの警備会社もヨ・・・ 】

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ウチの社で 警備の作業を委託しているのは さざなみ警備保障って会社で。小笠原と勝倉ってのが来ています。

勝倉は ぶっちゃけ、絵に描いたような雑魚キャラ、今回問題の『商品消失』に関しても、主犯は 小笠原であろうと。

多くの商品が 溢れているのですが、スーパーや商店の 小売業とは違い われらの業務範囲には 一般客らによる 万引き行為はあり得ずに、
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すべては『内部犯行』それなのです はい。ダメダメ親方のリクめでありますが、どんだけかの新人であろうとも、決して!取り扱う商品に手をかけるなどはしない その「教育」は自己流ですが しており。


消去法になると どうしても、かれら 警備の者が それの容疑者として浮かびます。 どうしたもんかなあ?? 冷凍蟹が 何箱か消えたからって、それで大騒ぎするのも それはあまりにセコ過ぎてはおらんか??

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 懐中電灯を持ち リアル貞子と ホセ♀をば付き添わせて、わたいは 冷凍・冷蔵倉庫 でっけぇ冷蔵庫だと思えば正解です それの パーシャルZONEへと 所用で入りました はい。


暗闇を照らしながら 奥へと進みますと、更に奥に・・・小笠原と勝倉の姿を確認して。185cm 90kgってスペックの逞しいのが小笠原で。
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なんか 勝手に、梱包貨物のTAPEを破っている気配・・・『おい ナニしとんのヤ キミら??』


そうしますと・・・いささかの慙愧の念も感じられない 小笠原のノンキな声、
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『ああ リク部長ですか。いえ、《バナナがネ》あともぉ 2日で廃棄処分ですよネこれ?お手間を省いて差し上げましょうかって』


「・・・その…【 バナナに 勝手に手ぇつけよったンか オメエらはヨ・・・」


『はぁ??って!どぉ観たってコレ・・売れ残りで廃棄処分になる 単なる《バナナでしょが??》オレら 良かれと思って・・・』っと小笠原

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          外注警備会社が余計なことすんな。。。

「・・・廃棄するかどうかは・・・それはあくまでワシらが決めるべき作業 部長の仕事ヤ。テメエら 警備員風情が 出しゃばってくるべき項目ではネエんだ ああ?」


『やっっ!!さすがにそれは!!クライアントとはいえ、トイメンで吐かれて コッチとしても笑って済まない発言ですが・・・撤回してください スグにっ!』


「リーマンにも 職人にもなれへんヤツでも 出来よるのが警備員だって聞いてるが(嗤)ンな三下奴が ワシ、部長差し置いて、商品の上蓋 抵抗も無く 開くってンかい」

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小笠原『おいっっ!! てめザケ」てんなよ!!オラぁな!チンケな 道路工事での旗振りとは違うんだ!本来ならば《4号警備》VIPrの身辺警護を主に担当してる 本当だゼ。』

リク「けど 今は こんな《1号警備』やろが♪ おおかた下手コイて飛ばされたか?(嗤)」

小笠原「聞き捨てなんねえな・・・やんのか?え?やんのかヨ??イっとくが、オレは元 警察機構の《警備部》、その気になれば五輪強化選手も夢ではなかった。ニューハーフはダイスキだ♪ ぶっ倒して ケツの穴 侵してやってもイイんだゼ え?リクさんヨぉ・・・」
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リク「《SP》って、でもそれ県警単位でのハナシやろ?彼らは正確には《警護員》《身辺警戒員》などと呼ばれ 警視庁警備部警護課の課員(SP)とは区別される。不当表示はやっぱアカンえ、真実名乗れなヤ」

「・・・ っっ!! …詳しいんだな・・・」

「ああ 過去にナ。北海道警の…一応、不憫やからSPとしとこう、ムカつくヤツやったけん、そいつの指2本ヘシ追って、VIP警護ボディガードの職 棒にフったった。公安外事4課の有望新人ってのも、懐中電灯爆弾で半コロししたったワ♪それから 元自衛隊特殊部隊・レインジャーの副隊長だったって《オカマとも》(笑)死を覚悟して どうにか引き分けた」


「自慢コイてんじゃあねえよ ああ??」

「いいやそうではない。 …キチンと予め言っとかんとアンフェアだと思ってナ。ぶっちゃけ…オレはナ、通称《SP殺し》・・・一種の《バケモノ》なんだお・・オメエが只今現在進行形で ヤリ合おうって この相手はナ・・・」


小笠原『けっっ!!サバ言いたいだけ言ってろ!で どうすんだ? 開始の合図は??」


リク「意外に細かいナ、心配不要ヤ・・【 もぉ始まってンよ!! 】」

物真似だ、でも 忘れんなヨ?ココは ハマの港だ ああ・・・

コアラ親方や ハマのシンタロって《ハマ港の猛者》あのヒトらから ナンも学ばずノホホンと20年って、ンなアホアホでもあらへんからヨ ワシは。
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そら コアラ親方直伝の必殺兵器 【 コークスクリューブロー 】だ ああ。空手出身の者として 中指にチカラ集中、《中高一本拳》ってののアレンジ利かせてる。


《コレはヤバいやろ・・》って角度と速度で 前のめりに床に倒れた 小笠原、慌てて 勝倉が小笠原に駆け寄り抱き起そうとします。

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       ザコは消えナ でないとテメエも・・・

わたいは…『 おい…ナニ余裕コイてんねん あ?次はテメエ倒すド・・・ファイティングポーズとるか でなきゃラナウェイすっか とっとと選べヤ こら・・・』

慌てて ダッシュで逃げ出します勝倉 小笠原を残し・・・


「おいホセっと バケツに水入れたの持ってこい コイツにぶっかけたるねん」 「ダメですよ・・・2秒で凍り付いてあの世行っちゃいますってば。ココは倉庫内です」
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なんとか自力で 復活・蘇生した 小笠原は フラつく足取りで どうにかファイティングポーズをとった 『まだだ…勝負はこれからだ 港のリク』気に入ったゼ♪

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 これ以上・・・近寄りも 反対に 遠ざかるのも不可能な《間合い》に入った。。。 さあ来いヨ、ハッキリいって経験量が違うデ、焦れてこの《間合いの結界を》踏み破ってくるのは 小笠原、テメエなんだからヨ♪


じりっ じりっ・・・リアルなSTOPウォッチにして ホンの5,6秒だろうと思う。が…リアルな戦闘をしている双方には その5,6秒が 永遠の時間のように感じ、0・1秒って まさに《刹那に》…相手への恐怖が増幅されてくるんだ ああ。


な??怖いだろ♪ こんなウェイトも乏しい 蚊トンボみてえなオカマ男でもヨ(笑)ワリぃナ ついつい、コレは癖なんだ ああ。

《仕留めてもイイんだよ》って、確定した相手の前に出るとヨ、テメエでも意識しないうちに、この ニヤニヤ嗤いが出ちまうんだ ああ。

来ねえのか? いつまでも待っててやるツモリだがヨ、僅かだとは言え ご見物の衆にワルいから それじゃあコッチから仕掛けるデ?

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      どや?いけすかんオカマにタマ握られる気分は?(嗤)

 野球の凡打で 一塁に滑り込みをかけるかのように、仰向けの姿勢で 小笠原の左右に開いた 両足スタンスの間へと 滑り込む。

ビックリすんなって、《踏みつけてくれ》ってほどマゾではナイけん(嗤)なあ小笠原よ、テメエっちを見上げるワシの姿勢・・・

さあて 考えてみようか?? 今この姿勢でヨ、イチバン近い、【 人体中の《急所》とはドコだ?? 】

そう・・・さすがに気付いたか?? ぶっちゃけ…男子最大の急所【 テメエの金玉だ 】ああ。こぉ観えてもナ、素手でキャッチ式での《真剣白羽執り》が出来るワシなのヤ、
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       わかるか?コレでワシの圧倒的優位が確立じゃ♪

♂としての本能で 小笠原は瞬間 腰を引いた。が、つかみ取るには十分凄る間合いと距離でした ええ。

その気になれば 2つとも玉 握り潰すのも可能だけど、心配すナ その気はないけん。タマ敵に握られるって、それによる痛覚も有ろうが、それより、それのジツにもってマヌケな【恥辱感】ンで、《これからどうなる??》って不安の方が勝るやロ?狙いはむしろそっちなのだ ああ。
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わからんか?? コレでもう テメエっちの数秒前の 威勢は、既に半減させられたってこったヨ!! ああ。。。


小笠原は「・・・っっ!! 云って欲しいのか?・・・痛てぇヨ。ケジメ獲らせて貰う・・・テメエの そのキレイな貌、オオクボカヨコにも劣らねぇ不細工に仕上げてやる・・・ っっ!!」っと強がった。


そっか じゃあ教えてやろう。あのナ…《攻撃》ってのはナ、テメエっちとワシの この戦いのように、ウェイトに差があればある程にナ、
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        世の中にはナ、ホントに「効」く技fがイッパイあんのヤ

その場合、一撃必殺ってのは まず極まらない ああ。《二の矢》《三の矢》を考えずに 軽量であるワシが 技繰り出す程 善良な生き物だって思うか??


そらっ… コレが《二の矢》、変形の《飛びつき腕十字》…それに江戸時代の古武術 天神真楊流の秘技《虎王》のエッセンス加えた 一種亜流の タイガードライバーだ ああ。
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警察機関の 身辺警護…《SP》、知ってる、キミらの基本は ジツは《剣道》それだってことな。

格闘訓練にしても、米国経由の FBI方式だよナ?けっしてそれバカになんかしないんだけどネ、


でもなぁ・・・イッペンでも真剣になって、フェイクだらけの《プロレスや》、ノックダウンの過剰演出のオクタゴン格闘技SHOW、観て勉強するのもムダとチャウで?

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せっかくヤ 見せてやんヨ・・・ガチ格闘技の技にもナ、《軽量であるからこそ可能》って、ンな技もアルねんデ。


小笠原も 流石は(モチロン皮肉)元SP、逃げ出す手立ても無く 極められて、それでも苦痛に耐えてきた 数秒間は・・・


しかし、それも尽きて、『うぐぅ・・・うぐぐっ!!』って、苦悶の声を発し出して 『痛てえぇぇぇ~~っっ!!痛てえよ こんちきしょう!! タップだ タップ!! 放してくれんか』

わたいは…『《それは断る》・・・っていったならどないすル?ナニ混同してル?今ワシらのこの戦いは《スポーツ競技やあらへん》エゲつなき 命のヤリ取りヤ』たぶん 悪魔的に嗤っていたと記憶する。


「ワシの貌 ドブスに変えるの諦めたんかい?根性見せるの今なんとチャウか♪ ま…根性あっても この窮地は抜け出せへんけどナ」

「だったら!!だったらいっそ折れよ!! 早いとこ ヤってみろ!!」

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「って、それって、ワシがテメエっちの肘折る度胸が無いってヒョっとして思ってル??生憎ヤけど、ワシはナ 高校1年の際に 2学年上のヤツの肘 100%で破壊した実績アルねん、25年が経過したが そいつ、未だに 鉄棒で懸垂運動が出来ひんままヤ」

「ひとでなしの悪魔 オカマがよ・・・」


「ナンとでもホザけヤ。コッチの手は 利き手やロ? さぞかしや困りますわなぁ しばらくの間・・・コレは《私闘》やから 労災は一切出ないし、リハビリ期間含めて 約半年間は 電話帳すら持ち上げられんド。ま 安心しぃ それでもセンズリはリッパに出来よるけん(大笑)」

「くっっ!! 暴行傷害で訴え出るからな!」


「構わんヨ♪でもそれは・・・オカマの蚊トンボに 好きなようにボコられ通したって事実を・・・満天下に知らしめることにもなるが、小笠原ヨ、オメエ今後、オトコ張って 生きてけんのかヨ ああ??」


軽口叩いている隙に、肘の部分から《みち みちぃ…》って、早くも肘関節靭帯の表層部分が、橈骨と上腕骨の接合部から 剥離・離脱する音がしてきて・・・


ぶっちゃけ それをも耐えきれる程の 度量、小笠原は持ち合わせていなかった。『リクさんっっ いえ、リク親方 部長っっ!!すいません 助けてくださいな!!オイラの利き腕 ヘシ折るのだけはヤメてくださいっっ(泣)』
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 それを聞いて わたいは 傍らで待機する ホセ♀に、「おい 例のモン 用意でけてっかヤ??」 ホセ「はい」

ドサリと乱暴に 倉庫の床に投げ出されたのは 段ボール箱入りの貨物、5キロ入りの 冷凍戻しの『カニ詰め合わせ』で。。。
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 『さあ 今から罰GAME開始、拒否するのは許されんデ? 食え・・・それ箱ごと。心配すナ ワシのオゴリやけん ああ』

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小笠原は バツ悪さ隠しでしょう、意気がりながら『ああ やっぱカニってうめえ♪』って 貪るように「食べた」


『マヨネーズ…いただけませんかねえ?』小笠原のリクエストに ホセが嫌悪の表情浮かべて 尻ポッケから 50g入りの小型チューブを投げよこす。
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小笠原は さも満足げに『サイコーだ♪ あとは…ウーロン茶でもいただければ文句なしなんですがネ♪』


テメエの大食漢ぶりには 自信があるのでしょう、小笠原は鼻歌気分で 冷凍戻しのカニをば 食べ進めました。

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 ・・・だが・・・1箱 5キロ入り、数にして 4,5杯分の《蟹肉を》…独りきりで食べ切るって機会もそうは無いだろうから ヤツは「判ってなかった」。。。


蟹って淡白な動物性タンパクですが、ほぼほぼ半分量・・・2キロを超えようかってあたりから、どんだけかの大食漢でも 相撲の取的だろうと、「ピタっと・・・」それまでの食欲のペースが【 止まるのです 】ええ。
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ましてや あの「ギャル曽根」でさえが『カニ・エビ・イカの大食いはキツイ』と述べる 海産物・・・

小笠原「あれぇ?・・・どうしたんだろうか 急に・・・」 リク「早よ喰わんかい。好物やロ? 残さず全部平らげろヨ・・・」


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《暴食》の大罪の担当悪魔は《ヴェルゼブブ》…蠅の悪魔と呼ばれるそれだ。

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このワシの担当、7つの大罪でも最大の罪は《傲慢》…それこそが《ルシファーの担当》ってこった♪ よいか?今テメエっちは、遥かに格上の悪魔に魅入られているのだ(嗤)

笑って すがりついて済むって思うなよ?ワシこそは ハマ港に住み着いた悪魔・・・で こいつらオナゴ衆は、その悪魔の 手下(てか)の魔女の軍団だからヨ♪
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 さあ喰えっ!! 吐こうがもどそうが 最後までナ。粗相しようと構わん、オレが もうよい って云う迄 テメエ」っちは《暴食》食べ続けるのだ ああ(嗤)


ゲップとシャックリを交互に繰り返し、涙目になりながら 小笠原は『・・・食った! 食ったゼちくしょう!!コレで気が済んだか え?リクさんよぉ・・・』

「もう 1箱分 食え・・・」

「えっっ!?・・・ぶっちゃけオレって死んじゃう・・・ってか、ハナっからオレのこと《食べ殺すツモリ》なのかヨ アンタってひと・・・」


「《7つの大罪》・・・《傲慢》《物欲(貪欲)》《妬み》《憤怒》《色欲》《怠惰》と・・・その中でも いっちゃん情けないのが《暴食》・・・どないヤ??守るべき職業倫理逸脱して チンケなツマミ喰いに甘んじるって、テメエっちに相応しい惨めな《死に方》って そう思わんか?」

「・・・ っっ!! マジで悪魔か・・・港のリク アンタって・・・」


「じゃあ 蟹肉はもぉ 勘弁したるワ。ホセ 次の持ってこい」


床に 次に置かれたのは 箱入りの《バナナ》・・・
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「ちっきしょう!!だからっっ! 死んじゃうってオレ!こんなのまで食ったら 確実にいっっ!!」

「大見得きって オトコ張ってたンやろ? チったぁ男気とやら見せてみんかい ああ?」

「そ・・そんなにも 蟹肉ツマんだの 怒ってンのかヨ!?」


 ・・・違う。。。ワシが怒ってるのは 蟹肉如き、ンな判りやすい セコな野郎とチャウわい。

  ・・・ワシが怒っているのは・・・よりによってテメエっちが 【 バナナに 】汚ねぇ食指伸ばしやがったからだ ああ。。。

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 幼少期 ボクは バナナを生きがいにして 日々を過ごす そんな少年でした はい。

子供だからって 甘やかせられヌクヌク、そんな 甘い地域環境では育っていないボクです。
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オトナ顔負けに 日々働く 汗を大量に流し。疲れ切ったカラダ それを癒すのは きまってバナナだった。なによりバナナ自体が大好きで。


当時 ボクが住む 丹後半島の 宮津市、新浜通りには 健康的にチョっと問題がある子供が幾名も居て。
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       ココロはいつも あても無く 孤独で

クチのワルい周辺の住民らは…『あっこの通りは その昔、オナゴ泣かせる商売(赤線)しよったから、今になって 子供らにそれの因果が出よってるのヤ』と。


事実、虚弱だったり 軽くはナイ病状を抱える子供が多かった。ノーミソ無い分、元気だけが取り柄のリクは いうなら奇跡の存在で。。。

心臓の血管と弁にバクダン抱える娘も居たし、ぶっちゃけ…知恵遅れも居た。

マブダチであった 巨神兵は 身体がやったらデカいのに 熱出してはガッコ休み、留年ギリギリが常で、もひとりの 付き人ホットブラザースは かなり極端な 斜視にして弱視だって(現在は回復)

斜め向かい 庭部分を隣り合わせる家に 《みっちゃん》という ボクよか3歳年下の 女のコが居た。
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一人っ子で 寂しがり屋さんなのか、物心ついてより、このボクの事を 本当の兄のよう慕ってくれていた。

でもボクは 幼少の少年独特の 残酷さも有って、慕い まとわりついてくる みっちゃんを 正直ウザいっと いつも感じていたのは事実で。。。


みっちゃんには 持病  (A-T)という幼少期特有の持病疾患が有り、毛細血管拡張性運動失調症 A-Tの患者は正常な健康状態で生まれますが、一般的に2歳になるころ最初の症状が現れ始め、通常、最初に現れる症状は“ふらつき”つまりバランスの障害と、不明瞭な発語ですが、これらは筋肉の調節の障害を意味する“運動失調症”により引き起こされるものです。

『小・学校あがれるまで 生きてるから微妙やろな』オトナたちは 陰でそう言っていました はい。

ボクが小3の秋口の頃 山の方へと 自生しているマツタケ狩り、それを地元の八百屋へ卸して 小遣い稼ぎましょうと。
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そしたら みっちゃんが『あたちも行くぅ』って。

体力の無い みっちゃんのペースに合わしていたなら 時間がかかってしまうので ボクは『遅れたなら 山奥だろうが 置いてくド エエな?』


みっちゃんは 必死についてきた。途中何度も転んだり、イヌのウ●コ踏んで泣きべそかいたりしても 『待ってぇ・・・』って言いながら 健気に山の道を歩いた。
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       コレしか持ち合わせない みっちゃんの画像・・・
         なんだか とても寂しくてネ。。。

遅れだした みっちゃん、山の小さな せせらぎの所で 待っていたけど なかなか来ない。さすがに心配になり 今来た道を戻ったならば・・・


  …うつ伏せで みっちゃん が倒れていて。。。

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そのまま みっちゃんは地元の 大きめのヤブ医者病院(笑)に入院しました。

家のジイさんからは『まぁ 持病やさかい仕方がないが、リク坊にも 多少の道義的責任アルよってナ、ガッコから帰ったら 毎日1度は みっちゃんの居てはる病室 見舞ったれヤ』と言われ・・・


 みっちゃん は、病室で いつもボクのことを待っていた。顔を見せるならば いつも、クシャクシャの大笑顔で。
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そして『はいこれ リクちゃん』って、ボクの方に お見舞い品である果物籠から バナナの房の1本を抜き取り、ボクに手渡し 自分用のも取り『イッショに食べよ♪』って。みっちゃんは病気だとは思えない笑顔で『おいしいネっ♪』


食い意地だけ張った アホなこのガキは、ぶっちゃけ みっちゃんを見舞うって作業よりも、この 行く度に 貰えますバナンが 愉しみでありましたのだ。


ある日の夕方、病院の 自転車の駐輪場、それの停め方を巡り、警備員のオッサンと ボクはひどい口論になった。今考えてもオッサンの言い分がメチャクチャだったと思ってます。
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ムカっとした気分のまま みっちゃんが居ます 小・児病室っ入った。

ハラ立たしい気分だから しかめっ面で ナンも云わずムスっとしているボクを みっちゃんは ひどく心配そうに見て・・・


 『リクちゃん … はい!これっ』って、いつものように バナナをもぎり ボクの方へと差し出しました。


でもボクは、意固地なまま『・・・要らんワっ! ンなモンっっ!!』って、拒否し、バツのワルさも有り その日は そのまま病室を抜けだし 家へと帰っちゃいました。


その日を境に ボクの病院見舞いのペースは 急激に落ちました ええ。半月以上も 毎日見舞っていたのだから 一応のノルマはこなしただろうってナマイキにも思った。



そうしてるうちに、 みっちゃんの様態が急激に悪化しているって情報を聞いた。

お母ンについてきて貰い 10日ぶりぐらいに みっちゃんの居てはります病室を見舞いました。

ガキなりに かなりショック覚えました。ひどく・・・みっちゃんは 衰弱していて。。。ゴハンも固形食食べられず ヤセ細っているのですが、顔ダケがヘンなかんじで ムクレて腫れている。

病気ではあるけど 普段の 笑顔イッパイの みっちゃんしか知りません このガキには 今のみっちゃんの姿は まさに衝撃で。。。


それでも、見舞いに気付いた みっちゃんは、ベッドで『ニコっと』衰弱なりに可愛い笑顔を見せましたボクに。
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 『・・・ リク…ちゃん  こ、これ・・・』

剣道の竹刀ほどの細さになった 小刻みに震える手をみっちゃんは ベッドの傍らの方向に伸ばした。でも・・・前のように、ベッドの傍らの バナナの房から バナナを1本 もぎりとるだけのチカラは残っていませんでした はい。

さすがに せつなく、哀しくなって 早々に病室をお暇して 家へと帰り 庭の一角で ダレにも観られないよう注意し ボクは独り「泣いた」。。。


みっちゃんの ボクしか知らない「秘密」。《天使の歌声》を あの子は持っていた。

向かい合わせの庭の向こうから いつも、みっちゃんの歌声、それを聴いて ボクは慰安を感じていた・・・ぶっちゃけそれは、音階的には チョっと調子はずれ なのですが、
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当時のボクにとっては、マジで その 聞こえてくる みっちゃんの歌声は まさしく 穢れのない天使の歌声で。

それは 貧しき風土と、オトナらの打算にいつしか巻き込まれ、我が身も感染してしまう恐怖への なによりもの鎮静剤であったと同時に、

ときに 刺々しくも 凶暴に走りがちな ボクのココロは、その 天使の歌声に どれだけか癒され 常軌を保てたことか。。。

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 みっちゃんは 快癒すること無く その短い一生を 散らせました・・・

 臨終の言葉は 『はいっ バナナ』って 云ったとか云わないとか・・・・・
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もう 庭越しに 天使の歌声は 2度と聞けなくなった。そして、その代償としてボクは、あれだけスキだった 【 バナナが食べられなくなった 】

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40ヅラ下げた 今もそれは変わりませんはい。味や風味そのものはダイスキなんです」ええ。だけど、飲み込む 嚥下をしようとすると 吐いてしまう。。。

おセンチそのものの イイ歳コイたPTSD、見当違いの贖罪意識だって 笑ってください。でも案外マジで思っている・・・背中の半分に居る 泣き虫の天使が、『オマエは罰として もう一生 バナナ喰うなっ!』って命じたのだと。。。


本気で思ってます ボク以外の この世のすべてのヒトには、思う存分 おいしいバナナをココロゆくまで堪能 味わって笑顔であってほしいですと。
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貿易仕事に就いたのも なんかの縁だ、皆さんがおいしいバナナを食せる為なら エンヤコラ! 精一杯こちとらは汗をかきますヨ。


テメエでは食えないけど、いえ・・・『食えないからこそ』…他人が《雑に扱うことを許せない》その聖域アイテムが、ボクにとっては バナナなのだ うん。。。


 価値や 値段では無いのだ・・・今や全果実のグラム単価として 最安値であるバナナだけども、

このボクには 侵すことを 決して許さない 1つの「聖域」それがバナナ あのなあ…大正の初期ごろにはナ バナナ、メロンよりも高い時期だってあったんだ!!

値段なんてのは人間の勝手な都合だ!ワシの価値基準を 否定できるならしてみやがれ畜生め!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さア喰えヨ バナナ1箱分 50本ぐらい 根性出して ココで食って見せろヤ♪」


「も…もうっっ!!勘弁してくださいよぉ!(泣)なんてぇキツい罰GAMEだよって!レスラーや相撲の新弟子が 稽古ではなくて《ちゃんこ》で逃げ出すって、それの意味が分かりました!!」


 そして 小笠原は『リク部長の その真意判る気がします。もぉしばらくの間・・・バナナにせよ蟹肉は 食えない…見たくもないでしょう きっと。。。《オメエも その道のプロだってぇなら、商品チョロまかす、ンなセコいツマミ喰いするな!!》それを言いたいのですよね??』
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「アタシらもさぁ 新人で入ったときなんだけど・・・」っと 脇から ホセが呟きます。

『倉庫内に 《ゴディバの》それまでに見たことも無い、大箱の詰め合わせが それこそ山のように有って。ついキャアキャア!言って興奮してら リク親方が・・・《喰いてぇってなら、ワシのオゴリや 思いっきり食べろ》って・・で お言葉に甘え 喉元まで出ようってぐらい食べて…リク親方《な?コレでもぉ、この先 ツマみ喰いしたいなんて気持ちは失せたやろ?》って』
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貞子『一流の菓子屋さんで、大昔 丁稚さん、まだ幼い子供を従業員にしてた頃、新人の子には 入店早々 思いっきりお店のお菓子を極限まで食べさせて、それ以後 お店のお菓子に手を出さない そんな教育をしたんですってよ』


小笠原は『・・・恥ずかしいッス。。。なによりも 自分《プロ》なんスよネ・・恥ずかしい。。。まるっきりの安易な気分で 商品に手を出してた・・・遅過ぎですが・ 身に沁みました。このハマから去ります お許しを・・・』


『おい 小笠原・・・オメエ、こんなワシ如きに ボッコボコにヤラレたまんまで このハマ去るって、そんなんでエエんかい ああ??』

「えっ?? ・・・」


『ワシに及ばずとも、小笠原ヨ オメエが、今の技能にまで昇りつめた それは1日2日ではナイってのは、《手を合わせりゃスグ判る》ワシとタイプ似てるヨ オメエ、けっして天才肌とかではない。何回も、何十回 何百と弾き飛ばされ 苦渋の飲んで、今の時点まで昇りつめたのだよナ?ワシは 評価してやんヨ、よくぞ!頑張らはったやんか キミ・・・』

「リクさん・・・」

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『《一本勝負》をした覚えは無い…ノッケの《第一セット》はワシが獲ったってこっちゃ。この先も・・・【 かかって来ンかいアホンダラ!! 】』

「それじゃあ・・・社の本部への報告は・・・」

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『いいか??今こぉヤって、手を合わせてバトルした以上、オメエっちやが…《今日から ワシのダチや》文句アルってなら 容赦なくぶちコロすド ああ?(笑)』

「・・・・・ っっっ!!」
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       もぉこれでオメエも。この『ハマの物語』のキャシトなんだ ああ


『こないなチチ有ろうが ワシャ男ぢゃい! ヤセても枯れても、大事な《ダチ》チンコロして 売ったりしねぇヨっ!ナメんな!!な?名画《カサブランカ》の 粋な署長のセリフ《新しい友情の誕生だな》 ああ・・・認めてやんヨ 新しい《仲間》としてナ♪』
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      近いうちウマいモン作ってやんヨ



 狼は 懐かない。 ですが・・・本当にココロを許した相手 人間には、その《想い》を息を引き取る迄 持ち続ける そんな動物が狼です。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   
     【 夏が終る 】 作詞 谷川 俊太郎  作曲 小室等
     


       あせたような 薄い青空
     
       とうすみとんぼが とんでゆく
     
       ききょう かるかや おみなえし
     
       あざみ ゆうすげ われもこう
     

       なぞのような 人の裏切り
     
       白いよろい戸が 閉じられる
     
       あげは くわがた くまんばち
     
       おけら あしなが きりぎりす
     
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    (母に描いて貰ったみっちゃんの残像です)

       一人たどる 夜の山道
     
       どこへ帰るか あてどない
     
       いてざ オリオン 海王星
     
       スピカ こぐまざ カシオペア

      

  https://www.youtube.com/watch?time_continue=50&v=fcafZik-L1Y



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2Lineの 交錯した中身

格闘本格小説家と 思いきや・・・

リクさんの 子供時代の逸話 書き込み過ぎないところが なんとも抒情を感じされる、
「なにかを失った」ということを 強烈に感じされる、記憶に残る 内容でした。

警備の仕事っていうのも、経済的に報われていない 続けるのに大変な仕事だと思います。

が・・・「プロ」である以上 その「誇り」は守りませんとね。
『頭で言って効かない奴は カラダで教え込んでやる!』港のリクの教育法が伺い知れます♪

No title

 小笠原氏は ポロ意識に欠ける 危うい部分感じますが 心底からの悪人ではないでしょう。

リクさんが 爆弾で吹き飛ばした 公安の若手部員よりも 人間性はまともであるだろうと思えます。

「港のリクの眷属」それの 新規部員が増えたようで この先の展開が愉しみです。

格闘中のリクさん

問わず語り風に、自問自答しながら進むスタイル話法が、
夢枕獏の飢狼伝の文体を思わせ 自分はそれが毎回 たのしみの1つで。

暗く そして寒い、倉庫内で ひっそり繰り広げられる オトコ同士の決闘
相手へ ハッタリkますではなく、自分がいかにバケモノであるかを告げる
港のリクっていう存在の 改めての「大きさ」に圧倒される思いでしたね

狼は 熾烈な生き物であり そして博愛の生き物

おそらくは少年時代のリクさんは、純粋であると同時に ある部分で とても おとなびていたのだと思えます。

おとなからの 聞き分けも良くて、我儘を言う子供でもなかった『耐える子供』だったろうって。。。

でも心の内部では 様々な思いが 子供ながら複雑に入り混じって その悩みの幅も つふうの子供さんより 遥かに多かったような気が。

みっちゃん への 素直に表に出せない リク少年特有の 愛情と 深い傷としての責任感・・・
それで 大好物だったバナナが そのあと食べられなくなったというくだりで 思わず 大泣きしちゃいました。
どれだけの 100や1000の自己説明よりも、強烈な リクさんの「想い」が伝わってくる気持ちがしました。

夏の 日向の香りのする

丹後半島の 宮津の過去話は 都会、地方を問わず
日本人が 置き忘れてきた 貧しさと せつなさに基づかれた 日本人の原風景を思い描かされますね。

たまには本音を語りませんか リクさん??

リクさんは「あのとき」・・・妹を亡くした気持ちだったのですよね 違わないでしょう??

きっとそれが、時に冷酷 手段を択ばない こわいリクと、常人とは比較にならない 慈しみ不快リク
背中に 天使と悪魔を 両方背負った 複雑な人格が産まれたのでしょうって。

鬼も仮面つけた人

クラシック畑出身の わるい癖から いっこうに抜けきれず・・・

いざバンドに入れてもらったのはいいけれど、まともな 8ビートも叩けず これ以上居ても 迷惑ばかりかけるわよねって、
思い始めていたワタシに リクさんが ひょっこり訪ねてきて。。。

「あのな ジツはワシも、いっぺんも正式なピアノ教育受けてないのや。ただ 家に鍵盤が有ったダケで」

そして「ワシのようなアホで不器用でも、ロックのピアノ 基本形は出来る、エルトンジョンではなく、ランディー・ニューマンと ドクタージョンを聞きなさい」

「ベーシストのラインを念頭に忘れない事。ホラ こうやって・・・こんなアホみたいな連符の反復で ロック「のピアノは出来るねん♪」って 手ほどきを時間をかけて教えてくれて。v-221

「クラシックやJAZZと違い ロックは、一人の独占舞台ではなく、あくまで 全体のアンサンブルなんだヨ」っとも。

口も悪いし シミネタばっかり(笑)いつもムスっとした機嫌悪い印象の リク様でしたが、
この人こそが! 内面には 溢れ出すぐらいの 深い愛情を持つ人なんだと そのときを境に 深く思ったワタシでしたv-207

お話の序盤で、古いドラマを思い出しました。
男たちの旅路「影の領域」

ウィスキーの保管庫で行われるニセ酒との入れ替え。ニセ酒は、不良品として送り返し、抜いた酒は、販促に廻す。警備、倉庫管理、卸売の三者は、皆、私服を肥やしてはいない。誰でもにたようなことをしてる。誰かに迷惑がかかる訳じゃない。と言う。
でも人の目は、憚っているのです。
このドラマの警備士や、その上司は、古びたアパート住まいでした。

昭和30年代後半でも、バナナは、高かったようで。
私も、ちょっと思い出が…

力の差を見せつけた上で、配下?に置く。
まさに、狼の群れのリーダーですね。

Re: 2長生きの秘訣さんへ

 長生きの秘訣さん いつもありがとうございます♪

> 格闘本格小説家と 思いきや・・・

バイオレンス風味の おセンチな話となっちまいましたとさ いひいひ♪


> リクさんの 子供時代の逸話 書き込み過ぎないところが なんとも抒情を感じされる、

おっしゃいます通り 「書き込み過ぎると」なんだか 押しつけがましいヘンテコなものになっちゃいますでショ?
忘れられない思い出だとしても、時間の流れってのは それの記憶もいつしかセピア色に変えるものであります はい。

> 警備の仕事っていうのも、経済的に報われていない 続けるのに大変な仕事だと思います。
> が・・・「プロ」である以上 その「誇り」は守りませんとね。

「豊かなくせに どこか貧乏な実感」ってのが、昨今とみに世の中にはびこっている気がします。
一例では 「銀行員とコンビニ店員」・・・ドッチかってなら、コンビニの方が取り扱い項目の多さって点でタイヘンじゃないか?って。
世の中の 「おいしい仕事」を逸したヒトらが集まるのが軽微だとするならば コレも問題だなあ ってネ(--;

Re: タキさんへ

 タキさん いつもありがとうございます♪

>  小笠原氏は プロ意識に欠ける 危うい部分感じますが 心底からの悪人ではないでしょう。
> 「港のリクの眷属」それの 新規部員が増えたようで この先の展開が愉しみです。

ええ 新しき登場人物の候補かも♪
数えだすと・・・結構~居るンですよネ、港のリクの「眷属」ってのも。。。
テメエさえ描ければ あとはザコキャラってのも出来ないから 書くたんびに苦悩します(^^;

Re: サンシャインさんへ

 サンシャインさん いつもありがとうございます♪

> 問わず語り風に、自問自答しながら進むスタイル話法が、
> 夢枕獏の飢狼伝の文体を思わせ 自分はそれが毎回 たのしみの1つで。

飢狼伝には ヤッパ影響うけまくりですね。
あの独特のせつなさと、孤独感が他に類を見ません。
戦いを続ける人間とは 強くなるにしたがい より孤独にもなる。。。

> 暗く そして寒い、倉庫内で ひっそり繰り広げられる オトコ同士の決闘
> 港のリクっていう存在の 改めての「大きさ」に圧倒される思いでしたね

『あえて ココの場所で仕留めてやろう』って、わたくしの残酷な一面であるかも。
肌と肌を一瞬合わせることで わかりあえる世界を わたいは今も 信じています1人なんでおます ええ。

Re: トラ子ちゃまへ

 トラ子ちゃま いつもありがとうございます♪

> おそらくは少年時代のリクさんは、純粋であると同時に ある部分で とても おとなびていたのだと思えます。

おとなびていたのかはテメエでも不明ですが、まあ『ココロの底から笑えないガキ』でした はい。

> おとなからの 聞き分けも良くて、我儘を言う子供でもなかった『耐える子供』だったろうって。。。

でも「我」は殊更 強かったですよ~~ きかん坊そのものだったし(^^;

> それで 大好物だったバナナが そのあと食べられなくなったというくだりで 思わず 大泣きしちゃいました。

まぁ 泣かずに読んでおくんなさいって(^^;
歴史に「たられば」は無いっともいいますが、ヒョっとしたなら、みっちゃんをコロしてしまったのは、
冷酷だった 少年期の このボクではないだろうか・・・この十字架はたぶん 一生つきまとうかもってネ。。。

Re: ちゃー子さんへ

 ちゃー子さん いつもありがとうございます♪

> 丹後半島の 宮津の過去話は 都会、地方を問わず
> 日本人が 置き忘れてきた 貧しさと せつなさに基づかれた 日本人の原風景を思い描かされますね。

将来性の乏しい、チンケでトホホな土地なのですが 我が故郷の地は。
それでも思う・・・『みんなしてワイワイ集まり騒いでいるときは 貧しくても幸せだったよなあ』って。。。

> たまには本音を語りませんか リクさん??
> リクさんは「あのとき」・・・妹を亡くした気持ちだったのですよね 違わないでしょう??

性格それでス。愛する対象を 隠すことなく ギュっと抱きしめられる ンな素直ささえ有ればねって本当に思う・・・

『オマエが好っきゃねん!』って言えずに ついつい 愛想のない態度とってしまう ホント 不器用なオトコでおます はい。
でも それによって ボクは多くのモノを 失って 泣いたのだよなあって そうも思います ひ。。。

Re: JJさまへ

懐かしい 昔の逸話やねぇ♪ マジな気持ちで キミにヤメて欲しくなくてナ、
キミは あのトキ いうならば「マッサラな反物」だったです はい。
間違っても ヘンテコな色に染まって欲しくなかった。正統なクラシック教育受けたキミこそが

あんトキのワシらのバンドに欠かせない色どりとして必要であったって マジで今でも思ってるワ うん。

謙遜ばかりもいけません JJはんのインプロビゼイション(即興演奏)それの凄さは 今でもココロに容易によみがえりますから はい♪

Re: アツシさんへ

 アツシさん いつもありがとうございます♪

> お話の序盤で、古いドラマを思い出しました。
> 男たちの旅路「影の領域」
> ウィスキーの保管庫で行われるニセ酒との入れ替え。ニセ酒は、不良品として送り返し、抜いた酒は、販促に廻す。警備、倉庫管理、卸売の三者は、皆、私服を肥やしてはいない。誰でもにたようなことをしてる。誰かに迷惑がかかる訳じゃない。と言う。
> でも人の目は、憚っているのです。 このドラマの警備士や、その上司は、古びたアパート住まいでした。

このドラマのシリーズ 連作通してみたいですよねぇ。。。
最近のドラマに不足ってより、決定的に無いのは、時代遅れと蔑まれようと、あくまで自我のこだわりと誇りを貫き通すって、
そんな「本当の意味のオトナ」それが シナリオに描き切れていない事です ええ。
スチリッシュにそてオシャレ、アクティブにも観えて、でも「重みがゼンゼン無い」・・・
言いたい事 いうべきメッセージそれが無いってなら、冷蔵庫の修理でもしてやがれ!って思うでス。

> 昭和30年代後半でも、バナナは、高かったようで。
> 私も、ちょっと思い出が…

ガキの時分には わたくしマジで『バナナさえ 毎日食べられるなら どんな事でも耐えてみせるゼ!』って 本気で思ってました はい。
いわば バナナこそが生きる為の ココロの糧でした はい。
好きすぎて 食べられなくなった・・・コレも1つの因果なのかなあ。。。

> 力の差を見せつけた上で、配下?に置く。

小笠原には 今後「ボコられ役」を一手に担当させようかと いひいひ♪(^^;
中堅レスラーみてえなガタイですからアイツ、相当なひでぇ目に遭っても 大丈夫だろ~と♪←(鬼)(^^;

丹後を吹く風は・・・

子供時分、湿った新聞紙を炙ったような黴のにほいとクレゾール消毒液臭い病院は何処でも何でも切りたがる笑うセールスマンそっくりの外科医が幅を利かせていたし、
今と比べるまでも無く、病室はオソロシク質素

回復の見込みのない痩せこけた患者達が、息を潜めて最後の時間を過ごしていた
そして、同級生の一人だった小柄で顔だけが妙に大人びていたMクンは、入院した母親の病室から学校へと通ってきていた

彼の乾いてしまった涙の後には、未来への希望や夢なんかカケラさえなかった
とても、とても冷たく、悲しみに満ちた目をしていたのを今も忘れることはない

子供はピュアなところ多いけど、同時にエゴの塊でもある
そのどうしょうもない自分が、何十年もの年月を経てもなお、こんなにも人を悲しいませてしまうものだ・・

宮津の物語はいつもココロを打たれてしまう( ; ; )

Re: Pierrot le fouさまへ

 Pierrot le fouさん いつもありがとうございます♪

> 子供時分、湿った新聞紙を炙ったような黴のにほいとクレゾール消毒液臭い病院は何処でも何でも切りたがる笑うセールスマンそっくりの外科医が幅を利かせていたし、
> 今と比べるまでも無く、病室はオソロシク質素
> 回復の見込みのない痩せこけた患者達が、息を潜めて最後の時間を過ごしていた
> そして、同級生の一人だった小柄で顔だけが妙に大人びていたMクンは、入院した母親の病室から学校へと通ってきていた

思いますが「貧乏」ってのを具現化して語りますと それは「湿気」と「寒さ」ですよネ。
現代でも十分それはあり得るし、相当に貧乏でも 「それ」が無いなら ずいぶんと救いが観えたりもして。
ウチとこの故郷というのは、京都でも かなり 差別感情とかが激しかった地域だと思えます。
しかし それは冷酷だというのでもなくて、要はそれだけ「弱者に寄り添う余裕がない」それだと。
諦めと 現実を享受するしかない 土地独特の 貧しさを具現化させていたのだと思えます はい。

> 子供はピュアなところ多いけど、同時にエゴの塊でもある
> そのどうしょうもない自分が、何十年もの年月を経てもなお、こんなにも人を悲しいませてしまうものだ・・

どうして…ココロ素直なまま あの子を慈しみ もっともっと 手放しで可愛がってあげられなかったのだろう・・・
思えば ボクは、長年「その思いに」苦しんできたって云えます はい。
それは隠しようもない ボク自身の残酷さとエゴイズムであり、今でも夢想で『リクにいちゃん 待ってえ~~』って、
あの子の声と映像が蘇り このボクを責めるのです。
乗り越えなければ 今の家族 なにより娘に申し訳ない、ですが同時に けっして忘れてはならない ある意味でのリクめの原点であるって いえますまいか。。。
プロフィール

港のリク

Author:港のリク
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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