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荒くれ文学館 『あの童歌の歌詞を推理する』

リクですが
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本日は 荒くれ文学館 お馴染みの「青空文庫」から チト毛色の変わった、

【わらべうた 動揺】のジャンルをば チョイスしてみました はい。

青空文庫での中身は ぶっちゃけ 歌詞ダケで。。。論じようにも あまりに資料乏しいのも事実。

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わたくし、ナンでか? 昔から 気になっている童歌がありましてン それは『お月さまいくつ』という唄。

北原白秋の手により 日本の各地方に 幾らも存在していた歌詞が 整理されたようです。

 https://www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/2423_24397.html


   お月さん幾つ
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 お月さん幾つ 十三 七つ

 まだ年ァ若いね あの子を産んで

 この子を産んで 誰に抱かしょ

 お万に抱かしょ お万どこへ行た

 油買いに茶買いに 油屋の前で

 滑って転んで 油一升こぼした


 ・・・っと…ココまでは有名。ですが「その後の部分」が あまり知られてないス。


 その油どうした 太郎どんの犬と

 次郎どんの犬と みな舐めてしまった

 その犬どうした 太鼓に張って 鼓に張って

 あっち向いちゃドンドコドン

 こっち向いちゃドンドコドン

 たたきつぶしてしまった

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って・・・(--; 案外 バイオレンスってか、今なら動物虐待って論議呼ぶかもって(笑)


まぁ~このよな 動物さん虐待歌詞は 童歌にはいくらも有る。有名な『山寺の和尚さん』でも、

 山寺の和尚さんがまりはけりたしまりはなし

 猫をかん袋に押し込んでポンとけりゃニャンとなく

 ニャンがニャンとなくヨ~イヨイ


…って・・・ヨ~イヨイ♪ぢゃネエよ!(笑)(^^;


『童歌 童謡の歌詞はジツは怖い意味』って研究は、今更わたいなんぞが述べるまでも無く、随分と以前から議論されておりますが、テメエとして『気になってル』ってのはですネ、

ぶっちゃけ この唄に秘められた 『十三 ななつ』っていう、それの内包される意味が気になりましてネ。


端的に考えますなら、十三の月 とは『十三夜』。十三夜は陰暦9月13日の月で、仲秋の名月に次いで美しい月のこと。
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       まだ 月見の時間にゃ早すぎますよネ

ほんで 七つ とは七つ刻、PM4時のことですネ多分。『でも4時ってなら まだ月は出てないじゃん』ぶっちゃけ そこがネック。。。


おまん とは… ヤラしくないぞお(笑)夕焼け空ということ。つまり、夕焼けに隠れて月がきれいに見えないということかも。

核心部に入りまス…転ぶ とは隠語で、素人娘が売春することで・・・

お茶 とは ズバリ!性交のこと。

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         現代でなら「援助交際」を指すのかも。。。

コレはあくまで イチ解釈に過ぎませんが、『月も女性も最高に美しくなる一歩手前というときに、間違いを起こしてはならない』といった教訓が隠されているとも読めますネ。

しかしだ・・・この歌 そして歌詞、いったい?いつ頃から 民間で謳い継がれてきたのでしょうか??

宮尾登美子著の「御宿かわせみ」の一節にも この歌を謳う場面が有り、宮尾センセほどのヒトが 時代考証を誤るとも思えません。
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      緒形拳さん 川崎敬三さんが出てたそうで(熱烈 再放送希望!)

また NHK金曜ドラマにもなりました 島田一男 作の「開化探偵帳」でも、この歌が 殺人事件を解明する重要なKEYになってたりと。


しっかし、そもそも、このわらべうたに隠語法があるということ、その解釈自体、後の世に生まれた人の勝手な思い込みかもって可能性だって往々にしてアルかもしれませんわナ うむうむ。。。物事を あまりに《疑惑ありき》で捉えますと かえって真実から離れたりもしますしネ。


「お月さん、いくつ、十三七つ、まだ歳ぁ若いね、」というわらべうたは日本全国にあり、十三一つ、十三九つ、などと歌う地方もあるようですが、十三七つが元のようです はい。

わたいが「突き詰めたい」ってのは、《十三七つ》ってゆ~歌詞の一説が含む意味。。。


ヒョっとして コレは、数勘定としての意味では無くて・・・もしかしたら、月の年齢…【月齢】ではないか??って。

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安政五年(1676年)の『小歌事文類聚』に「ある天文者申されき、天は昼夜に三百六十五度四分度の一をめぐり、日はこれに一度づつおくれ、月は十三度七分づつおくれる事をしる名目よりいでたる事とかや」とあるが、菊池寛は『話の屑籠』でこじつけらしいと言っとりますナ。

山田孝雄によれば、十三とは陰暦で一年に十三月ある歳のことで、それが十九年に七つ・・・過誤調整の為の「閏月(うるうづき)」がネックであることを覚えやすく歌にしたものと言ってまス。

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また 相馬大は『京のわらべ唄』で「十三夜の七つ刻」の意味だとしてて、七つ刻は夕方なので、十五夜が待ち遠しい子供たちが、十三夜のまだ夕方のうちから月に呼びかけたのだろうと言ってまス。


だけんど、浅野健二は十三という数がどの地方でも固定なので、十三夜(豆名月)の行事と関係があるだろうと言ってますしネ、
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         枝豆が旬の時期の名月だという意味

十三一つが「祖型ではないか?」という説もあり、その場合は 13+1=14 で、十五夜より一日若いので「まだ歳ぁ若いね」と続くのだと。

十三七つが 娘の年齢とする説 の拘りますと、13+7=20 で、


コレは 十九歳までに嫁にいかない、もしくは嫁には行かずとも、お見合いとかを1度もしていない 江戸時代以前の女性をつかまえ、
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一括りでランボーに、《行き遅れ》と総称した時代性・・・適齢期を過ぎた娘に対してクチのワルい近所の連中が「まだ歳ぁ若いね」と、逆説、あてつけて歌ったものではないか。??ともわたくし思うのですネ。


リクめ生まれ育ちました 丹後半島の東側の方に、隣県となりますが、案外近い場所 兵庫県の豊岡って場所には、

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「お月さんなんぼ、十三七つ、そらまた若いな、若うもござんせん、はたちでごんす」というバリエーションがあることからも (わたいも案外 物知りでっしゃロ? いひいひ♪)1つの証明になるのでは?って思います はい。


またベツの角度 分野では、意図的かどうか?は不明ですが『ベツに意味はない』という説もアリますネ。

元来 童歌とかは、洋楽の ラップとさしたる変わりはなく、歌詞の持つ「意味」ってモノより、「韻を踏む」そっちの方に より知恵を駆使するってことで。。。
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桜井満の『花の民俗学』によれば、十三七つの「七つ」は「一つ」「九つ」などのバリエーションがあることから、単に調子を整えるだけの言葉で意味はないかもしれない、という。


意味があると思えるのは「十三」で、十三夜を意味している。満月になる前の若い月なので、乙女に連想が発展するのではないか?そういえば「お月さんいくつ」は歌詞の内容が、連想ゲームのように問答が続く歌ですからネ。
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この説明をするのに八重山民謡の「月ぬ美しゃ」が引用された文書がアリますが、、十三日(とうみっか)と十七つ(とうななつ)がくっついたという説は わたい的には信憑性に欠けるって思います ええ。



「十三七つ」の歌詞は、「十三ひとつ」「十三九つ」とする例もある。この「十三ひとつ」が元のかたちなのではないか?

つまり、13+1で十四夜を意味する。十四夜は、異名を小望月(こもちづき=望月(満月)に準じる月)と言い、その音は「子持ち」に通じるのだと・・・
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この言葉遊びはかつてはよく知られていたものであっそうで、14歳は、(現代では若すぎますが)出産可能年齢である。これが、「まだ年や若いな あの子を産んで」につながるのだとも。。。


説得力のある説だと思いますが、一方で 民族学誌にあがっていた以下の説なども興味深かいでス、

「十三七つ」を「正しい」とした場合の解釈であるなのですがネ。

(1)13+7=20で、二十歳とする説
ただし、往時の感覚では、二十歳はけして若くはない。満月をすぎた二十日月を若いとするのも変で、やや込み入り過ぎた解釈が必要になる。


(2)十三夜の七つ時とする説
十三夜の月は、七つ時頃(午後4時頃)に月の出となる。月自体もまだ若く(満月になっておらず)、地平線から出たばかりの意味でも若いという意味か。辞書には、この説が書いてあることが多い。


(3)十三夜の月と十七歳の娘という説
八重山の民謡に次のようなものがある。「十三七つ」は、ここから来たものではないか。
「月ぬ美(かい)しゃ 十日三日(とおかみか) 女童(みやらび)美(かい)しゃ 十七つ(とおななつ)」


(4)十三の月(閏月)が7回あることを述べたという説
太陰太陽暦では、19年間に7回閏月がはいって1年が13ヶ月となるという周期がある。月に関連する7と13という数字が、歌と符合している。


うむうむ…いずれも興味深いのではありますが、月に齢を訊いて、その答えにまだ若いと返している歌の流れに合っていて、とくに(4)は、天文や暦に関する話としては面白いのでっけど、正直チト考え過ぎって気も(^^;


もしかして、こうも考えれれないか?? 

「ななつ」が、「ななつななつ」の略で、14を意味する。つまり、「お月様は、13か14ぐらいで、まだ満月になっていない」ということで、

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       このよに発育の良い十四歳は昔も居たでショね

「ななつななつ」は、『御伽草子』中の表現としても挙げられている言い回しの一節なのかも?って。

なお、「完全のすこし前」の美しい月ということで、十四夜より十三夜が選ばれる(正確な《満月》とはジツは 14晩の深夜だという意味)のは、満月の前日より二日前ぐらいのほうが頃よいという感覚のほかに、陰陽道的に偶数が陰の数で、奇数が陽の数ということもあるのではにゃかろ~か??


しっかし…次第にやっぱ、『十四歳は熟れる寸前 いかにも美味そうだ いひいひ♪』ってライン はハッキリしてきた だよネ?


みなちゃま、十五夜の行事でよく使われます《月見団子》とうにご存知すよネ?

全体をピラミッド状に積まれた ご存知のカタチですが、でも、ぶっちゃけ あんまし知られていない「事実」・・・

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       意外や 15ではなく14なのネ

あのですネ、月見団子を積むことを考えた場合、3^2+2^2+1=14で、ピラミッド型にきれいに積めるのは、【 15個ではなく14個なの 】・・・

で、団子的には、15ではなく まだ14である今宵が月見に相応しい。といった意味が隠されているって、わたいないは言いたい。うむうむ。。。

   『 満たぬ月 団子はぴたり 十四夜 』


・・・でだ・・・そろそろ、この「お月さんいくつ」におけます 歌詞の「謎」の 結論に触れるべきだと思うのですが・・・

コレには・・・唄が出来た当時における時代・舞台の、『ある種の 暴露』が秘められているのでは? って考えたのですネ はい。
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ひとりの女性…仮に名前を「月さん」としましょう。その年齢は?ってなら、『じゅうさんななつ』で、二十歳を意味する。

で、「まだ歳ゃ若いね」・・・イエ、ゼンゼンもぉ若くはナイ。。。だがっっ!!・・・

ココに 大きな秘密が込められているようにわたいは考えます、歌詞そのものに「月」を混ぜ込んだ その「巧妙さ」。。。

『じゅうさんななつ』は、年齢計算的なら 二十歳に換算されますが、殊…【 月齢 】って尺度とするならば、

ぶっちゃけ それは「十四夜」にあたる・・・どぉゆぅ意味だこりゃ??・・・(--;


・・・考えられるのは・・・ズバリ!! この「月さん」ってオナゴはん、【 年齢 逆サバよんでた 】って1つの推理結果。。。

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それは 自分の意志で逆サバってより、他人による強制だったとも推定できます、重要容疑者は・・・「奉公人を抱える家の《主人》」ネ。。。
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        黒沢映画なら 上田キチジローの配役だ


丁稚や女中奉公を抱えるのが当たり前だった 江戸以前の日本。しかし、十四歳の♀ ってなりますと、それの年齢からして 女中での抱えはいかにも当然としても・・・

まさか 十四歳のムスメをだ・・・テメエの 妾・愛人にすんのは さすがに…世間に対してバツがワルいですよネ?


ンだから、主人の策略…「逆サバ」よませた。『このコは充分オトナの♀だ』って風に。。。

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推理の範囲ですが、おそらくは 外の周囲に『七歳プラスで』強引に通しては。。。『あのこをうんで このこもうんで』…複数以上の子供まで産ませやがったのが このスベベ野郎の主人であると。
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          カネにまかせて フラチなオヤジだわナ 00メ

『おまんはどこいった』・・・わたいは この「おまん」こそが、「お月さん」の実体でわにゃかろぉ~か?? って思います はい。
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     「おまん」とは、文章作法の『主人公韜晦法』なのでは??と…


『あぶらかいに おちゃかいに』この童歌の歌詞の作者(?)は、この主人公おまん にも、あまり良い印象は持っておらず、

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「油買いに」・・・《買いに》では無く、油売りに…サボったり、遊びにしょっちゅ~フラフラ出かける 尻軽であるって一種の批判。

『茶買いに』・・・で おまんは、出先でイケメン見つけては、パコパコしちゃうってナオンナど助平・・・失礼!「発展家」(笑)(^^;
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        江戸事前の貞操観念は意外にも「かなり低い」しネ

だからニ・・・コボした 一升の油ってのは、多分『のっぴきならない不倫の証拠』って意味だおそらくは。。。

  >次郎どんの犬と みな舐めてしまった
  >その犬どうした 太鼓に張って 鼓に張って
  >あっち向いちゃドンドコドン
  >こっち向いちゃドンドコドン

不倫証拠を握った 多分 筋のワルい無頼漢らが、あちゃこちゃで その事実を触れ回ったのだろうって推理が働きます はい。

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 で・・・結果としてそれらを 『たたきつぶしてしまった』闇で処理したって意味でしょうネ きっと。。。

おそらくは フラチな問題の旦那…奉公人の数 ひとりふたりとかではない、当時における「かなりの大企業」それなんでしょネ うむうむ・・・

そこの旦那が、よっぽど発育が良かったか?美人だったか知らんけど、世間的に云う「ロリータ趣味」に走ったと。。。

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      まぁ世の中にゃ このよな小・学生(マジ?)居るってからネ…

挙句が 様々なスキャンダルを起こし、この唄の歌詞ってのは・・・

事の隠蔽作業や 闇での処理とかに 駆り出された、部下である奉公人らの『…ヤってられんヨ っったく!!』ってナ気持ちを代弁して 歌詞に込めているのでは?? っと。
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・・・コレは ウチとこ社でもネ~~・・・なんか「サ」がつくヒトで(笑)いかにも「ハニートラップに弱い」御仁が居たりして・・・

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            こらテメエだヨっ! ●ダヲ!!

それの「事後処理」に ぶっちゃけサンザン苦労させられた過去を持ちます わたいだから なんか「判るんです」はいー。

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         結果 ヤバい橋渡るハメにもなって(--;


この「お月さんいくつ」ですが、関西 とくに京都では「お月さんなんぼ」ってタイトルでしてネ、

なんか…歌詞の中身が 異様に「不気味」でおますのだお・・・

 お月様いくつ 十三 七つ 七折著せて 京の町へのぼつて
 彼方へしゃらり 此方へしゃらり五条の橋で 笄(こうがい)た
 誰が拾った 櫛屋の息子が拾った 泣いてもくれず 笑うてもくれず
 滑つて ころんで 七折汚した洗屋で洗つて 干屋で干して
 熨斗屋でのして 畳屋でたゝんで 手箱へ入れた

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      京の「みやび」は どこか不気味でおます うむうむ

な??ぶっちゃけ『ゼッタイなんかあったよナ!』って歌詞じゃん?(^^;


『童謡もジツは怖い』ってのも、

およそ 都市伝説ともなってますけど、「赤い靴」って、アレこそは 我がヨコハマが舞台の ぶっちゃけ『実話』なんスええ


 赤い靴(くつ) はいてた 女の子
 異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
 横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
 異人さんに つれられて 行っちゃった
 今では 青い目に なっちゃって
 異人さんの お国に いるんだろう
 赤い靴 見るたび 考える
 異人さんに 逢(あ)うたび 考える

この童謡は1922年(大正11年)に、野口雨情の作詞、本居長世の作曲で発表された童謡で、
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外国人に夜日本人少女の拉致誘拐だって都市伝説もアリまっけど、実際の真実は・・・

日本人の孤児の女の子(岩崎かよの娘、きみ)が、米国の宣教師夫妻(ヒュエット夫妻)の養女となり(攫われた訳ではない)、新しい両親とともに渡米するはずだったが、直前に結核(当時の エイズ以上の業病)となり、麻布の鳥居坂教会の孤児院に預けられたまま亡くなった。実の母親かよ(社会主義者の鈴木志郎と再婚)はそれを知らず、自分が死ぬまで娘は元気にアメリカで暮らあらしていると思っていた、という哀しい話なんですネ ええ。


しっかし・・・どこか、童歌 童謡ってのは その歌詞がワイルドってゆ~かバイオレンスだったりしますわナ?

リクちゃまも、丹後の宮津で ご幼少のみぎり(笑)ナンでか?やったら小・学校の音楽の時間、おそらくは地元オンリーで 歌わされた曲に「おおえやま」って一種の童謡・・・
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 むかし丹波(たんば)の大江山(おおえやま)鬼どもおおく籠りいて
 都に出ては人を食い かねや宝を盗みゆく
 源氏(げんじ)の大将 頼光(らいこう)は ときの帝(みかど)の みことのり
 お受け申して鬼退治 勢いよくも でか)けたり

 家来は名高き四天王 山伏(やまぶし)すがたに身をやつし
 険(けわ)しき山や深き谷 道なき道を切り開き大江の山に来てみれば

 酒顛童子(しゅてんどうじ)が頭(かしら)にて青鬼赤鬼集って
 舞(ま)えよ歌(うた)えの大さわぎ かねて用意の毒の酒
 勧(すす)めて鬼をよいつぶし 笈(おい)のなかより取りい出す

 鎧(よろい)かぶとに身をかため 驚きまどう鬼どもを
 ひとり残さず斬りころし 酒顛童子の首をとり
   めでたく都に帰りけり

って・・・ま…たしかに 伝えられる伝説のまんまなんですが…

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        エエのやろか…こないな唄…

実際に 毎回のよに謳わされるコッチとしては、いつもココロの中で・・・『いいのか??ンな《殺人(鬼?)上等♪》の おぶねえ唄 元気に歌ってヨ??』って思ってまスた はいー。(^^;


でも、超メジャーな童謡「桃太郎さん」だって、案外知られてませんが、アレの「4番の歌詞」なんてのも ぶっちゃけ かな~り「問題」・・・

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 桃太郎さん 桃太郎さん
 お腰につけた黍団子
 一つわたしに下さいな

 (問題となる歌詞の部分…)

 そりゃ進め そりゃ進め
 一度に攻めて攻めやぶり
 つぶしてしまえ 鬼が島

 おもしろい おもしろい
 のこらず鬼を攻めふせて
 分捕理解物をえんやらや

 万々歳 万々歳
 お伴の犬や猿雉子は
 勇んで車をえんやらや


・・・こら! ナニが「えんやらや♪」ぢゃっっ!! ぶっちゃけ《計画的 侵略・強奪行為の 賛美曲》ぢゃねぇ~かヨっっ!!って @@;
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        むしろ『桃太郎強盗団』が正解かも いひいひ♪

でも、そういや ガッコよりも もっと狭いエリア・・・ガキんちょの頃、ウチとこの住む「通り限定で」、

ぶっちゃけ「知らんまま」ボクちんら子供は かなり問題の多そうな歌詞での「囃子唄」でもって遊んでたわいなあ。。。


 ごめんください 煙草ください
 売り切れました
 お米ください
 売り切れました
 お味噌ください
 売り切れました

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 子供ください
 裏の畑で遊んでますから 呼んでください
 子よーい 子よい
(鬼以外の子どもは一斉に逃げ出す)

って、「買うモン」かヨ 子供ってのは?? @@;

あと、さして意味も判らないまま こげなル囃子唄もあったなあ・・・

 一つ、人もいやがるわしもいや
 二で逃げたげな
 三で探され
 四で縛られ
 五で拷問
 六で牢屋に入れられて
 七で火焙り
 八で磔
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 九で首切り
 十でとうとう死んだげな(ぶっちゃけ七でとっくに死んでるヨって)(^^;


 っと・・・キリが無いので このへんで お開きといたします いひいひ♪

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   つきあって読んでくださった方 お疲れ様でおます(^^;


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お見事!に尽きます

 お見事です 8月は「さすがに息切れしてるのかなあ」って 正直感じてましたが、
絶好調 人の気をそらさない見事な口語体文章 マジゲラで最後まで一気に読みました♪

やっぱり、大学で教壇に立つ人なんだよねえ・・・最高のエンタメであるのと同時に、
日本に伝わる なにげないわらべ唄の歌詞の秘密を 本格的に、深い部分まで論じてます。
リクさんの頭脳 頭の中ってどうなっているのかしら?ワタシのよな凡人とは相当に違うのだろうなあ。。。

「港のリク探偵帳」でしたね

 思ったのですけど、
江戸時代の当時で 当時の殿方の『オレは若いのが好みだ』っていうのは、
今の常識の基準からすれば、『それ全部がロリータ性犯罪』に相当しちゃいますよねぇ。。。
僅か 二十歳で「年増」っていわれてたのは 古典落語でも伝えられてますしね。

お月さんいくつ の、歌詞そのものが、「どこいった?」「どうなった?」って、やたらに細かく問い詰めているというところから考えても、
中に秘められた秘密は かなり深い、ショッキングな内容が込められていた。
うっかりと漏らしたなら 殺し屋がくるかもしれない、そんな危険な秘密を・・・
子供らが歌い遊ぶ わらべうたに隠し込んでしまう、どこか 当時の庶民の知恵と ざまあみろ!って、抵抗が感じられますよね(*^^*)

探偵業務でリクさんを捉えますと

 リクさんは、日本人が向いてないとされる「分析」の人なんですよね。
デスクワークと現場 どちらも受け持つ スーパーバイザーな。
それは、映画のSPYやエージェントで例えるなら、J・ボンドや Mi-のイーサン・ハントとも違う。
サポートにも徹せられる Mi-の ジェレミー・レナー演じる ブラントが近しいし、
忍者の子孫らしく 絶対に帰還するって部分は、 「ボーン・アイデンティティー」の ジャイソン・ボーンそっちが当たってるよね。
ピンチならば 身近のもの駆使して「どうにかする」って、基本ヤバい人ですが(笑)

いつものように、軽いタッチで描かれてますが、内容深いですな今回。。。
「悪魔の手毬歌」横溝正史、突き詰めると怖い内容が秘められている、それをモチーフに引用した 横溝先生は慧眼でしたよね。

No title

スラスラ読み進めるうちに 色々な知識が苦労せずたくさん入ってきた気がします。

じゅうさんななつ って歌詞のフレーズは、裏に すごくダークなものが潜んでいて、
この先 この お月さんいくつを聴いたならば、リクさんのこの いろエロ学会を思い出すだろうって思う。

おおいなるリベンジかも

 結局アレですわよね。
大商家の旦那は 好き勝手にエロい事 うんと若い(ってより幼い)愛人つくっちゃって・・・v-20
その 若いお妾さんも、外で やりたい放題 し放題・・・
結果 事の後始末を押し付けられた奉公人の人らが、脱力感とため息、その 泣き節と、
せめてもの反発心 「なめるなよ!」って、主人家の不貞を童歌歌詞に練り込んで、v-15v-16
ずっと 後世の子供らに語り継ぎ歌わせたって、ある意味で すごく巧妙で 怨念も強いリベンジですわよネ?v-399

お月様いくつ 十三七つ

この下りだけなぜか知ってましたが、あとはさっぱり。
読めば、知識の泉湧く。

童歌と称して、権力者を揶揄した。
当時の庶民のささやかな抵抗でしょうか。
落首とも似てる。

童謡には、知ってても歌いたくない曲がありますね。
「赤い靴」なんてその代表格。
てっきり、「ガイジンの人さらい」って思ってました。

童謡に動揺する!

「赤い靴」って、ひいじいさんが孫娘を売っぱらう話だと想ってました。((^_^;

「桃太郎」も
きびだんごもらって命差し出すとか、正気の沙汰じゃ無いよね(笑
水曜日のカンパネラ『桃太郎』
https://www.youtube.com/watch?v=AVPgxn3xohM

まあ、昔話なんかも「エグイ」内容が多いよね(^_^;

Re: ちゃー子さんへ

 ちゃー子さん いつもありがとうございます♪

>  8月は「さすがに息切れしてるのかなあ」って 

うむうむ ぶっちゃけ「鋭い」 (^^;
やたらと雑事にクソ忙しい8月でしたねぇ・・・ちゃー子さんは よくお休みになれましたきゃナ?


> 日本に伝わる なにげないわらべ唄の歌詞の秘密を 本格的に、深い部分まで論じてます。

要はネ『なんらか意味が秘められてる』のですよん 昔から歌い継がれる唄っていうのは。
為政者の目を盗んで 無法をあげつらい嗤う せめてそれが庶民層の抵抗なのかもネ。

> リクさんの頭脳 頭の中ってどうなっているのかしら?

たぶん・・・そぉ~とぉ~ ハエが沸いてます いひいひ♪

Re: トラ子ちゃまへ

 トラ子ちゃま いつもありがとうございます♪

> 江戸時代の当時で 当時の殿方の『オレは若いのが好みだ』っていうのは、
> 今の常識の基準からすれば、『それ全部がロリータ性犯罪』に相当しちゃいますよねぇ。。。
> 僅か 二十歳で「年増」っていわれてたのは 古典落語でも伝えられてますしね。

ってかサ、おそらく当時は ロリータ趣味だの 異常な若好みだって それの意識すら持ってなかったって思うよネ。
子供産めるってなら一人前の♀扱いって、思えばランボーな時代だったわけわけだ。
栄養学的でならば、やっぱ肉食は寿命伸ばすのかねえ??江戸時代とかなら 還暦迄生きれればマシな方だってなってたらしいしネ。
でも・・・六十代で『老衰で死す』ってのも イヤでゴンスわなあ(ーー;

> お月さんいくつ の、歌詞そのものが、「どこいった?」「どうなった?」って、中に秘められた秘密は かなり深い、ショッキングな内容が込められていた。
> うっかりと漏らしたなら 殺し屋がくるかもしれない、そんな危険な秘密を・・・

コレは同時に 昔の日本社会は 人命がゼンゼン尊ばれてなかったって1つの証明だよネ?
「士農工商」の承認たって、リッパに 一軒構えて はじめて商人、そこに使われてるヒトなんざ 商人ですらない「雑民」・・・
ある側面から考えますと コレはジツに巧妙な 奴隷制度なんだワ・・・
クヤしかっただろ~ネ、カネと地位有る旦那は 好き勝手にエロい事しやがって、都合がワルくなりゃ ポイ捨てなんだから うむうむ。

Re: 八百政どんへ

>  リクさんは、J・ボンドや Mi-のイーサン・ハントとも違う。
> サポートにも徹せられる Mi-の ジェレミー・レナー演じる ブラントが近しいし、

テメエ的には…「霧隠れ才蔵」だと自負してルがネ いひいひ♪

> 忍者の子孫らしく 絶対に帰還するって部分は、 「ボーン・アイデンティティー」の ジャイソン・ボーンそっちが当たってるよね。
> ピンチならば 身近のもの駆使して「どうにかする」って、基本ヤバい人ですが(笑)

ぶっちゃけ「ほっとけ!」(笑)
危機脱出に セオリーや制限などはナイのぢゃヨ ああ。
たとえ千人にブーブー悪口いわれよーが、生き残った者こそが 勝ちなんだ うん。

> 「悪魔の手毬唄」横溝正史、突き詰めると怖い内容が秘められている、それをモチーフに引用した 横溝先生は慧眼でしたよね。

でもだ・・・ぶっちゃけ、文学作品としてはアレとかって、
なんか・・・全体としての「パースが合ってない」ンだよなぁ うむうむ・・・
最大のマイナス面…『手鞠唄と 事件動機の こじつけ感が拭えない』って点ネ。
唄の瑕疵を忠実に再現する事により、かえって犯人がダレか?って テメエでもって追い詰めている なんとも不自然さ。。。

Re: タキさんへ

 タキさん いつもありがとうございます♪

> じゅうさんななつ って歌詞のフレーズは、裏に すごくダークなものが潜んでいて、

実際問題、夜道を歩いてて・・・この じゅうさんななつ♪が聞こえてきたならば 相当不気味ですよねぇ。。。
おそらくは「この手の歌の歌詞」には、なんか…歪んだ 恨みつらみが込められているようで マジ怖い気がします ええ。

「かごめかごめ」なんてのも かなり不気味じゃん?
『後ろの正面だあれ』・・・後ろなのに「正面」ってナニよ??・・・ぶっちゃけ その後ろにはナニが居るのだろうか??って。。。

Re: JJさまへ

> 大商家の旦那は 好き勝手にエロい事 うんと若い(ってより幼い)愛人つくっちゃって
> その 若いお妾さんも、外で やりたい放題 し放題・・・
> 結果 事の後始末を押し付けられた奉公人の人らが、脱力感とため息、その 泣き節と、

そ~なんだけど・・・それでも、平安時代の 貴族階級vs庶民ってナ「超超 格差」よりはマシなんじゃネ?
平安時ぢ みんなが和歌とか詠んでた筈ねぇゼ?毎日 洛外の羅生門とかでは 何百人も飢え死にしてたんだからネ。。。
「鬼」とかって存在は、」庶民層にとっての 権力者でもあり、またその抱え人の家来とかでもあったと思うネ。

> 「なめるなよ!」って、主人家の不貞を童歌歌詞に練り込んで、
> ずっと 後世の子供らに語り継ぎ歌わせたって、ある意味で すごく巧妙で 怨念も強いリベンジですわよネ?

「韜晦(とうかい)話法」って言うんだお これ。
糾弾したい人間や 文句とかをネ、ワザとに、ダイレクトには述べないで、
巧妙に 唄の歌詞の中とかに韻を踏み織り込ませるって手法 日本人はワリにこれ得意なんだそうだってサ。

Re: アツシさんへ

 アツシさん いつもありがとうございます♪

> お月様いくつ 十三七つ
> この下りだけなぜか知ってましたが、あとはさっぱり。

メジャーな 童歌でもアリませんよネ この唄。どこか不気味でス ええ。
月が上空に出ている心象風景がよぎるのですが・・・どこか この唄のロケーションは、
「月が出ていて楽しい」ではなくて、なんか 孤独感を感じさせるってか、とても 母親が乳飲み子に聴かせる唄とも呼べないンですねぇ うむうむ。

> 童歌と称して、権力者を揶揄した。
> 当時の庶民のささやかな抵抗でしょうか。

世の中全体や 時の政府を糾弾ってよりも むしろこの唄とかは、
案外と身近な人間関係におけます 上司や主人家を恨みつらみで俎上にあげている そういった具体性ってゆ~か、生活雑感があります ええ。
要するに「恨み唄」なんでショね。

> 童謡には、知ってても歌いたくない曲がありますね。
> 「赤い靴」なんてその代表格。

元来 童謡とか 子守唄ってのには、マイナーな曲調が ぶっちゃけ 多過ぎませんか??
わたい個人的には「五木の子守唄」アレ、イヤだったなぁ うむうむ・・・泣いてたもんガキの時分には。
アレは呪いの曲調だよね~~「おどまぼんぎりぼんぎり~♪」(><)
ドイツや欧州とかの子守唄に比較して なんだか…背中に背負ってる子供に「泣け」「死んでまえ」って、毒吐いてルよな気がしてなりません はいー

Re: 菊川鈴音さまへ

 菊川鈴音さん いつもありがとうございます♪

> 「赤い靴」って、ひいじいさんが孫娘を売っぱらう話だと想ってました。((^_^;

替え歌を マジなバージョンだと信じると怖いッスよん ええ。。。
わたいもガキんちょの頃 有名な「ドレミの歌」を・・・
近所のワルいおっさんとかに吹き込まれたロクデモない歌詞で覚えちゃって、
『ド~は ドスケベのド~ レ~はレズビアンのレ~ ミ~は淫らのミ~』近所のご婦人連に顰蹙かってまスた いひいひ♪(^^;

> 「桃太郎」も
> きびだんごもらって命差し出すとか、正気の沙汰じゃ無いよね(笑

軍事国家だった日本の境域の一環、「八紘一宇精神」育成のため やたら当時の文部省が 子供らに謳わせたって説も有ったりしますネ ええ。
案外と 鬼が島の鬼ってのは、自分らで平和にノンキに暮らしてたダケあって思うンですよねぇ・・・
そのコミュニティーに 無粋な軍事リョクを持って 蹂躙していた反省は、まだ済んでない気もしますが・・・
でも、今現在の 中国や韓国が声高に叫ぶ論理には 素直には同調できないでス うむうむ。。。
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港で働く ジツはとっても気の荒い(?)アンちゃん・・・ですが、産まれついてのホルモン分解異常の関係で♂なのにEカップの胸の持ち主 という混沌としているわたしです。

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